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おっぱい刑事(デカ)暁に吠える
その3
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急転直下ー。
泣きながら近くの交番に駆け込んだ、女子高校生の通報を受けて警察当局は、聖タコス女学院の教師である白金鉄人(23歳)を、「キター侍連続女性襲撃事件」の有力容疑者だと断定し、彼を拘束する事を決定する。
そして、彼に対して逮捕状が出された当日の昼、聖タコス女学院の職員室内では、衆人環視の中、いきなり、刑事たちに逮捕状を突きつけられ、茫然自失の状態で立ち尽くす、イケメン教師の姿があった。
「あなたには、黙秘する権利があります。えっと、後は弁護士を呼ぶ権利と・・・」
淡々とした口調で、逮捕狀の執行を行う乙白刑事。
相棒(バディ)である本田刑事を含む、数人の刑事たちを引き連れて、早朝の職員室に押しかけて来た彼女は、出勤間もない白銀先生が座る机を、大人数で取り囲むと、彼を逮捕すると通告したのだ。
「えっ!?それは、どういうー」
思わず机の奥から立ち上がり、目の前にいる数人の刑事たちを、怯えた表情で見つめる白銀教諭。
しかし、そんな風に自分の前で震えて立つイケメン教師に対して、乙白刑事は、冷徹な口調で言葉を続ける。
「ある通報がきっかけで、あなたの自宅を捜査した所、キター侍が身につけていたと思われる、着物一式と編笠が見つかりました。他にも、有力な証拠があります。詳しく説明しますので、おとなしく署に同行して下さい」
「ううーっ!」
あまりのショックからか、白銀先生は言葉にならないうめき声を上げる。
そして、もはや観念したのか、職員室の床上で力無く立ち尽くす彼を、本田刑事ともう一人の刑事が、左右から挟み込むようにして拘束すると、そのまま教室から連れ出そうとする。
「さぁ、行きましょう、先生。外でパトカーが待機してます」
本田刑事がそう言って、もう一人の刑事と共に、拘束した白銀先生を、職員室の外に移動させようとした、その瞬間であった。
「ちょっと、待って下さい!!」
職員室の外の廊下側から、室内に飛び込んできた人物がいた。
それは、この学校の校長先生であった。
「一体これは、どういう事ですか!説明して下さい!」
室内にいる他の教職員たちが、固唾を飲んで見守る中、白銀先生を連行しようとしている刑事たちに、すごい勢いで食ってかかる校長先生。
しかし、刑事たちの先頭に立つ乙白刑事は、自分たちに向かって怒りを露わにする校長先生の、そんな態度にも臆する事なく、冷静な口調で受け流す。
「今は、捜査上の守秘義務があるので、すべてをお話しする訳にはいきません。だけど、いずれは校長先生を含め、学校側にも納得してもらえる様、必ず詳しい説明をさせていただきます。それでは、これで失礼します」
乙白刑事はそう言うと、後ろを振り返り、白銀先生を拘束しながら、職員室の床上に立つ同僚たちに、よく通る声で指示を出した。
「さぁ、そろそろ、行きましょう。本田さん、白銀先生をお連れして」
本田刑事はその言葉にうなずくと、もう一人の刑事と共に、左右から白銀先生を拘束しながら、その身体を職員室の出入り口の方へと、持ち運ぶみたいに連行していく。
刑事たちに、引きずられるみたいに連行される白銀先生は、自分の方を呆然と見つめる校長先生の前を通る時、何故か悲しげに、その顔をうつ向かせた。
やがて刑事たちは、周囲にいる教職員らが注目する中、白銀先生を拘束したまま、彼と共に、室内に置かれた机の間を移動すると、職員室の出入り口から外に出て、廊下の向こうへと去って行く。
その姿を、職員室内に残る校長先生や教職員たちは、忸怩たる思いで見送っていた。
刑事たちが、拘束している白銀先生を伴って、校舎の外にでると、そこは広いグラウンドであった。
そして、そのグラウンドの隅には、数台のパトカーが待機しており、刑事たちはそのパトカーを使って、逮捕した白銀教諭を警察署に移送しようとしていた。
今は授業中であり、ほとんど誰もいない校庭で、一人の教師が大勢の刑事たちに囲まれながら、パトカーに向かって移動するその姿は、まるで屠殺場に引き立てられていく家畜の様であり、周囲の耳目を集めずにはいられなかった。
校舎に居並ぶ多数の窓越しに、グラウンドを見下ろす、この学校の生徒たちは、自分たちの先生が公衆の面前で警察に引き立てられていく、その様子を目の当たりにして、大きな衝撃を受けており、中には授業中にも関わらず、甲高い悲鳴を上げる者もいた。
自分の周囲に建つ学校の校舎から浴びせられる、教え子たちの視線に耐えながら、刑事たちと共に広いグラウンドを歩く白銀先生は、恥辱のあまりか、ずっとその端正な顔を伏せたままであった。
