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番外編 エリアス&ディート
俺はソリューン・エリアス。獅子の獣人だ。彼はパール・ディート。狼の獣人で俺の乳兄弟である。
俺達は魔物討伐専用の騎士団の団長と団長補佐官だ。
日々、鍛錬に明け暮れ、主に年三回の深淵の森での魔物討伐を熟す騎士だ。
そんな俺達は実は番い同士なのだ。
俺達の母親同士が親友で、偶然にもお互い同時期に番いを得て、どうせなら子供も同じ時期に出来たらいいなどと話していたら、本当にその通りになったらしい。
そして出産も同日、ほぼ同時刻という奇跡のようなタイミングで双子のように俺達は生まれた。
若干俺が早く生まれたので気持ち的には兄のような感じだが、実際はディートの方がしっかりしていて長男気質だな。
で、俺達は生まれた瞬間から、何ならお腹にいたときからお互いが番いだと本能で分かっていた。
俺は生まれてすぐに起き上がり、すぐ隣に寝かせられていたディートの側にヨロヨロと歩いて行って、ぴったりくっ付いて眠っていたそうだ。
ちなみに獣人の子は生まれるときは完全に獣化した状態で、ある程度育つと人化出来るようになり、生まれたてでもしっかり自分の四足で立ち上がれる。
それでまあ、それを見ていた両親達はすぐに二人が番いだと気付いたそうで、その後は無理に引き離そうとせず、両家ともに家族ぐるみでお互いの母親がわけ隔てなく母乳を与えてお世話をした。
俺達は常に二人一緒に過ごしていて成人後にすぐに番うと思われたが、入団した騎士団での討伐任務で頭角を現した俺達に当時の騎士団長と副騎士団長だった男が後継者にすると言い出し、訓練以外の事務処理や引き継ぎなどをガンガンやらせてきて、そんな余裕がなくなった。
やっと引き継ぎが終わったと思えば、彼らは『これでやっとのんびり出来る』と騎士団を退団して領地に引っ込んでしまったのだ。
どうやら二人も番い同士だったらしく、コレからはのんびり暮らしながら子作りに励むのだとか。
ちくしょう、俺達だって番い同士だよ!
コレから番ってニャンニャンする気満々だったのによー!
『・・・・・・まあまあ、ソッチは正式に番ってなくても何時でも出来るから、機嫌直せよ』
『ディート・・・・・・だって、いいのか?』
お前、見かけに違わず結構ロマンティストで、初めては番うときがいいって小さいとき言ってたろう?
『───っ覚えて・・・・・・、いや、あの頃はそうだったが、大人になるにつれて、その・・・・・・』
そう言いながら視線を彷徨わせて目尻、赤く染めるディートに、我慢が効かなかった。
───結果、若干暴走しながらも優しく、大切に抱いた。
『正式に番うまではうなじを咬まないで』
『もちろん。まあ、ヤバいと思ったら殴っていいから止めてくれ』
『ああ』
そうしてお互い騎士団長と副騎士団長の仕事に追われてなかなか番えず、そしてドーン公爵家のアルヴァが入団し、最速で副騎士団長に就きディートは俺の補佐官になった。
『これで少しは余裕が出来たかな?』
『だといいんだけど』
しかし思った以上に騎士団長と補佐官という役職は多忙で、結局、未だに番えないまま。
部下達は『何時番うんだろう?』とヤキモキしていたらしい。
まあ、ヤることやってれば俺のマーキングでバレバレだし、元々、正式に番ってなくても番い同士だってのは公然の秘密みたいなもんだったし。
その後、ダスク公爵家の揉め事にも巻き込まれて大捕物をする羽目になり、余計な仕事が増えた。
更にはアルヴァとセラータの番い休暇に立て続けに来たアディスとエヴァルド近衛騎士団長の番い休暇と、てんやわんやの大騒ぎ。
「・・・・・・俺達、いつ番えるんだ?」
「さあ?」
「───いいですよね、貴方達はすでにお相手がいるんですから」
騎士団長の執務室に何故かいるカーティスに呆れながら言う。
