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18 決闘後の密談 1(sideナハト)
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ユラを抱き上げ、今度はきちんとユラに断って防音魔法をかける。もちろん今回はユラだけにした。
ついでにフードをのぞき込み、ユラの目を見て吸血鬼のスキルで眠らせておく。
「過保護だねぇ」
決闘の後始末をしているダオラが揶揄うように笑いながらそう言った。過保護で結構。
「コイツらのせいでユラがイヤな思いをしたんだ。当然だろう。もう二度と会わないようにコイツらの声も顔も存在すら消してやりたい」
「いやアンタ、二度と近付かない条件だったでしょ。そこまでしないで下さいよ」
ちょっと引いた顔でそう言うダオラに俺はムスッとして言った。
「何故ユラはあんな軽い条件しか言わなかったんだ。ついでにボコって再起不能にしてやるくらい言えばよかったのに・・・・・・」
俺が真顔でそう言ったらダオラが引きつった顔でエアリアルに囁いた。
「・・・・・・この人、こんなんでしたっけ?」
「愛は盲目。運命の番いは人を変えるんだよ」
「はあ・・・・・・だいぶアブナイ方にイッちゃってますけどねぇ」
ははは、と乾いた笑いで後始末を再開するダオラ。オイコラ、お前ら、しっかり聞こえてるぞ。
「えーと、治癒師に治療させてー治療費も請求してー、あと接近禁止の誓約書にサインさせてアムリタの街から放逐だなー」
「・・・・・・え? なな何で!? 近付かなきゃいいんでしょ!? この街から出るなんてイヤよ!」
ダオラがそう告げた途端、焦ったように騒ぎ出したエリシャを冷めた目で見下ろす俺達三人。
「何を当たり前のことを。二度と近付かないなんて、同じ街に住んでいたら難しいだろう」
「当然、冒険者ギルドに出入りしてたら高確率でばったり顔を合わせるでしょ?」
「だから街を出て貰うのが一番手っ取り早い」
俺達が出て行く理由はないんだから、当然そっちが出て行くべきだろう?
「鬱陶しく纏わり付かない、とかだったら街を出る必要はなかっただろうけどね」
「自分の浅慮を嘆くんだな」
「そ、そんな・・・・・・」
「治療が終わったら支払いしてサッサと荷物を纏めて。明日の朝一で出て行って貰うから」
「今すぐと言わないだけマシでしょ」
正論を言われて力なくくずおれるエリシャ達を他の冒険者達が担いで鍛錬場から連れ出す。
そのあとのことはギルド職員に任せてエアリアル達は執務室に戻った。そこでも当然のように防音魔法をかける。もちろんユラの魔法もかけたまま眠って貰っている。
「それにしても凄かったねぇ、ユラ君」
ダオラが感心してそう言った。周りが状況を掴めないくらいの素早い動きだった。
「周りに彼の実力を見せつけて牽制するために受けた決闘だったんだけどね」
「アレ、全然全力じゃなかったよねぇ」
「ああ。本人はもの凄く物足りなさそうだったな。開始直後に殺りそうになって咄嗟に視線で止めたが、アレは本気で殺る目だった」
エアリアルとダオラの言葉に俺も頷く。いや本当に、あそこまで動けるとは見た目じゃ分からないものだ。
そんな会話の中、ダオラが衝撃的なことを告げた。
「───それであの、ユラ君のことなんだけどさ。私の鑑定で見えたモノがあるんだけどー」
「え!? 何かダオラに見えたの!?」
「マジか! 俺達でも鑑定で見えたのが名前と種族くらいなのに!?」
「うわ、二人とも食いつきヤバッ! いやそう聞いてたから私もダメ元だったんだけどね。さっき決闘直後につい見えちゃって、焦ったわ」
ダオラがデカい身体を仰け反らせて苦笑した。
本来は暗黙の了解で勝手に人に鑑定をかけてはいけないのだ。裸を覗き見するようなモノだからな。
だがギルマスやサブギルマス、それに準ずる者は職務上必要なためこっそり見ることも許可されている。
俺? 俺はSランク冒険者だから。ギルマスと同等の権利を有しているからいいんだ。
それで、と先を促すとダオラは顔を曇らせ躊躇うように言った。
「職業の項目に【暗殺者】ってあって」
「───やっぱり・・・・・・」
「あと・・・・・・もう一つ、アサシンの他に・・・・・・【奴隷】がある」
