どうやら私は異世界トリップに巻き込まれてしまったようです。

玲藍

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本編

31 次の行き先は。

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 あれからリリルやララ達と遊んでいるとあっという間に2日経ち、いろいろとお世話になった教会から旅立つことになりました。旅立つっておかしいかな?んーまあいっか。

「カンナお姉ちゃん行っちゃやだーぁー。」

「もっとここにいてー」

さっきから両足を捕まれて身動きが取れない。すごく可愛いんだけどね、この状態10分くらい続いてるんだよね。流石に足がっ……。

「リリル、ララ…。少し離れ離れだけどまた来るよ。」

「「ほんとう?」」

「ええ、本当よ。それに何かあったら駆け付けてあげるってこの前も言ったでしょう?だから泣かないで、シスターのお手伝い沢山してあげられる?」

「うん。リリルちゃんと出来るよ。」

「ララもっ!お姉ちゃんに貰ったこのネックレス大切に持ってるね。」

そう言ってくれた2人の頭を撫でる。可愛い2人の女の子は涙を引っ込ませニコって笑った。

「リリル、ララ、ありがとう。元気で遊んで、ちゃんとお勉強するんだよ?」

「「うん。」」

「マリーさん、ありがとうございました。すごくお世話になったのにお金まで頂いてしまって。」

「そんなのいいんですよ。貴女が元気でいてくれれば私は嬉しいです。こんなにも大きく成長した貴女を見れて良かったわ。行ってらっしゃい。困った時にはいつでもこの教会に帰ってきていいですからね。」

「はい。ありがとうございます。それじゃあ、行ってきます。」

バイバイと一生懸命に手を振る2人に答えるように手を振り返して教会を出ました。さてと。どこに行きましょうか。まずは酒場の方で情報収集です。また変な奴が、居なければ良いけど。







「こんにちは。」

酒場にたどり着き、扉を開けてカウンター席に座ります。

「いつぞやのお嬢さんじゃないか。」

「その説はどうもお世話になりました。そしてすみませんでした。」

「もうそんなことはいいよ。昔のことですから。というかお嬢さん髪色が明るくなったね。そっちの方が似合うよ。」

「ありがとうございます。あれ?私、マスターさんに顔とか見せてましたっけ?」

「どうだったかな。見ているような気もするし見ていないような気もするよ。」

いや、見せてないはずなんだけどなぁ。髪は少し出てたかもしれないけど、顔は見せてないはずなんだよなぁ。何故だ……。

「ところでマスター、この国の次に行くとしたらどの国がいいと思いますか?参考がてらに聞かせてください。」

「そうだな……フェンデュダートはどうでしょう?数少ない魔族が住んでいて楽しい街ですよ。魔族と言っても悪い人たちよりいい人達の方が多いですし、過ごしやすいと思いますよ。ちなみに私の故郷でもあります。」

「フェンデュダートですか、魔族……てことはマスターも魔族なんですか?」

「ええまぁ、普通の魔族です。一応悪魔類に属してますよ。今はしまってますけど羽根もありますし。」

悪魔っ、羽根っ!なんかますますファンタジーっぽくなってきました。悪魔ってもうちょっと怖いイメージあったけどマスターみたいな人もいるんですね。新発見です。

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