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痛み(暴力シーンあり)
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——水の音。
どこかで、ポタポタと滴るような、鈍く湿った音がしていた。
意識がゆっくりと浮上していく。
まぶたが重く、体は石のように動かない。
(……ここは……)
ゆっくりと目を開けると、天井はコンクリートむき出し。
部屋全体が薄暗く、窓もなく、壁際には古びた机と椅子があるだけ。
そしてその上にはナイフやバッドなどの凶器がおいてあった。
明らかに、“誰かの家”ではなかった。
(……倉庫? 地下……?)
身体を動かそうとして、すぐに異変に気づいた。
両手首が結束バンドで縛られており、後頭部と背中からは鈍い痛みがあった。
奏多「……っ……!」
目が一気に冴えた。
胸の奥から、じわじわと冷たい恐怖が広がっていく。
(やられた……!)
記憶が断片的に戻る。
ゴミを捨てに行った帰り道、背後から襲われたこと。
腕に何かを打たれたような痛み。
そして——長谷川の無表情な顔。
奏多「……っ、ちくしょう……っ!」
歯を食いしばり、無理やり立ち上がろうとするが、力が入らない。
足も、痺れているように感覚が薄い。
と、そのとき。
ギィ……と、重たい扉の開く音がした。
足音。
革靴の底が、コンクリートを踏む乾いた音。
そして、静かに現れた男のシルエット。
黒いスーツ。
整った顔立ち。
だが、その瞳だけはどこまでも冷たい。
如月「……やっと、お目覚め?」
奏多は、息を呑んだ。
奏多「……お前……」
男はにっこりと笑った。
その笑みは、ひどく人を小馬鹿にしたような、無垢な悪意のにおいがした。
如月「初めまして……じゃないよね。如月朔弥。名乗らなくても知ってるか」
奏多の心臓が、ドクンと跳ねた。
桐谷が「近づくな」と言っていた名前。
敵対している組織の若き頭領。
僕を壊したいというサイコパスな欲望をもった奴。
その男が、目の前で笑っている。
如月「まさか、本当に一人でポロッと家出してくれるとはね。……君って、思ったより素直なんだ?」
奏多「……目的は……何ですか……」
奏多はかすれる声で問いかける。
如月はその言葉に、さらに笑みを深めた。
如月「……君自身だよ、奏多。
君をぐちゃぐちゃに壊したい、、。」
そう言って如月は、テーブルに置かれた何かを手に取った。
その手には、無機質な金属の光。
音を立ててナイフが抜かれる。
如月「さ、これからゆっくり時間をかけて、“使えない足”以外も壊してあげる。……ね?」
シュッ……
空気を裂く鋭い音。
如月の手元でナイフが宙を舞い、奏多のすぐ横、椅子の背に突き刺さった。
金属が木に食い込む、鈍く嫌な音が響く。
如月「……ビビってる? でも大丈夫、最初は“見せるだけ”って決めてたから」
如月は楽しげに微笑んだ。
奏多は黙ったまま、鋭い視線を如月に向ける。
怯えは、ある。けれど、それを見せたくはなかった。
如月「強がるねぇ。あいつに似てる。そういうとこ」
奏多「……あいつ?」
如月「桐谷悠、だよ」
その名前を如月が口にしただけで、奏多の肩がわずかに反応する。
如月はそれを見逃さなかった。
如月「君さ、ほんとに“あの人”のこと信じてんだね」
奏多は返事をしない。
それでも如月は、まるで答えをすでに知っているかのように言葉を重ねる。
如月「……ねぇ、橋本奏多。君、自分が“桐谷の側近”だって思ってるかもしれないけどさ。
本当は、単なる慰み者なんじゃない?」
「……」
如月「足もまともに動かない。精神的にもボロボロ。使い物にならない君を、側に置いてるのは“同情”だって、思わない?」
奏多の喉がひくりと動く。
言い返そうとして、声が出ない。
如月はゆっくりとしゃがみ込み、奏多の目線に合わせる。
そして、小さな声で囁く。
如月「君がこの部屋にいること、あの人は気づいてると思う? ……探してくれると思う?」
奏多「……っ……!」
心臓が潰れるような痛みとともに、胸が締めつけられる。
(桐谷さんは、気づいてる……絶対、気づいてる……)
そう思いたい。信じたい。
でも、それ以上に、“ここに取り残された現実”が何よりも重くのしかかる。
