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白き魔女
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爆音と共に大地がめくれ、土煙が辺りを覆う。
「大丈夫か!?クソっ魔人族のヤツら!!」
大地を縫うように掘られた塹壕には負傷した兵士たちがはるか遠方で爆撃魔法を使う魔人共を恨んでいた。
こちらからもお返しとばかりに爆撃魔法を撃ち込んでみるがお返しのお返しが飛んできて被害は増す一方である。
「み、水をくれ……。」
「しっかりしろ!アレックス!美人の嫁さんを置いて行くんじゃねぇ!」
「本部!敵の攻勢が強すぎる!衛生兵と増援をさっさとよこしてくれ!」
援軍を要請しても焼け石に水。今必要なのは撤退する時間と怪我人の手当をする医療班の存在だった。
「その人達を動かさないで!!ユリアよ。」
近くで再度爆音。
兵士が振り向くと土煙舞う戦場では中々お目にかかれない白髪の少女が立っていた。透き通るような碧い双眸が怪我をしているアレックスに向けられる。
「トリアージを開始します。まず……貴方からですね。」
『白い髪、碧い瞳の女が来たら怪我人を差し出せ。』
「あ、アレックスを……」
「ゼロ、白の鞄。患部の消毒と破片の除去。血液はこっちでどうにかする」
「御意」
後ろから現れた白衣の男が女の指示をテキパキとこなしていく。
碧緑色の魔力が塹壕に迸った。精緻な魔法陣が幾つも展開されていく。アレックスの傷はかなり深刻だった筈だが……。
まるで時間を巻き戻していくかのように回復していく。
「大丈夫。死んでなければ助けられるから。『治癒』」
ヒュルルルと空を切る音が微かに聞こえてきた。先程から偶に陣地に撃ち込まれている爆撃魔法が封入された鉄瓶だ。このままではこの塹壕に……そうなってしまえば更にまずい状況に……。
「ユリア……毎度思うんだけど……速すぎ。」
再び爆音。しかし爆風や破片、巻き上げられた土埃等は一切塹壕内に入ってこなかった。不思議に思い、少しばかり顔を外に出せば黄金の輝きを持った魔力が塹壕を覆っている……。一体誰が……と周囲見回すと帝国では珍しい黒髪の、少女と言って差し支えない娘が呆れたような視線を向けていた。
「アイリス。ありがとう。」
「どういたしまして。『物理障壁』兵士の皆さん。取り敢えず撤退しましょう?ちょっと危ないので。」
「そ、それはどういう……。」
本部からの指示はない。ましてやここは最前線。撤退戦に移行するにしてもかなりの時間がかかる。
「ッアイリス……全力で障壁張って。本当に……あの……馬鹿!」
「ユリア……そろそろ本当に不敬罪で処されるよ?」
なんの事かと考え、次に光り輝いた空を見た。夕焼けのような紅の魔力が空に展開されている。その魔力から織り成される魔法陣は芸術品のような美しさを持っていた。
瞬間、目が眩む閃光と共に世界から音が消えていった。
先程まで年末のセールでもやっているのかと疑いたくなるほどぶち込まれていた爆撃魔法と比べるまでもない。何重にも張り巡らされた障壁が音を立て振動している。
「遅くなったな。取り敢えずこれで敵方も撤退するしかなろう。」
ひと目で分かる高貴な軍服。戦場でもくすむことの無いその輝いた金色の髪。全てを見通しているとされる淡い新緑の瞳……。
ウドガルド帝国の第一皇子。フィード・レオン・ウドガルド殿下がそこにいた。
「フィード、私たちを殺す気?」
「アイリスの不動盾があれば死ぬことは無いだろ。」
「殿下、今のは正直ちょっと怖かったですよ。」
「アイリス、日々の鍛錬に励め。」
「そもそも!軍の最高責任者がこんな最前線に来るんじゃないわ。」
「ここが一番安全だろう?死ななければ治して貰えるしな」
ユリアと言った少女とアイリスと呼ばれた少女、そして殿下。まるで学校の廊下で談笑しているかのようにこの戦場に居る。夢でも見ているのだろうか?実は既に死んでいてこれは幻では無いのだろうか?
