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第2章 引っ越し先にも悪霊たちは……
第30話 引っ越し後の夜(10)
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まあ、みなさんも知っての通りで、二階は二階で霊たち……。
そう前のアパートにいた霊たちが僕に対してストーカーの如く纏わりついてきて、沙耶と華の横で二人のようにコタツに入り──生きている人のように寛いでいるから。
お化けたちの寛ぐ様子を見て、沙耶と華の二人は不快感を募らせているから、僕のことを気にするどころではなく。
僕の口から声にならない。
「あぁ、あああ」
「うぅ、ううう」
「おぉ、おおお」と呻り声が漏れても、テレビの音もあるから、沙耶と華の耳には聞こえないので。
「ひっ、ひひひ」
「ふっ、ふふふ」と。
悪霊? 生霊?
まあ、どちらかわからないけれど、女性の霊が僕に金縛りをかけ、不気味に笑いながら背後から抱きつき甘えてきても沙耶も華も助けてはくれない。
特に前のアパートのような1LDKの部屋ならば、沙耶がいつも僕の身体を揺すり、金縛りを解いてくれていたけれど。
華が購入した家は古屋でもちゃんと一階と二階に別れているから、僕がこのように金縛りに遭い、お化けにいいようにされる……。
そう前のアパートにいた霊たちが僕に対してストーカーの如く纏わりついてきて、沙耶と華の横で二人のようにコタツに入り──生きている人のように寛いでいるから。
お化けたちの寛ぐ様子を見て、沙耶と華の二人は不快感を募らせているから、僕のことを気にするどころではなく。
僕の口から声にならない。
「あぁ、あああ」
「うぅ、ううう」
「おぉ、おおお」と呻り声が漏れても、テレビの音もあるから、沙耶と華の耳には聞こえないので。
「ひっ、ひひひ」
「ふっ、ふふふ」と。
悪霊? 生霊?
まあ、どちらかわからないけれど、女性の霊が僕に金縛りをかけ、不気味に笑いながら背後から抱きつき甘えてきても沙耶も華も助けてはくれない。
特に前のアパートのような1LDKの部屋ならば、沙耶がいつも僕の身体を揺すり、金縛りを解いてくれていたけれど。
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