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連載
閑話 ノア達のイチャイチャの裏で sideヴァン
※本日二度目の更新です。読まなくても本編に影響はありません。迷った末に閑話で入れただけです(この話の最後にもちょっと注意書きあります)
ノアとアークが例によって夫夫の営みに入るため、我は空気を読んで自主的に騎士団寮のティンバーの部屋に向かう。
それならリンクスでもいいだろうって? いやいや彼奴らこそ今夜は夜通し盛るんじゃないか?
ん? 我のせい? ……まあ否定はせん。
ティンバーの部屋は何処か知らんが、匂いで分かるため問題なし。
そうしてやってきたのは騎士団寮二階にある、団長という役職に相応しい広さの個室。どうやら役職付きは皆個室のようだ。二階全部が役職付き用なのだろう。
さて、先ほどまでは仔狼で認識阻害を使っていたが、ここまで来れば元の大きさでも問題あるまい。……いや、扉がちょっとキツいな。仕方あるまい、ちょっと縮んでおこう。
前足でカシカシと扉を掻けば、ティンバーが気づいて声をかけながら向かってくるのが分かった。
「も、もしかしてフェンリルのヴァン殿ですか?」
『おう、お主のところに避難してきた。大丈夫なら部屋に入れてくれ』
「構いませんが──ちょっとお待ちください」
そう言って扉を開けてくれたので遠慮なく中に入らせてもらう。
『お邪魔するぞ』
「何もないですが、どうぞ」
苦笑するティンバーを一瞥して部屋を見回す。騎士団長の部屋とは思えぬほどの地味でものが少ない部屋だ。ただ広さは十分で浴室も完備されているようだ。
『一人には十分な広さだな。というか広すぎないか?』
「ああ、中には体格のいい役職付きもおりますので、大は小を兼ねると言いますか……。普通の団員だとこの広さで二人部屋や四人部屋ですね。浴室もなく、大浴場を使います」
我の言葉に律儀に応えるティンバーを見ると、今度はティンバーが質問をしてきた。
「先ほど避難といいましたが、何かありました?」
「うむ、ノアとアークがイチャイチャし始めたのでな。空気を読んだのだ」
「──イチャイチャッ、ぇ、ああえええ!?」
『何をそんなに動揺する。ラブラブ夫夫なら当然だろう。というか彼奴らは何時でもイチャイチャしとるぞ』
真っ赤になって動揺するティンバーを鼻で笑う。そっち方面に全く耐性がないのか、動揺しすぎだ。
『おかげで我は空気を読むのが上手くなった。しかし一々何処かに避難するのは面倒でな、ノアが我専用のイッヌ小屋を錬成してくれてな、何時もはそこにいるのだが』
「でしたら何処かの平地に家を出してそちらでゆっくりなさった方がいいのでは?」
そう言って首をかしげるティンバーに真面目な顔で言う。
『居心地のいい場所にいたいと思ってはいけないのか?』
「──ぇ、え? ……あの、私のところを居心地がいいと思ってくださってるので?」
戸惑いながら聞き返すティンバーに、思わず吹き出す。
『何を今更。散々貴様の膝や腕に抱かれて寛いでいたであろう。イヤなら触れさせもせんわ』
「──あー、そうですね。はい、その、とても嬉しいです」
そう言ってはにかむ顔が、アイツとは似てもいないのに、同じように左にだけえくぼが浮かぶ笑顔が懐かしい感情を呼び起こして……
思わず目を細めてしまう。
しばしそうしていたが、ティンバーが思い出したように動き出した。
「そ、そうでした。このあと小隊長達と明日の打ち合わせがあるんでした。あの、ヴァン殿、小一時間ほど席を外しますがよろしいですか?」
そういえば先ほど明日の予定を言われていたな。それにまだ業務時間内か。ノア達が自由だから気づかなかった。
もっとも幻獣の我に元々そういう時間の縛りはなかったが。すっかりノア達と同じような生活になったなあ。
