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518 閑話 猫達の優雅なお茶会 クルールを添えて
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※ちょっと下半身事情や閨事情などが会話の中に出ます。メーレ達(主にメーレ)のイメージが・・・・・・という方は飛ばした方がいいかもしれないです。そこまで酷くはないですけど。
時はやや遡り、ノアとカガシが結界を張って閉じ篭もった頃。
メーレとエレンとミオが寛いでいるテーブルにおずおずと座っているチャリオンがいた。
メーレの意向で古の森では無礼講だからと、エレンもミオも同じ席に着いている。
そしてメーレの膝には青、チャリオンの膝には黄がちまっと大人しく座っていた。
「さあどうぞ、チャリオン君。ノアお手製のお菓子もあるからゆっくりしてね」
「は、はい」
チャリオンの目の前には紅茶が置かれていた。それを一口飲むと、ほっと一息つく。
やっぱり緊張していたようだ。
「チャリオン君はカガシ君の番いになったばかりなんだって? まだまだ蜜月だろうに大変だったね」
さらりと出された話題に盛大に反応して真っ赤になりながら、チャリオンは思わずポロッと言ってしまった。
「いえ、その。・・・・・・実は蜜月が、あの・・・・・・いつも、凄くて───」
「───ほうほう! やっぱりそうなの!? そこのところ詳しく!」
「はえっ!?」
そこにもの凄く食いついたメーレにビクッと跳ねたチャリオンに苦笑するエレンとミオの二人。二人はここでのお世話生活でメーレの素が分かってきていたので動じない。
「だってだって、カガシ君って蛇獣人なんでしょ? その、蛇獣人ってアレが二つあるって聞いてるし・・・・・・」
そう言うメーレの顔は恥じらうどころか興味津々なモノで、声もウッキウキに弾んでいた。
チャリオンが戸惑って『えっ?』と連呼しているのに対しグイグイ行くメーレ。
さすがにミオが止めに入った。
「メーレ様、チャリオン君が引いてますよ」
「あ、ごめんね! 怖がらないで、引かないでチャリオン君!」
「え、はい、大丈夫です。びっくりしたー」
ホッと笑ってそう言うチャリオン。メーレは苦笑して言った。
「私、子持ちで出産経験もあるから色々聞いてあげられるし、相談に乗ろうと・・・・・・つい」
だから気になることとか何でも聞いてね、と言うメーレにチャリオンはおずおずと語った。
「じゃあ、あの・・・・・・、えっちって、ひ、一晩中するのが当たり前なんですか?」
「・・・・・・んん?」
「ほ、他に聞けないから、ぶっちゃけると。あの、一晩中というか、最初に番ったときはその・・・・・・二週間も」
「・・・・・・ヤりっぱなし?」
メーレの明け透けな言葉にチャリオンは更に真っ赤になりながら頷いた。
さすがのメーレも絶句。
エレンとミオは二人とも独り身だったため経験はないが、言っていることは理解していた。
「・・・・・・二週間・・・・・・」
「・・・・・・よく生きてますね・・・・・・」
ヤり殺されますよ、ってミオがポツリと呟いた。
「ですよねえ。でも不思議と平気なんです。激しくて気絶しても、目が覚めると身体はどこも痛くないし、動けるんですよね」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
───それ、たぶん致してるときにカガシが何かしらの薬もしくは栄養剤を生成して飲ませてるヤツ。
「愛されてるのねえ」
「重いですね」
「うわあ・・・・・・僕はたぶん無理だぁ」
「え? え? 今のでどうしてそうなるの!?」
そりゃあ愛されてるとは思うけど、って今度は惚気話に花が咲く。
最終的には妊娠出産の話や育児の話をしていた。
「ねえねえ、ここにいる間だけでも定期的に『にゃんこ会』しない?」
メーレがそう言ったので皆で賛成した。
「! いいですね、それ」
「僕も色々聞けていい勉強になります」
「そうだよねえ。ここが落ち着いたらエレンとミオも番えるし」
「えっ!?」
「は!?」
メーレの爆弾発言? にエレンとミオが真っ赤になって叫んで、チャリオンは合点がいったとばかりに言った。
「やっぱりお二人はそういう間柄だったんですね! おめでとうございます!」
「えっ、いや、まだ違っ・・・・・・!」
「あ、あうあう・・・・・・」
最後の最後までわちゃわちゃしているメーレ達を遠目で見ていたアークは呆れていた。
「何やってんだ、アイツら」
そう言いながらノア達の結界にノックし、やっぱり応答しないので勝手に入って声をかけるアークだった。
あとはご存知の通り。
ノア達の騒動の裏でメーレ達による第一回にゃんこ会が終わったのだった。
※すみません、にゃんこ達のほのぼの回でした。ああ、クルール達の出番がなかった!?