だが、その苦行も終わりに近づき、彼が周りを固める刑事たちと共に、校庭の隅に停められたパトカーの側へと近づき、いよいよ警察署へと連行されようとしていた、その時であった。
「ちょっと、待ったあーっ!!」
校門の方から声がした。
白銀先生を移送する為に、校庭の隅に停められたパトカーの前に集まっていた刑事たちが、驚いて声のした方を見ると、こちらに向かって走って来る、一人の小柄な男性の姿があった。
「金田先生ー」
刑事たちの指揮を取る乙白刑事が、思わずつぶやく。
そうー。
そう、白銀先生を拘束しながら、パトカーの前に立つ刑事たちの方に、必死の形相で駆け寄ってくる、その人物こそ、今まさに連行されようとしているイケメン先生の大親友であり、また、この学校の名物男である変態教師ー。
金田正太先生、その人であった。
金田先生は、刑事たちが白銀先生を拘束しながら立つ、その側にまで駆け寄ると、まるで堰を切ったように彼らに食ってかかる。
「乙白さん!これは一体、どういう事ですか!?鉄人、大丈夫かっ!!」
どうやら金田先生は、刑事たちが白銀先生を逮捕しようとしている事を、どこからか聞きつけ、慌てて学校に駆けつけて来たらしかった。
刑事たちに拘束されながら、校庭の地面の上に立つ白銀先生は、自分の方に詰め寄る同僚教師の、そんな姿を見つめつつ、悲しげに首を振った。
「ごめん、正ちゃん」
白金先生の言葉を聞いて絶句する、金田先生。
「ーっ!!!」
すると、そんな彼らの様子を少し離れた場所で見ていた乙白刑事が、両者の間に割って入り、金田先生に向かって、心配そうな表情で話しかける。
「金田先生、病院から、抜け出して来たんですね。駄目じゃないですか。まったく、あなたって人はー。残念ですが白銀先生は、今回の事件の容疑者として、これから取り調べを受ける事になります。関係者であるあなたにも、いずれ話を聞くかもしれません。その時はよろしくお願いします」
乙白刑事が言う通り、金田先生はパジャマ姿であり、明らかに、キター侍に襲われた時の傷が癒えぬまま、入院している病院から、抜け出して来た模様であった。
そんな金田先生は、本田刑事たちに拘束されている白銀先生と、彼らに詰め寄る自分との間に、いきなり割り込んできた女刑事の顔をギロリと睨み上げると、怒った様な口調で言った。
「ふざけないで下さい!鉄人がー。白銀先生がキター侍だという、確かな証拠でもあるんですか!?もし、誤認逮捕だったら、あなたの胸を思いっきり、揉みしだきますよっ!!」
[続く]
泣きながら近くの交番に駆け込んだ、女子高校生の通報を受けて警察当局は、聖タコス女学院の教師である白金鉄人(23歳)を、「キター侍連続女性襲撃事件」の有力容疑者だと断定し、彼を拘束する事を決定する。
そして、彼に対して逮捕状が出された当日の昼、聖タコス女学院の職員室内では、衆人環視の中、いきなり、刑事たちに逮捕状を突きつけられ、茫然自失の状態で立ち尽くす、イケメン教師の姿があった。
「あなたには、黙秘する権利があります。えっと、後は弁護士を呼ぶ権利と・・・」
淡々とした口調で、逮捕狀の執行を行う乙白刑事。
相棒(バディ)である本田刑事を含む、数人の刑事たちを引き連れて、早朝の職員室に押しかけて来た彼女は、出勤間もない白銀先生が座る机を、大人数で取り囲むと、彼を逮捕すると通告したのだ。
「えっ!?それは、どういうー」
思わず机の奥から立ち上がり、目の前にいる数人の刑事たちを、怯えた表情で見つめる白銀教諭。
しかし、そんな風に自分の前で震えて立つイケメン教師に対して、乙白刑事は、冷徹な口調で言葉を続ける。
「ある通報がきっかけで、あなたの自宅を捜査した所、キター侍が身につけていたと思われる、着物一式と編笠が見つかりました。他にも、有力な証拠があります。詳しく説明しますので、おとなしく署に同行して下さい」
「ううーっ!」
あまりのショックからか、白銀先生は言葉にならないうめき声を上げる。
そして、もはや観念したのか、職員室の床上で力無く立ち尽くす彼を、本田刑事ともう一人の刑事が、左右から挟み込むようにして拘束すると、そのまま教室から連れ出そうとする。
「さぁ、行きましょう、先生。外でパトカーが待機してます」
本田刑事がそう言って、もう一人の刑事と共に、拘束した白銀先生を、職員室の外に移動させようとした、その瞬間であった。
「ちょっと、待って下さい!!」
職員室の外の廊下側から、室内に飛び込んできた人物がいた。
それは、この学校の校長先生であった。
「一体これは、どういう事ですか!説明して下さい!」
室内にいる他の教職員たちが、固唾を飲んで見守る中、白銀先生を連行しようとしている刑事たちに、すごい勢いで食ってかかる校長先生。
しかし、刑事たちの先頭に立つ乙白刑事は、自分たちに向かって怒りを露わにする校長先生の、そんな態度にも臆する事なく、冷静な口調で受け流す。
