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なんで居るの!?
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僕とメルツェスの部屋は王族の居住区画とは少し離れていると言った。しかし、僕とメルツェスの部屋は近い。それはしょうがないし、嫌じゃない。だけど、だけどね。こういう時には離れてて欲しかったなーって思ってしまうのは、ダメなのかなぁ?
「あら?やっと帰ってきたの?いつもよりも遅いじゃない。」
僕が自分の部屋に入ろうと扉を開けるとそこにはメルツェスが居た。
「なんで居るの!?」
「あら?弟の部屋に姉がいたってなんの問題もないでしょう?それよりもそちらにいる方は?」
あっという間に、話の流れを持っていかれた。というか、会話の第一声から流れなんてメルツェスの支配下だ。僕が扉を開けたまま動かないから、未だ団長は部屋の外で立っているから互いに見えないはずだ。でも、気配だけで誰かいることに気づくメルツェスは問いかけてくる。きっと、団長だってことも分かってるくせにとぼけて聞いてくる。
セフレになったことは言ってないけどきっと知っているのだろう。根掘り葉掘り聞かれるのが嫌だから黙っていたが、それが気に入らずに部屋に突撃しにきたのだろう。
それが丁度僕が団長を部屋に呼んだ日と被ってるのは意図的だろうか、偶然だろうか?誘ったのはさっきなのだから偶然であると考えるのが普通だろうがメルツェスに常識は通じない。
おっと、団長を放ったらかしにしてしまう。
「あの、団長。部屋にメルツェスが来てるんですけど、いいですか?」
「大丈夫だ!」
団長の顔が明るくなる。
むむむっ、やっぱりメルツェスがいいのかぁ。
はぁ………でも、メルツェスならしょうがないのかな。それと、諦めきれるかって言うのは別物だけど。
団長を部屋に入れる。
「夜分遅くに失礼致します、メルツェス王女殿下。ドラッヘン・ブルートで御座います。」
そう言ってスマートにお辞儀をする。
ふぁあ、敬語使う団長かっこいい!僕に使われるのは壁つくられてるみたいで嫌だけど、かっこいい!
「第二師団の団長様ね!いつも弟がお世話になっています。それで、何故その団長様が弟の部屋に来ているのかしら?」
話の最後、ニヤリと笑ってるのを僕は確かに見た。絶対に分かってる!分かっててやってる!意地悪!というか、後でメルツェスに会ったこの部屋でヤリたくないとか言われたりしないかな……。最悪メルツェスに会った直後は……。とか言われたりして………。
そんなこと言われたら僕立ち直れないよぉ。
内心シクシク雨あられだ。
「それは………僕が、そう!僕が団長に相談したいことがあって、それで人に聞かれたくないから呼んだんだ!」
メルツェスを好きな団長は僕とセフレをやってるなんてメルツェスには知られたくないだろう。きっともう知られているが。
ここで今からするんだ~。なんてことを言ったら団長から一生無視される生活がきっと始まるんだ。
バレるにしても僕がバラしちゃいけない。もうバレてるけど……団長の中ではバレてないことになってるんだから!
「だったら、姉である私ではダメなの?まずは肉親である私に相談してみてもよろしかったのではなくて?」
メルツェスのニヤニヤが止まらない。
メルツェスの表情は基本的に変わらない。意図的に笑ったり悲しそうな顔をしたりという演技ならできるのだが、あまり感情が表に出ないのだ。しかし、あまり出ないながらも小さい変化はある。双子の弟である僕にはそれはもうとても分かるのだ。メルツェスが僕の反応をこの上なく楽しんでいることに………。
「いや、メルツェスにはちょっと相談しにくいことだからさ……それにメルツェスにはいつでも相談できるし今日は団長に相談したいなぁって。ね?」
メルツェスの手を取って首を傾げて顔を覗き込む動作で念押しをしてみた。彼女にはこのあざといとしか思えない動きが効果を発揮する。そのせいでついそういう動作を無意識でしてしまうことがよくあるのだが………
「そうね、じゃあ、団長と相談し終わったら私にも相談してくれる?」
「恥ずかしいけど、、、分かった。」
あああああ!ほんとに!めっちゃ!恥ずかしいことになるじゃん!
これ要するに今日の情事について話せって言われてるんだよ?は?何それ?
いや、恥ずかしいことなんてメルツェスとシュティレの前ではもう散々やり尽くした様なものだけどね!そのせいでメルツェスに対する尊敬の念も結構薄れたけどね!ああ、あの頃の無邪気にメルツェスを慕っていた自分は何処へ行ってしまったのやら………
と、に、か、く!!!あんな、メルツェスが言う『 ナーデちゃん調教計画♡♡』とか言うやつもめちゃくちゃ恥ずかしいけど、好きな人との情事を根掘り葉掘り聞かれて恥ずかしくないわけがない!どちらの方が恥ずかしいとか恥ずかしくないとか比較するのも無理!どっちも恥ずかしい!