如月はその沈黙を心地よさそうに眺め、ふっと笑った。
如月「……良い顔になってきたね。
やっぱり人間ってさ、痛みよりも“不安”の方が、壊れやすい」
カタン、と如月はナイフを再び手に取った。
如月「さ、次は“声”が聴きたいな。どこまで我慢できるか、試してみようか?」
静かに、拷問が始まろうとしていた。
ナイフが奏多の頬に軽く押し付けられ、
ツーっと血が流れる。
すると、ズン……と重たい音が、鼓膜に響いた。
次の瞬間、左の頬に鈍い衝撃。
視界がグラリと揺れるほどの力だった。
奏多は顔をしかめるも、声を上げなかった。
如月「無口だなぁ。もっと、わかりやすい反応してよ」
如月は退屈そうに拳を振り払うと、袖についた血のしぶきを指先で拭った。
如月「痛いの、苦手じゃない? だってさ……」
如月はすっと手を伸ばして、奏多の右足に触れる。
如月「事故で動かなくなった足……これ、まだ痛むんだろ?」
ビクリ、と奏多の身体が反応する。
その反応に、如月の口元がにやけた。
如月「やっぱり。……これが弱点だよね」
次の瞬間、靴の先が容赦なく右足を蹴りつけた。
奏多「ッ――あ……ッ、が……!」
耐えきれず、声が漏れた。
火がついたような痛み。古傷が刺激される。
ただの肉体的な痛みではない。
事故の記憶。
父の死。
母の罵声。
あの日の記憶まで、一緒に抉られるようだった。
(……痛い、やめて、やめて……)
喉の奥が震えた。
でもそれ以上に、この場で叫ぶことが“あいつの勝ち”だと、本能で感じていた。
唇をかみしめる。
血の味が、口いっぱいに広がる。
すると――
ふいに、頭の奥に浮かぶ映像があった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
桐谷「……痛いときは、痛いって言っていいんだぞ」
あの人の声。
低くて、温かい声。
ソファで足を抱えてうずくまっていた奏多に、
桐谷がそっと毛布をかけてくれたあの夜。
桐谷「我慢するのはえらいけど、俺にはちゃんと言え。そういう約束だろ?」
顔は、強面で無愛想。
でも、あの時だけは、誰よりも優しくて。
“お前は、俺が守る。俺を信じろ”
そう言って、額に触れた手のぬくもりが、まだ残っていた。
⸻ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(……桐谷さん……)
その記憶だけが、体の震えを止めた。
痛みは、ある。けれど、心が折れるほどじゃない。
如月はつまらなそうに舌打ちをした。
如月「……つまんない。やっぱ壊れにくいタイプか、君」
奏多は、血の滲んだ唇の端をわずかに引き上げた。
奏多「……そう簡単に……桐谷さんの“側近”はやられませんよ」
如月の目が細くなる。
そして、ゆっくりと背を向けた。
如月「いいね、その根性。もっと時間をかけて、崩す価値がありそうだ」
如月「お前ら、死なない程度に痛めつけていいぞ。」
そのまま、部屋を出ていく足音と一緒に数人の足音が入ってきた。
カシャンと金属の音と一緒に目の前で足音がピタリと止まったと思えば、激痛が全身を襲った。
ドゴッ ドスッ バコッ
奏多「アガッッッ、 ぐぁ、、カハっっ!!」
次々に蹴りや拳が飛んできて、
視界がぐらりと揺れる。
すぐ続けて2発、3発と蹴りや拳が飛んできた。
ひとりが殴り疲れてくると、今度は別の男が襲いかかる。4発、5発、6発・・・。
どれくらい痛めつけられたのか分からない。
口の中が鉄の味でいっぱいになり、少しずつ意識が薄れて、全身から力が抜けていく。
それでも男たちは手を休めない。
横たわった奏多の腹や足を何発も蹴り上げる。
とうとう奏多がぐったりして動かなくなったのを見て、男たちはその場を去った。
奏多『っ、りやさん、、、』
どこかで、ポタポタと滴るような、鈍く湿った音がしていた。
意識がゆっくりと浮上していく。
まぶたが重く、体は石のように動かない。
(……ここは……)
ゆっくりと目を開けると、天井はコンクリートむき出し。
部屋全体が薄暗く、窓もなく、壁際には古びた机と椅子があるだけ。
そしてその上にはナイフやバッドなどの凶器がおいてあった。
明らかに、“誰かの家”ではなかった。
(……倉庫? 地下……?)
