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第165話 私は厄災から助かる(4)
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だって幸ちゃんが私よりも遅い時があるけれど。それでも幸ちゃんは芽衣ちゃんや紗枝ちゃんよりは早く、幼い頃から集合場所は必ず到着して集まっていたのに。今日は妙に遅い気がするから、私の顔は完全に真っ青になり沈黙……。
そう私の中で昨日の幸せが全部吹き飛び、漆黒の闇へと心が移り変わっていくから。
「芽衣、幸のママに電話してみるね?」
「あっ! そうしろ!」
「頼むよ、芽衣……」
私が真っ青な顔で大事な幼馴染……。
それも同じ日本人の幼馴染……。幸ちゃんの身を案じて顔色を変え、下を向き、震えていると。芽衣ちゃんが私の代わりに幸ちゃんのお母さんのスマートフォンへと電話……。
幸ちゃんがいつも集合場所へと到着していなから風邪か? と尋ねてくれたけれど。幸ちゃんは昨日の夕暮れ時に友達から電話……。直ぐそこで会って話しをして直ぐに戻るからと出かけたきり戻らない。
だから昨晩から警察へと事情を話し、捜索しているけれど見つからないのと、幸ちゃんのお母さんは、スマートフォンで泣きながら、もう駄目かもしれないと諦めた台詞を芽衣ちゃんへと説明してくれたらしい。
でも私は芽衣ちゃんが幸ちゃんのお母さんと会話の最中に顔色を変え、涙を潤ませたので、直ぐに事情が解り。その場でへたり込んで。
「うわぁ~、うわぁ~、ん。幸ちゃんも。幸ちゃんもあいつに殺された~! 殺されてしまったよ~!」
私は天を仰ぎつつ神さま……。桃の精霊さまを呪いつつ大きな口を開け、ワンワンと泣き叫んだ。
「美月、大丈夫……。大丈夫だよ……。幸は必ず帰ってくるから……」
私が歩道にへたり込んでワンワンと手に負えないぐらい泣き叫び、今度こそは! と憎悪、復讐まで募らせながら泣き叫んでいると。
サミール君が私のことを優しくハグしてくれて、幸ちゃんは必ず帰ってくるから、心配するなと告げ、励ましてくれるのだが。
私は犯人が自分達の知り合い、知人だと知っているから。サミール君が私へと告げた言葉は必ず嘘偽りになると思っているから。
幸ちゃんの躯はバラバラの状態で、あちらこちらで数日後に発見をされました。
だから日本人が少なくなっているこの国で。また日本人を産める女性が一人姿を消したのでした。
◇◇◇
そう私の中で昨日の幸せが全部吹き飛び、漆黒の闇へと心が移り変わっていくから。
「芽衣、幸のママに電話してみるね?」
「あっ! そうしろ!」
「頼むよ、芽衣……」
私が真っ青な顔で大事な幼馴染……。
それも同じ日本人の幼馴染……。幸ちゃんの身を案じて顔色を変え、下を向き、震えていると。芽衣ちゃんが私の代わりに幸ちゃんのお母さんのスマートフォンへと電話……。
幸ちゃんがいつも集合場所へと到着していなから風邪か? と尋ねてくれたけれど。幸ちゃんは昨日の夕暮れ時に友達から電話……。直ぐそこで会って話しをして直ぐに戻るからと出かけたきり戻らない。
だから昨晩から警察へと事情を話し、捜索しているけれど見つからないのと、幸ちゃんのお母さんは、スマートフォンで泣きながら、もう駄目かもしれないと諦めた台詞を芽衣ちゃんへと説明してくれたらしい。
でも私は芽衣ちゃんが幸ちゃんのお母さんと会話の最中に顔色を変え、涙を潤ませたので、直ぐに事情が解り。その場でへたり込んで。
「うわぁ~、うわぁ~、ん。幸ちゃんも。幸ちゃんもあいつに殺された~! 殺されてしまったよ~!」
私は天を仰ぎつつ神さま……。桃の精霊さまを呪いつつ大きな口を開け、ワンワンと泣き叫んだ。
「美月、大丈夫……。大丈夫だよ……。幸は必ず帰ってくるから……」
私が歩道にへたり込んでワンワンと手に負えないぐらい泣き叫び、今度こそは! と憎悪、復讐まで募らせながら泣き叫んでいると。
サミール君が私のことを優しくハグしてくれて、幸ちゃんは必ず帰ってくるから、心配するなと告げ、励ましてくれるのだが。
私は犯人が自分達の知り合い、知人だと知っているから。サミール君が私へと告げた言葉は必ず嘘偽りになると思っているから。
幸ちゃんの躯はバラバラの状態で、あちらこちらで数日後に発見をされました。
だから日本人が少なくなっているこの国で。また日本人を産める女性が一人姿を消したのでした。
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