「よくぞ持ち堪えてくれた。貴殿らのおかげでここいら一帯の奪還が出来た。礼を言う。人類の版図がさらに拡がったのだ。その功により、貴殿らは下がって良い。陸軍西方戦線最高指揮官からの命令だ。」
「りょ、了解致しました!」
鬼教官から指導された身体が反射的に動き、撤退の準備を始めた。
「さて、問題は魔人側か?」
「今の爆裂魔法で生き残ってるといいわね。」
「撤退しているならその背中にもう一発ぶち込んでやるさ」
「魔人達が攻めてきてはや二ヶ月。どうなの?状況は」
「あまり良くないというのが実情だな。何分奴らは魔術適性が高すぎる。我々人類が触媒や魔法陣を用いて織り成す魔法を奴らは別の手段で織り成している。正直この戦争は勝利条件が分からんのだ。」
「そ。まぁ難しい話はフィードが考えて。私は人々を治すだけだから。」
「私は殿下たちをお守りします。」
「どうする?戻る?今なら石版で戻れるけど」
「うむ、どうやら敵方も撤退するらしい。さて、少しでも減らすか。」
再度爆轟が轟き世界が紅く染めあげられた。
「ゼロ、生理食塩水をその男に与えて。あと、鎮静剤も投与。百キロ後方のベースに居るから後よろしくね。他の人達も運んで。人員は足りるわね?」
「御意。」
手当てを施すとゼロと呼ばれた白衣の男はアレックスを背負い駆け出した。続くように服飾でつかうマネキンのような人形が次々と怪我人を担架に乗せ、運び去っていく。
「さて、敵方もあらかた吹き飛ばしたし俺達も撤退するか?」
「指揮官クラスが来ると面倒臭いからね」
「個人的にはその指揮官クラスを殺しておいた方が後々楽だと思うが」
「今の私達では勝てないでしょ」
「まぁ、お前が言うならそうなんだろうな」
「フィード、アイリス。さっさとこの石版に乗って。流石に二人以上は魔力消費がキツイから」
「あ、あぁ。」
「ユリア、来ないと怒るからね?」
「ちょっと休んだらすぐ行くから安心して。」
「行先は?」
「ゼロの行ったベース。」
「すぐに来い。俺は短気だからな。」
「ちょっとくらい待つことを覚えなさい。」
魔法が起動し、二人をベースへ転送する。少女はその石版を大事そうにしまうと振り返った。
「ふん。後方へ逃がしたか……。お前、なぜ我の接近に気づけた?」
「少し鼻がいいだけよ。」
振り返った先には人型の何かがいた。赤い肌をしたそれは背に翼を生やしている。その赤い肌が彼を人ではない何かと定めている様だった。
「魔人族の指揮官かしら?名前は?」
「人族に名乗る名など持ち合わせておらぬがそうだなジキルと名乗っておこう。」
「そう。なら私はシェスタって名乗っとくわ。」
「かっ。かの英雄の名を使うか。中々豪胆だな。」
少女は塹壕から這い出ると黒い鞄を取り出した。
「へぇ。そっちでも知られてるんだ……。」
「大丈夫か!?クソっ魔人族のヤツら!!」
大地を縫うように掘られた塹壕には負傷した兵士たちがはるか遠方で爆撃魔法を使う魔人共を恨んでいた。
こちらからもお返しとばかりに爆撃魔法を撃ち込んでみるがお返しのお返しが飛んできて被害は増す一方である。
「み、水をくれ……。」
「しっかりしろ!アレックス!美人の嫁さんを置いて行くんじゃねぇ!」
「本部!敵の攻勢が強すぎる!衛生兵と増援をさっさとよこしてくれ!」
援軍を要請しても焼け石に水。今必要なのは撤退する時間と怪我人の手当をする医療班の存在だった。
「その人達を動かさないで!!ユリアよ。」
近くで再度爆音。
兵士が振り向くと土煙舞う戦場では中々お目にかかれない白髪の少女が立っていた。透き通るような碧い双眸が怪我をしているアレックスに向けられる。
「トリアージを開始します。まず……貴方からですね。」
『白い髪、碧い瞳の女が来たら怪我人を差し出せ。』
「あ、アレックスを……」
「ゼロ、白の鞄。患部の消毒と破片の除去。血液はこっちでどうにかする」
「御意」
後ろから現れた白衣の男が女の指示をテキパキとこなしていく。
碧緑色の魔力が塹壕に迸った。精緻な魔法陣が幾つも展開されていく。アレックスの傷はかなり深刻だった筈だが……。
まるで時間を巻き戻していくかのように回復していく。
「大丈夫。死んでなければ助けられるから。『治癒』」
ヒュルルルと空を切る音が微かに聞こえてきた。先程から偶に陣地に撃ち込まれている爆撃魔法が封入された鉄瓶だ。このままではこの塹壕に……そうなってしまえば更にまずい状況に……。
「ユリア……毎度思うんだけど……速すぎ。」
再び爆音。しかし爆風や破片、巻き上げられた土埃等は一切塹壕内に入ってこなかった。不思議に思い、少しばかり顔を外に出せば黄金の輝きを持った魔力が塹壕を覆っている……。一体誰が……と周囲見回すと帝国では珍しい黒髪の、少女と言って差し支えない娘が呆れたような視線を向けていた。
