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香辛料

祖父の秘密

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昨日まで、元気だった祖父が急逝した。

祖父が大好きだった私

鬱々とした気持ちで、書斎に入る。

机上には一冊の本と鍵

貴重な本は鍵付きの物があると聞いた事がある。

祖父が最後に読んだであろう本が

気になった

恐る恐る手に取ってみると

それは、

えげつない内容の官能小説だった。
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