15 / 216
笑顔
しおりを挟む
あれから二週間くらい経った時だった。
桐谷「奏多、今いいか?」
奏多「はい。」
桐谷「一週間後の夜会合があるんだ。ついてきてくれないか?」
「他の組が集まって話し合いをする感じだ。
そんなすることはない。ただ、側にいてくれたらいいだけだ。」
奏多「‥‥わかりました。」
桐谷「なら、そのために色々買い出しに行くか」
奏多「、、、??」
蓮「これいんじゃねーの?」
桐谷「いや、こっちの方が奏多は似合う」
奏多『どういう状況だ、、、』
あれこれ言われながら、鏡の前でスーツを身体に当てられる。
そう、例の会合のためのスーツを新調しにきたのだ。
桐谷「これ試着してみろ」
奏多「はあ、、。」
奏多「そういや、なんで蓮さんも??」
蓮「そりゃ、奏多のはじめては見とかないとだよなぁーー」
と、ニヤニヤしていた。
桐谷「ちがう、コイツは荷物持ちのために呼んだんだ。」
蓮「ひでぇです、、、泣」
桐谷「とりあえず着てみろ。」
奏多『僕こんなの似合うのか、、?』
ガラガラガラーーーー
桐谷&蓮「、、、。」
奏多「変ですよね、、」
蓮「いや、めっちゃいい、、あとはネクタイの色にかかってるな、、、」
桐谷「ネクタイはこれだな」
そういうと、奏多のそばにいき、ネクタイを手際よく結ぶ。
奏多は上を見上げると、セットしてるものの黒く艶のあるふわっとした髪で、伏せたシュッとした目、耳には綺麗なピアスをつけた桐谷を見て、不意にドキッとしてしまい、慌てて下を向いた。
桐谷「どうだ。」
そういわれて、鏡をみると、光沢感のある上質な生地に身を包んで、見るからに高そうな青のネクタイをつけている自分が写った。
蓮「すごくいいよ、奏多!ですよね、若!」
桐谷「あぁ、似合ってるよ」
そう言って桐谷は不器用に少し微笑んだ。
奏多「で、でも俺こんなの買うお金がないです、」
桐谷「入社祝いみたいなやつだ。」
蓮「太っ腹っすね、若笑
俺もダメっすか、?そろそろ俺も新調したいです。」
桐谷「なんで、俺がお前のを払わないといけないんだ?却下だ。」
蓮「ひでぇです、若、、泣」
奏多「ふふ、ハハハ笑笑」
桐谷&蓮「!!!!え??」
同時に桐谷と蓮の目が見開いた。
奏多「、、え?」
蓮「お前笑ったのか、、?」
奏多「え、、?」
蓮「ハハハ笑笑いや、なんもねーよ」
「いっぱい笑え!」
奏多は少し照れながら桐谷の方を見ると
今までにないくらい柔らかい表情で微笑んでいた。
蓮「じゃ、最後は髪だな!!!」
「お前結構伸びてんもんなー」
「したい髪型とかあんのか?」
奏多「いや、特に、、、」
蓮「んー、若どーします?」
桐谷「もう決めてある。」
奏多&蓮「へ???」
ーーー美容室ーーー
美容師「こんな感じです!どうですかね!?」
奏多「っ!」
鏡にうつる自分の姿に息を呑んだ。
流れるようなセンター分けに、ふわっと仕上がった髪に驚きを隠せなかった。
何より、目元があらわになり久しぶりにみた自分の目に視線をどこに向ければいいのか分からなくなった。
蓮「流石若っすね、、、!」
「すごくかっこよくなってんじゃん!」
桐谷「あぁ、奏多は瞳が綺麗だから目元を出した方がいい」
奏多「////」
蓮「たしかに、吸い込まれるような目してますね、、気づきませんでしたよ笑笑
まぁ、これでバッチしですね!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
奏多「今日はありがとうございました。」
蓮「あぁ!また一緒に行こうな」
「じゃ、お疲れ様です!」
そういうと、蓮は奏多に笑顔で手を振った。
振り返すべきか迷ったものの、車の窓から少し微笑んで小さく手を振った。
桐谷「楽しめたか??」
奏多「はい、楽しかったです。ありがとうございました。」
桐谷「そうか、よかった。」
少し口角をあげて今日は奏多よりも先に目を瞑った。
