1 / 2
未来診断
しおりを挟む
登場人物
・雨宮 蒼汰(あまみや そうた)(17) 男
明美に好意があります。
陰キャですが、リアクションがちょっと大きいイメージの男
・赤坂 明美(あかさか あけみ)(17) 女
蒼汰と仲がよく、一緒にいるときは、元気な子。
・加賀 透(かが とおる)(17) 男 / 男子生徒
明美に好意があります。
オカルト関係に詳しい、オカルト研究部 部長
本文
~6月8日(学校:昼)~
スマホでニュース番組を見ている蒼汰
S「ん~笹木美羽(ささき みう)さんが行方不明ねぇ~」
A「ねえ、聞いてる?」
S「んあ?なんだって?」
A「だ・か・ら!未来診断の話だって!」
S「あ、悪い、動画見てた」
A「学校にいる時くらい、両耳イヤホンで引き籠るのやめたら?」
S「だから、悪いって言ってんじゃん、未来診断って最近流行ってるやつだろ?
またお前はなんでもかんでも信じやがって、知らない人についていくんじゃないぞ」
A「はぁ?!うっさいな!こういうのは本当でも嘘でも雰囲気って言うのが大事なの!」
S「まあまあ、落ち着けって」
A「アンタのせいでしょうが!」
S「・・で?結局なんなんだよ未来診断って」
A「え、そこから?」
S「そこからって?」
A「あんた、まだクラスのグルーブLINE入ってないの?」
S「入る必要ないだろ、必要な話なら学校来れば聞けるんだから」
A「友達いないから入りづらいだけでしょ」
S「・・・(不満げ)」
明美はスマホを弄りだす
A「(スマホの操作)・・・はい(スマホを差し出す)」
S「ん、動画か」
A「そう、いま流行りのAI診断みたいな?うちのクラスに、高田ってやついるじゃん」
S「ああ、俺が苦手な陽キャタイプな」
A「そいつが人集めて動画撮りながらやったんだって、とあるサイトにアクセスすると、
自分の未来が書いてある診断結果が見れるんだって」
S「それが何かしら当たったから盛り上がってるって?」
A「まあ、そんなとこ」
S「そんなのまぐれだろ、合ってるような合ってないようなことが書いてあるやつじゃないのか?」
A「まぐれって思えないようなことが起きたから騒いでるんでしょうが
(動画が進展するまで沈黙)・・・ほら、出てきた」
S「はぁ~ん、随分日付ごとに事細かに書いてあるな、
ん~?、直近の日付だと、昨日の【6月7日、花子が死んだ、昨日まで元気だったのに、
もっと早くに病院に連れていけば良かった】、日記みたいな文章だな」
A「花子っていうのは、高田のペットね、
しかも書いてある通り昨日のLINEで本当に亡くなっちゃったって投稿してた」
S「はぁ?!こんな的確に当たんのかよ!?ペットのことなんか動画見た感じ入力とかしてなかっただろ」
A「そう、それがどうなってるんだろうって、しかも、それ以前に書いてあることも全部当たってるって」
S「・・・これ高田の自演じゃないよな?・・いやペットが亡くなったことをネタにするようなやつでもないか」
A「高田と一緒にいた人たちも証言してるからそれはないと思う、割と仲のいいメンバー以外もいたみたいだし」
S「そういえば、高田今日来てなかったのそういうことか」
A「かもね」
S「これやったの7日前とかの日付になってるけど、ペットを病院に連れて行くとかしなかったのか?」
A「高田の動画を見た後の人なら連れて行くかもね」
S「そりゃ、そうか」
A「ねぇ!(目キラキラ)」
S「あーはいはい」
A「ってことは?!」
S「え、やらないし、やらせないけど?」
A「えーーーなんで!」
S「どう考えても危ないだろ!それに、お前、周りの人の死期とか知りたいかよ」
A「元々決まってるなら知りたいでしょ、それに花子も病院に行けばどうにかなってたかもしれないし」
S「ん~・・・」
A「ねぇ、おねがーい」
S「・・3番煎じくらいにしないか?」
A「だって誰も怖がってやろうとしないんだもん!」
S「お前も少しは怖がれ」
A「ワクワクが勝つ的な?」
S「悟〇かよ!」
T「今日も騒がしいね、何の話?」
A「透くんやっほー」
T「やっほー」
S「こいつが、未来診断やりたいって言って来たから断った」
T「その話ね、やらないの?」
S「まあ、お前なら知ってるよな。いや、やらねぇよ、怖えだろ」
T「僕はやってみるに賛成派かな~」
S「透ならそう答えるだろうよ」
T「いや、オカルトに興味がなかったとしてもだよ、自分の人生について書かれるなんて面白くない?」
S「まあ、それはそうだけど」
T「自分の周りにいつ終わりが来るともわからないし、自分が不幸な目に合うかもしれない」
S「そんなの知りたいか?」
T「逆にそこしか興味ないよ、だって後悔とかしたくないじゃん」
S「たしかに、これから起こる幸福を知るより、不幸な出来事知っておきたいってのは分かる」
T「日本人特有って感じするね」
S「まあな~~」
T「あんまり乗り気じゃなさそうだね」
S「だってさ、これから起こる不幸な事も全部ひっくるめて人生って感じするじゃん?
