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第十六話 蛇洞窟5

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スキル[麻痺毒]を取得しました
蛇達は僕が仲間の蛇を倒し焦っているらしい。他のやつらのことを無視して僕につっこんでる。僕は容赦なく切っていく。全部で15匹くらいか。もう油断しねぇ。
スキル[狙撃手]
まず10匹
「シャァァァァァァ」
「?!」
早い!くそ、もう狙撃手なんてできる間合いじゃない!こうなったら
グサッ
案外きくじゃん。矢に麻痺毒のスキルを上乗せ可能して頭に思っいきりさしてやったらそのままその場に突っ伏した。
「ふぅこれで全部か」
毒くらったり、頭ぶつけたり、スキル使いまくったりで体が思ったように動かない。が、とりあえず一華にうろこを食わせてから壁にもたれかかって休む事にした。
・・・・・・・・・本当はスライムになっておきたかったけど感情的になった紫苑に何されるかわかったもんじゃない。どうやら僕がウォーターボールで血を洗っている間にみんな復活したらしい。
~~紫苑&颯馬~~
「イツキ!」
「おぉ無事か」
「・・・あんたも大丈夫そうね」
「体動かせないげどな」
「スライムになったら持ってあげるわよ」
「そしたらまた今度こそ死ぬ」
「失礼ね」
石崎るか&一華
「死ぬかと思った」
「今回ばかりは私も思った」
「・・・イツキさんスライムにならないかしら」
「なんで?」
「可愛いじゃない」
「イツキ・・・がんばれ」
一華もイツキのスライムのような類には加減をしないことを知っているるかは心の中で応援(諦)をした
~~戦士親子~~
「お袋!大丈夫か!」
「だいじょぶよ、あんたは自分の心配をしなさい」
「でも・・・」
「じゃないと、お父さんにこっそりプリン食べたこと言うわよ」
「さぁ急いで手当てしないと」
凄まじい変わり身で自分の手当てし始めた息子を見てもう既に言ってあることを心の中で謝る母親であった
~~隠す兄妹~~
「全然役に立てなかった」
「そうね・・・でもこれからよ一緒に皆の役に経ちましょ」
「うん!」
「それにあんたがお姉ちゃんの事助けようとしてくれた事嬉しかったのよ」
「ば、バレてたんだ」
「そらそうよ、あの状況で何を隠すってのよ」
「確かに!」
「今まで気づいてなかったのね」
~~狙撃手老夫婦~~
「お前、何体やれた?」
「4匹ですね、そういうあなたは?」
「6匹だわしの勝ちだな」
「次は負けませんよ、っと包帯巻終わりましたよ」
「ありがとう、次はワシが巻こう」
「はいお願いします」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
各々応急処置が終わったらしく僕のところに集まってくる。
「大丈夫そうだな」
「僕がスライムになってたら大丈夫じゃなかっただろうけどな」
「・・・・・・だな、間違えなく」
ん?なんだ今の間は。めっちゃにこにこの一華も怖いし
僕が休んでいる間にどんな会話があったんだ。
「と、とにかく無事でよかった!」
「おいるかもしかして一華も」
「・・・ガンバレ」
ヘビに変身出来ないかな?
「と言っても僕も体動かないからスライムになるしかないんだけど」
「私が持ちますよ」
「いやいやここは力のある私が」
「いやいやなら[隠す]を持った私が」
「いやいや」
「いやいやいや」
一華と紫苑がどっちを僕を持つかで言い争い初めてしまった。女子2人から取り合いされる友達と妄想したシチュエーションなのに全然嬉しくないと思いながらせめて僕が感じる恐怖の片鱗をあじあわせようとスライムの体でるかの近くまで頑張って転がった
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