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北の村復興編
49. さらなる救済へ
しおりを挟む村に別れを告げて一番に向かう先はハガンカ、
ルーティーン家の人々に旅立ちの挨拶をする為である。
「そうか、また寂しくなるな……。ユタカ達の旅路に、創造神フォルトゥナ様の祝福があらんことを……」
ルーティーン家の人々に見送られながら出発する一行。
ビットマンからの情報によると、なにやら国内でアリア教団が不審な動きを見せているとの事で、十分気を付けろと通告された。
それとは別に最近はカザラキア公国との国境沿いで、魔物が頻繁に出没しており、多くの犠牲者が出ているとの事だった。
ギルダム王国とカザラキア公国は共同作戦として、魔物掃討作戦を立案。数多くの強者たちが、モンスターの素材や懸賞金を目当てに続々と集まっているという。
それに伴い、マリーゴールドにも緊急招集の書状が届いており、それに応じる運びとなったが、報酬の額に納得がいかないらしく、報酬額を修正してから手紙を両国へと送った。
ハガンカで二日程、物資と装備を整えた後に豊たちは魔装車で移動を開始する。
街道を進む事しばらく、搭乗者全員が最新鋭の乗り物に対して驚きの声を上げた。
「はわ~! この乗り物、馬車と比べて全然ゆれないね?」
違和感に一番初めに気がついたのはロシィであった。対して不整地でも揺れない乗り物による快適さにルルは眠りこけている。
「おうよ。ユタカの考案で、私が作った【魔鉱製緩衝装置】が活きてるからな、更には無限軌道で不整地も安全安心だし、音も少なく排気もない。冷暖房完備の偉大なる乗り物だぜ」
「因みに、ギャリオンにも操作を憶えてもらうのでそのつもりで頼みますぞ。基本操作はハンドル、アクセル、ブレーキですからな」
「は、はい! 覚悟しておきます! ハンドル、アクセル、ブレーキ!」
運転は豊で、助手席にはロシィとルル
後部座席には、マリーゴールドとギャリオンという配置である。
馬車を軽く凌駕するその速度は、各地で魔物ではないかと噂が広がるが、
後に、フォルトゥナ教団の乗り物とわかると、人々は救いの方舟と呼ぶようになる。
しかし、魔装車は方舟と呼ぶには余りにも厳つかった。
途中いくつかの宿場村で食料支援を行いながら休憩を挟みつつ、通常ならば十日は掛かる道程をわずか五日で走り抜いたのだった。
本来なら迂回を強いられる様な未整備の道でも、
無限軌道であれば超えることが出来る。
ギルダム王国とカザラキア公国は、大きな山脈を境に国が分かれている。
山脈には切れ目が存在し、そこに両国が砦を隣接する事で検問を執り行っており
聳える自然の壁の影響で砦を通過する以外に国間移動の方法はない。
その両国砦では現在山脈に住まう魔物が活発的に行動しており、それら目撃情報や襲撃などにより度々問題になっている。
国境沿いであるためどちらの国が責任を持って対処しなければならないのか、戦力の補強もタダではない。魔物の出現位置や仕留め損ねた際の逃走場所によって変わり、大変手間が掛かっている状況にある。
国直属の軍隊が武装状態のまま国境を越える事は、国同士の決め事上出来ないので、両国共に手を出せずにいた。さっさと決まりを変えれば良いとは誰もが思うが、もし、国同士の争いが起こってしまえば取り返しのつかない事になってしまう。
そこで唯一国に縛られない金の魔術師。マリーゴールド・タッチアップルに、蔓延る魔物共を軒並み退治してほしいと依頼が来ていたのである。
彼女はギルダムとカザラキアの両国に対し、莫大な報奨金を請求。それを早馬にて通達しておき、相手方が条件を正式に了承するまで砦に到着するのを気持ち遅らせていた。
「フォルトゥナ教団としては、即座に救済処置として魔物共の対処に乗り出すべきなのではないですか?」
そうギャリオンは言うが、豊は遠目に国境沿い砦に集まり始めている傭兵と軍隊を見てしばらくの様子見を決めた。
豊が言うにはフォルトゥナ教団が介入し、無償で討伐に乗り出せば集まった傭兵達は需要、つまり討伐など仕事の機会を失ってしまう。
フォルトゥナ教団の介入が原因で彼らの仕事を奪うだけでなく、下手をすれば賃金を得られず野盗に成り下がってしまう可能性があり、更にはマリーゴールドが本気を出して殲滅を行えば討伐褒賞を貰い損ねる傭兵も出てくる可能性も十分にある。