それを先に知ってたらどうなんだろうな~って」
T「蒼汰はそういうところ真面目だね」
A「じゃあ、透くんとしよっかな~、ねぇ透くん家行ってもいい?」
S「俺も行く」
A「ん~?どういう風の吹き回しですか~?」
S「俺も行く」
T「ハハハ、興味を持ってくれて良かったよ」
A「よし、蒼汰ゲットー」
S「はぁ~」
T「そういえば、明美はサイトへのアクセス方法とか知ってるの?」
A「それは今から調べる!」
S「はぁ?!そこからかよ!」
A「なに?さっきの仕返しのつもり?」
T「心配しなくていいよ、実は僕知ってるから」
A「おぉ!」
T「やる場所も僕の家でいいよ、未来診断については僕の方が詳しいと思うし」
A「さんきゅー!透くん!」
S「さすが透、この手のものマジで何でも知ってるよな」
T「まあ、オカ研の部長だしね」
A「頼りにしてるっす部長!」
S「お前はこんなにオカルト系に興味あるのにオカ研には入らないのかよ」
A「だって面倒そうなんだもん、私は私が興味のあるものが調べられたらそれでいいの」
S「面倒くさがりめ」
A「(小さい声で)それに、部活入ったら一緒に帰れなくなるし」
S「ん?なんて?」
A「なんでもない!じゃあ透くん明日でいい?」
T「いいよ、明日の昼にでも打ち合わせしよっか」
A「(同時)りょうかーい」
S「(同時)りょうかい」
チャイムの音
S「ん、もう昼終わりか」
A「じゃあ、透くん明日よろしく!」
T「はーい」
~6月8日(学校(オカ研 部室):放課後)~
蒼汰がドアをノックする
S「透、いるか?」
T「ん、あれ?珍しいね蒼汰がここに来るなんて」
S「まあな、ちょっと気になることがあって」
T「ふ~ん、どんなこと?」
S「未来診断に失敗とかあるのか?」
T「失敗?」
S「こういう心霊系は手順を間違えるとまずいって言うだろ」
T「結果が出ないだけだよ」
S「あ、ああ、なんだ知ってるのか、」
T「うん、高田のグループLINEのやつ見た?」
S「ああ、明美が見せてきたから」
T「動画には映ってなかったんだけど、実はあそこに僕もいたんだよね、そのときに試したんだ」
S「へ、へぇ、試したのか、勇気あるな」
T「何も起きないことは知ってたからね」
S「?知ってたって、どういうk、、」
ドアを開ける
A「(被せて)あ!ここに居た!」
S「!?、ああなんだ明美か、」
A「何?あんた抜け駆けしようとしてたの!?」
S「ち、ちげぇよ!ちょっと気になったことがあったから聞きに来ただけだ」
A「何?聞きに来たことって」
S「(被せて)あああーー、なんでもないから帰るぞ~、透、また明日な~」
T「う、うん。また明日~」
~6月8日(帰り道:放課後)~
A「蒼汰、結局興味ありありじゃん」
S「興味は~・・ないことはない」
A「あはは、楽しみだね~」
S「明美は自分のどんなことが知りたいんだ?」
A「え~、黙秘します!」
S「なんだよそれ、でも今ので、何かしら目的があることは分かったな」
A「そういう所、性格悪いと思うよ」
S「それで結構!」
A「はぁー、うざ」
S「まあ、その目的は明日見るからいいとして、明美さ、この噂ってどこから知った?」
A「ん?高田の動画だよ、最近になってネット掲示板に書かれるようになったけど」
S「ふぅ~ん、アクセス方法は調べようとしたんだよな?」
A「うん、一通りサイトは巡ってみたけど、それらしいのはなかったかな」
S「だよな~、透はどこで知ったんだろうな」
A「さぁ?オカ研部長パワー?」
S「そんな馬鹿な」
A「それがさっき透くんと話してたこと?」
S「いや、別に」
A「ん?」
S「それより、透はニュース見てないのかな」
A「え?ニュースって?」
S「今日やってたニュースで笹木美羽って人が行方不明になったって」
A「笹木美羽?」
S「うん、俺はあんまり関わりなかったんだけど、中学の頃によく透と話してたなって」
A「ああ、蒼汰と透くんは中学も一緒だったもんね、今日言ってあげたらよかったのに、
気づいてないだけだよ、きっと」
S「だよな~、いや、話すタイミングがなくてな」
A「そっか」
少しの沈黙
