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レイ
モノローグ
しおりを挟むレイは思った。
それは何気ない日常のたった1ページに過ぎないのだが、でも確かに、ハッキリと、ひとつの大きな【疑問】として脳裏に浮かんでいた。
『生きる意味について』
心理学的な内容ではなく、ただただ疑問として、『それ』は、レイの思考を幾分にも悩ませた。
今月の初めに17になったレイは、17には見えない大人びた少女だった。
見た目は淡い海色の毛に、綺麗な瑠璃色の目。
少しくせっ毛なロングの髪は、美しいレイの見た目をより一層美しく見せた。
他の17歳よりも賢い思考と何にもなびかない、一言で表現するなら『一匹狼』という言葉が似合うだろうか。
そんな彼女に憧れる人は少なくはなかった。
ーーー さて、今彼女の頭を悩ませている『生きる意味について』
彼女は『それ』に対して、何を感じ何を得るのか
少し覗いてみようと思う。
これはほんの興味に過ぎない。
彼女に想いを寄せている訳でもなく、友達になりたい訳でもなく、ただ彼女の思考に興味が湧いたのだ。
このお話は そんな【彼女】と一人の【偵察者】による物語である。
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