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王都への帰還
剣闘士
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魔法の講義が終わり、少し落ち着いてきたところで尋ねてみる。
「そういえば、前線は最近どんな状況なんだ?」
「そうだな。報告によると四天王の一角を失ったことで魔王軍は全軍後退。守りやすい位置までさがったため、一時的に膠着状態になっているとのことだ。
正直、こちらはあの戦までは連戦連敗だった。この稼いだ時間を戦力の再編に充てていて反撃する余裕は無いしな。」
「そうなのか。それともう一つ、戦って見ての感覚だが。最近の俺って弱くなったように感じるか?」
少し、勇気を出して聞いてみる。
ドッペルゲンガーの変身はそもそも元の固体の半分程度の能力値となっていたはずだ。
四天王の一人は倒した。しかし、本物の勇者がだ。あと三人いるのだろう。本物に劣る俺では勝てるか正直わからないかもしれない。
「いや?別にそんな気はしないが。何かあったのか?」
あれ?思ってた反応と違う、と少し戸惑う。
「あ、ああ。なんか倒した四天王が最後に呪いだの、力が半分にだの言っていたように聞こえてな」
「そうゆうことか。気にする必要はない。魔法による身体強化は一時的に神の体を使うようなものだからな。本人の能力値の増減に左右されないはずだ」
「え?神の体を使うって強すぎじゃない?」
「まあ、神の体と言っても、自然魔法では世界を隔てているため神の体の力を一部しか引き出せず、聖剣ではもともと自然魔法とは違って神の一部でしかないから引き出せる力が低い。
それ故どちらも、その上限自体にそれほど差は無いが、自然魔法ではそれに加えて捧げる魔力量によって維持できる強さや時間が変わるから勇者レベルの出力を長い間維持することは膨大な魔力が無ければ不可能だ」
「なるほど?」
「そうだな。
例えば、過去の実験で相対的に見て一の力を持つ兵士と二の力を持つ兵士にそれぞれ、攻撃強化の魔法をかけたらしい。
そして、結果は魔力量が同じであれば、同程度、同時間の強化となるというものだった」
「つまり、本体の能力値は関係なく、あくまで神の力をどこまで引き出すかになるってことか」
「そうだ。元々魔法自体が神の力を借り受けるもの。放出タイプはもちろんだが纏うタイプの身体強化もその定義となるらしい」
「それを聞いて安心したよ。ありがとう」
「問題ない」
これで謎が片付いた。聖剣様はほんと偉大だな。神の一部らしいし、意味あるか知らんけどあとで丁寧に磨いておこう。
「そういえば。話は変わるんだが、あの貴族の訪問ってどうにかならないのか?いい加減うんざりしてきた」
「ああ。あれはまだ続いていたのか」
おいおい、完全に他人事だな。
「何とかする方法はないか?」
「私が全て取り次ぐように通達を出すか」
「けどそれは代わりにレイアが対応するってことだろ?さすがに悪い」
「いや。おそらくだが、誰も来なくなるだろうな。
私は正直、宮廷貴族の間では評判が悪い。わざわざ会おうとするものは皆無だろう。
まあ、軍事を司る貴族や武官は別だが、彼らは無駄を嫌うので必要な案件以外ではここへ来ないだろうしな。」
「……薄々思ってはいたが、まさかそこまでだったとは。
また悪評が増えそうだが、本当にいいのか?」
「いいさ。武人は高みを目指すものだ」
そうレイアは笑顔で言い放った。
初対面の時に比べて本当に柔らかい反応になった。
今では時たま冗談のようなことを言うこともあり、距離が近づいたようですごく嬉しい。
おそらく、一番の要因はカエデのおかげかもしれんが。
あの子は、最初レイアにずっと恐縮していたが、そういうのは不要と切って捨てられてからはかなり積極的に関わるようになった。
それと同時に、レイアのダメなところをまるで世話好き女房のように面倒見ている。
レイアも最初は、ロボットのような反応を繰り返していたが、だんだんと人間味を感じさせる返答を見せるようになってきている。
しかし、一番その恩恵を受けているのは使用人達のようで、最初は獣人ということもあってよく思っていなかった者もいたが、今では貴重な主の通訳として日々感謝しているらしい。
いろいろなことがいい方向に回り始めている。
あとはしばらく会っていないエルフの姫様と和解できれば完璧なんだが、とため息をついた。
◆
翌日、レイアに案内してもらってコロッセオに向かう。
多くの人が入口から中に入っていくが、そこを通り過ぎ、警備の立っている別の通用口に向かった。
警備の番の者達はどうやらレイアの顔を知っているようで、敬礼をしつつ、中に入れてくれた。
今日のレイアは鎧姿ではなく、貴族風の普段着だ。
「ここって貴族なら誰でもはいれるのか?」
「いや、大貴族だけだ」
「それにしては、さっき顔パスだったみたいだけど。お前ってほとんど外に顔出さないのにそんな知られてるのか?」
「ああ。それはあれが騎士団の兵士だからだろう。コロッセオは大貴族の出資により王家が運営するいわば国営の施設なのだ。
建国時に強い兵を見出すことを目的に始まったのが起源のようでな。これも大貴族の責務の一つと定められている。」
「そうだったのか。相変わらず俺には縁のない世界だな」
「そうでもないぞ?もともと建国時の王は時の勇者様だ。最初は投票制なる制度で決めていたようだから、血は引き継がれていないが。