S「まあ、明日の未来診断は透もいるから心配ないか」
A「そうだね、透くんがいればなんとかなるっしょ!」
S「あ、そうそう、動画には映ってなかったけど、高田の診断やった時も、あの場に透居たんだって」
A「ああ、やっぱり呼ばれるよね、居ればとりあえず安心みたいな?」
S「おっと、お前んち着いたな」
A「うん、じゃあまた明日~」
S「おう」
~6月9日(学校:朝)~
A「おはよ」
S「(元気無さげに)おう」
A「(魔王っぽく)逃げずによく来たな」
S「どこぞの魔王だよ」
A「?なんか元気ないね」
S「いや、別に」
A「そんな心配しなくても、高田の動画にいた他の奴らも何の問題もなかったんだからきっと大丈夫だよ~」
S「まあ、それもそうか」
~6月9日(学校:昼)~
T「じゃあ、これから未来診断のやり方について話すよ」
A「おぉ~」
T「といっても、やることは単純で特定のサイトにアクセスして、
生年月日と名前と顔認証をすればいいだけなんだけどね」
S「顔認証?ああ、動画じゃよくわからなかったけど、高田もスマホに顔近づけてたな」
A「デ〇ノートみたいだね、一度顔を見た相手じゃないと殺せない!」
S「物騒だな!ただ、あれだな、誰でもできそうだし、失敗とかはなさそうではあるな」
T「そうだね、この診断に失敗らしいものはないよ」
S「(違和感)?」
A「簡単そうなら、間違いようもないじゃん!じゃあ早速放課後に望みますか!」
S「張り切ってるなー」
T「だね」
~6月9日(透宅:放課後)~
T「それじゃあ、始めよっか」
A「待ってました!」
T「それぞれのスマホで、今から送るサイトに入ってほしい。」
S「おう」
T「(スマホの操作)・・・よし、送れた。じゃあ、まずここのサイトを開いて」
A「うわ、なんか、まがまがしい画面・・未来診断って書いてあるわけじゃないんだね」
T「オカルト系はみんなこんなものだよ、ここに名前と生年月日入れて、
顔認証のボタンもあるから画面の案内通りにやってみて」
A「ん、おっけー」
認証を完了させる
T「よし、これで、登録を押せば大丈夫」
S「登録式なんだな・・」
T「今時珍しくないよ、アプリとか入れたらまずは登録とかするでしょ?」
S「まあ、たしかに、」
A「あ、経歴ってボタンが出てきた、あと一覧と削除?」
S「ここも診断結果とかじゃないんだな」
T「経歴を押せば、診断結果が見れるよ」
A「ちょ、ちょっと~蒼汰の診断結果を先に見ない?」
S「なんだよ急に、お前が怖がってるじゃねえか」
A「怖いというか~見られたくないというか~」
S「どうせ後で見るんだけどな、じゃあ、俺の方から見るぞ」
A「え!?なんでここに来てそんなに躊躇ないの!?」
S「えーと、6月~6月~っと、なんかちょっと流し見してるだけでも、
恐ろしいほど当たってるな、、俺が書いた日記なんじゃって感じるくらいって、、、は?」
A「え、、なにこれ、なんで明日以降が全部空白になってるの?!」
S「なんだよ!なんなんだよこれ!」
蒼汰がスマホを落とす
T「おっと、蒼汰、スマホ落としたら、ひびが入っちゃうよ」
透がスマホを拾い、何かの操作をする
S「お、おう悪い、とお、」
A「それより、透くん!」
T「ん?」
A「あれ?・・・なんだっけ」
T「どうかしたの?明美」
A「いや、、?痛った!」
T「大丈夫?頭痛いの?」
A「うん、、ちょっと体調悪くなったみたい、今日はもう帰るね」
T「う?うん」
~6月9日(明美宅:夜)~
A「【6月7日、高田がグループラインに面白い動画を載せてた、
未来診断っていうのをすれば自分の未来が分かるみたい、***は私のことをどう思ってるんだろう、
明日話してみよう】」
A「なんで、ここの名前が隠されてるんだろ?私って、なんで未来診断がしたかったんだっけ?」
A「あ、そういえば経歴の他に機能があったような~、一覧と削除?」
明美は一覧のボタンを押す
A「え、、なにこれ、人の名前?って私の名前もあるじゃん、、、」
A「?私の一つ上の人、名前の前に削除って書いてある」
A「あまみや、そうた?ってそれよりそれより、その一個前が笹木美羽って人じゃん!