桐谷「奏多、今いいか?」
奏多「はい。」
桐谷「一週間後の夜会合があるんだ。ついてきてくれないか?」
「他の組が集まって話し合いをする感じだ。
そんなすることはない。ただ、側にいてくれたらいいだけだ。」
奏多「‥‥わかりました。」
桐谷「なら、そのために色々買い出しに行くか」
奏多「、、、??」
蓮「これいんじゃねーの?」
桐谷「いや、こっちの方が奏多は似合う」
奏多『どういう状況だ、、、』
あれこれ言われながら、鏡の前でスーツを身体に当てられる。
そう、例の会合のためのスーツを新調しにきたのだ。
桐谷「これ試着してみろ」
奏多「はあ、、。」
奏多「そういや、なんで蓮さんも??」
蓮「そりゃ、奏多のはじめては見とかないとだよなぁーー」
と、ニヤニヤしていた。
桐谷「ちがう、コイツは荷物持ちのために呼んだんだ。」
蓮「ひでぇです、、、泣」
桐谷「とりあえず着てみろ。」
奏多『僕こんなの似合うのか、、?』
ガラガラガラーーーー
桐谷&蓮「、、、。」
奏多「変ですよね、、」
蓮「いや、めっちゃいい、、あとはネクタイの色にかかってるな、、、」
桐谷「ネクタイはこれだな」
そういうと、奏多のそばにいき、ネクタイを手際よく結ぶ。
奏多は上を見上げると、セットしてるものの黒く艶のあるふわっとした髪で、伏せたシュッとした目、耳には綺麗なピアスをつけた桐谷を見て、不意にドキッとしてしまい、慌てて下を向いた。
桐谷「どうだ。」
そういわれて、鏡をみると、光沢感のある上質な生地に身を包んで、見るからに高そうな青のネクタイをつけている自分が写った。
蓮「すごくいいよ、奏多!ですよね、若!」
桐谷「あぁ、似合ってるよ」
そう言って桐谷は不器用に少し微笑んだ。
奏多「で、でも俺こんなの買うお金がないです、」
桐谷「入社祝いみたいなやつだ。」
蓮「太っ腹っすね、若笑
俺もダメっすか、?そろそろ俺も新調したいです。」
桐谷「なんで、俺がお前のを払わないといけないんだ?却下だ。」
蓮「ひでぇです、若、、泣」
奏多「ふふ、ハハハ笑笑」
桐谷&蓮「!!!!え??」
同時に桐谷と蓮の目が見開いた。
奏多「、、え?」
蓮「お前笑ったのか、、?」
奏多「え、、?」
蓮「ハハハ笑笑いや、なんもねーよ」
「いっぱい笑え!」
奏多は少し照れながら桐谷の方を見ると
今までにないくらい柔らかい表情で微笑んでいた。
蓮「じゃ、最後は髪だな!!!」
「お前結構伸びてんもんなー」
「したい髪型とかあんのか?」
奏多「いや、特に、、、」
蓮「んー、若どーします?」
桐谷「もう決めてある。」
奏多&蓮「へ???」
ーーー美容室ーーー
美容師「こんな感じです!どうですかね!?」
奏多「っ!」
鏡にうつる自分の姿に息を呑んだ。
流れるようなセンター分けに、ふわっと仕上がった髪に驚きを隠せなかった。
何より、目元があらわになり久しぶりにみた自分の目に視線をどこに向ければいいのか分からなくなった。
蓮「流石若っすね、、、!」
「すごくかっこよくなってんじゃん!」
桐谷「あぁ、奏多は瞳が綺麗だから目元を出した方がいい」
奏多「////」
蓮「たしかに、吸い込まれるような目してますね、、気づきませんでしたよ笑笑
まぁ、これでバッチしですね!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
奏多「今日はありがとうございました。」
蓮「あぁ!また一緒に行こうな」
「じゃ、お疲れ様です!」
そういうと、蓮は奏多に笑顔で手を振った。
振り返すべきか迷ったものの、車の窓から少し微笑んで小さく手を振った。
桐谷「楽しめたか??」
奏多「はい、楽しかったです。ありがとうございました。」
桐谷「そうか、よかった。」
少し口角をあげて今日は奏多よりも先に目を瞑った。
42
あなたにおすすめの小説