「・・・・・・お前ね、人の執務室でぼやくんじゃないよ」
「そうそう。振られたからってヤケにならないで下さい」
「うるっせえよ! もうスッパリ諦めたわ! 何だよ、皆してあっちもこっちもラブラブでよかったな! 八つ当たりくらいさせろ!」
未だダスク師団長が番い休暇中で代わりに仕事を捌いているカーティスが、ここに書類を持ってきてから結構な時間が経っていた。
「お前、セラータを一人にしていいのか?」
「あっちはアルヴァが来てていちゃいちゃしてんだよ。俺、お邪魔虫」
「あー・・・・・・なるほど。うん、荒れる気持ちも分かるわ」
「だから時間潰させろ」
ムスッとしてお茶の催促をするカーティスにやれやれと溜息を吐いてディートが給湯室に姿を消した。
それを見送って、俺はカーティスに囁く。
「お前もさ、俺達みたいに、案外近いところで番いに出逢えるかもよ?」
「え?」
「実は俺達、お互いの母親が親友同士で、母親の腹にいるときからお互い番いだって本能で知ってて、生まれたときもほぼ一緒。で、その日からずっと側で育ったんだ)
「・・・・・・だから、阿吽の呼吸って・・・・・・」
「そ、だからお前も、そういうのあるんじゃないかって。まだ番いは生まれていないだけかもって思ってさ。生まれたらお前、絶対気付きそうだし」
「・・・・・・・・・・・・そうか。そうなら、いいな」
そう呟いてちょっと溜飲が下がったらしいカーティスにほっとする。
まあ、八つ当たりくらい受けてもいいが、次に俺達が番いになったら、コイツ、本当に大荒れしそうだもんな。
半分、身の保身、半分そうだったらいいなっていう希望的観測で言った言葉だが、たぶんあたらずとも遠からずだと思うぜ。
※エリアス&ディートといいつつ、ほぼエリアス視点でした。
時系列はアディスの番い休暇中。
セラータは休暇明けて仕事してます。
ボケボケで過去の会話『』を現在の会話にも使ってました。執務室での会話は「」となります。訂正しました。スミマセン。
俺達は魔物討伐専用の騎士団の団長と団長補佐官だ。
日々、鍛錬に明け暮れ、主に年三回の深淵の森での魔物討伐を熟す騎士だ。
そんな俺達は実は番い同士なのだ。
俺達の母親同士が親友で、偶然にもお互い同時期に番いを得て、どうせなら子供も同じ時期に出来たらいいなどと話していたら、本当にその通りになったらしい。
そして出産も同日、ほぼ同時刻という奇跡のようなタイミングで双子のように俺達は生まれた。
若干俺が早く生まれたので気持ち的には兄のような感じだが、実際はディートの方がしっかりしていて長男気質だな。
で、俺達は生まれた瞬間から、何ならお腹にいたときからお互いが番いだと本能で分かっていた。
俺は生まれてすぐに起き上がり、すぐ隣に寝かせられていたディートの側にヨロヨロと歩いて行って、ぴったりくっ付いて眠っていたそうだ。
ちなみに獣人の子は生まれるときは完全に獣化した状態で、ある程度育つと人化出来るようになり、生まれたてでもしっかり自分の四足で立ち上がれる。
それでまあ、それを見ていた両親達はすぐに二人が番いだと気付いたそうで、その後は無理に引き離そうとせず、両家ともに家族ぐるみでお互いの母親がわけ隔てなく母乳を与えてお世話をした。
俺達は常に二人一緒に過ごしていて成人後にすぐに番うと思われたが、入団した騎士団での討伐任務で頭角を現した俺達に当時の騎士団長と副騎士団長だった男が後継者にすると言い出し、訓練以外の事務処理や引き継ぎなどをガンガンやらせてきて、そんな余裕がなくなった。
やっと引き継ぎが終わったと思えば、彼らは『これでやっとのんびり出来る』と騎士団を退団して領地に引っ込んでしまったのだ。
どうやら二人も番い同士だったらしく、コレからはのんびり暮らしながら子作りに励むのだとか。
ちくしょう、俺達だって番い同士だよ!