気持ち悪すぎ、退会とかできないのかな、削除?ってすれば消える?」
削除ボタンを押す
A「【本当に経歴を全て削除しますか?】、、え、やめとこ」
A「そういえば、笹木美羽って誰から聞いたんだっけ」
A「今日はもう寝ようかな」
~~~~~~~~~回想~~~~~~~~~~~~~~
???「今日やってたニュースで笹木美羽って人が行方不明になったって」
A「笹木美羽?」
???「うん、俺はあんまり関わりなかったんだけど、中学の頃によく透と話してたなって」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
???「透、笹木美羽って覚えてるよな」
透「うん?どうしたの急に」
???「昨日ニュースでやってたんだけどさ、行方不明になったって、ニュース見てないか?」
透「ああ、見てなかったや、笹木美羽は覚えてるよ」
???「結構仲良くなかったっけ?」
透「まあ、よく話しては居たかな」
???「心配だよな」
透「(軽そうに)そうだね」
???「?」
~~~~~~~~~回想終わり~~~~~~~~~~~~
A「今日誰かと透くんが話してた?」
~6月10日(学校:朝)~
T「あ、よかった~学校来たんだね」
A「おはよう、透くん」
T「昨日体調悪そうだったけど大丈夫?」
A「うん、大丈夫、それより、透くん、なにか忘れていることってない?」
T「忘れていること?」
A「雨宮蒼汰」
T「だれそれ」
A「透くんも知らないよね、クラスの誰も知らないって」
T「クラス?うちの学年にそもそも“あ“で始まる名前の人なんていないじゃん?」
A「そうだよね、」
T「どうしたの?明美」
A「いや、ごめん勘違いかも」
~6月10日(学校:放課後)~
A「いや~学校終わった~、蒼汰!帰ろ、う??」
T「また、雨宮蒼汰?ゲームのキャラクターみたいなやつなのかな?」
A「(恥ずかしそうに)え、あ、、多分そう!あはは、間違えちゃった」
T「今日は、部活休みだから一緒に帰らない?」
A「おっけー」
~6月10日(帰り道:放課後)~
T「明美、今日は本当に大丈夫?」
A「うん、ちょっとおかしいよね、ごめん」
T「いや、謝ることじゃないよ、」
少し沈黙
T「あのさ、昨日、俺たちって経歴削除サイト開いてたじゃん」
A「(小声)本当は経歴削除サイトっていうんだ」
T「ん?なんか言った?」
A「いや、なんでも!」
T「今日一日考えたんだけどさ・・・僕達さ、誰かのこと消したのかな」
A「え?、、」
T「いや、あれ?違うのかな、、そうでもないとあんな危険なもの僕が人に教えるはずないと思ったんだけど、」
A「あ、ああ、私もそうだと思ったんだよね」
T「やっぱそうだよね!明美はあのあと自分の経歴とか見たの?」
A「うん、でも一部隠れちゃっててわからないことがあって」
T「それが雨宮蒼汰のこと?」
A「たぶん、、」
T「そっか、」
A「あのさ、透くんは登録してあるの?」
T「いや、してない危ないなと思って」
A「あのサイトさ、私、退会できたんだよね」
T「え?」
A「すっごく分かり辛かったんだけど、探してみたらあってさ、、
もし良かったらなんだけど、透くんの経歴を見てみない?」
T「(考え込む)」
A「退会できて危険もないし、経歴見たらどんな理由で雨宮蒼汰を消したのか分かるんじゃないかなって」
T「確かに」
A「今日も透くんの家に行って良い?」
T「あ、ああ、いいよ」
~6月10日(透宅:放課後)~
T「よし、登録ができた」
A「ねぇ」
T「どうしたの?」
A「笹木美羽って聞いたことあるでしょ」
T「ん?なんで明美が知ってるのかな?」
A「蒼汰が教えてくれたから」
T「(不満げ)また、蒼汰?、、明美にとってその蒼汰ってやつはなんなんだ?」
A「それは透くんの経歴を見れば分かるんじゃない?」
T「・・・」
透は経歴を見る
T「っ!」
A「なんて書いてあったの?」
T「いやぁ、ちょっと待って貰える?」
透は、スマホを素早く操作し始める
A「っ」
明美はスマホを奪う
T「あ!何すんだ!」
A「やっぱり、経歴は選んで削除できるんだ、笹木美羽を消した時の経歴を消そうとしたんでしょ?」
T「返せよ!」
A「動かないで!!
透くんの経歴を全削除したら、透くんも消えるんでしょ?」
T「・・・」
A「でも、、それでいいのかもね、あなたが消えれば、あなたが消した人も、もとに戻るんでしょ?
今やろうとしたみたいに」
T「・・・」
A「皮肉だね、自分で自分の目的まで忘れちゃうなんて」
T「・・・」
A「どうして、蒼汰を消したの?」
T「・・・」
A「聞かなくても、経歴を見たら分かるんだったね
【6月8日、未来診断の噂を広めて、順調に明美と***(蒼汰)が釣れた、
これで***(蒼汰)から明美を引きはがせる、明美は僕だけの物だ】、気持ち悪」
T「うあああああああああ!!」
A「じゃあね、透くん」
T「待っ!」
間
A「あれ、ここ何処だっけ?」
~6月11日(通学路:朝)~
A「蒼汰おはよー!」
S「・・・」
A「おら」
蒼汰にチョップする
S「痛っ!、なにするんだよ!」
A「自分の世界に引き籠もるなっていつも言ってるじゃん!」
S「あ~はいはい、わかりましたよ~」
A「もう~むかつく!」
男子生徒「もう、早ぇって!待てよ~美羽!」
A「・・笹木美羽?」
S「?もう止まってないで行こうぜ」
A「あ、うん」
ピロリン(メールの通知音)
S「ん?・・・経歴削除サイト?」
・雨宮 蒼汰(あまみや そうた)(17) 男
明美に好意があります。
陰キャですが、リアクションがちょっと大きいイメージの男
・赤坂 明美(あかさか あけみ)(17) 女
蒼汰と仲がよく、一緒にいるときは、元気な子。
・加賀 透(かが とおる)(17) 男 / 男子生徒
明美に好意があります。
オカルト関係に詳しい、オカルト研究部 部長
本文
~6月8日(学校:昼)~
スマホでニュース番組を見ている蒼汰
S「ん~笹木美羽(ささき みう)さんが行方不明ねぇ~」
A「ねえ、聞いてる?」
S「んあ?なんだって?」
A「だ・か・ら!未来診断の話だって!」
S「あ、悪い、動画見てた」
A「学校にいる時くらい、両耳イヤホンで引き籠るのやめたら?」
S「だから、悪いって言ってんじゃん、未来診断って最近流行ってるやつだろ?
