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こっちもお呼び出し
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何がダメだったんだろう……。
昼休みになり、昨日のことについて考える。というか考えないようにしても、思い出してしまう……。
昨日、団長が僕の部屋から逃げるように出て行ってしまった後、何があったのか不思議に思ったのだろう、シュティレが入ってきた。最中の声は聞こえていたはずなので特に驚いた様子などはなかったが僕を見た瞬間「うっ…」という声をだして口を覆った。
そんなにこの格好気持ち悪かっただろうが……。申し訳ない気分になる。
ただその時はまだ涙が止まっていなかったのですぐに駆け寄ってきてくれた。
「グナーデ様っ、何があったんですか?」
「うっぐ……しゅてぃれぇ、わからないぃ…なんでぇ……ひっぐ。……ううっ、何がいけなかったのぉ……。ううっ、僕……ちゃんと団長のっ、ひっぐ、言うこと聞いてたのにぃ……ううぅ……。」
シュティレは僕の背中を撫でながら根気よく話を聞いてくれようとしたが、僕は悲しさで何があったのか何も喋れなかった。
「そ、そうなんですね。とりあえず身体を綺麗にする為にもお風呂に入りましょうか。」
「うっぐ、ふぇ、わかった。」
「ご自分で行けますか?」
僕は立ち上がろうとしてみたが、足に力が入らなかった。
「うぅ……むりぃ………」
「それでは、失礼します。」
「ひうっ………んんっ………あっ…………」
「ちょっ、エロい声出さないでください。俺の、チンコが勃つ。」
「んんっ、ごめんなさい……出さないように…ひっぐ……頑張る。」
シュティレがお姫様抱っこで運ぼうと身体を触るとさっきの余韻でグナーデ身体は敏感になっており、喘いでしまう。
お風呂場まで連れて行ってもらったはいいが、その後も足に力は入らず、全てシュティレにやってもらうことになってしまった。
涙は一応止まったがさっきのことを思い出しては泣き、思い出しては泣くの繰り返しだった。
「グナーデ様、失礼しますね。」
「んっ、ああっ………そこっ………ダメぇ。」
お風呂に浸かり、身体を清める。ローションまみれのアナルを綺麗にする為にシュティレはそこに指を入れ綺麗にしてくれた。別に他意はない。
お風呂から上がり、パジャマを着たところで今日はこの後メルツェスと会う約束をしていたことを思い出し、メルツェスの部屋に向かうことにした。足に力が入るようになり、歩けるようにはなったがまだフラフラだったのでまたもやシュティレに運ばれることとなった。
その道中、どうやってメルツェスに説明をしようと考えていると自動的に先程のことを思い出してしまう為、またもや涙が止まらなくなってしまい、メルツェスの部屋に着いたときには顔は涙でびちゃびちゃになっていた。
「うぅぅっ、めぇるぅつぇすぅ……ひっぐぅ……うぅっ。」
「あら、そんなに可愛い顔してどうしたのかしら?」
そして、僕はメルツェスに何があったのか話したのだった………
「グナーデ王子!」
昨日のことを思い出してると、呼び止められる。
ユングだ。
それにしても今日はいつも以上に視線が刺さるような気がする。僕は何かしただろうか?
「なんですか?」
「少し一緒に来ていただけませんか?」
「いいですけど……人前では出来ない話ですか?」
「ええ、そうです。少し昨日のことでお話がしたくて………」
「昨日のこと………分かりました。行きましょう。」
昨日のこと…だとすると、もしかして団長とのセフレ関係のことだろうか?元々僕を敵視していたみたいだし何かしら言いたいことがあるのかもしれない。
それにしても昨日執務室の近くにでもいたのだろうか?え?聞かれていた……?それは………恥ずかしい。
僕は訓練所の武具置き場になっている倉庫の影に連れていかれる。この時間帯は皆お昼ご飯食べてるし周りに人影はない。まあ、ユング一人みたいだし危ないことは無いだろう。
「こんな所に連れてきて、昨日のこととは、なんですか?」
「とぼけないでください。昨日団長は、本当は僕とする予定だったんです。それなのにグナーデ王子が横取りして……。」
「待って下さい!横取りなんて、そんな!」
「王子がドラッヘン様のことを好きなことは知っています。だってずっと前からよく見てましたもんね、ドラッヘン様のこと。それで僕が気に入らないから僕があの方と約束を取り付けたその日に誘ったんですよね?あの方の立場では王子の誘いは断れませんもんね。」
「そ、そんなこと………」
