35 / 40
番外編 アディス・前世 愛別離苦
※魔物との戦闘があるので苦手な方は自衛をお願いします。
『───というわけで、君は私の番いなんだよ』
『・・・・・・はぁ』
アレから場所を移して、今いるところは王城内にある近衛騎士団長の執務室。
一応、二人きりになるときっと暴走するだろうということで、近衛騎士団長の補佐官の人が一人と近衛騎士が二人、同席している。
座っているのは私と近衛騎士団長だけで他の三人は何時でも団長に飛びかかれるように彼の後ろと横に立っているんだけど。
まあ確かに襲われたら咄嗟に手が出るのは確実で、謁見の間みたいに私が吹き飛ばしたらこの部屋は間違いなく破壊されると思うので気持ちは分かる。
───で、話を聞くと、私には分からない感覚だが近衛騎士団長には私が謁見の間の扉の前に立った頃からすでに自分の番いだと分かっていたそうで。
『それで陛下と宰相閣下に先にざっくりと、君が私の番いだから謁見後に話をしたいと申し出たわけ』
『それであの人払いというわけでしたか。あの、近衛騎士団長殿は───』
『エヴァルド』
『───はい?』
『番いなんだから名前で呼んで? はい、エヴァルド。言ってごらん?』
話の途中で遮られて何かと思えば、ソコ? いやまあ、私も番い関係の知識は一通りあるから彼の言うことも分かるけれども・・・・・・。
『さすがに初対面で爵位も高い団長殿を、その、急に名前でお呼びするのは・・・・・・』
『じゃあエヴァ。コレなら短いから呼びやすいでしょ?』
『・・・・・・・・・・・・』
───そーゆーコトじゃねえよ!
おそらく他の三人も同じ心境だったと思う。
何で今度は愛称呼びなんだよ、ハードル上げんじゃねえよ!
『ね?』
うっ・・・・・・綺麗で中性的で柔らかい笑みで、しかもデカいクセに何で上目使いでコッチ見てくるわけ!? 意味分からん!?
『ねえ、一度言っちゃえばあとは簡単だから』
『・・・・・・ぅ、エ、エヴァ?』
・・・・・・押し負けた。
だって大型犬が期待してるみたいに尻尾振る幻影が見えるんだもん。
『! うん。そのまま何時でも言ってくれて構わないからね!』
───そう言った瞬間、やっぱりピンと立った耳と尻尾が見えた気がした。
そのあとはすでに休暇を取っていたらしく、私を連れてドーン公爵家に帰るというので二つ返事で頷いた。
それに心配そうな顔で補佐官達が言った。
『あの、本当によろしいのですか?』
『え? ああ、番いのことですか? まあ、簡単に言うと結婚ってコトですよね。大丈夫ですよ。私には許可を得ないといけない家族はいませんし』
住んでた家は賃貸だし、両親の死後、家財道具は整理してまとめておいてあるし、自分の荷物も最低限しかない。
だから引っ越しもすぐ出来るし。その辺もエヴァが全部やるらしいから、私は文字通り身一つでオッケー。
『細かい事務手続きとかも任せていいんですよね? 分かんないし』
エヴァに振り返りそう言うとにっこり笑った。
エヴァも微笑む。
『もちろん。君はただそのままで私と番ってくれたらいい』
『ですって。だから心配しないで下さい』
『貴方は、何というか・・・・・・見た目に反して男前というか潔いというか・・・・・・』
『・・・・・・まあ、初対面で殴り飛ばせるくらいだから、団長には合っているのかも』
『何かあれば遠慮なく頼りなさい』
補佐官達が三者三様にそう言って見送ってくれた。
いや見た目はショタだが、私17歳。成人してるから。
当然、婚姻となればそのあとナニがあるかくらいは知識として知っている。男同士のやり方も知識としては、ね。
だが・・・・・・。
───私のこの身体で挿入るのか?
