25歳で会社を逃げるように辞めた僕とお狐巫女様とのソフトワッフル販売で御座います！

第１章 お狐さまとの出会い

第123話 一晩明けて（１）

　ふぅ、今日もお仕事がんばるか……。

　僕と沙耶の二人は、今日は岡山県は備前市、五味の市の駐車場にソフトワッフルの販売をいつものように僕が色々な味のソフトワッフルを焼き、作り。

　妖狐の沙耶があの美声でお客さまへと『コ～ン、コ～ン』とお稲荷さま手招き月の縁起が大変によいセットの呼び込みを、クリスマスになる前から巫女服姿でいつものようにお仕事を始めたから。

　僕と沙耶のソフトワッフルのキッチンカーのお店は、朝から今日も快調──！

　僕が一人でお店の経営をしていた頃と比べ売り上げも快調──！

　まあ、うなぎ登りと言う奴でね、貯蓄もできるようにもなり、僕たち二人の生活も安定をしてきたから。

　僕は昨晩の生霊……騒霊、エクソシスト騒ぎ……。

　沙耶の衣服や下着を整理ダンスから一つずつ物色するかのように部屋中へと放り投げ放置……。