「僕は王子のことを恋のライバルだと思って敵視してましたし、僕は体の関係だけはあったから優越感を覚えていたこともありました。でも!権力を盾にされてしまえばかなうわけないじゃないですか。」
あの日、先約があることを知らなかったのとは言え団長のことを誘ってしまった。思えば確かに団長の立場では僕の誘いを断れないだろう。僕はこの後空いてるか?と確認したがこの発言から暗にこの後の時間を空けろと聞こえてしまったのかもしれない。単にボーっとしていたので空いていると答えてしまい、引くに引けなくなったという可能性もあるが……。
団長が逃げ出した理由はもしかしたらこのせいなのかもしれない。ユングとの約束をすっぽかした罪悪感、もしくは一回目の行為でもう僕の身体は抱きたくないと思ったが誘われてしまい渋々付き合っていたがいざ抱こうと思うとやっぱり嫌だった。
前者ならいいが、後者なら僕はもう立ち直れない……。
「その、ごめんなさい。確かに僕から誘ってしまえば強制になってしまいますよね。言われて気づきました。」
「いえ、こちらこそ申し訳ございませんでした。ほぼ八つ当たりみたいなものですし、元々無礼なことをしていたのはこちらでしたので……。でも、どうしても我慢できなかったのです。罰なら受けます。」
「別に怒っていませんよ。自分の立場を理解して動かなかったせいで迷惑をかけてしまった僕が悪いのです。寧ろ、こういったふうに真正面からそれを説いてくれる方は少ない。ありがとうございました。これからはもう少し仲良くしていただいたりは……出来ませんか?あの……嬉しかったもので。」
僕は母上の身の上の事で、避けられるかもしくは王子という立場から敬われるかという扱いを受ける。
だから、ここまで真正面から想いをぶつけてくれる人にはあまり会えない。この出会いを大切にしたいと思うことは傲慢だろうか?
恋のライバルと友情というものは成立しないものなのだろうか?
「仲、良く?……僕と…王子が……?」
「はい、そのライバルなのに烏滸がましいかも知れませんが………。」
「ふふっ……はぁ、おかしい。僕………色々覚悟して王子を呼び出したんですけど。分かりました、いいですよ。王子、結構いい人みたいですし王子が団長と恋仲になってもゆっくりとならそれも認められるような気がします。恐らくなのでもしかしたら絶交!とか言い出すかもしれませんけど。」
ユングは結構素直な性格みたいだ。思ったことはハッキリと言葉や態度に出てしまうみたいで、性格が悪いからというより素直だからという理由で僕のことを敵視していたのだろう。
「それは……しょうがありませんね。僕もユングが団長と付き合いだしてすぐに受け入れられるかって言われるとそんなことはありませんし。では、それまでは友達ってことでもっと砕けた話し方でもいいよね。」
「そうだね。王子がそれでいいなら。」
「僕は敬語なくても構わないけどねっ。」
「いや流石にそれはダメでしょ。」
ぶはっと2人で笑い出す。
その時、僕はユングの後ろでキリンと光るのを見たかと思うと一人の男が倉庫の角から飛び出してきた。その手には剣が握られていた。
「ユングぅぅぅぅうううう。」
その男はユングに向かって一直線に走る。男の叫び声を聞いたユングは肩をビクリと揺らし振り返ると「グローゼ……」とその男のモノだと思われる名前を零す。
その時には既に目前に迫っていた男、グローゼとユングの間に僕は身体を滑り込ませた。
グサッ
剣の刃は僕の腹部を貫き、そこから激痛が走る。
「グハッ……」
「……俺じゃないっ!俺がやったんじゃない!俺はユングをっ、、、うわぁぁぁぁあああ!」
グローゼは僕を刺したと分かると錯乱したのか雄叫びを上げて去ってしまった。
俺はゆっくりと膝をつき背中を緩く丸め、床に手を着く、剣を腹部に刺したまま。剣を今抜いてしまうと大量に血を失うことになる為危ない。
「ぜぇ、ぜぇ…………。」
「王子っ!王子!俺を庇って、なんで!」
「……身体が……つい、ね……。」
「もう喋らないで!それよりも、こっちの壁を背もたれに座ってください!」
僕は身体を倉庫の壁に移動させそこを背もたれにして座った。こっちの方が幾分か楽だ。
身体を動かすのが辛くて体重を殆どユングに後ろから支えてもらって移動したのだが……。
「あり……がと……。そんなに、はぁはぁ、心配そうな顔……しなくて、、大丈夫…だから。……僕には、、ね。……メルツェスが……いるから………大丈夫、だよ……………。」
「もう話さないでください!傷が広がります!僕が今から助けを呼んできますからじっとここで待っていてくださいね!」
そう言って去って行こうとするユングの服を引っ張る。
「まって………メルツェスを………探して………きっと……ここに来てる……はず…………。」