またお前はなんでもかんでも信じやがって、知らない人についていくんじゃないぞ」
A「はぁ?!うっさいな!こういうのは本当でも嘘でも雰囲気って言うのが大事なの!」
S「まあまあ、落ち着けって」
A「アンタのせいでしょうが!」
S「・・で?結局なんなんだよ未来診断って」
A「え、そこから?」
S「そこからって?」
A「あんた、まだクラスのグルーブLINE入ってないの?」
S「入る必要ないだろ、必要な話なら学校来れば聞けるんだから」
A「友達いないから入りづらいだけでしょ」
S「・・・(不満げ)」
明美はスマホを弄りだす
A「(スマホの操作)・・・はい(スマホを差し出す)」
S「ん、動画か」
A「そう、いま流行りのAI診断みたいな?うちのクラスに、高田ってやついるじゃん」
S「ああ、俺が苦手な陽キャタイプな」
A「そいつが人集めて動画撮りながらやったんだって、とあるサイトにアクセスすると、
自分の未来が書いてある診断結果が見れるんだって」
S「それが何かしら当たったから盛り上がってるって?」
A「まあ、そんなとこ」
S「そんなのまぐれだろ、合ってるような合ってないようなことが書いてあるやつじゃないのか?」
A「まぐれって思えないようなことが起きたから騒いでるんでしょうが
(動画が進展するまで沈黙)・・・ほら、出てきた」
S「はぁ~ん、随分日付ごとに事細かに書いてあるな、
ん~?、直近の日付だと、昨日の【6月7日、花子が死んだ、昨日まで元気だったのに、
もっと早くに病院に連れていけば良かった】、日記みたいな文章だな」
A「花子っていうのは、高田のペットね、
しかも書いてある通り昨日のLINEで本当に亡くなっちゃったって投稿してた」
S「はぁ?!こんな的確に当たんのかよ!?ペットのことなんか動画見た感じ入力とかしてなかっただろ」
A「そう、それがどうなってるんだろうって、しかも、それ以前に書いてあることも全部当たってるって」
S「・・・これ高田の自演じゃないよな?・・いやペットが亡くなったことをネタにするようなやつでもないか」
A「高田と一緒にいた人たちも証言してるからそれはないと思う、割と仲のいいメンバー以外もいたみたいだし」
S「そういえば、高田今日来てなかったのそういうことか」
A「かもね」
S「これやったの7日前とかの日付になってるけど、ペットを病院に連れて行くとかしなかったのか?」
A「高田の動画を見た後の人なら連れて行くかもね」
S「そりゃ、そうか」
A「ねぇ!(目キラキラ)」
S「あーはいはい」
A「ってことは?!」
S「え、やらないし、やらせないけど?」
A「えーーーなんで!」
S「どう考えても危ないだろ!それに、お前、周りの人の死期とか知りたいかよ」
A「元々決まってるなら知りたいでしょ、それに花子も病院に行けばどうにかなってたかもしれないし」
S「ん~・・・」
A「ねぇ、おねがーい」
S「・・3番煎じくらいにしないか?」
A「だって誰も怖がってやろうとしないんだもん!」
S「お前も少しは怖がれ」
A「ワクワクが勝つ的な?」
S「悟〇かよ!」
T「今日も騒がしいね、何の話?」
A「透くんやっほー」
T「やっほー」
S「こいつが、未来診断やりたいって言って来たから断った」
T「その話ね、やらないの?」
S「まあ、お前なら知ってるよな。いや、やらねぇよ、怖えだろ」
T「僕はやってみるに賛成派かな~」
S「透ならそう答えるだろうよ」
T「いや、オカルトに興味がなかったとしてもだよ、自分の人生について書かれるなんて面白くない?」
S「まあ、それはそうだけど」
T「自分の周りにいつ終わりが来るともわからないし、自分が不幸な目に合うかもしれない」
S「そんなの知りたいか?」
T「逆にそこしか興味ないよ、だって後悔とかしたくないじゃん」
S「たしかに、これから起こる幸福を知るより、不幸な出来事知っておきたいってのは分かる」
T「日本人特有って感じするね」
S「まあな~~」
T「あんまり乗り気じゃなさそうだね」
S「だってさ、これから起こる不幸な事も全部ひっくるめて人生って感じするじゃん?
