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1 俺の異世界転生生活
今回の任務が終わった。
めっさ疲れた───。
俺ことダスク・セラータはこの国アイスルに仕える魔導師だ。
役職は宮廷魔導師団の副師団長。
21歳という若さで異例の出世だが、俺は国随一の魔力量と魔法の腕を持つ魔導師だからな。
国としては待遇をよくして他国に行かないように縛り付けときたいんだろう。
俺は身長こそ175㎝とそこそこの高さがあるものの、鍛錬をしても筋肉が付きにくいためせいぜいが細マッチョ止まり。
え? 魔導師ならもっとヒョロガリだろうって?
あのな、いくら後方で護られてるっていっても何があるか分かんねえだろ?
俺は死にたくないの。生存率を上げるために日々鍛えてんの!
───って、誰に言ってんだ、俺。
そんな俺は仕事中は何時も藍色に夕焼け色のメッシュが所々に入った腰辺りまである長い髪を緩く三つ編みにしている。
瞳は普段は濃い藍色だが、魔法を発動すると夕焼けの色彩が混じって光るらしい。
自分じゃ見えないから知らんけど。
おかげで【宵闇の賢者】という痛い通り名で呼ばれている。
厨二病かよって。恥ずか死ぬ。
───そんな俺には前世の記憶がある。
思い出したのはスラム街に捨てられて死にかけていた4歳の時。
母親は没落貴族の元子爵令嬢で、何処ぞの高位の御貴族様に囲われて愛人をするくらい美人だったらしいが、子を産んだせいで正妻に目の敵にされて。
当時は認知こそされていなかったが、この世界では5歳になると貴族は子供のお披露目をするそう。
何故そんな中途半端な年齢でお披露目をやるのかというと、前世のように医学が発達していないため、乳幼児の生存率が低かったらしい。
治癒魔法もあるが、万能じゃないしな。使い手も多くないし、魔法のレベルが低ければ大病や大怪我にはあまり効果がない。
そんなわけでいざお披露目をしてもその後死亡する子が多かったため、認知や死亡の手続きなど手間がかかり面倒だったらしく、じゃあ5歳なら早々死なない身体に育ってる頃だろうって決めたそうだ。
その時に万が一お披露目されて認知されたら俺はその家の跡継ぎになれる可能性があった。
その時はまだ正妻に子供がいなかったからだ。
そのせいで俺は正妻の策略で、母親と住んでいた邸の離れから密かに連れ出されて、身ぐるみ剥がされてスラム街にポイ。
母親も父親だという貴族の男も誰も助けには来ず、たった4歳のガキに手を貸すスラムの住人もいない。
食べ物もなく数日で死にかけて酔っ払いがゴミ屑みたいに俺を殴り蹴飛ばし、大通りまで吹っ飛んで、馬車に轢かれそうになったその時。
『跳ねられて死ぬ』
そう思った瞬間、前世の記憶が走馬灯のように甦って、気付いたら馬車の上に移動して浮いてた。
馬車は俺が吹っ飛んできたのに気付いて何とか止まってくれたから、そのまま倒れててもたぶんひき殺されなかったと思うけど、結果論だしな。
俺はこの時、暴走車に跳ねられて死んだことを思いだして、空中に浮きながら恐怖でぼろぼろ泣いていた。
そこに、止まった馬車から降りてきた男が同じように浮いて来て、ガクブルして声も出さずに泣く死にかけのボロボロの俺を抱きしめてくれて。
『怖かったろう。もう大丈夫だよ。君は孤児かい? じゃあ私が君の親になってあげるから、一緒に行こう』
そんなことを淀みなく言って、混乱している俺の返事を待たずに馬車の中に連れて行かれ、気づいたらその日のうちにその男の養子になっていた。
少し後になって、ソレがただの慈善ではないと気付くのだけど・・・・・・。
もちろん誰にも、その男にも前世の記憶の事は言っていないし一生言わないつもり。
さて、宮廷魔導師団の今回の任務は国の南に位置する広大な深淵の森の魔物の討伐だった。
この世界には大きな国が三つと小さな国が二つある。
様々な種族がいて、種族の割合としては人族が4、獣人が3、ドワーフが2、竜人とエルフ合わせて1といった具合だ。
種族的な差別はなく、それぞれの国に色々な種族が住んでいて異種族婚姻も普通にある。
ただ、種族によって寿命が違うので特別な婚姻──『番い』以外は短命な種族の方が当然先に逝く。
番う時に特別なことをして寿命を合わせるらしいが、俺も詳しいことは知らない。
竜人はめちゃくちゃ強くて長生きだって聞いた。数千年単位だとか。だから人数が少なくても種族的には問題ないらしい。エルフも同じくらい長命で、精霊魔法に長けていて狩りも得意だという。
長命で強くて死ににくいから積極的に繁殖する必要がなくて性欲は薄いらしい。だから子供も出来にくいんじゃないかと思う。
獣人とドワーフは人族の三倍くらい。たぶん300歳くらいは生きそう。
その中で言えば俺のような人族が一番短命で脆弱。その代わりというか繁殖力が強いので産めよ増やせよという精神で人口的にはトップクラスなわけだ。
ただ何故か人族の場合だけとあることがあって・・・・・・。神の御慈悲なのか、魔力量が多いと成長が緩やかになり通常の寿命の数倍長生きするらしい。
何そのチート?
