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第二章
episode17「オーシャン:その1」
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目的地につくと、大きな海岸で海が青く透き通っていた
ここで泳いだらかなり気持ちいいだろう
俺たちは早速営業者に話を聞くことにした
話をするとわかってくれたみたいで
もし解決してくれたら、サプライズをしますと言ってきたが
営業者「ただ、ここの海はですね・・・・
全員必ず『水着着用』なんですよ」
薫「あらあら、それは何故かしら?」
営業者「実は環境維持のために行ってるんです
『ゴミは持ち帰る』『海の中で用を足さない』『普通の服で入らない』
・・・という感じになってるので、みなさんも水着を着てください」
直子「え・・・・恥ずかしいわ・・・」
美優「ウェポンマスターがいるってのに、環境維持も何もないんじゃ・・・・?」
なんてこった・・・・
女性2人の水着を見れるのが嬉しいが、俺は水着なんて持ってない
「で、でも水着持ってないですよ俺たち?」
営業者「あぁ、それはご安心を!持ってこなくても、貸出してますよ」
用意周到かよ・・・・
とりあえず俺たちは水着に着替えることにした
まぁそうしないと、海に入れないわけであって・・・・
俺と薫が男子更衣室に入る
薫「じゃぁまた後でね~」
美優「直子さん、ここは覚悟しましょう」
直子「み、美優ちゃんは、恥ずかしくないの?!」
美優「恥ずかしいに決まってますよ!ほら!早く早く!」
・・・美優も我慢してたのか・・・
中に入ると、水着が用意されていた
俺は下地が黒で、赤い炎の模様がある水着を選んだ
「うん、やっぱこういうのかっこいいよなぁ」
薫の方は・・・・結構意外な水着を持ってきてた
白をベースに、青い稲妻模様の水着だ
「その水着か・・・結構意外だね」
薫「え?あぁ・・・まぁそうね・・・」
ん?なにか意味深な感じだ・・・?
俺は、思わず聞いてみた
「・・・なぁ、薫ってさ・・・」
「『本当に女装家』なのかい?」
薫「え?」
「いやなんていうか、『無理に自分を隠してる』感じが、するんだよね・・・・」
そう言うと薫は少し真剣な表情でこう言ってきた
薫「あのね将吾ちゃん
あなたも、秘密にしたい事ってあるかしら?」
「え?あぁ、まぁそれは・・・・あるけど・・・?」
薫「でしょ?私も『話したくない事』があるの
そういうのを無理に聞くのは、良くないことよ
・・・さ、早くしないとあの2人が待ってるわ」
そう言うと、そさくさと着替え始めた
・・・・「話したくない事」か・・・・
俺もそういうのあるんだよなぁ・・・・・
まぁ考えても仕方ない
俺も薫と同じく早く着替えた
外へ出ると、青い海が一面に広がっていた
また、地面は砂浜だが、そこまで熱くない
「ここで泳いだら気持ちいいだろうなぁ」
薫「そうね・・・・あら、2人が来たわ」
そういい指さしたほうを見ると・・・・
水着姿の2人がいた
美優は青色のビキニで、腰に布を巻いていた
少し白い肌が眩しいが、胸部の方はそこそこあった
一方直子は、白色のセパレーツのようだ
恥ずかしがっているが、胸部は美優より小さめだ
・・・やばい、どっちも最高じゃないか・・・
美優「ご、ごめんなさい!直子さんが中々着てくれなくって・・・」
直子「だ、だって・・・・男の人に裸見せる機会少ないし・・・・」
薫「あらあら、でも2人とも可愛いくって素敵よ!
将吾ちゃんの方は、すごくいい体してるわぁ」
・・・寒いわけではないが、背筋が凍りそうだ・・・
とりあえず俺たちは、大型のボートに乗り捜索を開始した
かなり広いので、時間がかかりそうな感じだった
薫「根気がいるわね・・・・」
直子「・・・あぁ、早く終わって欲しいわ・・・」
まだ恥ずかしがっているみたいだが、それが逆に目のやり場に困る・・・
そう思い目を海に戻すと、なにか異様な気配を感じだ
目を凝らしてみると、なにやら泳いでいるようだった
それは背中と両腕にヒレがあったが、魚ではなく人のようだった
いや、人のようじゃなく、「人間そのもの」だった
なぜここで泳いでいるんだ・・・?
俺たちは凝視していると、向こうも気づいたようで
深く潜水した後に、いきなり飛び出してボートに乗ってきた!
顔を見る感じ、年齢は30歳といったところか
それにニヤリと笑った時に見せた歯が、まるでサメのように鋭かった!