真剣な表情になったダオラがそう言った。
「───っ!!」
「・・・・・・イヤな予感が当たったね」
やっぱりウィステリア国がなくなったあと、経緯は不明だがユラは東の大陸で奴隷にされていたのだろう。
ウィステリア国は東の大陸の中の一つ、巨人の国ゴライアスに攻め滅ぼされたと言われているが、そのあとの国民達───ハイエルフ達がどうなったのかは何故か誰も分からないそうだ。
逃げ延びたのか、はたまた捕らえられて奴隷になったのか。もしくはプライドの高い気質の彼らがそれを嫌って自死した可能性もある。
俺達は苦い気持ちでいっぱいだった。
「・・・・・・ナハトさん、この子の身体のどこかに奴隷紋が刻まれてはいませんか?」
「───そうか、奴隷ならどこかに奴隷紋があるはず」
ダオラの言葉にエアリアルもハッとする。
「普通は身体のどこかに魔法で刻んだ奴隷紋があって、自死不可や逃亡禁止、絶対服従などの制約が組み込まれているはずだから」
「でもユラは自由に動いてるよな? 奴隷の主人が登録されているなら、今は逃亡扱いになってるんじゃないのか?」
「・・・・・・だとすると奴隷紋から何かしらの警告や罰が科せられていそうなモノだけど・・・・・・」
エアリアルとダオラの会話を聞きながら俺も記憶を探るが、思い当たるモノは見当たらなかったな。
「脱がせたときにはなかった。見えるところは頭の天辺から爪先まで確認したぞ」
「・・・・・・裸、見たんだ」
「見たんですね?」
「・・・・・・お前が話を振っといて何だその目、その言い草は。寝かせるのに着替えがなくて全部脱がせたんだ。仕方ないだろう」
子供の裸に欲情したんじゃ? なんてドン引きしやがって。
欲情はしてないぞ! ちょっとムラッとしてお触りしただけだ。口付けもちょっとはしてるが───。
・・・・・・ファーストキスって言ってたな。
ユラには内緒だがもうすでにセカンドどころじゃなく数えきれないほど口付けてる。・・・・・・寝てるときに。
「・・・・・・おい、まさか犯───」
「してないに決まってるだろう! 未成年に本番行為はさすがに犯罪だ」
「・・・・・・それ以外はしてるんだ?」
「───う」
「もちろん同意の上ですよね?」
「・・・・・・」
応えられずに目を逸らす。
・・・・・・沈黙が肯定だ。
「───アンタって吸血鬼はーっ! 手を出すなら正々堂々と本人に言って許可を貰いなさいっ!」
いやエアリアル、それもどうなんだ?
「イヤだこの大人、不潔っ! むっつり!」
ダオラ、そんな蔑んだ目で見るんじゃない!
「煩い煩い! 挿入はまだシてないんだからいいだろう!」
「うーわー、開き直ったよ、この人。イヤこの吸血鬼!」
「身体に流れるのは血じゃなく酒だと豪語する変態な吸血鬼の真祖」
「むっつりスケベ!」
オイコラ、いくら気の置けない知己だからって言いたい放題言いやがってお前ら。
「・・・・・・お前らの血ぃ吸ってやろうか?」
「結構です」
「慎んでお断りします」
速攻拒否られた。
「と言うか、今更ユラ君以外に飲む気ないでしょ、アンタ?」
エアリアルの指摘に、そうなんだが・・・・・・と俺は静かになる。
「こんなに小さい身体なのに唯一無二だと思ったら、際限なく飲んでしまいそうで・・・・・・壊してしまいそうで怖いんだ」
だからちゃんとお互い愛し合って伴侶になって、魂で繫がらないと・・・・・・。
俺と同じ不老不死になってからじゃないと、色々と手が出せないんだよ。
「だからそれまでは、俺はお触りで欲望を満たす!」
俺はグッと拳を握ってそう言い切った。
それを聞いたエアリアルとダオラはなんともいえない顔をした。
「・・・・・・アホだ、ここにもアホがいた」
「・・・・・・恋とか愛って脳ミソパーンってなるんですねぇ」
「まさしく『恋の病につける薬はない』を地でいってる。それが古くからの友人となると何ともまた・・・・・・」
俺の腕の中でぐっすり眠るユラを愛おしそうにそれでいて憐憫の眼差しで見つめるエアリアルとダオラだった。
「早く大人になれ、ユラ」
色々と含むモノが違うが、三人の総意だった。
※アカン、キャラが暴走しだした。収拾がつかない。
最近HOTランキング60位辺りをうろうろしてます。読んで下さってありがとうございます。