身体を動かそうとして、すぐに異変に気づいた。
両手首が結束バンドで縛られており、後頭部と背中からは鈍い痛みがあった。
奏多「……っ……!」
目が一気に冴えた。
胸の奥から、じわじわと冷たい恐怖が広がっていく。
(やられた……!)
記憶が断片的に戻る。
ゴミを捨てに行った帰り道、背後から襲われたこと。
腕に何かを打たれたような痛み。
そして——長谷川の無表情な顔。
奏多「……っ、ちくしょう……っ!」
歯を食いしばり、無理やり立ち上がろうとするが、力が入らない。
足も、痺れているように感覚が薄い。
と、そのとき。
ギィ……と、重たい扉の開く音がした。
足音。
革靴の底が、コンクリートを踏む乾いた音。
そして、静かに現れた男のシルエット。
黒いスーツ。
整った顔立ち。
だが、その瞳だけはどこまでも冷たい。
如月「……やっと、お目覚め?」
奏多は、息を呑んだ。
奏多「……お前……」
男はにっこりと笑った。
その笑みは、ひどく人を小馬鹿にしたような、無垢な悪意のにおいがした。
如月「初めまして……じゃないよね。如月朔弥。名乗らなくても知ってるか」
奏多の心臓が、ドクンと跳ねた。
桐谷が「近づくな」と言っていた名前。
敵対している組織の若き頭領。
僕を壊したいというサイコパスな欲望をもった奴。
その男が、目の前で笑っている。
如月「まさか、本当に一人でポロッと家出してくれるとはね。……君って、思ったより素直なんだ?」
奏多「……目的は……何ですか……」
奏多はかすれる声で問いかける。
如月はその言葉に、さらに笑みを深めた。
如月「……君自身だよ、奏多。
君をぐちゃぐちゃに壊したい、、。」
そう言って如月は、テーブルに置かれた何かを手に取った。
その手には、無機質な金属の光。
音を立ててナイフが抜かれる。
如月「さ、これからゆっくり時間をかけて、“使えない足”以外も壊してあげる。……ね?」
シュッ……
空気を裂く鋭い音。
如月の手元でナイフが宙を舞い、奏多のすぐ横、椅子の背に突き刺さった。
金属が木に食い込む、鈍く嫌な音が響く。
如月「……ビビってる? でも大丈夫、最初は“見せるだけ”って決めてたから」
如月は楽しげに微笑んだ。
奏多は黙ったまま、鋭い視線を如月に向ける。
怯えは、ある。けれど、それを見せたくはなかった。
如月「強がるねぇ。あいつに似てる。そういうとこ」
奏多「……あいつ?」
如月「桐谷悠、だよ」
その名前を如月が口にしただけで、奏多の肩がわずかに反応する。
如月はそれを見逃さなかった。
如月「君さ、ほんとに“あの人”のこと信じてんだね」
奏多は返事をしない。
それでも如月は、まるで答えをすでに知っているかのように言葉を重ねる。
如月「……ねぇ、橋本奏多。君、自分が“桐谷の側近”だって思ってるかもしれないけどさ。
本当は、単なる慰み者なんじゃない?」
「……」
如月「足もまともに動かない。精神的にもボロボロ。使い物にならない君を、側に置いてるのは“同情”だって、思わない?」
奏多の喉がひくりと動く。
言い返そうとして、声が出ない。
如月はゆっくりとしゃがみ込み、奏多の目線に合わせる。
そして、小さな声で囁く。
如月「君がこの部屋にいること、あの人は気づいてると思う? ……探してくれると思う?」
奏多「……っ……!」
心臓が潰れるような痛みとともに、胸が締めつけられる。
(桐谷さんは、気づいてる……絶対、気づいてる……)
そう思いたい。信じたい。
でも、それ以上に、“ここに取り残された現実”が何よりも重くのしかかる。
如月はその沈黙を心地よさそうに眺め、ふっと笑った。
如月「……良い顔になってきたね。
やっぱり人間ってさ、痛みよりも“不安”の方が、壊れやすい」