時はやや遡り、ノアとカガシが結界を張って閉じ篭もった頃。
メーレとエレンとミオが寛いでいるテーブルにおずおずと座っているチャリオンがいた。
メーレの意向で古の森では無礼講だからと、エレンもミオも同じ席に着いている。
そしてメーレの膝には青、チャリオンの膝には黄がちまっと大人しく座っていた。
「さあどうぞ、チャリオン君。ノアお手製のお菓子もあるからゆっくりしてね」
「は、はい」
チャリオンの目の前には紅茶が置かれていた。それを一口飲むと、ほっと一息つく。
やっぱり緊張していたようだ。
「チャリオン君はカガシ君の番いになったばかりなんだって? まだまだ蜜月だろうに大変だったね」
さらりと出された話題に盛大に反応して真っ赤になりながら、チャリオンは思わずポロッと言ってしまった。
「いえ、その。・・・・・・実は蜜月が、あの・・・・・・いつも、凄くて───」
「───ほうほう! やっぱりそうなの!? そこのところ詳しく!」
「はえっ!?」
そこにもの凄く食いついたメーレにビクッと跳ねたチャリオンに苦笑するエレンとミオの二人。二人はここでのお世話生活でメーレの素が分かってきていたので動じない。
「だってだって、カガシ君って蛇獣人なんでしょ? その、蛇獣人ってアレが二つあるって聞いてるし・・・・・・」
そう言うメーレの顔は恥じらうどころか興味津々なモノで、声もウッキウキに弾んでいた。
チャリオンが戸惑って『えっ?』と連呼しているのに対しグイグイ行くメーレ。
さすがにミオが止めに入った。
「メーレ様、チャリオン君が引いてますよ」
「あ、ごめんね! 怖がらないで、引かないでチャリオン君!」
「え、はい、大丈夫です。びっくりしたー」
ホッと笑ってそう言うチャリオン。メーレは苦笑して言った。
「私、子持ちで出産経験もあるから色々聞いてあげられるし、相談に乗ろうと・・・・・・つい」
だから気になることとか何でも聞いてね、と言うメーレにチャリオンはおずおずと語った。
「じゃあ、あの・・・・・・、えっちって、ひ、一晩中するのが当たり前なんですか?」
「・・・・・・んん?」
「ほ、他に聞けないから、ぶっちゃけると。あの、一晩中というか、最初に番ったときはその・・・・・・二週間も」
「・・・・・・ヤりっぱなし?」
メーレの明け透けな言葉にチャリオンは更に真っ赤になりながら頷いた。
さすがのメーレも絶句。
エレンとミオは二人とも独り身だったため経験はないが、言っていることは理解していた。
「・・・・・・二週間・・・・・・」
「・・・・・・よく生きてますね・・・・・・」
ヤり殺されますよ、ってミオがポツリと呟いた。
「ですよねえ。でも不思議と平気なんです。激しくて気絶しても、目が覚めると身体はどこも痛くないし、動けるんですよね」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
───それ、たぶん致してるときにカガシが何かしらの薬もしくは栄養剤を生成して飲ませてるヤツ。
「愛されてるのねえ」
「重いですね」
「うわあ・・・・・・僕はたぶん無理だぁ」
「え? え? 今のでどうしてそうなるの!?」
そりゃあ愛されてるとは思うけど、って今度は惚気話に花が咲く。
最終的には妊娠出産の話や育児の話をしていた。
「ねえねえ、ここにいる間だけでも定期的に『にゃんこ会』しない?」
メーレがそう言ったので皆で賛成した。
「! いいですね、それ」
「僕も色々聞けていい勉強になります」
「そうだよねえ。ここが落ち着いたらエレンとミオも番えるし」
「えっ!?」
「は!?」
メーレの爆弾発言? にエレンとミオが真っ赤になって叫んで、チャリオンは合点がいったとばかりに言った。
「やっぱりお二人はそういう間柄だったんですね! おめでとうございます!」
「えっ、いや、まだ違っ・・・・・・!」
「あ、あうあう・・・・・・」
最後の最後までわちゃわちゃしているメーレ達を遠目で見ていたアークは呆れていた。
「何やってんだ、アイツら」
そう言いながらノア達の結界にノックし、やっぱり応答しないので勝手に入って声をかけるアークだった。
あとはご存知の通り。
ノア達の騒動の裏でメーレ達による第一回にゃんこ会が終わったのだった。
※すみません、にゃんこ達のほのぼの回でした。ああ、クルール達の出番がなかった!?
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