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本編
42 2匹との会話
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ケオの提案で、空中散歩しつつ目的地に向かってます。前の世界じゃ絶対出来なかったことができることに滅茶苦茶興奮しております。
『カンナ様、なんか楽しそう。』
「…ん?うん。楽しい。」
『ねぇねぇカンナ様は、何でこんなに魔力多いの?ボク達常にお腹いっぱい』
「何でだろう。私がこの世界の人間じゃないから、かな?それにお腹いっぱいってどういう事?」
『カンナ様の魔力が僕達のご飯だから。』
「魔力が…?」
『『うん。』』
それは初耳。魔力が食事なのは魔石を使った剣だからでしょうか。もう少し剣について鍛冶師さんに、聞いておくべきだったな。
『ボク、少し貰うだけで力湧いてくる。カンナ様の凄い。』
僕も!とエレにケオも続いて頷く。それに魔力に好き嫌いがあるのね。
「ねぇ、魔力って人によって何か違うの?」
『違うよ。カンナ様のはね、甘くてとっても美味しいんだよ!』
『人の食べ物で言うと…砂糖菓子みたいな甘くてほわほわする様な感じ。』
「へぇ、そうなのか。他の人はどんな感じなの?」
『美味しくない……。魔力が強くても味しないのが、おおい。』
『うん、美味しくない…。味付けのしてないカペカペの肉みたいなのもいる…。』
「それは美味しくなさそうね。」
コクコクと双子が、頷く。味付けのしてないカペカペの肉か…不味そうだな。流石にお肉でも塩コショウくらいはかけて欲しいな。
『そう言えば、カンナ様はこの世界の人じゃないって言ってたけど一体どこから来たの?』
「え?そうだな、簡単に言うと、この世界みたいに魔法とか、魔力その物が無くて、逆に科学が発展して行った世界。かな。」
『『カガク?』』
「そう、科学。科学はね、電気という物を作って、それを利用して機械を動かしたり、自然の物質の力を借りて生み出したものよ。すごく便利で私の居た時代では沢山の機械を使って人の生活を支えていたよ。」
かなり簡単に説明したつもりなんだけど、2匹はチンプンカンプンと言うように頭の上にたくさんのハテナを浮かべていました。
『カンナ様、なんか楽しそう。』
「…ん?うん。楽しい。」
『ねぇねぇカンナ様は、何でこんなに魔力多いの?ボク達常にお腹いっぱい』
「何でだろう。私がこの世界の人間じゃないから、かな?それにお腹いっぱいってどういう事?」
『カンナ様の魔力が僕達のご飯だから。』
「魔力が…?」
『『うん。』』
それは初耳。魔力が食事なのは魔石を使った剣だからでしょうか。もう少し剣について鍛冶師さんに、聞いておくべきだったな。
『ボク、少し貰うだけで力湧いてくる。カンナ様の凄い。』
僕も!とエレにケオも続いて頷く。それに魔力に好き嫌いがあるのね。
「ねぇ、魔力って人によって何か違うの?」
『違うよ。カンナ様のはね、甘くてとっても美味しいんだよ!』
『人の食べ物で言うと…砂糖菓子みたいな甘くてほわほわする様な感じ。』
「へぇ、そうなのか。他の人はどんな感じなの?」
『美味しくない……。魔力が強くても味しないのが、おおい。』
『うん、美味しくない…。味付けのしてないカペカペの肉みたいなのもいる…。』
「それは美味しくなさそうね。」
コクコクと双子が、頷く。味付けのしてないカペカペの肉か…不味そうだな。流石にお肉でも塩コショウくらいはかけて欲しいな。
『そう言えば、カンナ様はこの世界の人じゃないって言ってたけど一体どこから来たの?』
「え?そうだな、簡単に言うと、この世界みたいに魔法とか、魔力その物が無くて、逆に科学が発展して行った世界。かな。」
『『カガク?』』
「そう、科学。科学はね、電気という物を作って、それを利用して機械を動かしたり、自然の物質の力を借りて生み出したものよ。すごく便利で私の居た時代では沢山の機械を使って人の生活を支えていたよ。」
かなり簡単に説明したつもりなんだけど、2匹はチンプンカンプンと言うように頭の上にたくさんのハテナを浮かべていました。
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