コレから番ってニャンニャンする気満々だったのによー!
『・・・・・・まあまあ、ソッチは正式に番ってなくても何時でも出来るから、機嫌直せよ』
『ディート・・・・・・だって、いいのか?』
お前、見かけに違わず結構ロマンティストで、初めては番うときがいいって小さいとき言ってたろう?
『───っ覚えて・・・・・・、いや、あの頃はそうだったが、大人になるにつれて、その・・・・・・』
そう言いながら視線を彷徨わせて目尻、赤く染めるディートに、我慢が効かなかった。
───結果、若干暴走しながらも優しく、大切に抱いた。
『正式に番うまではうなじを咬まないで』
『もちろん。まあ、ヤバいと思ったら殴っていいから止めてくれ』
『ああ』
そうしてお互い騎士団長と副騎士団長の仕事に追われてなかなか番えず、そしてドーン公爵家のアルヴァが入団し、最速で副騎士団長に就きディートは俺の補佐官になった。
『これで少しは余裕が出来たかな?』
『だといいんだけど』
しかし思った以上に騎士団長と補佐官という役職は多忙で、結局、未だに番えないまま。
部下達は『何時番うんだろう?』とヤキモキしていたらしい。
まあ、ヤることやってれば俺のマーキングでバレバレだし、元々、正式に番ってなくても番い同士だってのは公然の秘密みたいなもんだったし。
その後、ダスク公爵家の揉め事にも巻き込まれて大捕物をする羽目になり、余計な仕事が増えた。
更にはアルヴァとセラータの番い休暇に立て続けに来たアディスとエヴァルド近衛騎士団長の番い休暇と、てんやわんやの大騒ぎ。
「・・・・・・俺達、いつ番えるんだ?」
「さあ?」
「───いいですよね、貴方達はすでにお相手がいるんですから」
騎士団長の執務室に何故かいるカーティスに呆れながら言う。
「・・・・・・お前ね、人の執務室でぼやくんじゃないよ」
「そうそう。振られたからってヤケにならないで下さい」
「うるっせえよ! もうスッパリ諦めたわ! 何だよ、皆してあっちもこっちもラブラブでよかったな! 八つ当たりくらいさせろ!」
未だダスク師団長が番い休暇中で代わりに仕事を捌いているカーティスが、ここに書類を持ってきてから結構な時間が経っていた。
「お前、セラータを一人にしていいのか?」
「あっちはアルヴァが来てていちゃいちゃしてんだよ。俺、お邪魔虫」
「あー・・・・・・なるほど。うん、荒れる気持ちも分かるわ」
「だから時間潰させろ」
ムスッとしてお茶の催促をするカーティスにやれやれと溜息を吐いてディートが給湯室に姿を消した。
それを見送って、俺はカーティスに囁く。
「お前もさ、俺達みたいに、案外近いところで番いに出逢えるかもよ?」
「え?」
「実は俺達、お互いの母親が親友同士で、母親の腹にいるときからお互い番いだって本能で知ってて、生まれたときもほぼ一緒。で、その日からずっと側で育ったんだ)
「・・・・・・だから、阿吽の呼吸って・・・・・・」
「そ、だからお前も、そういうのあるんじゃないかって。まだ番いは生まれていないだけかもって思ってさ。生まれたらお前、絶対気付きそうだし」
「・・・・・・・・・・・・そうか。そうなら、いいな」
そう呟いてちょっと溜飲が下がったらしいカーティスにほっとする。
まあ、八つ当たりくらい受けてもいいが、次に俺達が番いになったら、コイツ、本当に大荒れしそうだもんな。
半分、身の保身、半分そうだったらいいなっていう希望的観測で言った言葉だが、たぶんあたらずとも遠からずだと思うぜ。
※エリアス&ディートといいつつ、ほぼエリアス視点でした。
時系列はアディスの番い休暇中。
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