そういうと、僕は意識を手放してしまった。
昼休みになり、昨日のことについて考える。というか考えないようにしても、思い出してしまう……。
昨日、団長が僕の部屋から逃げるように出て行ってしまった後、何があったのか不思議に思ったのだろう、シュティレが入ってきた。最中の声は聞こえていたはずなので特に驚いた様子などはなかったが僕を見た瞬間「うっ…」という声をだして口を覆った。
そんなにこの格好気持ち悪かっただろうが……。申し訳ない気分になる。
ただその時はまだ涙が止まっていなかったのですぐに駆け寄ってきてくれた。
「グナーデ様っ、何があったんですか?」
「うっぐ……しゅてぃれぇ、わからないぃ…なんでぇ……ひっぐ。……ううっ、何がいけなかったのぉ……。ううっ、僕……ちゃんと団長のっ、ひっぐ、言うこと聞いてたのにぃ……ううぅ……。」
シュティレは僕の背中を撫でながら根気よく話を聞いてくれようとしたが、僕は悲しさで何があったのか何も喋れなかった。
「そ、そうなんですね。とりあえず身体を綺麗にする為にもお風呂に入りましょうか。」
「うっぐ、ふぇ、わかった。」
「ご自分で行けますか?」
僕は立ち上がろうとしてみたが、足に力が入らなかった。
「うぅ……むりぃ………」
「それでは、失礼します。」
「ひうっ………んんっ………あっ…………」
「ちょっ、エロい声出さないでください。俺の、チンコが勃つ。」
「んんっ、ごめんなさい……出さないように…ひっぐ……頑張る。」
シュティレがお姫様抱っこで運ぼうと身体を触るとさっきの余韻でグナーデ身体は敏感になっており、喘いでしまう。
お風呂場まで連れて行ってもらったはいいが、その後も足に力は入らず、全てシュティレにやってもらうことになってしまった。
涙は一応止まったがさっきのことを思い出しては泣き、思い出しては泣くの繰り返しだった。
「グナーデ様、失礼しますね。」
「んっ、ああっ………そこっ………ダメぇ。」
お風呂に浸かり、身体を清める。ローションまみれのアナルを綺麗にする為にシュティレはそこに指を入れ綺麗にしてくれた。別に他意はない。
お風呂から上がり、パジャマを着たところで今日はこの後メルツェスと会う約束をしていたことを思い出し、メルツェスの部屋に向かうことにした。足に力が入るようになり、歩けるようにはなったがまだフラフラだったのでまたもやシュティレに運ばれることとなった。
その道中、どうやってメルツェスに説明をしようと考えていると自動的に先程のことを思い出してしまう為、またもや涙が止まらなくなってしまい、メルツェスの部屋に着いたときには顔は涙でびちゃびちゃになっていた。
「うぅぅっ、めぇるぅつぇすぅ……ひっぐぅ……うぅっ。」
「あら、そんなに可愛い顔してどうしたのかしら?」
そして、僕はメルツェスに何があったのか話したのだった………
「グナーデ王子!」
昨日のことを思い出してると、呼び止められる。
ユングだ。
それにしても今日はいつも以上に視線が刺さるような気がする。僕は何かしただろうか?
「なんですか?」
「少し一緒に来ていただけませんか?」
「いいですけど……人前では出来ない話ですか?」
「ええ、そうです。少し昨日のことでお話がしたくて………」
「昨日のこと………分かりました。行きましょう。」
昨日のこと…だとすると、もしかして団長とのセフレ関係のことだろうか?元々僕を敵視していたみたいだし何かしら言いたいことがあるのかもしれない。
それにしても昨日執務室の近くにでもいたのだろうか?え?聞かれていた……?それは………恥ずかしい。
僕は訓練所の武具置き場になっている倉庫の影に連れていかれる。この時間帯は皆お昼ご飯食べてるし周りに人影はない。まあ、ユング一人みたいだし危ないことは無いだろう。
「こんな所に連れてきて、昨日のこととは、なんですか?」
「とぼけないでください。昨日団長は、本当は僕とする予定だったんです。それなのにグナーデ王子が横取りして……。」
「待って下さい!横取りなんて、そんな!」
「王子がドラッヘン様のことを好きなことは知っています。だってずっと前からよく見てましたもんね、ドラッヘン様のこと。それで僕が気に入らないから僕があの方と約束を取り付けたその日に誘ったんですよね?あの方の立場では王子の誘いは断れませんもんね。」
「そ、そんなこと………」
「僕は王子のことを恋のライバルだと思って敵視してましたし、僕は体の関係だけはあったから優越感を覚えていたこともありました。でも!権力を盾にされてしまえばかなうわけないじゃないですか。」