『おう、勝手に邪魔しにきたのは我だしの。適当に寝転がっておるから好きにしてよいぞ』
「では、戻ったら食堂で食事を一緒にしましょう。夕飯後は私も業務は終わりなので、そのあと部屋でゆっくり寛いでください」
『分かった』
穏やかに笑って部屋を出て行くティンバーを見送ると、元のサイズに戻ってダブルサイズのベッドの上に飛び乗り、丸くなって目を閉じる。
『……今世では狼だったが、金色は変わらんな。控えめで真面目で、優しいところも』
記憶なんて当然ないんだろうが、我には姿が変わろうとも分かる。
最期を看取ったお前の魂を忘れん。
我は懐かしい夢をうたた寝の間に見て寝ぼけ、帰ってきたティンバーに思わず擦り寄り押し倒しているところを例の小隊長達五人に目撃され、適当に誤魔化しながら仔狼姿になりティンバーと彼らと食堂に行き、夕飯を食べる。
小隊長達も役職付きなので二階に上がったところで別れ、再びティンバーの部屋にお邪魔する。
「お風呂はどうします?」
『我には必要ない。ティンバーだけ入れ。ああ、ゆっくりで構わんぞ』
「分かりました」
元々幻獣で風呂なんて習慣はないし、浄化魔法で綺麗にすればいい。
ティンバーは頷いて風呂に行った。
しばらくして風呂上がりのティンバーが部屋に戻ってきた。む、風呂に入ったせいで匂いが消えている。
これはマーキングせねば!
「ヴァン殿、ゆっくりしてくださいね。私はちょっと書類を片付けるので──っひいっ!? ちょ、ヴァン殿!?」
『煩い、ちょっとこっちに来い』
「は、へぇっ!?」
我はティンバーの寝衣の襟元を加えるとヒョイッとベッドの上に放り投げる。何が何だか分かっていないティンバーが焦ってじたばたするがお構いなし。
自分の鼻っ面を首筋や鎖骨、へそや横っ腹に押し付け、ついでにべろっと舐めあげる。
「ひっ、ぅひいっ!? 擽った──っあっ」
『む、あっちもこっちも、匂いが足りん』
「……ァ、そこっ、ダメですってば……あっ、ヴァンっ殿」
気にせずグリグリべろべろとマーキングをしていると、色気もへったくりもない声を上げていたティンバーがいつの間にか射精してクッタリとしている。
『何だ、敏感だな。もうイったのか』
「……俺、童貞処女なのに……っうう、ヴァン殿に、何でこんな……速攻でイかされてるんだ、俺。恥ずかしい」
『……あー、スマン?』
両手で顔を覆って真っ赤になるティンバーが可愛い。しかしやり過ぎた。マーキングせねばと夢中になってしまった。
結局ティンバーはべちゃべちゃぐちょぐちょの身体を綺麗にするためもう一度軽く風呂に入り、そのせいでまた薄くなってしまった匂いに不満だった俺はベッドでぐるっとティンバーを囲って同衾した。
「えっ、これで寝るので?」
『何だ、文句でもあるのか。ノアなら喜んでもふもふして寝るぞ』
「まあ、ノア殿はそうでしょうね」
まあすぐにアークに引き離されるかもしれないが。
さすがにさっきのようにはいかないから、仕方ない。これで我慢するとしよう。これでも一晩一緒にいれば匂いが染みつくだろう。さあ寝よう。
「……はあ、一体何だったんだ」
無意識に我の毛皮をもふもふしているティンバーの困惑した呟きに応えるものはいない。我の寝息とともに深い宵闇に溶けて消えていった。
※ヴァンにとっては『俺の所有物』的な意味合いで、恋愛とは違います。悪しからず。ティンバーも恋愛感情はありません。(今後どうなるかは分かりませんが)
ヴァンがティンバーに異様に懐く理由でした。裏設定だったので閑話として出しました。ノア達は当然知りません。
次話ではサラッと『ティンバーの部屋に泊まった』くらいで終わります。
ノアとアークが例によって夫夫の営みに入るため、我は空気を読んで自主的に騎士団寮のティンバーの部屋に向かう。
それならリンクスでもいいだろうって? いやいや彼奴らこそ今夜は夜通し盛るんじゃないか?
