グナーデ王子は一途過ぎ!

人生2929回血迷った人

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セフレになりました

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「あっ、、、ああっ、んっ、きもちぃ。ふぁっ、そこっ、そこいいですぅ。だんちょっ、あんっ、もっとっ、んあっ、もっと突いてぇ。」

「ここか」

「そう、そこっ、んあっ、あっあっ、そこぉ、きもちぃよぉ。だんちょぉ、んあっんんっあっあっんっ。」

パンパンパン

淫らな喘ぎ声と結合部から放たれる卑猥な音に包まれた薄暗い部屋。そこでは二人の男がベットの上で激しく重なり合っていた。
上に覆いかぶさって腰を降っている30代前半の男の名はドラッヘン・ブルート。ブルート公爵家の三男であり、ヘルツィヒカ王国軍第二師団長である。
下で淫らに乳首を弄りながら喘いでいる10代後半の男の名はグナーデ・ヘルツィヒカ。この国、ヘルツィヒカ王国第三王子であり、王国軍第二師団に所属している。
この二人の関係性を一言で言えば上司と部下、のはずだったのだが……今日この時からセフレという関係性も説明に加えなければならなくなった。

「ひっ、あっあっあっ。んんっ、あっ、ダメっ、ああっ、、んあっ、そこっ、んんっ。」

「んあー、イきそっ。」

パンパンパンパンパンパン

ラストスパートとばかりに激しい抽挿が始まる。

「ひぃぃぃいっ、はげしぃっ、あああああっ、だめぇ、もうイっちゃうからぁぁぁぁああっ。」

「出すぞっ、中に、出すぞっ。」

「んあああああっ、中っ、中にいっぱい出してぇぇぇぇえええ。ひゃぁぁぁぁぁああああ。」

部屋に嬌声が響く。
ドラッヘンはイったのか、激しい抽挿から1度硬直し、ゆるゆると尿道に残っている中のものを出し切るかのように緩く腰を振りアナルの中から自分のモノを抜く。それに対して、グナーデは中に出されてイったのか嬌声を出しながら足の指先はピンっと伸び身体をガクガクと痙攣させていた。







事の発端は前日の夜。
第二師団長執務室の仮眠室で事を致したドラッヘンはセフレを先に帰らせて戸締りをしていた。そこにグナーデは訪れ、ドラッヘンに「だっ、団長。」と声をかけたのだ。勿論、ドラッヘンはいきなり声を掛けられ驚いた。さっきまで執務室で自分の性欲を満たすためだけの行為をしていたのだ。上官に見つかれば注意喚起だけで済まないであろう。ましてや目の前にいるのは部下とはいえこの国の第三王子だ。バレていれば俺の事など煮るなり焼くなり好きにできてしまうだろう。

「その、あの、団長。」 

グナーデは顔を俯かせ、身体をモジモジさせていた。辺りは暗くて見えていなかったが、近づいてよく見れば耳まで真っ赤になっている。その先の言葉はとても言い難いのだろう。
この反応はバレたな。心の中を「あーあ」と諦観に似た感情が占める。

「なんですか?」

「敬語じゃなくて大丈夫です。団長に敬語使われると変な感じがします。」

「俺も部下に敬語なんて違和感極まりないから助かるわ。」

「それで、あの、声が、その外まで聞こえてきてたんですけど、そのアレ、ですか?あのアレ。」

アレってなんだ、アレって。セックスも言えないなんて生娘かよ。

「そーそー、アレアレ。」

「恋人、なんですか?」

「いや?セフレだけど?」

「……せ、ふれ」

グナーデは顔を上にあげ、ドラッヘンと目が合う。言葉を理解しようと繰り返すが、理解が出来ていないのだろう。
あー、このまま丸め込めないかな。どうしたらいいか、うーん。巻き込む?いやいやいや、こいつを?無理だろ。そもそもセフレの意味知ってるのか?でも、こいつがセフレになってくれたら俺が好きなメルツェス様と双子だから瓜二つだし、メルツェス様とお近付きになれるかもしれないし、いい事づくめだな。夢を見てしまう。

「何?気になるのか?セックスフレンド。」

願望が叶うことを夢みて部屋の壁沿いに立っていたグナーデの横に手をつき、いわゆる壁ドンの体勢から顔を耳元に寄せ最後の方を揶揄するように誇張して言ってみる。グナーデは硬直して動かない。これ、不敬罪免れてもセクハラだよな……。部下に何してるんだろ、俺。断られるのは必須。心の広いグナーデ王子はきっと許してくれるだろう。きっとそうだ、そうじゃなきゃ俺は終わりだ……
そんなことを心の中でグダグダ考えてると硬直が解けたのかグナーデは顔を縦に動かした。

コクリ

ん?は?え?………
何?夢?

「お前!セフレの意味分かって頷いてるのか!」

ガバッとグナーデの華奢な肩を掴む。

ビクッ。

驚いて身体を震わせたのを見て慌てて手を離す。

「すまん。」

「いえ、僕も軍人ですからこのくらいで謝らないでください。それに、せっ、セフレの意味くらい知っています。その、いやらしいことを色々するお友達、ですよね。」

「ああ、そうだが。」

一々言葉選びから頑張って言ってます感が漂って仕方がないな。こういう話したことないんだろうな、さすが王子様。ってそうじゃない。あのグナーデ・ヘルツィヒカとセフレになってしまった。こんなこと団員に知られたら殺される。グナーデは第二師団内で超絶モテる。告白してる奴も何人か居るんじゃないだろうか?第三王子という肩書きがなかったらとっくに誰かの手で汚されていたのではないかと言うくらいにはグナーデをそういう目で見ている奴ら多い。いや、俺のセフレになるくらいだ。もう誰かにヤられているかもしれない。
と、色々言ったがそれくらい超絶モテる奴がなんで俺のセフレなんかになってもいいだなんて言うのか。これはあれか?俺の実家、ブルート公爵家は貴族派の派閥に属している。貴族派の動きを探るために身体を差し出そうとしてるのか?グナーデは第三王子とはいえ愛人の子だ。第一王子、第二王子とは腹違い。気に入られるために色々やっていてもおかしくない。
とはいえ、俺は貴族間のいざこざは得意ではない。公爵家もそれを知っているので俺の知ってることなど微々たることだ。知られても構わない事しか知らされてないだろう。
が、こんなことをバカ正直に言ってしまえばセフレ解消なんかにされてしまいかねない。まだヤってすらいないっていうのに。
俺はメルツェス様と激似のグナーデとやれるし、もしかしたらメルツェス様とお近付きになれるかもしれない。グナーデは俺の役に立つ(笑)情報が探れる。実にウィンウィンの関係だな。うん。

「じゃあ、これからセフレとしてもよろしくな。」

「は、はい。」

「じゃあ、明日の夜21時、ここに集合な。」

「あ、明日ですか?」

「何か用事があるのか?」

「い、いえ。嬉しいです。」

そうやって昨日は別れたのだった。


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