───結果としては無事挿入った。竜珠なるモノを飲み込んで馴染むと、竜人に抱かれても大丈夫な身体に変化するらしい。
凄えな、竜人。
ただ、エヴァの愛撫がやたらとネチっこくて長くて、限界過ぎるまで弄られイかされ、泣きが入った顔を恍惚とした情欲まみれの顔でうっとり見つめられて・・・・・・。
そのあとの挿入からの抜かずの○発という絶倫具合が、何というか、もう・・・・・・。
私の蕩けた脳ミソで腹上死という単語が浮かぶくらい、ヤバかった。
───もう、めっちゃ気持ちよかった。よすぎて辛いって、ああいうことなんだなって、身をもって知った。
そして無事にうなじに咬み痕がくっきりと。
番いを得た彼らの独占欲は半端なくて、所有印という名のキスマークや咬み痕を見えるところにつけたがるようだ。
そんなこんなで、ドーン公爵家にエヴァと住み、いつものように出勤して一緒に帰宅するという穏やかな日々が続いた。
そして恒例の年三回の魔物討伐任務に赴いたあの日。
いつものようにエヴァと行ってきますの口付けをして別れたあの日。
偶然か必然か、両親を亡くすキッカケとなったあの魔物───マンティコアが三体、現れた。
今回こちらは通常の討伐隊のため人数的には有利だったが、さすがに苦戦を強いられた。
前回の経験から何とか二体倒し、三体目もあと一息というところで最後の足掻きの咆哮の威圧で満身創痍の団員達のほとんどが身動きできずにいたその時───。
アイツは私目がけて一直線に突進してきた。
アレはおそらく、前回、両親に追いやられたことを覚えていたのだろう。
両親と同じ気配を纏う私を終始狙っていたのには気付いていた。
だからこそ、あえて囮になり引きつけて攻撃を加えていたのだから。
アイツの咆哮にも怯まなかったこの身体は、咄嗟にアイツと私の延長線上に動けずにいた団員を庇うため、前に出て結界魔法を張りながら双剣を構えた。
今回の討伐任務中、私はいつもより魔力の流れがおかしかった。
それに気付いたのは深淵の森に向かう途中。
野営でいつものように結界魔法を使おうとして集中すると、下腹部に魔力が流れていることに気付いた。
ソコで私はようやく気付いたんだ。
このお腹に、エヴァと私の子が宿っていたのだと。
子供は母胎の魔力を糧にする。足りない場合は性交で父親からも注いで貰うのだが、私は魔力が高い上にエヴァに毎日のように抱かれていて今のところは不足がなく、孕んでいたことに気付かなかった。
───ああ、気付いていれば、今回は来なかっただろう。それに私がいなければマンティコアも現れなかったかもしれない・・・・・・。
そんな『たられば』なことを考えながら全力で魔法を使い、迫り来るマンティコアの首を切り飛ばした。
ソイツは死の直前、私の腹を狙ってニヤリとした。
腹の子に気付いていたのか。
咄嗟に腹を庇ったが左脇腹を抉られ、すぐに治癒魔法がかけられたが、そもそも魔力枯渇だ。すでに私の意識は朦朧としていた。
番のいるモノには他の魔力を与えられないし、そもそも受けつけない。
魔力回復ポーションを飲ませられたが、嚥下する力もなく口端から零れ落ちていくばかり。
周りが騒然となり、悲壮感が漂う中、私は呟いた。
『・・・・・・愛しい、エヴァ・・・・・・また・・・・・・来世で・・・・・・。ごめんな・・・・・・生まれさせて、やれなくて・・・・・・』
浮かぶのはバカみたいにいつも引っ付いて構い倒してくるエヴァ。
えっちのときは殺す気かと言いたくなるほど愛してきて。
いつか、の未来を二人で語って眠って。
子供が出来たら、きっと二人にそっくりだから名前は『宵闇』にしよう。
そう言ったのに。
───ああ、独りにしてごめん。
独りの辛さは、私が誰よりも知ってるのに。
神様、エヴァに早く逢わせて下さい。
この子を、早く生まれさせて下さい。
真っ暗な闇は癒しの空間。
こわくない。
こわいのは、残されたエヴァの心・・・・・・。
泣かないで。
すぐに逢いに行くから。