※連日ニュースの台風10号、皆様もお気をつけ下さい。
ついでにフードをのぞき込み、ユラの目を見て吸血鬼のスキルで眠らせておく。
「過保護だねぇ」
決闘の後始末をしているダオラが揶揄うように笑いながらそう言った。過保護で結構。
「コイツらのせいでユラがイヤな思いをしたんだ。当然だろう。もう二度と会わないようにコイツらの声も顔も存在すら消してやりたい」
「いやアンタ、二度と近付かない条件だったでしょ。そこまでしないで下さいよ」
ちょっと引いた顔でそう言うダオラに俺はムスッとして言った。
「何故ユラはあんな軽い条件しか言わなかったんだ。ついでにボコって再起不能にしてやるくらい言えばよかったのに・・・・・・」
俺が真顔でそう言ったらダオラが引きつった顔でエアリアルに囁いた。
「・・・・・・この人、こんなんでしたっけ?」
「愛は盲目。運命の番いは人を変えるんだよ」
「はあ・・・・・・だいぶアブナイ方にイッちゃってますけどねぇ」
ははは、と乾いた笑いで後始末を再開するダオラ。オイコラ、お前ら、しっかり聞こえてるぞ。
「えーと、治癒師に治療させてー治療費も請求してー、あと接近禁止の誓約書にサインさせてアムリタの街から放逐だなー」
「・・・・・・え? なな何で!? 近付かなきゃいいんでしょ!? この街から出るなんてイヤよ!」
ダオラがそう告げた途端、焦ったように騒ぎ出したエリシャを冷めた目で見下ろす俺達三人。
「何を当たり前のことを。二度と近付かないなんて、同じ街に住んでいたら難しいだろう」
「当然、冒険者ギルドに出入りしてたら高確率でばったり顔を合わせるでしょ?」
「だから街を出て貰うのが一番手っ取り早い」
俺達が出て行く理由はないんだから、当然そっちが出て行くべきだろう?
「鬱陶しく纏わり付かない、とかだったら街を出る必要はなかっただろうけどね」
「自分の浅慮を嘆くんだな」
「そ、そんな・・・・・・」
「治療が終わったら支払いしてサッサと荷物を纏めて。明日の朝一で出て行って貰うから」
「今すぐと言わないだけマシでしょ」
正論を言われて力なくくずおれるエリシャ達を他の冒険者達が担いで鍛錬場から連れ出す。
そのあとのことはギルド職員に任せてエアリアル達は執務室に戻った。そこでも当然のように防音魔法をかける。もちろんユラの魔法もかけたまま眠って貰っている。
「それにしても凄かったねぇ、ユラ君」
ダオラが感心してそう言った。周りが状況を掴めないくらいの素早い動きだった。
「周りに彼の実力を見せつけて牽制するために受けた決闘だったんだけどね」
「アレ、全然全力じゃなかったよねぇ」
「ああ。本人はもの凄く物足りなさそうだったな。開始直後に殺りそうになって咄嗟に視線で止めたが、アレは本気で殺る目だった」
エアリアルとダオラの言葉に俺も頷く。いや本当に、あそこまで動けるとは見た目じゃ分からないものだ。
そんな会話の中、ダオラが衝撃的なことを告げた。
「───それであの、ユラ君のことなんだけどさ。私の鑑定で見えたモノがあるんだけどー」
「え!? 何かダオラに見えたの!?」
「マジか! 俺達でも鑑定で見えたのが名前と種族くらいなのに!?」
「うわ、二人とも食いつきヤバッ! いやそう聞いてたから私もダメ元だったんだけどね。さっき決闘直後につい見えちゃって、焦ったわ」
ダオラがデカい身体を仰け反らせて苦笑した。
本来は暗黙の了解で勝手に人に鑑定をかけてはいけないのだ。裸を覗き見するようなモノだからな。
だがギルマスやサブギルマス、それに準ずる者は職務上必要なためこっそり見ることも許可されている。
俺? 俺はSランク冒険者だから。ギルマスと同等の権利を有しているからいいんだ。
それで、と先を促すとダオラは顔を曇らせ躊躇うように言った。
「職業の項目に【暗殺者】ってあって」
「───やっぱり・・・・・・」
「あと・・・・・・もう一つ、アサシンの他に・・・・・・【奴隷】がある」
真剣な表情になったダオラがそう言った。
「───っ!!」
「・・・・・・イヤな予感が当たったね」
やっぱりウィステリア国がなくなったあと、経緯は不明だがユラは東の大陸で奴隷にされていたのだろう。