故にフォルトゥナ教団は、有償による食料支援と医療支援に力を尽くし、極力
軍と国が雇った傭兵達に、魔物問題を解決させようとした。
「有償での支援という事は、食事や医療にも需要があるって事ですね」
「そうだ。武力、物資、救護支援。どれにおいても需要があり、既に商人やそれに準じた組織が経済の流れに乗っている。これを我々の介入によって、破壊する事は世の中の経済的に許されない」
「だからマリーちゃんはワザと時間がかかる様に、手紙を出したんだね! おしごと取っちゃわない様に!」
「私にだって、民草を思いやる心くらいはあるさ。それに、なるべく仕事は楽な方がいい。数が減れば無駄な仕事をしなくて済むからな」
ロシィに考えを見透かされ、機嫌がよくないマリーゴールドであったが
彼女も自分なりに、世界の在り方を考えている様だ。
到着した豊達一行は、マリーゴールドの知名度もあって、両国砦での歓迎を受けた。魔装車も楽に通過できる巨大な門と分厚い跳ね橋は、砦の規模と重要性を物語っている。
砦は門を抜けた先には、広大な敷地が整備されており、そこに商人や治療班、食事係など、それぞれが区画分けされ、配備されていた。
魔装車の姿を見た者達が一時的に騒然としたが、フォルトゥナ教団である事を喧伝すると人々から歓迎を受けた。こうして両国砦での救済活動は始まったのである。
―――――――――――――――
「あれ? アルネ! あそこにいるのはユタカ様ではないですか⁉」
「う、本当だ。あの独特の造形、遠く離れていてもわかるオーラ。確実にユタカ様」
「おぉ、本当だ! おーい! ユタカーッ! お前も討伐で稼ぎに来たのかー⁉」
魔装車から降りて即座に顔見知りと再会を果たした。
【幸運の水使いプリム】 【旋風の戦士アルネ】【不屈の保護者モルド】
彼らの活躍は各地で話題にあがっていた。
「お三方、久しぶりですぞ! みんな! 以前協力して特殊個体のトロールを討伐した時の仲間です。紹介しますぞ!」
「うぉおい! アンタ! 【黒鉄の竜巻】ギャリオンじゃねぇか! 変異種の剣牙獣を倒したと噂では聞いていたが、ユタカと組んでいたのか⁉」
「わーっ! 金の魔術師様! お初にお目に掛かります! わたくし! 水の魔術師プリムです! この度一人前として魔術師ギルドから認可を頂き、正式に名乗る事が許されました! 以後お見知りおきを!」
「う、アルネはアルネという。キミ、同じシャムシール使いだね……。わかるよ」
互いが自己紹介する間もなく、話は勝手に盛り上がっている。豊は立ち話も何だろうと思い、戦士や傭兵団が待機している陣地へと移動し、食事を共にする事となる。
滞りなく自己紹介を終えた一同は、揃って豊の料理を待っていた。
「今日は大所帯だからね。ユタカ特製肉とゴロゴロ野菜のクリームシチューだよ~」
「いよっ! 待ってました! 【飯の魔術師】!」
「ユタカ様のごはん。久しぶりです~!」
「う。この日をどれ程心待ちにしていたか……」
「村での滞在期間に散々ユタカの飯を食ったが、一向に飽きるという気持ちが微塵も湧いてこないな。そら、ロシィ。私の食器を取ってくれ」
「はーい! マリーちゃんのお皿、ギャリオンちゃんの食器、よいしょ……!」
「ケリョ……! ケリョ……!」
ルルもロシィの手伝いを行い、食事の準備が整うと、一斉に料理へと貪りついた。早食いチャレンジでもなければ急ぐ理由もないのだが、豊の作った料理を目にした瞬間、この場にいる全員が無言になってしまった。
「お、おかわりあるから、ゆっくり食べて……」
「ユタカさん! おかわりです! 肉多めで!」
「お、おう……」
豊の頭の中には某戦闘民族の食事シーンが思い浮かんでいた。
全員が一杯目のシチューを平らげ、おかわりを終えるとギラついた空気は緩和され、穏やかな食事が戻ってきた。次第に会話は盛り上がり、パーティ解散後の出来事やこれまでの経緯を話し合い、情報共有が成された。
そして、今回の魔物討伐における大規模な掃討作戦について、一番のベテランであるモルドが話を始めた。
「魔物の数が尋常じゃあねぇ。想定していた数倍の規模だ。全体的な数もそうだが、その魔物一体一体の強さにも明確な違いがある」
「モルド程の冒険者が言うのであれば間違いありませんな……」