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
【柳原学園】いやいや、俺は『俺様生徒会長』だから
西園 斎
BL
家の都合で『俺様』を演じてる生徒会長が、生徒会やら風紀やら教師やらから好かれるお話。
演技俺様会長総受け(愛され)/後固定CP
*10年以上前の作品を、やや加筆修正していきます
たとえば、俺が幸せになってもいいのなら
夜月るな
BL
全てを1人で抱え込む高校生の少年が、誰かに頼り甘えることを覚えていくまでの物語―――
父を目の前で亡くし、母に突き放され、たった一人寄り添ってくれた兄もいなくなっていまった。
弟を守り、罪悪感も自責の念もたった1人で抱える新谷 律の心が、少しずつほぐれていく。
助けてほしいと言葉にする権利すらないと笑う少年が、救われるまでのお話。
氷の婚約者様に破談を申し出たら号泣された
楽矢
BL
目が覚めると、レースの牢獄のような天蓋付きベッドの上だった。
何も覚えていない出来損ない下級貴族ミラ。無能だクズだと冷酷な罵詈雑言を浴びせてくる氷の騎士セティアス。
記憶喪失から始まる、2人のファンタジー貴族ラブコメディ。
----------
※注)
かっこいい攻はいません。
タイトル通りそのうち号泣しますのでご注意!
貴族描写は緩い目で雰囲気だけお読みいただけると幸いです。
ハッピーエンドです。
激重感情をこじらせた攻→受な関係がお好きな同志の方、どうぞよろしくお願いします!
全16話 完結済み/現在毎日更新予定
他サイトにも同作品を投稿しています。
様子を見ながらそのうち統合するかもしれません。
初めての一次創作でまだよく分かっておらず、何かおかしなことをしでかしていたら申し訳ないです!
大嫌いなこの世界で
十時(如月皐)
BL
嫌いなもの。豪華な調度品、山のような美食、惜しげなく晒される媚態……そして、縋り甘えるしかできない弱さ。
豊かな国、ディーディアの王宮で働く凪は笑顔を見せることのない冷たい男だと言われていた。
昔は豊かな暮らしをしていて、傅かれる立場から傅く立場になったのが不満なのだろう、とか、
母親が王の寵妃となり、生まれた娘は王女として暮らしているのに、自分は使用人であるのが我慢ならないのだろうと人々は噂する。
そんな中、凪はひとつの事件に巻き込まれて……。
『定時後の偶然が多すぎる』
こさ
BL
定時後に残業をするたび、
なぜか必ず同じ上司が、同じフロアに残っている。
仕事ができて、無口で、社内でも一目置かれている存在。
必要以上に踏み込まず、距離を保つ人――
それが、彼の上司だった。
ただの偶然。
そう思っていたはずなのに、
声をかけられる回数が増え、
視線が重なる時間が長くなっていく。
「無理はするな」
それだけの言葉に、胸がざわつく理由を、
彼自身はまだ知らない。
これは、
気づかないふりをする上司と、
勘違いだと思い込もうとする部下が、
少しずつ“偶然”を積み重ねていく話。
静かで、逃げ場のない溺愛が、
定時後から始まる。
若頭の溺愛は、今日も平常運転です
なの
BL
『ヤクザの恋は重すぎて甘すぎる』続編!
過保護すぎる若頭・鷹臣との同棲生活にツッコミが追いつかない毎日を送る幼なじみの相良悠真。
ホットミルクに外出禁止、舎弟たちのニヤニヤ見守り付き(?)ラブコメ生活はいつだって騒がしく、でもどこかあったかい。
だけどそんな日常の中で、鷹臣の覚悟に触れ、悠真は気づく。
……俺も、ちゃんと応えたい。
笑って泣けて、めいっぱい甘い!
騒がしくて幸せすぎる、ヤクザとツッコミ男子の結婚一直線ラブストーリー!
※前作『ヤクザの恋は重すぎて甘すぎる』を読んでからの方が、より深く楽しめます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる