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14話
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若ちんからの話は、なかなかショッキングだった。
昨日、若ちんを含めた戦闘組約20名超は夕方になる前に引き返して来た。
途中、わたし達を探したが見当たらず。護衛も居たからきっと先に帰ったのだろうと考え、戦闘組も城へ帰った。
そしたらわたしと鈴木くんの姿が見当たらない。探しに行くから捜索隊を出してくれ!と若ちんと戦闘組は王様に直談判しに行ったそうだ。
王様はちょうど謁見の間にいて、ゾロゾロと詰めかけた。
結構な人数だ!王様怖かっただろうな!
そしてそこには王妃様と王女様もいて。まず王妃様が問題発言をした。
「あら?例の役立たずの子は魔物に喰われたと聞いたけど。なら捜索に向かっても意味がないんじゃなくて?」
若ちんとクラスメイトは動揺して大騒ぎになったらしい。
「どういう事だ!?そんなの聞いてねえぞ!知ってる事全部吐け、ごらぁ!」
若ちんの恫喝に王妃様はビビって王女の家来がそう報告して来たと発言した。そして矛先の向いた王女様は、自分の側にいた護衛を指差しながら喚いたそうだ。
「だって、この者がそう言ってたもの!ちゃんと山に置き去りにして、魔物寄せの薬を撒いて来たって!生きてる筈がないわ!」
そこでクラスメイトの数名が王女の護衛2人を指差して、あ!コイツら田中さんと鈴木くんに護衛でついてたやつだ!と騒ぎ出した。
そこで若ちんの堪忍袋の緒が切れたそうだ。
「それでどうなったんですか?」
「それがよ。俺はそこで意識が吹っ飛んで、気づいたら謁見の間は壊滅状態で、俺は全身傷だらけでぶっ倒れてたんだ」
「「えー!」」
思わず鈴木くんとハモった!
何それ怖い!
昨日、若ちんを含めた戦闘組約20名超は夕方になる前に引き返して来た。
途中、わたし達を探したが見当たらず。護衛も居たからきっと先に帰ったのだろうと考え、戦闘組も城へ帰った。
そしたらわたしと鈴木くんの姿が見当たらない。探しに行くから捜索隊を出してくれ!と若ちんと戦闘組は王様に直談判しに行ったそうだ。
王様はちょうど謁見の間にいて、ゾロゾロと詰めかけた。
結構な人数だ!王様怖かっただろうな!
そしてそこには王妃様と王女様もいて。まず王妃様が問題発言をした。
「あら?例の役立たずの子は魔物に喰われたと聞いたけど。なら捜索に向かっても意味がないんじゃなくて?」
若ちんとクラスメイトは動揺して大騒ぎになったらしい。
「どういう事だ!?そんなの聞いてねえぞ!知ってる事全部吐け、ごらぁ!」
若ちんの恫喝に王妃様はビビって王女の家来がそう報告して来たと発言した。そして矛先の向いた王女様は、自分の側にいた護衛を指差しながら喚いたそうだ。
「だって、この者がそう言ってたもの!ちゃんと山に置き去りにして、魔物寄せの薬を撒いて来たって!生きてる筈がないわ!」
そこでクラスメイトの数名が王女の護衛2人を指差して、あ!コイツら田中さんと鈴木くんに護衛でついてたやつだ!と騒ぎ出した。
そこで若ちんの堪忍袋の緒が切れたそうだ。
「それでどうなったんですか?」
「それがよ。俺はそこで意識が吹っ飛んで、気づいたら謁見の間は壊滅状態で、俺は全身傷だらけでぶっ倒れてたんだ」
「「えー!」」
思わず鈴木くんとハモった!
何それ怖い!
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