「今は、捜査上の守秘義務があるので、すべてをお話しする訳にはいきません。だけど、いずれは校長先生を含め、学校側にも納得してもらえる様、必ず詳しい説明をさせていただきます。それでは、これで失礼します」
乙白刑事はそう言うと、後ろを振り返り、白銀先生を拘束しながら、職員室の床上に立つ同僚たちに、よく通る声で指示を出した。
「さぁ、そろそろ、行きましょう。本田さん、白銀先生をお連れして」
本田刑事はその言葉にうなずくと、もう一人の刑事と共に、左右から白銀先生を拘束しながら、その身体を職員室の出入り口の方へと、持ち運ぶみたいに連行していく。
刑事たちに、引きずられるみたいに連行される白銀先生は、自分の方を呆然と見つめる校長先生の前を通る時、何故か悲しげに、その顔をうつ向かせた。
やがて刑事たちは、周囲にいる教職員らが注目する中、白銀先生を拘束したまま、彼と共に、室内に置かれた机の間を移動すると、職員室の出入り口から外に出て、廊下の向こうへと去って行く。
その姿を、職員室内に残る校長先生や教職員たちは、忸怩たる思いで見送っていた。
刑事たちが、拘束している白銀先生を伴って、校舎の外にでると、そこは広いグラウンドであった。
そして、そのグラウンドの隅には、数台のパトカーが待機しており、刑事たちはそのパトカーを使って、逮捕した白銀教諭を警察署に移送しようとしていた。
今は授業中であり、ほとんど誰もいない校庭で、一人の教師が大勢の刑事たちに囲まれながら、パトカーに向かって移動するその姿は、まるで屠殺場に引き立てられていく家畜の様であり、周囲の耳目を集めずにはいられなかった。
校舎に居並ぶ多数の窓越しに、グラウンドを見下ろす、この学校の生徒たちは、自分たちの先生が公衆の面前で警察に引き立てられていく、その様子を目の当たりにして、大きな衝撃を受けており、中には授業中にも関わらず、甲高い悲鳴を上げる者もいた。
自分の周囲に建つ学校の校舎から浴びせられる、教え子たちの視線に耐えながら、刑事たちと共に広いグラウンドを歩く白銀先生は、恥辱のあまりか、ずっとその端正な顔を伏せたままであった。
だが、その苦行も終わりに近づき、彼が周りを固める刑事たちと共に、校庭の隅に停められたパトカーの側へと近づき、いよいよ警察署へと連行されようとしていた、その時であった。
「ちょっと、待ったあーっ!!」
校門の方から声がした。
白銀先生を移送する為に、校庭の隅に停められたパトカーの前に集まっていた刑事たちが、驚いて声のした方を見ると、こちらに向かって走って来る、一人の小柄な男性の姿があった。
「金田先生ー」
刑事たちの指揮を取る乙白刑事が、思わずつぶやく。
そうー。
そう、白銀先生を拘束しながら、パトカーの前に立つ刑事たちの方に、必死の形相で駆け寄ってくる、その人物こそ、今まさに連行されようとしているイケメン先生の大親友であり、また、この学校の名物男である変態教師ー。
金田正太先生、その人であった。
金田先生は、刑事たちが白銀先生を拘束しながら立つ、その側にまで駆け寄ると、まるで堰を切ったように彼らに食ってかかる。
「乙白さん!これは一体、どういう事ですか!?鉄人、大丈夫かっ!!」
どうやら金田先生は、刑事たちが白銀先生を逮捕しようとしている事を、どこからか聞きつけ、慌てて学校に駆けつけて来たらしかった。
刑事たちに拘束されながら、校庭の地面の上に立つ白銀先生は、自分の方に詰め寄る同僚教師の、そんな姿を見つめつつ、悲しげに首を振った。
「ごめん、正ちゃん」
白金先生の言葉を聞いて絶句する、金田先生。
「ーっ!!!」
すると、そんな彼らの様子を少し離れた場所で見ていた乙白刑事が、両者の間に割って入り、金田先生に向かって、心配そうな表情で話しかける。
「金田先生、病院から、抜け出して来たんですね。駄目じゃないですか。まったく、あなたって人はー。残念ですが白銀先生は、今回の事件の容疑者として、これから取り調べを受ける事になります。関係者であるあなたにも、いずれ話を聞くかもしれません。その時はよろしくお願いします」
乙白刑事が言う通り、金田先生はパジャマ姿であり、明らかに、キター侍に襲われた時の傷が癒えぬまま、入院している病院から、抜け出して来た模様であった。
そんな金田先生は、本田刑事たちに拘束されている白銀先生と、彼らに詰め寄る自分との間に、いきなり割り込んできた女刑事の顔をギロリと睨み上げると、怒った様な口調で言った。
「ふざけないで下さい!鉄人がー。白銀先生がキター侍だという、確かな証拠でもあるんですか!?もし、誤認逮捕だったら、あなたの胸を思いっきり、揉みしだきますよっ!!」
[続く]
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