それを先に知ってたらどうなんだろうな~って」
T「蒼汰はそういうところ真面目だね」
A「じゃあ、透くんとしよっかな~、ねぇ透くん家行ってもいい?」
S「俺も行く」
A「ん~?どういう風の吹き回しですか~?」
S「俺も行く」
T「ハハハ、興味を持ってくれて良かったよ」
A「よし、蒼汰ゲットー」
S「はぁ~」
T「そういえば、明美はサイトへのアクセス方法とか知ってるの?」
A「それは今から調べる!」
S「はぁ?!そこからかよ!」
A「なに?さっきの仕返しのつもり?」
T「心配しなくていいよ、実は僕知ってるから」
A「おぉ!」
T「やる場所も僕の家でいいよ、未来診断については僕の方が詳しいと思うし」
A「さんきゅー!透くん!」
S「さすが透、この手のものマジで何でも知ってるよな」
T「まあ、オカ研の部長だしね」
A「頼りにしてるっす部長!」
S「お前はこんなにオカルト系に興味あるのにオカ研には入らないのかよ」
A「だって面倒そうなんだもん、私は私が興味のあるものが調べられたらそれでいいの」
S「面倒くさがりめ」
A「(小さい声で)それに、部活入ったら一緒に帰れなくなるし」
S「ん?なんて?」
A「なんでもない!じゃあ透くん明日でいい?」
T「いいよ、明日の昼にでも打ち合わせしよっか」
A「(同時)りょうかーい」
S「(同時)りょうかい」
チャイムの音
S「ん、もう昼終わりか」
A「じゃあ、透くん明日よろしく!」
T「はーい」
~6月8日(学校(オカ研 部室):放課後)~
蒼汰がドアをノックする
S「透、いるか?」
T「ん、あれ?珍しいね蒼汰がここに来るなんて」
S「まあな、ちょっと気になることがあって」
T「ふ~ん、どんなこと?」
S「未来診断に失敗とかあるのか?」
T「失敗?」
S「こういう心霊系は手順を間違えるとまずいって言うだろ」
T「結果が出ないだけだよ」
S「あ、ああ、なんだ知ってるのか、」
T「うん、高田のグループLINEのやつ見た?」
S「ああ、明美が見せてきたから」
T「動画には映ってなかったんだけど、実はあそこに僕もいたんだよね、そのときに試したんだ」
S「へ、へぇ、試したのか、勇気あるな」
T「何も起きないことは知ってたからね」
S「?知ってたって、どういうk、、」
ドアを開ける
A「(被せて)あ!ここに居た!」
S「!?、ああなんだ明美か、」
A「何?あんた抜け駆けしようとしてたの!?」
S「ち、ちげぇよ!ちょっと気になったことがあったから聞きに来ただけだ」
A「何?聞きに来たことって」
S「(被せて)あああーー、なんでもないから帰るぞ~、透、また明日な~」
T「う、うん。また明日~」
~6月8日(帰り道:放課後)~
A「蒼汰、結局興味ありありじゃん」
S「興味は~・・ないことはない」
A「あはは、楽しみだね~」
S「明美は自分のどんなことが知りたいんだ?」
A「え~、黙秘します!」
S「なんだよそれ、でも今ので、何かしら目的があることは分かったな」
A「そういう所、性格悪いと思うよ」
S「それで結構!」
A「はぁー、うざ」
S「まあ、その目的は明日見るからいいとして、明美さ、この噂ってどこから知った?」
A「ん?高田の動画だよ、最近になってネット掲示板に書かれるようになったけど」
S「ふぅ~ん、アクセス方法は調べようとしたんだよな?」
A「うん、一通りサイトは巡ってみたけど、それらしいのはなかったかな」
S「だよな~、透はどこで知ったんだろうな」
A「さぁ?オカ研部長パワー?」
S「そんな馬鹿な」
A「それがさっき透くんと話してたこと?」
S「いや、別に」
A「ん?」
S「それより、透はニュース見てないのかな」
A「え?ニュースって?」
S「今日やってたニュースで笹木美羽って人が行方不明になったって」
A「笹木美羽?」
S「うん、俺はあんまり関わりなかったんだけど、中学の頃によく透と話してたなって」
A「ああ、蒼汰と透くんは中学も一緒だったもんね、今日言ってあげたらよかったのに、
気づいてないだけだよ、きっと」
S「だよな~、いや、話すタイミングがなくてな」
A「そっか」
少しの沈黙
S「まあ、明日の未来診断は透もいるから心配ないか」
A「そうだね、透くんがいればなんとかなるっしょ!」
S「あ、そうそう、動画には映ってなかったけど、高田の診断やった時も、あの場に透居たんだって」
A「ああ、やっぱり呼ばれるよね、居ればとりあえず安心みたいな?」
S「おっと、お前んち着いたな」
A「うん、じゃあまた明日~」
S「おう」
~6月9日(学校:朝)~
A「おはよ」
S「(元気無さげに)おう」
A「(魔王っぽく)逃げずによく来たな」
S「どこぞの魔王だよ」
A「?なんか元気ないね」
S「いや、別に」
A「そんな心配しなくても、高田の動画にいた他の奴らも何の問題もなかったんだからきっと大丈夫だよ~」
S「まあ、それもそうか」
~6月9日(学校:昼)~
T「じゃあ、これから未来診断のやり方について話すよ」
A「おぉ~」
T「といっても、やることは単純で特定のサイトにアクセスして、