───そうして、その記憶を持ったままアディスとして生まれて、かつての我が子を養子に迎え、私は再び貴方に出逢った。
※補足として。番ったあとは寿命が竜人に合わせて延びるけど、身体の丈夫さなどはちょっと強くなったかな、くらいなので、大怪我や病気とかで普通に死にます。だから通常は巣(家)に囲って大事に大事に愛でます。
シリアス回。何とか書き上がったので更新。番外編はもう少し続きますが、時間が取れないのでしばらく更新できないと思います。
お待ち下さい。
『───というわけで、君は私の番いなんだよ』
『・・・・・・はぁ』
アレから場所を移して、今いるところは王城内にある近衛騎士団長の執務室。
一応、二人きりになるときっと暴走するだろうということで、近衛騎士団長の補佐官の人が一人と近衛騎士が二人、同席している。
座っているのは私と近衛騎士団長だけで他の三人は何時でも団長に飛びかかれるように彼の後ろと横に立っているんだけど。
まあ確かに襲われたら咄嗟に手が出るのは確実で、謁見の間みたいに私が吹き飛ばしたらこの部屋は間違いなく破壊されると思うので気持ちは分かる。
───で、話を聞くと、私には分からない感覚だが近衛騎士団長には私が謁見の間の扉の前に立った頃からすでに自分の番いだと分かっていたそうで。
『それで陛下と宰相閣下に先にざっくりと、君が私の番いだから謁見後に話をしたいと申し出たわけ』
『それであの人払いというわけでしたか。あの、近衛騎士団長殿は───』
『エヴァルド』
『───はい?』
『番いなんだから名前で呼んで? はい、エヴァルド。言ってごらん?』
話の途中で遮られて何かと思えば、ソコ? いやまあ、私も番い関係の知識は一通りあるから彼の言うことも分かるけれども・・・・・・。
『さすがに初対面で爵位も高い団長殿を、その、急に名前でお呼びするのは・・・・・・』
『じゃあエヴァ。コレなら短いから呼びやすいでしょ?』
『・・・・・・・・・・・・』
───そーゆーコトじゃねえよ!
おそらく他の三人も同じ心境だったと思う。
何で今度は愛称呼びなんだよ、ハードル上げんじゃねえよ!
『ね?』
うっ・・・・・・綺麗で中性的で柔らかい笑みで、しかもデカいクセに何で上目使いでコッチ見てくるわけ!? 意味分からん!?
『ねえ、一度言っちゃえばあとは簡単だから』
『・・・・・・ぅ、エ、エヴァ?』
・・・・・・押し負けた。
だって大型犬が期待してるみたいに尻尾振る幻影が見えるんだもん。
『! うん。そのまま何時でも言ってくれて構わないからね!』
───そう言った瞬間、やっぱりピンと立った耳と尻尾が見えた気がした。
そのあとはすでに休暇を取っていたらしく、私を連れてドーン公爵家に帰るというので二つ返事で頷いた。
それに心配そうな顔で補佐官達が言った。
『あの、本当によろしいのですか?』
『え? ああ、番いのことですか? まあ、簡単に言うと結婚ってコトですよね。大丈夫ですよ。私には許可を得ないといけない家族はいませんし』
住んでた家は賃貸だし、両親の死後、家財道具は整理してまとめておいてあるし、自分の荷物も最低限しかない。
だから引っ越しもすぐ出来るし。その辺もエヴァが全部やるらしいから、私は文字通り身一つでオッケー。
『細かい事務手続きとかも任せていいんですよね? 分かんないし』
エヴァに振り返りそう言うとにっこり笑った。
エヴァも微笑む。
『もちろん。君はただそのままで私と番ってくれたらいい』
『ですって。だから心配しないで下さい』
『貴方は、何というか・・・・・・見た目に反して男前というか潔いというか・・・・・・』
『・・・・・・まあ、初対面で殴り飛ばせるくらいだから、団長には合っているのかも』
『何かあれば遠慮なく頼りなさい』
補佐官達が三者三様にそう言って見送ってくれた。
いや見た目はショタだが、私17歳。成人してるから。
当然、婚姻となればそのあとナニがあるかくらいは知識として知っている。男同士のやり方も知識としては、ね。
だが・・・・・・。
───私のこの身体で挿入るのか?