でも知り合いが先に逝くのを看取って独りで長生きしても辛いだけじゃん。
呪いだと俺は思う。
俺がいる国は大きな三つの国のうちの一つだ。
位置的に五芒星を象ってその先端に国があり、中央に深淵の森と呼ばれる深い森が存在する。
そこは瘴気が濃く、魔物の発生が頻繁に起こり、放っておくと魔物の大量発生が起こるので定期的に魔物を討伐して数を減らすのだ。
そして各々の国で結界魔法を張って国に被害がないようにする。
コレを怠ると自国に被害が及ぶので、各国とも協力し合って対処しているのだ。
おかげで国同士の戦などはない。
そりゃあ魔物の被害の方がヤバいからな。
ちなみに魔王がいるとかいないとか言われてるが、誰も深淵の森の奥には行けないので真相は定かではない。
そんな討伐任務は年に三回ほどある。片道五日、討伐に七日、また帰りに五日と約半月かかるため、慣れていてもそれなりに疲労する。
宮廷魔導師団の他に宮廷騎士団も参加するので総勢百人の大所帯での移動は骨が折れた。
俺は10歳から参加してるからいい加減慣れたけどね。
ちなみに魔導師団長と騎士団長は何かあったときのためにお城でお留守番である。もちろん団員の半数以上はこちらに待機状態。討伐任務は何時もこの形だ。少数精鋭ってヤツ。
ただ今回はちょっと大物の魔物が出て大変ではあったけど。
凱旋のあとは魔導師団長に報告に行くんだが、コレがものすっごく行きたくねえ・・・・・・。
何でかというと───。
「お帰りセラ! 無事でよかったよー!」
開口一番、俺にハグしてくる魔導師団長・・・俺の義理の父親のダスク・アディスだ。
この人、最初から距離感がおかしくてところ構わず誰が見ていようと俺にハグして顔中にちゅっちゅと親愛のキスをするんだよ。
で、この人役職も凄いけど、彼自身この国に三つしかない公爵のうちの一つのダスク公爵様なんだ。
俺を拾ったときは両親を流行病で亡くしてちょうど公爵の爵位を継ぐ手続き中だったんだと。その手続きに合わせて俺を養子にする手続きも同時進行でサッサと済ませ、そのあとすぐに爵位を継いだんだってさ。
俺とは反対に、薄い新緑の色の垂れ目がちの瞳に月のように輝く薄い白金の長い髪をポニーテールにしている、俺より筋肉質な魔導師。羨ましい!
あの日初めて魔法を発現した俺の魔法の才能を瞬時に感じ取り、後継にするべく自分の養子にしたんだんだって。
なるほど納得。
ちなみに年齢は32歳。でもさっき言ったように魔力が多いと老化が遅く長生きになるので、どう見ても俺のすぐ上の兄貴みたいに見えるくらい童顔だ。
俺? 俺も当然老化が遅い。だから21歳と言ったが顔は15歳くらいに見えるだろう。合法ショタ? いやいやさすがにショタは無理だと思う。え? ショタではないよな?
俺と出会った当時、アディスは15歳。今とほとんど変わらない容姿で、年齢もだがその見た目でよく父親になろうと思ったな。弟じゃ駄目だったんか?
そう聞いてみたら『弟だとせっかく落ち着いた後継問題でまた煩くなるからね』と黒い笑みを浮かべて言われた。
な、なるほど? そっか、弟だと揉めるけど養子なら次の跡取りにってなる感じ?
そう言ったら『賢い子は好きだよ』って頭を撫でくりまわされた。意外と力が強い。首がもげるからヤメロ。
で、このアディス、未だに独身なんだが。
以前、後継どうするんだ? って聞いたことあるけど『セラータがいるじゃん』って言って笑って流された。
『セラータが次の跡取りになって、誰かと魔法で孕んでくれれば万事解決! そのための養子だし!』
と、爽やか笑顔でグーされた。相手が同性(しかも俺が孕む方)決定みたいに言うな。
ソレならあんたが誰かと作れよ。自分の血筋を絶やすつもりか?
