25歳で会社を逃げるように辞めた僕とお狐巫女様とのソフトワッフル販売で御座います!

かず斉入道

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第1章 お狐さまとの出会い

第93話 やはり妖狐様は押しかけ女房?(1)

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「この部屋には小さな赤子の霊もいるのかの?」

 僕が妖狐さまへの前へとコーヒーカップを置けば、その後は自分が座る席へとコーヒーカップを置きながらコタツへと入り──ベッドを背もたれにしながら団をとれば。

 妖狐さまが僕の部屋に小さな子供の地縛霊が住み着いているかも知れないと告げてきた。

 えっ! うそだろう? 僕が顔色を変え思えば。

「その赤子の霊が毎晩、部屋の中を徘徊して回っているのかもしれん……。部屋中にその者の小さな手の跡や足の跡が一杯ついておる……。旦那さまに何か心当たりがあるか?」

 妖狐さまは、この狭い六畳一間の部屋の中を見渡すように僕へと尋ねてきた。

「うぅん、僕には小さな子供や赤ちゃんなんて心当たりがありません」

 僕の瞳を何故かジィ~! と見詰めてくる……。

 それも妖狐さま、僕のことを冷たい目で見詰めてくる。そんな気がする? 僕の気のせいだろうか?

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