───結果としては無事挿入った。竜珠なるモノを飲み込んで馴染むと、竜人に抱かれても大丈夫な身体に変化するらしい。
凄えな、竜人。
ただ、エヴァの愛撫がやたらとネチっこくて長くて、限界過ぎるまで弄られイかされ、泣きが入った顔を恍惚とした情欲まみれの顔でうっとり見つめられて・・・・・・。
そのあとの挿入からの抜かずの○発という絶倫具合が、何というか、もう・・・・・・。
私の蕩けた脳ミソで腹上死という単語が浮かぶくらい、ヤバかった。
───もう、めっちゃ気持ちよかった。よすぎて辛いって、ああいうことなんだなって、身をもって知った。
そして無事にうなじに咬み痕がくっきりと。
番いを得た彼らの独占欲は半端なくて、所有印という名のキスマークや咬み痕を見えるところにつけたがるようだ。
そんなこんなで、ドーン公爵家にエヴァと住み、いつものように出勤して一緒に帰宅するという穏やかな日々が続いた。
そして恒例の年三回の魔物討伐任務に赴いたあの日。
いつものようにエヴァと行ってきますの口付けをして別れたあの日。
偶然か必然か、両親を亡くすキッカケとなったあの魔物───マンティコアが三体、現れた。
今回こちらは通常の討伐隊のため人数的には有利だったが、さすがに苦戦を強いられた。
前回の経験から何とか二体倒し、三体目もあと一息というところで最後の足掻きの咆哮の威圧で満身創痍の団員達のほとんどが身動きできずにいたその時───。
アイツは私目がけて一直線に突進してきた。
アレはおそらく、前回、両親に追いやられたことを覚えていたのだろう。
両親と同じ気配を纏う私を終始狙っていたのには気付いていた。
だからこそ、あえて囮になり引きつけて攻撃を加えていたのだから。
アイツの咆哮にも怯まなかったこの身体は、咄嗟にアイツと私の延長線上に動けずにいた団員を庇うため、前に出て結界魔法を張りながら双剣を構えた。
今回の討伐任務中、私はいつもより魔力の流れがおかしかった。
それに気付いたのは深淵の森に向かう途中。
野営でいつものように結界魔法を使おうとして集中すると、下腹部に魔力が流れていることに気付いた。
ソコで私はようやく気付いたんだ。
このお腹に、エヴァと私の子が宿っていたのだと。
子供は母胎の魔力を糧にする。足りない場合は性交で父親からも注いで貰うのだが、私は魔力が高い上にエヴァに毎日のように抱かれていて今のところは不足がなく、孕んでいたことに気付かなかった。
───ああ、気付いていれば、今回は来なかっただろう。それに私がいなければマンティコアも現れなかったかもしれない・・・・・・。
そんな『たられば』なことを考えながら全力で魔法を使い、迫り来るマンティコアの首を切り飛ばした。
ソイツは死の直前、私の腹を狙ってニヤリとした。
腹の子に気付いていたのか。
咄嗟に腹を庇ったが左脇腹を抉られ、すぐに治癒魔法がかけられたが、そもそも魔力枯渇だ。すでに私の意識は朦朧としていた。
番のいるモノには他の魔力を与えられないし、そもそも受けつけない。
魔力回復ポーションを飲ませられたが、嚥下する力もなく口端から零れ落ちていくばかり。
周りが騒然となり、悲壮感が漂う中、私は呟いた。
『・・・・・・愛しい、エヴァ・・・・・・また・・・・・・来世で・・・・・・。ごめんな・・・・・・生まれさせて、やれなくて・・・・・・』
浮かぶのはバカみたいにいつも引っ付いて構い倒してくるエヴァ。
えっちのときは殺す気かと言いたくなるほど愛してきて。
いつか、の未来を二人で語って眠って。
子供が出来たら、きっと二人にそっくりだから名前は『宵闇』にしよう。
そう言ったのに。
───ああ、独りにしてごめん。
独りの辛さは、私が誰よりも知ってるのに。
神様、エヴァに早く逢わせて下さい。
この子を、早く生まれさせて下さい。
真っ暗な闇は癒しの空間。
こわくない。
こわいのは、残されたエヴァの心・・・・・・。
泣かないで。
すぐに逢いに行くから。
───そうして、その記憶を持ったままアディスとして生まれて、かつての我が子を養子に迎え、私は再び貴方に出逢った。
※補足として。番ったあとは寿命が竜人に合わせて延びるけど、身体の丈夫さなどはちょっと強くなったかな、くらいなので、大怪我や病気とかで普通に死にます。だから通常は巣(家)に囲って大事に大事に愛でます。
シリアス回。何とか書き上がったので更新。番外編はもう少し続きますが、時間が取れないのでしばらく更新できないと思います。
お待ち下さい。
あなたにおすすめの小説