いやこの世界、魔法で同性でも子供が出来るんだってよ。ソレ用の魔法があるんだけど、まあ100%ではないらしい。魔法使ったらあとは孕むまで励めということらしい。意外と運が必要。ホント魔法も万能じゃないんだな。
でも俺がそう言ったらちょっと切なげな顔で『私には縁のない話なんだ』なんて言うからそれ以上聞けなかった。
何か酷く辛い片想いでもしてるみたいな───。
ソレはともかく、アディスは俺を猫可愛がりしつつも厳しく、己が持つその魔法の知識を惜しみなく教え、鍛えてくれた。
その恩は返したいから、仕事も頑張ってるんだけど。
いつまで経っても子供扱いで照れくさい。
でも内心、嬉しくて俺もハグし返すんだけども。
「先に魔法で伝わった報告でドラゴンが出たってあったけど、大丈夫だった? まあセラなら心配ないとは思っていたけど・・・・・・」
「はい、まあ手強かったですけど、何とか全員大した怪我もなく倒せました。実際トドメを刺したのは騎士団のドーン・アルヴァ副団長でしたけど」
俺達はハグのあとソファに座ってアディスの補佐官の人が淹れてくれたお茶を飲みながら話をした。
この騎士副団長のアルヴァは俺と同い年で、俺がアディスに引き取られて養子になったすぐあとに、ダスク家のお隣さんのドーン公爵家から遊びに来た次男坊。
ソレからずっといわゆる幼馴染みとしての付き合いがある。
漆黒のウルフカットの髪と黒曜石のような綺麗な黒い瞳に、騎士としての立派な体躯。背も200㎝はあるんじゃないか?
魔法は魔導師には敵わないが、ソレでも剣術と組み合わせると途端に一騎当千の力になる。
───俺が密かに想いを寄せる男でもある。
俺、前世の性の対象は覚えてないけどたぶん抵抗ないから元から男が好きなんだと思う。
いつの間にか好意を寄せていたが、彼はここ数年、俺のこと避けてる感じなんだよなあ。
どうやら俺はめちゃくちゃいろんな人に抱かれてると思われてるらしい。
この世界では魔力枯渇になると生命力を削ってしまい命の危険がある。
そのため魔力回復ポーションがあるわけだが、何時も常備していられるわけじゃない。
そういうときは体液に多く含まれる魔力を主に性行為での粘膜接触で取り込む。いわゆる中出しだな。
まあ、魔力枯渇でなくても戦闘や急激な魔力の消耗で興奮して性行為をしたくはなるんだが。
それで俺はめちゃくちゃ魔法を使うから、そういうときのあとは誰彼構わずえっちしてると思われている。
実際、噂に尾びれが付いて一人歩きしてるだけなんだけど、母親だった女から受け継いだ美貌のせいで信憑性が増してるんだよな。
───そう。
俺は外見は15歳の中性的な美少年なんだ。
見た目は美少年、中身は大人、脱いだらそこそこイイ身体の細マッチョ。
何処かで見たようなキャラを足して二で割った感じ。
だがしかし!
噂は噂。断じて俺はとっかえひっかえなんかしていない。
ナンならずっと童貞処女だから。キスどころか老若男女問わず性的な意味合いで手を触れたこともないから。・・・・・・誰も信じないだろうけど。
アルヴァも絶対、その噂を信じてるだろう。
だってアイツ、生真面目が服を着ているような堅物だから。
「ふーん、アルヴァねえ。それだってどうせセラがガッツリ拘束魔法で固めて動きを封じたんだろ? でもってデバフかけて弱体化して、こっちはバフで攻撃力向上させてさ」
ムスッと口を尖らせてそう言うアディスにクスッと笑う。
だってどう見ても三十路の男の仕草じゃないし、見た目が俺とそんなに変わらないから可愛いだけだって。
「それはそうだけど、別にいいじゃないですか。対抗心がある訳じゃないし、俺は手柄が欲しいわけじゃないので」
「そういうところ、無欲だよねー。もっと欲望に忠実になって我が儘いっぱい言っていいんだよ? ウチは大抵叶えられる富と権力は持ち合わせているんだから」
「ぷっ、それ自分で言っちゃうんだ? そうだけど、でも俺、人並みに欲はあるし我が儘も言ってるでしょ?」
「え? そうなのかい? 知らなかった!」
アディスが驚いた。ええ? 何時も欲に塗れてるし。
「今だって、早く報告を済ませて家に帰って半月振りのお風呂に浸かりたいし、美味しい御飯とお酒が欲しいし、アディス父様と一緒に帰って一緒に食べて、一緒に・・・・・・ベッドで寝たい」
「───セラ・・・・・・っ」
「頑張って仕事してきたんだから、褒めて? 子供の時みたいに、添い寝して欲しい。・・・・・・ダメ?」
「駄目じゃない! じゃあちょっと待ってて! 速攻で仕事終わらせるから!」
ガバッとソファから立ち上がったアディスは若干耳を赤くしながら執務机に戻ると、ペンを持ってガリガリ書類を捌きだした。
「うん、待ってるから、頑張って・・・・・・」
俺はアディスがカリカリとペンを走らせる音を聞きながら、それを子守歌のように、ソファに凭れてウトウトとしだす。
ちょっとくらいいいよね? 俺、頑張ったもん。
討伐に加え結界魔法も張り直した。
行きと帰りは疲労を回復させる魔法を皆に使ったし、毎日皆にお風呂代わりに浄化魔法も使った。
実は予想外のドラゴンでさすがにちょっと魔力使いすぎて一度ヤバかったんだよね。
さすがに今回は疲れた。
だからたくさん甘やかして貰うんだ───。
※アディスの側近→補佐官に直しました。
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ラスト近くの回から、文字数2300を越えてしまいました。
予約投稿にて、毎日更新します。
ムーンライトさんにも投稿しています。