あの日、先約があることを知らなかったのとは言え団長のことを誘ってしまった。思えば確かに団長の立場では僕の誘いを断れないだろう。僕はこの後空いてるか?と確認したがこの発言から暗にこの後の時間を空けろと聞こえてしまったのかもしれない。単にボーっとしていたので空いていると答えてしまい、引くに引けなくなったという可能性もあるが……。
団長が逃げ出した理由はもしかしたらこのせいなのかもしれない。ユングとの約束をすっぽかした罪悪感、もしくは一回目の行為でもう僕の身体は抱きたくないと思ったが誘われてしまい渋々付き合っていたがいざ抱こうと思うとやっぱり嫌だった。
前者ならいいが、後者なら僕はもう立ち直れない……。
「その、ごめんなさい。確かに僕から誘ってしまえば強制になってしまいますよね。言われて気づきました。」
「いえ、こちらこそ申し訳ございませんでした。ほぼ八つ当たりみたいなものですし、元々無礼なことをしていたのはこちらでしたので……。でも、どうしても我慢できなかったのです。罰なら受けます。」
「別に怒っていませんよ。自分の立場を理解して動かなかったせいで迷惑をかけてしまった僕が悪いのです。寧ろ、こういったふうに真正面からそれを説いてくれる方は少ない。ありがとうございました。これからはもう少し仲良くしていただいたりは……出来ませんか?あの……嬉しかったもので。」
僕は母上の身の上の事で、避けられるかもしくは王子という立場から敬われるかという扱いを受ける。
だから、ここまで真正面から想いをぶつけてくれる人にはあまり会えない。この出会いを大切にしたいと思うことは傲慢だろうか?
恋のライバルと友情というものは成立しないものなのだろうか?
「仲、良く?……僕と…王子が……?」
「はい、そのライバルなのに烏滸がましいかも知れませんが………。」
「ふふっ……はぁ、おかしい。僕………色々覚悟して王子を呼び出したんですけど。分かりました、いいですよ。王子、結構いい人みたいですし王子が団長と恋仲になってもゆっくりとならそれも認められるような気がします。恐らくなのでもしかしたら絶交!とか言い出すかもしれませんけど。」
ユングは結構素直な性格みたいだ。思ったことはハッキリと言葉や態度に出てしまうみたいで、性格が悪いからというより素直だからという理由で僕のことを敵視していたのだろう。
「それは……しょうがありませんね。僕もユングが団長と付き合いだしてすぐに受け入れられるかって言われるとそんなことはありませんし。では、それまでは友達ってことでもっと砕けた話し方でもいいよね。」
「そうだね。王子がそれでいいなら。」
「僕は敬語なくても構わないけどねっ。」
「いや流石にそれはダメでしょ。」
ぶはっと2人で笑い出す。
その時、僕はユングの後ろでキリンと光るのを見たかと思うと一人の男が倉庫の角から飛び出してきた。その手には剣が握られていた。
「ユングぅぅぅぅうううう。」
その男はユングに向かって一直線に走る。男の叫び声を聞いたユングは肩をビクリと揺らし振り返ると「グローゼ……」とその男のモノだと思われる名前を零す。
その時には既に目前に迫っていた男、グローゼとユングの間に僕は身体を滑り込ませた。
グサッ
剣の刃は僕の腹部を貫き、そこから激痛が走る。
「グハッ……」
「……俺じゃないっ!俺がやったんじゃない!俺はユングをっ、、、うわぁぁぁぁあああ!」
グローゼは僕を刺したと分かると錯乱したのか雄叫びを上げて去ってしまった。
俺はゆっくりと膝をつき背中を緩く丸め、床に手を着く、剣を腹部に刺したまま。剣を今抜いてしまうと大量に血を失うことになる為危ない。
「ぜぇ、ぜぇ…………。」
「王子っ!王子!俺を庇って、なんで!」
「……身体が……つい、ね……。」
「もう喋らないで!それよりも、こっちの壁を背もたれに座ってください!」
僕は身体を倉庫の壁に移動させそこを背もたれにして座った。こっちの方が幾分か楽だ。
身体を動かすのが辛くて体重を殆どユングに後ろから支えてもらって移動したのだが……。
「あり……がと……。そんなに、はぁはぁ、心配そうな顔……しなくて、、大丈夫…だから。……僕には、、ね。……メルツェスが……いるから………大丈夫、だよ……………。」
「もう話さないでください!傷が広がります!僕が今から助けを呼んできますからじっとここで待っていてくださいね!」
そう言って去って行こうとするユングの服を引っ張る。
「まって………メルツェスを………探して………きっと……ここに来てる……はず…………。」
そういうと、僕は意識を手放してしまった。
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