【完結】ダンスパーティーで騎士様と。〜インテリ俺様騎士団長α×ポンコツ元ヤン転生Ω〜
亜沙美多郎
BL
前世で元ヤンキーだった橘茉優(たちばなまひろ)は、異世界に転生して数ヶ月が経っていた。初めこそ戸惑った異世界も、なんとか知り合った人の伝でホテルの料理人(とは言っても雑用係)として働くようになった。
この世界の人はとにかくパーティーが好きだ。どの会場も予約で連日埋まっている。昼でも夜でも誰かしらが綺麗に着飾ってこのホテルへと足を運んでいた。
その日は騎士団員が一般客を招いて行われる、ダンスパーティーという名の婚活パーティーが行われた。
騎士という花型の職業の上、全員αが確約されている。目をぎらつかせた女性がこぞってホテルへと押しかけていた。
中でもリアム・ラミレスという騎士団長は、訪れた女性の殆どが狙っている人気のα様だ。
茉優はリアム様が参加される日に補充員としてホールの手伝いをするよう頼まれた。
転生前はヤンキーだった茉優はまともな敬語も喋れない。
それでもトンチンカンな敬語で接客しながら、なんとか仕事をこなしていた。
リアムという男は一目でどの人物か分かった。そこにだけ人集りができている。
Ωを隠して働いている茉優は、仕事面で迷惑かけないようにとなるべく誰とも関わらずに、黙々と料理やドリンクを運んでいた。しかし、リアムが近寄って来ただけで発情してしまった。
リアムは茉優に『運命の番だ!』と言われ、ホテルの部屋に強引に連れて行かれる。襲われると思っていたが、意外にも茉優が番になると言うまでリアムからは触れてもこなかった。
いよいよ番なった二人はラミレス邸へと移動する。そこで見たのは見知らぬ美しい女性と仲睦まじく過ごすリアムだった。ショックを受けた茉優は塞ぎ込んでしまう。
しかし、その正体はなんとリアムの双子の兄弟だった。パーティーに参加していたのは弟のリアムに扮装した兄のエリアであった。
エリアの正体は公爵家の嫡男であり、後継者だった。侯爵令嬢との縁談を断る為に自分だけの番を探していたのだと言う。
弟のリアムの婚約発表のお茶会で、エリアにも番が出来たと報告しようという話になったが、当日、エリアの目を盗んで侯爵令嬢ベイリーの本性が剥き出しとなる。
お茶会の会場で下民扱いを受けた茉優だったが……。
♡読者様1300over!本当にありがとうございます♡
※独自のオメガバース設定があります。
※予告なく性描写が入ります。
貴族軍人と聖夜の再会~ただ君の幸せだけを~
倉くらの
BL
「こんな姿であの人に会えるわけがない…」
大陸を2つに分けた戦争は終結した。
終戦間際に重症を負った軍人のルーカスは心から慕う上官のスノービル少佐と離れ離れになり、帝都の片隅で路上生活を送ることになる。
一方、少佐は屋敷の者の策略によってルーカスが死んだと知らされて…。
互いを思う2人が戦勝パレードが開催された聖夜祭の日に再会を果たす。
純愛のお話です。
主人公は顔の右半分に火傷を負っていて、右手が無いという状態です。
全3話完結。
ウサギ獣人を毛嫌いしているオオカミ獣人後輩に、嘘をついたウサギ獣人オレ。大学時代後輩から逃げたのに、大人になって再会するなんて!?
灯璃
BL
ごく普通に大学に通う、宇佐木 寧(ねい)には、ひょんな事から懐いてくれる後輩がいた。
オオカミ獣人でアルファの、狼谷 凛旺(りおう)だ。
ーここは、普通に獣人が現代社会で暮らす世界ー
獣人の中でも、肉食と草食で格差があり、さらに男女以外の第二の性別、アルファ、ベータ、オメガがあった。オメガは男でもアルファの子が産めるのだが、そこそこ差別されていたのでベータだと言った方が楽だった。
そんな中で、肉食のオオカミ獣人の狼谷が、草食オメガのオレに懐いているのは、単にオレたちのオタク趣味が合ったからだった。
だが、こいつは、ウサギ獣人を毛嫌いしていて、よりにもよって、オレはウサギ獣人のオメガだった。
話が合うこいつと話をするのは楽しい。だから、学生生活の間だけ、なんとか隠しとおせば大丈夫だろう。
そんな風に簡単に思っていたからか、突然に発情期を迎えたオレは、自業自得の後悔をする羽目になるーー。
みたいな、大学篇と、その後の社会人編。
BL大賞ポイントいれて頂いた方々!ありがとうございました!!
※本編完結しました!お読みいただきありがとうございました!
※短編1本追加しました。これにて完結です!ありがとうございました!
旧題「ウサギ獣人が嫌いな、オオカミ獣人後輩を騙してしまった。ついでにオメガなのにベータと言ってしまったオレの、後悔」
神子様のお気に入り!