次回に続く・・・・
ここで泳いだらかなり気持ちいいだろう
俺たちは早速営業者に話を聞くことにした
話をするとわかってくれたみたいで
もし解決してくれたら、サプライズをしますと言ってきたが
営業者「ただ、ここの海はですね・・・・
全員必ず『水着着用』なんですよ」
薫「あらあら、それは何故かしら?」
営業者「実は環境維持のために行ってるんです
『ゴミは持ち帰る』『海の中で用を足さない』『普通の服で入らない』
・・・という感じになってるので、みなさんも水着を着てください」
直子「え・・・・恥ずかしいわ・・・」
美優「ウェポンマスターがいるってのに、環境維持も何もないんじゃ・・・・?」
なんてこった・・・・
女性2人の水着を見れるのが嬉しいが、俺は水着なんて持ってない
「で、でも水着持ってないですよ俺たち?」
営業者「あぁ、それはご安心を!持ってこなくても、貸出してますよ」
用意周到かよ・・・・
とりあえず俺たちは水着に着替えることにした
まぁそうしないと、海に入れないわけであって・・・・
俺と薫が男子更衣室に入る
薫「じゃぁまた後でね~」
美優「直子さん、ここは覚悟しましょう」
直子「み、美優ちゃんは、恥ずかしくないの?!」
美優「恥ずかしいに決まってますよ!ほら!早く早く!」
・・・美優も我慢してたのか・・・
中に入ると、水着が用意されていた
俺は下地が黒で、赤い炎の模様がある水着を選んだ
「うん、やっぱこういうのかっこいいよなぁ」
薫の方は・・・・結構意外な水着を持ってきてた
白をベースに、青い稲妻模様の水着だ
「その水着か・・・結構意外だね」
薫「え?あぁ・・・まぁそうね・・・」
ん?なにか意味深な感じだ・・・?
俺は、思わず聞いてみた
「・・・なぁ、薫ってさ・・・」
「『本当に女装家』なのかい?」
薫「え?」
「いやなんていうか、『無理に自分を隠してる』感じが、するんだよね・・・・」
そう言うと薫は少し真剣な表情でこう言ってきた
薫「あのね将吾ちゃん
あなたも、秘密にしたい事ってあるかしら?」
「え?あぁ、まぁそれは・・・・あるけど・・・?」
薫「でしょ?私も『話したくない事』があるの
そういうのを無理に聞くのは、良くないことよ
・・・さ、早くしないとあの2人が待ってるわ」
そう言うと、そさくさと着替え始めた
・・・・「話したくない事」か・・・・
俺もそういうのあるんだよなぁ・・・・・
まぁ考えても仕方ない
俺も薫と同じく早く着替えた
外へ出ると、青い海が一面に広がっていた
また、地面は砂浜だが、そこまで熱くない
「ここで泳いだら気持ちいいだろうなぁ」
薫「そうね・・・・あら、2人が来たわ」
そういい指さしたほうを見ると・・・・
水着姿の2人がいた
美優は青色のビキニで、腰に布を巻いていた
少し白い肌が眩しいが、胸部の方はそこそこあった
一方直子は、白色のセパレーツのようだ
恥ずかしがっているが、胸部は美優より小さめだ
・・・やばい、どっちも最高じゃないか・・・
美優「ご、ごめんなさい!直子さんが中々着てくれなくって・・・」
直子「だ、だって・・・・男の人に裸見せる機会少ないし・・・・」
薫「あらあら、でも2人とも可愛いくって素敵よ!
将吾ちゃんの方は、すごくいい体してるわぁ」
・・・寒いわけではないが、背筋が凍りそうだ・・・
とりあえず俺たちは、大型のボートに乗り捜索を開始した
かなり広いので、時間がかかりそうな感じだった
薫「根気がいるわね・・・・」
直子「・・・あぁ、早く終わって欲しいわ・・・」
まだ恥ずかしがっているみたいだが、それが逆に目のやり場に困る・・・
そう思い目を海に戻すと、なにか異様な気配を感じだ
目を凝らしてみると、なにやら泳いでいるようだった
それは背中と両腕にヒレがあったが、魚ではなく人のようだった
いや、人のようじゃなく、「人間そのもの」だった
なぜここで泳いでいるんだ・・・?
俺たちは凝視していると、向こうも気づいたようで
深く潜水した後に、いきなり飛び出してボートに乗ってきた!
顔を見る感じ、年齢は30歳といったところか
それにニヤリと笑った時に見せた歯が、まるでサメのように鋭かった!
次回に続く・・・・
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