カタン、と如月はナイフを再び手に取った。
如月「さ、次は“声”が聴きたいな。どこまで我慢できるか、試してみようか?」
静かに、拷問が始まろうとしていた。
ナイフが奏多の頬に軽く押し付けられ、
ツーっと血が流れる。
すると、ズン……と重たい音が、鼓膜に響いた。
次の瞬間、左の頬に鈍い衝撃。
視界がグラリと揺れるほどの力だった。
奏多は顔をしかめるも、声を上げなかった。
如月「無口だなぁ。もっと、わかりやすい反応してよ」
如月は退屈そうに拳を振り払うと、袖についた血のしぶきを指先で拭った。
如月「痛いの、苦手じゃない? だってさ……」
如月はすっと手を伸ばして、奏多の右足に触れる。
如月「事故で動かなくなった足……これ、まだ痛むんだろ?」
ビクリ、と奏多の身体が反応する。
その反応に、如月の口元がにやけた。
如月「やっぱり。……これが弱点だよね」
次の瞬間、靴の先が容赦なく右足を蹴りつけた。
奏多「ッ――あ……ッ、が……!」
耐えきれず、声が漏れた。
火がついたような痛み。古傷が刺激される。
ただの肉体的な痛みではない。
事故の記憶。
父の死。
母の罵声。
あの日の記憶まで、一緒に抉られるようだった。
(……痛い、やめて、やめて……)
喉の奥が震えた。
でもそれ以上に、この場で叫ぶことが“あいつの勝ち”だと、本能で感じていた。
唇をかみしめる。
血の味が、口いっぱいに広がる。
すると――
ふいに、頭の奥に浮かぶ映像があった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
桐谷「……痛いときは、痛いって言っていいんだぞ」
あの人の声。
低くて、温かい声。
ソファで足を抱えてうずくまっていた奏多に、
桐谷がそっと毛布をかけてくれたあの夜。
桐谷「我慢するのはえらいけど、俺にはちゃんと言え。そういう約束だろ?」
顔は、強面で無愛想。
でも、あの時だけは、誰よりも優しくて。
“お前は、俺が守る。俺を信じろ”
そう言って、額に触れた手のぬくもりが、まだ残っていた。
⸻ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(……桐谷さん……)
その記憶だけが、体の震えを止めた。
痛みは、ある。けれど、心が折れるほどじゃない。
如月はつまらなそうに舌打ちをした。
如月「……つまんない。やっぱ壊れにくいタイプか、君」
奏多は、血の滲んだ唇の端をわずかに引き上げた。
奏多「……そう簡単に……桐谷さんの“側近”はやられませんよ」
如月の目が細くなる。
そして、ゆっくりと背を向けた。
如月「いいね、その根性。もっと時間をかけて、崩す価値がありそうだ」
如月「お前ら、死なない程度に痛めつけていいぞ。」
そのまま、部屋を出ていく足音と一緒に数人の足音が入ってきた。
カシャンと金属の音と一緒に目の前で足音がピタリと止まったと思えば、激痛が全身を襲った。
ドゴッ ドスッ バコッ
奏多「アガッッッ、 ぐぁ、、カハっっ!!」
次々に蹴りや拳が飛んできて、
視界がぐらりと揺れる。
すぐ続けて2発、3発と蹴りや拳が飛んできた。
ひとりが殴り疲れてくると、今度は別の男が襲いかかる。4発、5発、6発・・・。
どれくらい痛めつけられたのか分からない。
口の中が鉄の味でいっぱいになり、少しずつ意識が薄れて、全身から力が抜けていく。
それでも男たちは手を休めない。
横たわった奏多の腹や足を何発も蹴り上げる。
とうとう奏多がぐったりして動かなくなったのを見て、男たちはその場を去った。
奏多『っ、りやさん、、、』
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