生年月日と名前と顔認証をすればいいだけなんだけどね」
S「顔認証?ああ、動画じゃよくわからなかったけど、高田もスマホに顔近づけてたな」
A「デ〇ノートみたいだね、一度顔を見た相手じゃないと殺せない!」
S「物騒だな!ただ、あれだな、誰でもできそうだし、失敗とかはなさそうではあるな」
T「そうだね、この診断に失敗らしいものはないよ」
S「(違和感)?」
A「簡単そうなら、間違いようもないじゃん!じゃあ早速放課後に望みますか!」
S「張り切ってるなー」
T「だね」
~6月9日(透宅:放課後)~
T「それじゃあ、始めよっか」
A「待ってました!」
T「それぞれのスマホで、今から送るサイトに入ってほしい。」
S「おう」
T「(スマホの操作)・・・よし、送れた。じゃあ、まずここのサイトを開いて」
A「うわ、なんか、まがまがしい画面・・未来診断って書いてあるわけじゃないんだね」
T「オカルト系はみんなこんなものだよ、ここに名前と生年月日入れて、
顔認証のボタンもあるから画面の案内通りにやってみて」
A「ん、おっけー」
認証を完了させる
T「よし、これで、登録を押せば大丈夫」
S「登録式なんだな・・」
T「今時珍しくないよ、アプリとか入れたらまずは登録とかするでしょ?」
S「まあ、たしかに、」
A「あ、経歴ってボタンが出てきた、あと一覧と削除?」
S「ここも診断結果とかじゃないんだな」
T「経歴を押せば、診断結果が見れるよ」
A「ちょ、ちょっと~蒼汰の診断結果を先に見ない?」
S「なんだよ急に、お前が怖がってるじゃねえか」
A「怖いというか~見られたくないというか~」
S「どうせ後で見るんだけどな、じゃあ、俺の方から見るぞ」
A「え!?なんでここに来てそんなに躊躇ないの!?」
S「えーと、6月~6月~っと、なんかちょっと流し見してるだけでも、
恐ろしいほど当たってるな、、俺が書いた日記なんじゃって感じるくらいって、、、は?」
A「え、、なにこれ、なんで明日以降が全部空白になってるの?!」
S「なんだよ!なんなんだよこれ!」
蒼汰がスマホを落とす
T「おっと、蒼汰、スマホ落としたら、ひびが入っちゃうよ」
透がスマホを拾い、何かの操作をする
S「お、おう悪い、とお、」
A「それより、透くん!」
T「ん?」
A「あれ?・・・なんだっけ」
T「どうかしたの?明美」
A「いや、、?痛った!」
T「大丈夫?頭痛いの?」
A「うん、、ちょっと体調悪くなったみたい、今日はもう帰るね」
T「う?うん」
~6月9日(明美宅:夜)~
A「【6月7日、高田がグループラインに面白い動画を載せてた、
未来診断っていうのをすれば自分の未来が分かるみたい、***は私のことをどう思ってるんだろう、
明日話してみよう】」
A「なんで、ここの名前が隠されてるんだろ?私って、なんで未来診断がしたかったんだっけ?」
A「あ、そういえば経歴の他に機能があったような~、一覧と削除?」
明美は一覧のボタンを押す
A「え、、なにこれ、人の名前?って私の名前もあるじゃん、、、」
A「?私の一つ上の人、名前の前に削除って書いてある」
A「あまみや、そうた?ってそれよりそれより、その一個前が笹木美羽って人じゃん!
気持ち悪すぎ、退会とかできないのかな、削除?ってすれば消える?」
削除ボタンを押す
A「【本当に経歴を全て削除しますか?】、、え、やめとこ」
A「そういえば、笹木美羽って誰から聞いたんだっけ」
A「今日はもう寝ようかな」
~~~~~~~~~回想~~~~~~~~~~~~~~
???「今日やってたニュースで笹木美羽って人が行方不明になったって」
A「笹木美羽?」
???「うん、俺はあんまり関わりなかったんだけど、中学の頃によく透と話してたなって」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
???「透、笹木美羽って覚えてるよな」
透「うん?どうしたの急に」
???「昨日ニュースでやってたんだけどさ、行方不明になったって、ニュース見てないか?」
透「ああ、見てなかったや、笹木美羽は覚えてるよ」
???「結構仲良くなかったっけ?」
透「まあ、よく話しては居たかな」
???「心配だよな」
透「(軽そうに)そうだね」
???「?」
~~~~~~~~~回想終わり~~~~~~~~~~~~
A「今日誰かと透くんが話してた?」
~6月10日(学校:朝)~
T「あ、よかった~学校来たんだね」
A「おはよう、透くん」
T「昨日体調悪そうだったけど大丈夫?」
A「うん、大丈夫、それより、透くん、なにか忘れていることってない?」
T「忘れていること?」
A「雨宮蒼汰」
T「だれそれ」
A「透くんも知らないよね、クラスの誰も知らないって」
T「クラス?うちの学年にそもそも“あ“で始まる名前の人なんていないじゃん?」
A「そうだよね、」
T「どうしたの?明美」
A「いや、ごめん勘違いかも」
~6月10日(学校:放課後)~
A「いや~学校終わった~、蒼汰!帰ろ、う??」