ウィステリア国は東の大陸の中の一つ、巨人の国ゴライアスに攻め滅ぼされたと言われているが、そのあとの国民達───ハイエルフ達がどうなったのかは何故か誰も分からないそうだ。
逃げ延びたのか、はたまた捕らえられて奴隷になったのか。もしくはプライドの高い気質の彼らがそれを嫌って自死した可能性もある。
俺達は苦い気持ちでいっぱいだった。
「・・・・・・ナハトさん、この子の身体のどこかに奴隷紋が刻まれてはいませんか?」
「───そうか、奴隷ならどこかに奴隷紋があるはず」
ダオラの言葉にエアリアルもハッとする。
「普通は身体のどこかに魔法で刻んだ奴隷紋があって、自死不可や逃亡禁止、絶対服従などの制約が組み込まれているはずだから」
「でもユラは自由に動いてるよな? 奴隷の主人が登録されているなら、今は逃亡扱いになってるんじゃないのか?」
「・・・・・・だとすると奴隷紋から何かしらの警告や罰が科せられていそうなモノだけど・・・・・・」
エアリアルとダオラの会話を聞きながら俺も記憶を探るが、思い当たるモノは見当たらなかったな。
「脱がせたときにはなかった。見えるところは頭の天辺から爪先まで確認したぞ」
「・・・・・・裸、見たんだ」
「見たんですね?」
「・・・・・・お前が話を振っといて何だその目、その言い草は。寝かせるのに着替えがなくて全部脱がせたんだ。仕方ないだろう」
子供の裸に欲情したんじゃ? なんてドン引きしやがって。
欲情はしてないぞ! ちょっとムラッとしてお触りしただけだ。口付けもちょっとはしてるが───。
・・・・・・ファーストキスって言ってたな。
ユラには内緒だがもうすでにセカンドどころじゃなく数えきれないほど口付けてる。・・・・・・寝てるときに。
「・・・・・・おい、まさか犯───」
「してないに決まってるだろう! 未成年に本番行為はさすがに犯罪だ」
「・・・・・・それ以外はしてるんだ?」
「───う」
「もちろん同意の上ですよね?」
「・・・・・・」
応えられずに目を逸らす。
・・・・・・沈黙が肯定だ。
「───アンタって吸血鬼はーっ! 手を出すなら正々堂々と本人に言って許可を貰いなさいっ!」
いやエアリアル、それもどうなんだ?
「イヤだこの大人、不潔っ! むっつり!」
ダオラ、そんな蔑んだ目で見るんじゃない!
「煩い煩い! 挿入はまだシてないんだからいいだろう!」
「うーわー、開き直ったよ、この人。イヤこの吸血鬼!」
「身体に流れるのは血じゃなく酒だと豪語する変態な吸血鬼の真祖」
「むっつりスケベ!」
オイコラ、いくら気の置けない知己だからって言いたい放題言いやがってお前ら。
「・・・・・・お前らの血ぃ吸ってやろうか?」
「結構です」
「慎んでお断りします」
速攻拒否られた。
「と言うか、今更ユラ君以外に飲む気ないでしょ、アンタ?」
エアリアルの指摘に、そうなんだが・・・・・・と俺は静かになる。
「こんなに小さい身体なのに唯一無二だと思ったら、際限なく飲んでしまいそうで・・・・・・壊してしまいそうで怖いんだ」
だからちゃんとお互い愛し合って伴侶になって、魂で繫がらないと・・・・・・。
俺と同じ不老不死になってからじゃないと、色々と手が出せないんだよ。
「だからそれまでは、俺はお触りで欲望を満たす!」
俺はグッと拳を握ってそう言い切った。
それを聞いたエアリアルとダオラはなんともいえない顔をした。
「・・・・・・アホだ、ここにもアホがいた」
「・・・・・・恋とか愛って脳ミソパーンってなるんですねぇ」
「まさしく『恋の病につける薬はない』を地でいってる。それが古くからの友人となると何ともまた・・・・・・」
俺の腕の中でぐっすり眠るユラを愛おしそうにそれでいて憐憫の眼差しで見つめるエアリアルとダオラだった。
「早く大人になれ、ユラ」
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※アカン、キャラが暴走しだした。収拾がつかない。
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※連日ニュースの台風10号、皆様もお気をつけ下さい。
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