「アイリス。ありがとう。」
「どういたしまして。『物理障壁』兵士の皆さん。取り敢えず撤退しましょう?ちょっと危ないので。」
「そ、それはどういう……。」
本部からの指示はない。ましてやここは最前線。撤退戦に移行するにしてもかなりの時間がかかる。
「ッアイリス……全力で障壁張って。本当に……あの……馬鹿!」
「ユリア……そろそろ本当に不敬罪で処されるよ?」
なんの事かと考え、次に光り輝いた空を見た。夕焼けのような紅の魔力が空に展開されている。その魔力から織り成される魔法陣は芸術品のような美しさを持っていた。
瞬間、目が眩む閃光と共に世界から音が消えていった。
先程まで年末のセールでもやっているのかと疑いたくなるほどぶち込まれていた爆撃魔法と比べるまでもない。何重にも張り巡らされた障壁が音を立て振動している。
「遅くなったな。取り敢えずこれで敵方も撤退するしかなろう。」
ひと目で分かる高貴な軍服。戦場でもくすむことの無いその輝いた金色の髪。全てを見通しているとされる淡い新緑の瞳……。
ウドガルド帝国の第一皇子。フィード・レオン・ウドガルド殿下がそこにいた。
「フィード、私たちを殺す気?」
「アイリスの不動盾があれば死ぬことは無いだろ。」
「殿下、今のは正直ちょっと怖かったですよ。」
「アイリス、日々の鍛錬に励め。」
「そもそも!軍の最高責任者がこんな最前線に来るんじゃないわ。」
「ここが一番安全だろう?死ななければ治して貰えるしな」
ユリアと言った少女とアイリスと呼ばれた少女、そして殿下。まるで学校の廊下で談笑しているかのようにこの戦場に居る。夢でも見ているのだろうか?実は既に死んでいてこれは幻では無いのだろうか?
「よくぞ持ち堪えてくれた。貴殿らのおかげでここいら一帯の奪還が出来た。礼を言う。人類の版図がさらに拡がったのだ。その功により、貴殿らは下がって良い。陸軍西方戦線最高指揮官からの命令だ。」
「りょ、了解致しました!」
鬼教官から指導された身体が反射的に動き、撤退の準備を始めた。
「さて、問題は魔人側か?」
「今の爆裂魔法で生き残ってるといいわね。」
「撤退しているならその背中にもう一発ぶち込んでやるさ」
「魔人達が攻めてきてはや二ヶ月。どうなの?状況は」
「あまり良くないというのが実情だな。何分奴らは魔術適性が高すぎる。我々人類が触媒や魔法陣を用いて織り成す魔法を奴らは別の手段で織り成している。正直この戦争は勝利条件が分からんのだ。」
「そ。まぁ難しい話はフィードが考えて。私は人々を治すだけだから。」
「私は殿下たちをお守りします。」
「どうする?戻る?今なら石版で戻れるけど」
「うむ、どうやら敵方も撤退するらしい。さて、少しでも減らすか。」
再度爆轟が轟き世界が紅く染めあげられた。
「ゼロ、生理食塩水をその男に与えて。あと、鎮静剤も投与。百キロ後方のベースに居るから後よろしくね。他の人達も運んで。人員は足りるわね?」
「御意。」
手当てを施すとゼロと呼ばれた白衣の男はアレックスを背負い駆け出した。続くように服飾でつかうマネキンのような人形が次々と怪我人を担架に乗せ、運び去っていく。
「さて、敵方もあらかた吹き飛ばしたし俺達も撤退するか?」
「指揮官クラスが来ると面倒臭いからね」
「個人的にはその指揮官クラスを殺しておいた方が後々楽だと思うが」
「今の私達では勝てないでしょ」
「まぁ、お前が言うならそうなんだろうな」
「フィード、アイリス。さっさとこの石版に乗って。流石に二人以上は魔力消費がキツイから」
「あ、あぁ。」
「ユリア、来ないと怒るからね?」
「ちょっと休んだらすぐ行くから安心して。」
「行先は?」
「ゼロの行ったベース。」
「すぐに来い。俺は短気だからな。」
「ちょっとくらい待つことを覚えなさい。」
魔法が起動し、二人をベースへ転送する。少女はその石版を大事そうにしまうと振り返った。
「ふん。後方へ逃がしたか……。お前、なぜ我の接近に気づけた?」
「少し鼻がいいだけよ。」
振り返った先には人型の何かがいた。赤い肌をしたそれは背に翼を生やしている。その赤い肌が彼を人ではない何かと定めている様だった。
「魔人族の指揮官かしら?名前は?」
「人族に名乗る名など持ち合わせておらぬがそうだなジキルと名乗っておこう。」
「そう。なら私はシェスタって名乗っとくわ。」
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