T「また、雨宮蒼汰?ゲームのキャラクターみたいなやつなのかな?」
A「(恥ずかしそうに)え、あ、、多分そう!あはは、間違えちゃった」
T「今日は、部活休みだから一緒に帰らない?」
A「おっけー」
~6月10日(帰り道:放課後)~
T「明美、今日は本当に大丈夫?」
A「うん、ちょっとおかしいよね、ごめん」
T「いや、謝ることじゃないよ、」
少し沈黙
T「あのさ、昨日、俺たちって経歴削除サイト開いてたじゃん」
A「(小声)本当は経歴削除サイトっていうんだ」
T「ん?なんか言った?」
A「いや、なんでも!」
T「今日一日考えたんだけどさ・・・僕達さ、誰かのこと消したのかな」
A「え?、、」
T「いや、あれ?違うのかな、、そうでもないとあんな危険なもの僕が人に教えるはずないと思ったんだけど、」
A「あ、ああ、私もそうだと思ったんだよね」
T「やっぱそうだよね!明美はあのあと自分の経歴とか見たの?」
A「うん、でも一部隠れちゃっててわからないことがあって」
T「それが雨宮蒼汰のこと?」
A「たぶん、、」
T「そっか、」
A「あのさ、透くんは登録してあるの?」
T「いや、してない危ないなと思って」
A「あのサイトさ、私、退会できたんだよね」
T「え?」
A「すっごく分かり辛かったんだけど、探してみたらあってさ、、
もし良かったらなんだけど、透くんの経歴を見てみない?」
T「(考え込む)」
A「退会できて危険もないし、経歴見たらどんな理由で雨宮蒼汰を消したのか分かるんじゃないかなって」
T「確かに」
A「今日も透くんの家に行って良い?」
T「あ、ああ、いいよ」
~6月10日(透宅:放課後)~
T「よし、登録ができた」
A「ねぇ」
T「どうしたの?」
A「笹木美羽って聞いたことあるでしょ」
T「ん?なんで明美が知ってるのかな?」
A「蒼汰が教えてくれたから」
T「(不満げ)また、蒼汰?、、明美にとってその蒼汰ってやつはなんなんだ?」
A「それは透くんの経歴を見れば分かるんじゃない?」
T「・・・」
透は経歴を見る
T「っ!」
A「なんて書いてあったの?」
T「いやぁ、ちょっと待って貰える?」
透は、スマホを素早く操作し始める
A「っ」
明美はスマホを奪う
T「あ!何すんだ!」
A「やっぱり、経歴は選んで削除できるんだ、笹木美羽を消した時の経歴を消そうとしたんでしょ?」
T「返せよ!」
A「動かないで!!
透くんの経歴を全削除したら、透くんも消えるんでしょ?」
T「・・・」
A「でも、、それでいいのかもね、あなたが消えれば、あなたが消した人も、もとに戻るんでしょ?
今やろうとしたみたいに」
T「・・・」
A「皮肉だね、自分で自分の目的まで忘れちゃうなんて」
T「・・・」
A「どうして、蒼汰を消したの?」
T「・・・」
A「聞かなくても、経歴を見たら分かるんだったね
【6月8日、未来診断の噂を広めて、順調に明美と***(蒼汰)が釣れた、
これで***(蒼汰)から明美を引きはがせる、明美は僕だけの物だ】、気持ち悪」
T「うあああああああああ!!」
A「じゃあね、透くん」
T「待っ!」
間
A「あれ、ここ何処だっけ?」
~6月11日(通学路:朝)~
A「蒼汰おはよー!」
S「・・・」
A「おら」
蒼汰にチョップする
S「痛っ!、なにするんだよ!」
A「自分の世界に引き籠もるなっていつも言ってるじゃん!」
S「あ~はいはい、わかりましたよ~」
A「もう~むかつく!」
男子生徒「もう、早ぇって!待てよ~美羽!」
A「・・笹木美羽?」
S「?もう止まってないで行こうぜ」
A「あ、うん」
ピロリン(メールの通知音)
S「ん?・・・経歴削除サイト?」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
失恋中なのに隣の幼馴染が僕をかまってきてウザいんですけど?
さいとう みさき
青春
雄太(ゆうた)は勇気を振り絞ってその思いを彼女に告げる。
しかしあっさりと玉砕。
クールビューティーで知られる彼女は皆が憧れる存在だった。
しかしそんな雄太が落ち込んでいる所を、幼馴染たちが寄ってたかってからかってくる。
そんな幼馴染の三大女神と呼ばれる彼女たちに今日も翻弄される雄太だったのだが……
病み上がりなんで、こんなのです。
プロット無し、山なし、谷なし、落ちもなしです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
私の優しいお父さん
有箱
ミステリー
昔、何かがあって、目の見えなくなった私。そんな私を、お父さんは守ってくれる。
少し過保護だと思うこともあるけれど、全部、私の為なんだって。
昔、私に何があったんだろう。
お母さんは、どうしちゃったんだろう。
お父さんは教えてくれない。でも、それも私の為だって言う。
いつか、思い出す日が来るのかな。
思い出したら、私はどうなっちゃうのかな。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる