零からスタートの終わりなき果へ

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第2章 自分磨き

購入

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奴隷は全部で、26名いた。
戦闘が出来る者が10名。
料理が出来る者が5名。
掃除が出来る者が9名。
家事全般が出来る者が2名。
この26名だ。
全員買ってしまっても良いのだが、他にも必要とする人がいるかもしれないので今回買うのは家事全般出来る2名と、料理が出来る1名だけだ。あ、でも、家事全般出来る人は家族連れで奴隷落ちしているので、その人に関しては家族全員を買ってあげる。
戦闘が出来る者をなぜ買わないのか。それは、前にも言った通り、数人は決まっており、その全員が、戦闘が出来るからだ。そいつらに出来なさそうな、家事をしてもらう人を探してたって訳だな。
そしてその数人と言うのは、悪魔と精霊だ。ルシファーは、執事候補の1人かな。それ以外には家でダラダラしてもらえれば何か会った時には対処出来ると思うしね。
それでも少なすぎ、と思うかもしれないが、何もここで全員集めようとは思っていないからな。他にも奴隷商はあるし、そこにも優秀な人がいるかもしれないしな。俺1人だけでも何とか出来そうな気はするが。

家族連れで奴隷落ちした人。
名前は、ダン、ミレイ、リュイ、メイ。お父さんとお母さんと、子供のお兄ちゃんと妹の4人だな。
ダンさんと、ミレイさんは、昔、奴隷になる前には家族で宿経営していた。だから家事全般出来るという訳だ。リュイくんと、メイちゃんは、まだ子供なので家事は出来ないが、それでも今後期待できる子達だな。
料理を2人が出来るなら買わなくても良かったのではないか?そう、思うかもしれない。だが、料理が出来る1人の人はとても重要だったりする。犯罪奴隷としてここに来ている訳だが実は昔高級料理店の店長さんだったりする。どうして犯罪奴隷になったのか、それは擦り付けである。犯罪をしていないにも関わらず、弟子が不満を持ち、犯罪者に仕立て上げられたらしい。俺のスキルで、嘘を見抜くものがあるが、それにも反応がないので嘘を言っていないことになる。犯罪者だが、犯罪者ではない。しかも、作る料理の腕は超一流品。この人を買わないと後悔してしまいそうだ。ということで購入することにした。
話は直接奴隷商の店長もいない所で奴隷と話をさせてもらった。それでもこの5人で、良いと思ったのでこの5人と、最初に言っていた奴隷を買うことにした。
ちなみに、この5人と、最初に言っていた奴隷を合わせて金貨4枚でした。

この6人には、お父様の屋敷で、少しだけ勉強わをしてもらい、俺のところでも働いて貰えるようにした。
俺の家が出来るのは1ヶ月後くらいかな?





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