「では、私は退散致しますわ!私、今日は遅くまで起きているつもりですので、ゆっくりと相談致しなさい。3時間でも、4時間でも私は本でも読んでゆっくりと待ちますわ!では、また後で。ドラッヘン様もお邪魔致しましたわ。それではご機嫌よう。」
「うんメルツェス……また後で………」
「いえ、私こそお邪魔してしまい申し訳ございませんでした。」
メルツェスは流石の優雅さで帰っていった。
少しゲンナリしてしまう。団長に抱いて貰えないのも嫌だけどその後のことを考えると抱いて貰えなくていいかも……と。なんというジレンマ。でも、団長に抱いてもらえる機会なんて早々こない。ここは腹を括るしかない。
「あら?やっと帰ってきたの?いつもよりも遅いじゃない。」
僕が自分の部屋に入ろうと扉を開けるとそこにはメルツェスが居た。
「なんで居るの!?」
「あら?弟の部屋に姉がいたってなんの問題もないでしょう?それよりもそちらにいる方は?」
あっという間に、話の流れを持っていかれた。というか、会話の第一声から流れなんてメルツェスの支配下だ。僕が扉を開けたまま動かないから、未だ団長は部屋の外で立っているから互いに見えないはずだ。でも、気配だけで誰かいることに気づくメルツェスは問いかけてくる。きっと、団長だってことも分かってるくせにとぼけて聞いてくる。
セフレになったことは言ってないけどきっと知っているのだろう。根掘り葉掘り聞かれるのが嫌だから黙っていたが、それが気に入らずに部屋に突撃しにきたのだろう。
それが丁度僕が団長を部屋に呼んだ日と被ってるのは意図的だろうか、偶然だろうか?誘ったのはさっきなのだから偶然であると考えるのが普通だろうがメルツェスに常識は通じない。
おっと、団長を放ったらかしにしてしまう。
「あの、団長。部屋にメルツェスが来てるんですけど、いいですか?」
「大丈夫だ!」
団長の顔が明るくなる。
むむむっ、やっぱりメルツェスがいいのかぁ。
はぁ………でも、メルツェスならしょうがないのかな。それと、諦めきれるかって言うのは別物だけど。
団長を部屋に入れる。
「夜分遅くに失礼致します、メルツェス王女殿下。ドラッヘン・ブルートで御座います。」
そう言ってスマートにお辞儀をする。
ふぁあ、敬語使う団長かっこいい!僕に使われるのは壁つくられてるみたいで嫌だけど、かっこいい!
「第二師団の団長様ね!いつも弟がお世話になっています。それで、何故その団長様が弟の部屋に来ているのかしら?」
話の最後、ニヤリと笑ってるのを僕は確かに見た。絶対に分かってる!分かっててやってる!意地悪!というか、後でメルツェスに会ったこの部屋でヤリたくないとか言われたりしないかな……。最悪メルツェスに会った直後は……。とか言われたりして………。
そんなこと言われたら僕立ち直れないよぉ。
内心シクシク雨あられだ。
「それは………僕が、そう!僕が団長に相談したいことがあって、それで人に聞かれたくないから呼んだんだ!」
メルツェスを好きな団長は僕とセフレをやってるなんてメルツェスには知られたくないだろう。きっともう知られているが。
ここで今からするんだ~。なんてことを言ったら団長から一生無視される生活がきっと始まるんだ。
バレるにしても僕がバラしちゃいけない。もうバレてるけど……団長の中ではバレてないことになってるんだから!
「だったら、姉である私ではダメなの?まずは肉親である私に相談してみてもよろしかったのではなくて?」
メルツェスのニヤニヤが止まらない。
メルツェスの表情は基本的に変わらない。意図的に笑ったり悲しそうな顔をしたりという演技ならできるのだが、あまり感情が表に出ないのだ。しかし、あまり出ないながらも小さい変化はある。双子の弟である僕にはそれはもうとても分かるのだ。メルツェスが僕の反応をこの上なく楽しんでいることに………。
「いや、メルツェスにはちょっと相談しにくいことだからさ……それにメルツェスにはいつでも相談できるし今日は団長に相談したいなぁって。ね?」
メルツェスの手を取って首を傾げて顔を覗き込む動作で念押しをしてみた。彼女にはこのあざといとしか思えない動きが効果を発揮する。そのせいでついそういう動作を無意識でしてしまうことがよくあるのだが………
「そうね、じゃあ、団長と相談し終わったら私にも相談してくれる?」
「恥ずかしいけど、、、分かった。」
あああああ!ほんとに!めっちゃ!恥ずかしいことになるじゃん!
これ要するに今日の情事について話せって言われてるんだよ?は?何それ?
いや、恥ずかしいことなんてメルツェスとシュティレの前ではもう散々やり尽くした様なものだけどね!そのせいでメルツェスに対する尊敬の念も結構薄れたけどね!ああ、あの頃の無邪気にメルツェスを慕っていた自分は何処へ行ってしまったのやら………
と、に、か、く!!!あんな、メルツェスが言う『 ナーデちゃん調教計画♡♡』とか言うやつもめちゃくちゃ恥ずかしいけど、好きな人との情事を根掘り葉掘り聞かれて恥ずかしくないわけがない!どちらの方が恥ずかしいとか恥ずかしくないとか比較するのも無理!どっちも恥ずかしい!
「では、私は退散致しますわ!私、今日は遅くまで起きているつもりですので、ゆっくりと相談致しなさい。3時間でも、4時間でも私は本でも読んでゆっくりと待ちますわ!では、また後で。ドラッヘン様もお邪魔致しましたわ。それではご機嫌よう。」
「うんメルツェス……また後で………」
「いえ、私こそお邪魔してしまい申し訳ございませんでした。」
メルツェスは流石の優雅さで帰っていった。
少しゲンナリしてしまう。団長に抱いて貰えないのも嫌だけどその後のことを考えると抱いて貰えなくていいかも……と。なんというジレンマ。でも、団長に抱いてもらえる機会なんて早々こない。ここは腹を括るしかない。
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