「あぁ、今は纏まった傭兵団や戦士たち、冒険者も複数滞在している。知恵ある者達の精密な連携や作戦、この場における秩序のおかげでなんとか撃退をしているが、もしかしたらこの辺が潮時かもしれねぇ……」
「今回アルネたちは装備を一段階上へ一新するために、この討伐に参加した。一定の金額が確保出来次第、ジェネイラに行って装備を買い替えるつもり」
「私とアルネもレベルが六に上がりましたし、モルドさんの的確な指導のおかげで、初心者も卒業出来ました。これを機にもっと冒険者として上を目指したいと考えています」
「そうですか……。二人も立派になって……これもベテラン冒険者モルドの教育があってこそですね……!」
「はっはっは! よせやい! 照れるじゃねぇか!」
モルドの雰囲気からも既に死神の様相は完全に抜けきっていた。仲間と希望を失っていた頃の面影は既になく、今は新たな目標に向かって努力していることが窺えた。
「ジェネイラでは【青の疾風】連中と再会する予定なんだ。あいつ等も各地で魔物の討伐を頑張っているぜ」
「そうですか、それ程昔ではないのに懐かしいですな。また何処かで組む機会があればいいのですが……」
「なぁに、冒険者の世間は狭いってのが定番なんだ。生きていればそのうち再会できるさ。名残惜しいがこの飯を食ったら俺たちは討伐に出る。そして、魔物素材を精算したら出発するつもりだ」
「う、速く二刀流になりたい。アルネの愛剣である三日月クンも、夫婦になる対の剣が欲しいと言っている。オーダーメイドもしてみたい」
「わたしは杖の触媒を強化して、新しい術も確立したいです! もっと金の魔術師様ともお話ししたかったけど……! チラッ……チラッ……!」
「ユタカ、おかわりだ。それとに白パンとチーズを追加してくれ。もうお前の焼いた柔らかいパンしか食いたくない」
プリムによるこれ見よがしな構ってアピールはマリーゴールドには通用しなかった。
三人は豊の食事に舌鼓を楽しみ、元気よく討伐へと向かった。
―――――――――――――――
マリーゴールドによる、【正式な参戦前の応戦】については、どうしても魔物が強く、傭兵達では対処不可能な場合に限り、ギャリオンの出撃を許可された。
彼の名声はジェネイラ武具大会を経てから各所に広まっていて
「魔鉱剣士ギャリオン」「ジェネイラの覇者」「黒鉄の竜巻」「黒鉄の勇者」などと呼ばれていた。振るう剣は必殺。手のつけられない猛獣ですらまるで木の葉を相手取るかの様に切り倒す強さと恐れられていた。
ロシィとルルは怪我人の治療により、皆の間では「神の癒し手」「幼き天使」
「フォルトゥナ教の象徴」とも呼ばれていた。
特に家族と離れて出稼ぎに来ている者、戦や病や飢えで家族を失った者にとって
彼女の存在は、戦場での大きな支えとなった。
怒号や叫びが響く戦場で、浅い傷でも手厚く看病し、励ましてくれる。
幼いながらも、そんな健気な姿に誰もが心と体を癒されたのだろう。
そして豊は類い稀なる料理の才能を発揮し、皆に料理を提供する事で
「奇跡の料理人」「紅の料理人」「炎の料理人」と呼ばれた。
彼は紛れもなく女神フォルトゥナが選んだ、この世界の救世主。
それが、今戦場で大鍋を振るっている。
「中華は火力が命‼ 料理は愛情‼」
などと、周りの人間には分からない呪文を時折放っていた。
【ピンポンパンポーン】神界機構、天の声システムからの通知である。
【称号の取得により、派生である火の魔術がアンロックされました】
「あいよぉ! チャーハン一丁あがりッ! いや、このタイミングで? 何故……???」
前述していた通り、料理によっては高めの金銭を払ってもらい。
怪我の度合い、状態によっては治療費もちゃんと払ってもらった。
値段などで差別化を図らねば、他のサービス業が立ち行かなくなってしまう。
コレは狙い通りにハマり、一か所に売り上げが集中する事を回避できた。
滞在中に起きた数度の襲撃で、奇妙な点が浮き彫りとなってゆく
山から現れる魔物たちの様子である。やつらは皆、何かに取り憑かれ正気を失っているようにも見て取れた。
姿を見れば問答無用で襲いかかってくる獰猛な種類ならまだしも
比較的臆病で人前に姿を現さない種類も、魔物の集団に存在していた事に気がついたのは、ここにいる魔術師二人だけであった。
一行が砦で活動を始め、二週間が経った。
10
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