ん? 我のせい? ……まあ否定はせん。
ティンバーの部屋は何処か知らんが、匂いで分かるため問題なし。
そうしてやってきたのは騎士団寮二階にある、団長という役職に相応しい広さの個室。どうやら役職付きは皆個室のようだ。二階全部が役職付き用なのだろう。
さて、先ほどまでは仔狼で認識阻害を使っていたが、ここまで来れば元の大きさでも問題あるまい。……いや、扉がちょっとキツいな。仕方あるまい、ちょっと縮んでおこう。
前足でカシカシと扉を掻けば、ティンバーが気づいて声をかけながら向かってくるのが分かった。
「も、もしかしてフェンリルのヴァン殿ですか?」
『おう、お主のところに避難してきた。大丈夫なら部屋に入れてくれ』
「構いませんが──ちょっとお待ちください」
そう言って扉を開けてくれたので遠慮なく中に入らせてもらう。
『お邪魔するぞ』
「何もないですが、どうぞ」
苦笑するティンバーを一瞥して部屋を見回す。騎士団長の部屋とは思えぬほどの地味でものが少ない部屋だ。ただ広さは十分で浴室も完備されているようだ。
『一人には十分な広さだな。というか広すぎないか?』
「ああ、中には体格のいい役職付きもおりますので、大は小を兼ねると言いますか……。普通の団員だとこの広さで二人部屋や四人部屋ですね。浴室もなく、大浴場を使います」
我の言葉に律儀に応えるティンバーを見ると、今度はティンバーが質問をしてきた。
「先ほど避難といいましたが、何かありました?」
「うむ、ノアとアークがイチャイチャし始めたのでな。空気を読んだのだ」
「──イチャイチャッ、ぇ、ああえええ!?」
『何をそんなに動揺する。ラブラブ夫夫なら当然だろう。というか彼奴らは何時でもイチャイチャしとるぞ』
真っ赤になって動揺するティンバーを鼻で笑う。そっち方面に全く耐性がないのか、動揺しすぎだ。
『おかげで我は空気を読むのが上手くなった。しかし一々何処かに避難するのは面倒でな、ノアが我専用のイッヌ小屋を錬成してくれてな、何時もはそこにいるのだが』
「でしたら何処かの平地に家を出してそちらでゆっくりなさった方がいいのでは?」
そう言って首をかしげるティンバーに真面目な顔で言う。
『居心地のいい場所にいたいと思ってはいけないのか?』
「──ぇ、え? ……あの、私のところを居心地がいいと思ってくださってるので?」
戸惑いながら聞き返すティンバーに、思わず吹き出す。
『何を今更。散々貴様の膝や腕に抱かれて寛いでいたであろう。イヤなら触れさせもせんわ』
「──あー、そうですね。はい、その、とても嬉しいです」
そう言ってはにかむ顔が、アイツとは似てもいないのに、同じように左にだけえくぼが浮かぶ笑顔が懐かしい感情を呼び起こして……
思わず目を細めてしまう。
しばしそうしていたが、ティンバーが思い出したように動き出した。
「そ、そうでした。このあと小隊長達と明日の打ち合わせがあるんでした。あの、ヴァン殿、小一時間ほど席を外しますがよろしいですか?」
そういえば先ほど明日の予定を言われていたな。それにまだ業務時間内か。ノア達が自由だから気づかなかった。
もっとも幻獣の我に元々そういう時間の縛りはなかったが。すっかりノア達と同じような生活になったなあ。
『おう、勝手に邪魔しにきたのは我だしの。適当に寝転がっておるから好きにしてよいぞ』
「では、戻ったら食堂で食事を一緒にしましょう。夕飯後は私も業務は終わりなので、そのあと部屋でゆっくり寛いでください」
『分かった』
