零からスタートの終わりなき果へ

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第1章 力を求めて

ステータス!?

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「あぅあやぁや。(うぅんむにゃむにゃ)」

ふぅ。
よく寝たな。
早速ステータスを見たいのだが、何が起こるのか分からないので、周りに人がいないか確認する。
やはり寝返りをうつのは出来なかった。何度も寝返りをうとうと試みたが、出来ないのだ。頑張って顔だけを動かして周りを見ることが出来たが、周りに人はいなかった。まぁ、好都合なんだけどね。
部屋についている窓を見ると、外は暗かった。そのことから考えると。夜なのかもしれない。みんなは寝ているのかな?でも、夜に赤ちゃんを1人にしていいのか?家族とかが赤ちゃんを見守ったりしないのかな?俺は高校生だったからそういうことは分からないけどこの世界では普通のことかもしれない。寂しいとかじゃないからな。うんうん。絶対にない。
まぁ、何かあればスキルで対処すればいい事だからいないのかもしれないな。治癒か回復なんかの魔法で。

では、お楽しみのステータス確認!···

やばい。どうやっていいのか分からない。俺が地球で読んでいた小説みたいに心で念じればいいのかな?でもそんなに簡単でいいのかな?でもこのまま悩むよりましだと思うから心で念じてみることにした。

『ステータス』

─────────────────────

名前:ネル・ネロリア

種族:人族

レベル:1

HP:20/20
魔力:20/20
攻撃:5
敏捷:1
幸運:10

【神スキル】
”スキル創造”(神)Lv10
”万物創造”(神)Lv10

【ユニークスキル】
”神々の優遇”(神)Lv10
”神眼”(神)Lv10
”ステータススイッチ”(神)Lv10
”無限収納庫”(神)Lv10
”無限魔力庫”(神)Lv10

【スキル】
”剣術”(下)Lv1
”雷属性魔法”(下)Lv1
”言語理解”(下)Lv1
”成長補正”(神)Lv10
”完全耐性”(神)Lv10
”無詠唱”(神)Lv10
”鍛冶”(神)Lv10
”錬金術”(神)Lv10

【加護】
絶対神ヴァンの加護
破壊神レミィの加護
魔法神ミリィの加護
鍛冶神ゲイルの加護

【称号】
ネロリア辺境伯家次男
転生者

─────────────────────

で、出来た。
俺の頭にステータスボードが流れてきた。
お、おぅ。
素晴らしいステータスだ···
ステータス値とスキルが比例していない。
ステータスは多分低いと思う。
赤ちゃんステータスなのだろう。
スキルはやりすぎだろう。
神様が言ってたプレゼントってやつなのかな?やりすぎだろう。ユニークスキルってのはまずやばいってのがわかる。しかも(神)ってことは凄いだろう?Lv10ってことも凄いだろう?やりすぎだ。
しかもちゃっかり、創造神にしようとしているじゃないか。まったく。
それと加護をくれた神々の方々、ありがとうございます。

スキルのことが気になって、名前を気にしていなかったが、これが俺の名前なんだよな?そうだよな。異世界だからこんな名前になるのもおかしくないよな。
ネル・ネロリア。
これが俺のこの世界での名前。
悪くはない名前だけど少し変だな。まぁ、仕方が無いか。
あと、俺は辺境伯家に生まれたらしい。
貴族だよな?貴族関係が問題になるんだよね~。小説とかでは。俺は気をつけないとな。

あとはステータスとスキルで念じると俺の頭に流れてくるから、相手には見えないんだよな。見せたい時にはどうすればいいんだろう?ここはやっぱり小説みたいにステータスオープンと心で念じればいいのかな?さっきも成功したから大丈夫だろう。では、早速···

『ステータスオープン』



結果は成功?
俺の目の前にさっきと同じステータスボードが現れた。
やっぱりこれで合っていたんだな。
でも、まだこれはやめておこう。誰かにバレたらやばいからな。赤ちゃんでこんなことが出来るなんて凄すぎるからな。俺みたいに知識がないと。
ん?でも異世界だから出来るのか?
常識が違うかもしれないから分からないな。まぁ、でも辞めておこう。何か面倒事になるのは避けたいからな。
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