荷稲 まこと
BL
異世界に召喚された主人公、百瀬瑠衣。
そこは女性が存在しないBLゲームの世界だった。
『神子様』と呼ばれイケメンたちにちやほやされる瑠衣であったが、彼はどうも不満そうで…。
長編の合間の息抜きに書きました。
ふわっと設定なのでふわわっと読んでください。
すけべシーンには※が付いてます。
【完結】一生に一度だけでいいから、好きなひとに抱かれてみたい。
村松砂音(抹茶砂糖)
BL
第13回BL大賞で奨励賞をいただきました!
ありがとうございました!!
いつも不機嫌そうな美形の騎士×特異体質の不憫な騎士見習い
<あらすじ>
魔力欠乏体質者との性行為は、死ぬほど気持ちがいい。そんな噂が流れている「魔力欠乏体質」であるリュカは、父の命令で第二王子を誘惑するために見習い騎士として騎士団に入る。
見習い騎士には、側仕えとして先輩騎士と宿舎で同室となり、身の回りの世話をするという規則があり、リュカは隊長を務めるアレックスの側仕えとなった。
いつも不機嫌そうな態度とちぐはぐなアレックスのやさしさに触れていくにつれて、アレックスに惹かれていくリュカ。
ある日、リュカの前に第二王子のウィルフリッドが現れ、衝撃の事実を告げてきて……。
親のいいなりで生きてきた不憫な青年が、恋をして、しあわせをもらう物語。
※性描写が多めの作品になっていますのでご注意ください。
└性描写が含まれる話のサブタイトルには※をつけています。
※表紙は「かんたん表紙メーカー」さまで作成しました。
生まれ変わったら知ってるモブだった
マロン
BL
僕はとある田舎に小さな領地を持つ貧乏男爵の3男として生まれた。
貧乏だけど一応貴族で本来なら王都の学園へ進学するんだけど、とある理由で進学していない。
毎日領民のお仕事のお手伝いをして平民の困り事を聞いて回るのが僕のしごとだ。
この日も牧場のお手伝いに向かっていたんだ。
その時そばに立っていた大きな樹に雷が落ちた。ビックリして転んで頭を打った。
その瞬間に思い出したんだ。
僕の前世のことを・・・この世界は僕の奥さんが描いてたBL漫画の世界でモーブル・テスカはその中に出てきたモブだったということを。
歳上公爵さまは、子供っぽい僕には興味がないようです
チョロケロ
BL
《公爵×男爵令息》
歳上の公爵様に求婚されたセルビット。最初はおじさんだから嫌だと思っていたのだが、公爵の優しさに段々心を開いてゆく。無事結婚をして、初夜を迎えることになった。だが、そこで公爵は驚くべき行動にでたのだった。
ほのぼのです。よろしくお願いします。
※ムーンライトノベルズ様でも投稿しています。
俎上の魚は水を得る
円玉
BL
前作「釣った魚、逃した魚」の番外・後日談です。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/546817982/116507482
番外編なのに長くなりそうなので別タイトルでアップすることにしました。
本編を読んでないと、伝わりきらないところが有ると思います。
厳密に言えば、後日談と言っても本編のラストシーンよりは少し前に遡ります。
建国の儀の翌年となります。
二人の生活を楽しんでいた召喚神子・三倉貴史(タカ)と護衛騎士であり伴侶のマクミラン。
マクミランがうっかり漏らした神子の誕生日を耳にした王家が、それを放っておくはずも無く。
『神子様生誕祭』を執り行うことに。
次第に大仰になっていく事に引き気味だったが、王家の計らいで温泉地が貰えることになったタカは、俄然発奮することに。
ただひたすらラブ語りなだけで、さほどの危機が訪れることもなく、メリハリ的には薄目です。
どちらかと言えばコメディ寄りかなと思います。
本編「釣った魚、逃した魚」は終始マクミラン目線(攻目線)でしたが、
本作では、神子様・タカ目線(受目線)になります。
本編「釣った魚、逃した魚」では崇拝恋慕しているマクミラン目線だったので、大分神子様が神秘的に美化されています。
今回、神子様本人目線なので、所詮は今時の日本人。そこそこ俗です。
あと、一応、今回も調子に乗らないように文字数2300以下の縛りを設けてみました。
ですが、連載回数を30話で締めたかったので、
ラスト近くの回から、文字数2300を越えてしまいました。
予約投稿にて、毎日更新します。
ムーンライトさんにも投稿しています。