あなたはだれ……

飛織

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だれ

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15歳になった年の夏の日、毎年行っているという坂道神社のお祭りにお姉ちゃんと行っていた時、中学の同級生とばったり会った。私はお姉ちゃんの後ろに隠れた。お姉ちゃんは、その子を「日葵梨ちゃん」と言っていた。私は、お姉ちゃんに小さな声で「だれ」と聞いた。お姉ちゃんは、「友達だよ。」と言っていた。日葵梨が、私のことを呼んだけれど私は、お姉ちゃんの後ろに隠れたまま。私には日葵梨の記憶が無いからだ。お姉ちゃんは、友達だよ。とは言っていたけれど私には記憶が無い。だから「お姉ちゃんの友達なんだ」と、勝手に解釈していた。
お姉ちゃんは、日葵梨に何か話していた。
私は、お姉ちゃんに「ちょっとその辺見てくる」と言ってその場を離れた。お姉ちゃんは、「分かった。ケータイは持ってる?」と聞いたので「持ってる」といい、屋台を見て回った。
日葵梨が、「乃々香どうしたん?なんか様子ちゃうね。」と聞いたので、私は「ちょっと…ね……」と言葉を濁ませた。私は日葵梨に、「今度、どっかで会お…またその時に話すね」と言って電話番号だけ聞いて日葵梨とわかれた。この日は10分程度の立ち話で終わった。
日葵梨と話が終わって乃々香を探した。
乃々香は神社の拝殿の階段のところに座っていた。
私は、乃々香の正面にまわり、顔を合わせた。乃々香は、後ろから来るのを極端に嫌がるからだ。私は、乃々香に「何かいいもんでもあった?」と聞くと乃々香は「なんもない…それより……ううん…なんでもない」と言葉を濁し言ったので私は、日葵梨のことだ。と思った。私は、乃々香に「日葵梨のことは、おうちで話そうね。」と言って、お祭りを後にした。
家に帰って、お姉ちゃんは、「日葵梨のこと話そっか」と言った。私たちとの関係を。
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