穏やかに笑って部屋を出て行くティンバーを見送ると、元のサイズに戻ってダブルサイズのベッドの上に飛び乗り、丸くなって目を閉じる。
『……今世では狼だったが、金色は変わらんな。控えめで真面目で、優しいところも』
記憶なんて当然ないんだろうが、我には姿が変わろうとも分かる。
最期を看取ったお前の魂を忘れん。
我は懐かしい夢をうたた寝の間に見て寝ぼけ、帰ってきたティンバーに思わず擦り寄り押し倒しているところを例の小隊長達五人に目撃され、適当に誤魔化しながら仔狼姿になりティンバーと彼らと食堂に行き、夕飯を食べる。
小隊長達も役職付きなので二階に上がったところで別れ、再びティンバーの部屋にお邪魔する。
「お風呂はどうします?」
『我には必要ない。ティンバーだけ入れ。ああ、ゆっくりで構わんぞ』
「分かりました」
元々幻獣で風呂なんて習慣はないし、浄化魔法で綺麗にすればいい。
ティンバーは頷いて風呂に行った。
しばらくして風呂上がりのティンバーが部屋に戻ってきた。む、風呂に入ったせいで匂いが消えている。
これはマーキングせねば!
「ヴァン殿、ゆっくりしてくださいね。私はちょっと書類を片付けるので──っひいっ!? ちょ、ヴァン殿!?」
『煩い、ちょっとこっちに来い』
「は、へぇっ!?」
我はティンバーの寝衣の襟元を加えるとヒョイッとベッドの上に放り投げる。何が何だか分かっていないティンバーが焦ってじたばたするがお構いなし。
自分の鼻っ面を首筋や鎖骨、へそや横っ腹に押し付け、ついでにべろっと舐めあげる。
「ひっ、ぅひいっ!? 擽った──っあっ」
『む、あっちもこっちも、匂いが足りん』
「……ァ、そこっ、ダメですってば……あっ、ヴァンっ殿」
気にせずグリグリべろべろとマーキングをしていると、色気もへったくりもない声を上げていたティンバーがいつの間にか射精してクッタリとしている。
『何だ、敏感だな。もうイったのか』
「……俺、童貞処女なのに……っうう、ヴァン殿に、何でこんな……速攻でイかされてるんだ、俺。恥ずかしい」
『……あー、スマン?』
両手で顔を覆って真っ赤になるティンバーが可愛い。しかしやり過ぎた。マーキングせねばと夢中になってしまった。
結局ティンバーはべちゃべちゃぐちょぐちょの身体を綺麗にするためもう一度軽く風呂に入り、そのせいでまた薄くなってしまった匂いに不満だった俺はベッドでぐるっとティンバーを囲って同衾した。
「えっ、これで寝るので?」
『何だ、文句でもあるのか。ノアなら喜んでもふもふして寝るぞ』
「まあ、ノア殿はそうでしょうね」
まあすぐにアークに引き離されるかもしれないが。
さすがにさっきのようにはいかないから、仕方ない。これで我慢するとしよう。これでも一晩一緒にいれば匂いが染みつくだろう。さあ寝よう。
「……はあ、一体何だったんだ」
無意識に我の毛皮をもふもふしているティンバーの困惑した呟きに応えるものはいない。我の寝息とともに深い宵闇に溶けて消えていった。
※ヴァンにとっては『俺の所有物』的な意味合いで、恋愛とは違います。悪しからず。ティンバーも恋愛感情はありません。(今後どうなるかは分かりませんが)
ヴァンがティンバーに異様に懐く理由でした。裏設定だったので閑話として出しました。ノア達は当然知りません。
次話ではサラッと『ティンバーの部屋に泊まった』くらいで終わります。
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