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第43話 デート?買い物?犬の散歩?
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俺は、マユユンと商店街に向かって行く。
マユユンのテンションが高くあちこち走って行こうとする。
その度に、マユユンの襟首を引っ張って止める。
「ぐえっ!」
「危ないから離れるな!!」
「はいマスター。」
しばらくおとなしく歩いていたが、だんだんマユユンがモジモジし始めた。
なんだ?マーキングでもしたいのか?
「マユユン?トイレに行きたいの?」
「そんなわけないじゃないですかぁ!」
「そうか?なんかモジモジしてるから。」
「マスターが離れるなって言うから、我慢してるんですよぉ。」
「そうか!偉いぞ!!」
俺は、マユユンの頭を撫でてやる。
「ううぅ……マスタァ、手を組んで良いですかぁ…」
リード線も無いからそれくらいは仕方ないかな。
「騒がないならな。」
てか、手の組み方なんて知らんがな!!
マユユンは俺の腕にすがり付く。てか、身長差があるので俺の肘から先にくっついている感じだ。
柔らかい感触はあるが…セシーならまだしも、マユユンの胸で当ててんのよ!!は、微妙だ。もちろん、悪い気はしないがな。
ただ、完全に俺の中で、マユユンはワンコだ。ワンコに欲情などするわけがない。
もし、異性を感じてたら、腕なんか組むなんてハードル高いこと出来ない。
コンビニ、ドラッグストア、スーパー等、あちこち説明しながら一回りした。
「マユユンは何が食べたい?」
「なんでも良いですぅ。」
うーん。セシーなら、大まかなリクエストをしてくれるから選びやすいんだがな。
「中華かラーメンかカレーのどれが良い?」
「引っ越し祝いもしましょうよぉ。」
それもそうかな。でも、どーしよう。
そうだ、セシーと寿司の後に行った居酒屋にしよう。あそこなら注文はタッチパネルだし、個室っぽくなってるから、俺のメンタル的にも耐えられそうだ。
「よし、じゃあちょっとおしゃれな居酒屋に行こう。」
「楽しみですぅ。」
着いた居酒屋の前でマユユンは言った。
「このお店、チェーン店だから群馬にも有りますよぉ。」
「そ、そうなんだ。」
ぬう。人生経験の差か!恥ずかしくなりさっさと階段を上がって居酒屋に入った。
マユユンのテンションが高くあちこち走って行こうとする。
その度に、マユユンの襟首を引っ張って止める。
「ぐえっ!」
「危ないから離れるな!!」
「はいマスター。」
しばらくおとなしく歩いていたが、だんだんマユユンがモジモジし始めた。
なんだ?マーキングでもしたいのか?
「マユユン?トイレに行きたいの?」
「そんなわけないじゃないですかぁ!」
「そうか?なんかモジモジしてるから。」
「マスターが離れるなって言うから、我慢してるんですよぉ。」
「そうか!偉いぞ!!」
俺は、マユユンの頭を撫でてやる。
「ううぅ……マスタァ、手を組んで良いですかぁ…」
リード線も無いからそれくらいは仕方ないかな。
「騒がないならな。」
てか、手の組み方なんて知らんがな!!
マユユンは俺の腕にすがり付く。てか、身長差があるので俺の肘から先にくっついている感じだ。
柔らかい感触はあるが…セシーならまだしも、マユユンの胸で当ててんのよ!!は、微妙だ。もちろん、悪い気はしないがな。
ただ、完全に俺の中で、マユユンはワンコだ。ワンコに欲情などするわけがない。
もし、異性を感じてたら、腕なんか組むなんてハードル高いこと出来ない。
コンビニ、ドラッグストア、スーパー等、あちこち説明しながら一回りした。
「マユユンは何が食べたい?」
「なんでも良いですぅ。」
うーん。セシーなら、大まかなリクエストをしてくれるから選びやすいんだがな。
「中華かラーメンかカレーのどれが良い?」
「引っ越し祝いもしましょうよぉ。」
それもそうかな。でも、どーしよう。
そうだ、セシーと寿司の後に行った居酒屋にしよう。あそこなら注文はタッチパネルだし、個室っぽくなってるから、俺のメンタル的にも耐えられそうだ。
「よし、じゃあちょっとおしゃれな居酒屋に行こう。」
「楽しみですぅ。」
着いた居酒屋の前でマユユンは言った。
「このお店、チェーン店だから群馬にも有りますよぉ。」
「そ、そうなんだ。」
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