いつの時代からか世襲制となり、今の王家の治世が八代ほど続いている。」
民主制から王制への移行か、前世の歴史の流れに逆行しているな。
まあ、世界的に見たらそう珍しい話でもないのだろうが
話していると、コロッセオ全体が見下ろせる観覧席にたどり着いた。
控えていたスタッフが飲み物やらなんやらを運んでくる。
豪華な毛皮張りのソファに腰掛けると下の方で剣闘士が二人入場してくるのが見えた。
しかし、凄い客の数だ。
これは、ここに連れてきてもらって正解だったな。
「どうやら始まるようだな」
レイアが呟く。それぞれこちらに一礼すると武器を構えるのが見える。
片方は短槍に丸盾、もう片方は曲剣の二刀使いのようだ。
二刀使いが駆けだす。短槍使いは腰を落として迎撃の姿勢を取っている。
二刀使いは相手の周囲を走って周りつつ、様子を伺っているようだ。そして、足で土をすくい上げ、相手の方に放った。
短槍使いは焦らず盾を構えて目を守ると、迫りくる相手の二刀を槍と盾で防いだ。
一度後退する二刀使い。
観客からブーイングが鳴り響く。そのままいけだのなんだの無責任な言葉が鳴り響く。
二刀使いは再度同じように相手の周囲を走って周りつつ、そして、同じように足で土をすくい上げると、またもや相手の方に放った。
先ほどと同じく、短槍使いは焦らず盾を構えて目を守ると、迎撃を行うため動き出した。
俺は、ワンパターンな攻撃に少し不思議に思った。しかし、気づく。先ほどよりも二刀使いの動きが明らかに早い。
目の前の短槍使いには、離れた距離から眺める俺以上に速度の落差を感じられたのだろう。
一瞬迎撃に遅れると防戦一方になる。
そして、焦ったのか途中で少し大ぶりの突きがその右手から放たれると、二刀使いは左の半身を大きく回すように回転させ、その勢いを活かして左の剣で攻撃
これも盾で防がれると、盾の上を転がるような動きで後ろに回り込んだ。
首元に刀が添わされる。両手を挙げて短槍使いが降参の意を示した。
一瞬の静寂の後、大きな歓声が観客席から響く。そして、それに対して二刀使いも手を振って応えている。
二人が元来た道を戻るようにして控室に帰ると、俺は先ほどの動きを反芻する。
普通の人から見れば負えないほどに早いのだろう。だが、この体の動体視力のおかげで細かいところ、それこそ筋肉の動きさえ追えた。
おそらく、重要なのは緩急、そして動きの繋がりだろう。
俺の動きは最大速度を単発で放つことが多い。
だが、あの動きは違った、スピードに緩急をつけ、相手のタイミングをずらす。そして、一つの動作で完結せず、それぞれの動きを状況に合わせて繋げていく。
静と動を繰り返すのではない、一つの動の中で戦うのだ。
大変参考になった。
どうやら、今日の対戦表を見ると、あの二刀使いは負けるか大きな怪我をしない限りしばらく戦うようだ。
できる限り動きを盗ませてもらおう。そう意気込んだ。
「そういえば、前線は最近どんな状況なんだ?」
「そうだな。報告によると四天王の一角を失ったことで魔王軍は全軍後退。守りやすい位置までさがったため、一時的に膠着状態になっているとのことだ。
正直、こちらはあの戦までは連戦連敗だった。この稼いだ時間を戦力の再編に充てていて反撃する余裕は無いしな。」
「そうなのか。それともう一つ、戦って見ての感覚だが。最近の俺って弱くなったように感じるか?」
少し、勇気を出して聞いてみる。
ドッペルゲンガーの変身はそもそも元の固体の半分程度の能力値となっていたはずだ。
四天王の一人は倒した。しかし、本物の勇者がだ。あと三人いるのだろう。本物に劣る俺では勝てるか正直わからないかもしれない。
「いや?別にそんな気はしないが。何かあったのか?」
あれ?思ってた反応と違う、と少し戸惑う。
「あ、ああ。なんか倒した四天王が最後に呪いだの、力が半分にだの言っていたように聞こえてな」
「そうゆうことか。気にする必要はない。魔法による身体強化は一時的に神の体を使うようなものだからな。本人の能力値の増減に左右されないはずだ」
「え?神の体を使うって強すぎじゃない?」
「まあ、神の体と言っても、自然魔法では世界を隔てているため神の体の力を一部しか引き出せず、聖剣ではもともと自然魔法とは違って神の一部でしかないから引き出せる力が低い。
それ故どちらも、その上限自体にそれほど差は無いが、自然魔法ではそれに加えて捧げる魔力量によって維持できる強さや時間が変わるから勇者レベルの出力を長い間維持することは膨大な魔力が無ければ不可能だ」
「なるほど?」
「そうだな。
例えば、過去の実験で相対的に見て一の力を持つ兵士と二の力を持つ兵士にそれぞれ、攻撃強化の魔法をかけたらしい。
そして、結果は魔力量が同じであれば、同程度、同時間の強化となるというものだった」
「つまり、本体の能力値は関係なく、あくまで神の力をどこまで引き出すかになるってことか」
「そうだ。元々魔法自体が神の力を借り受けるもの。放出タイプはもちろんだが纏うタイプの身体強化もその定義となるらしい」
「それを聞いて安心したよ。ありがとう」
「問題ない」
これで謎が片付いた。聖剣様はほんと偉大だな。神の一部らしいし、意味あるか知らんけどあとで丁寧に磨いておこう。
「そういえば。話は変わるんだが、あの貴族の訪問ってどうにかならないのか?いい加減うんざりしてきた」
「ああ。あれはまだ続いていたのか」
おいおい、完全に他人事だな。
「何とかする方法はないか?」
「私が全て取り次ぐように通達を出すか」
「けどそれは代わりにレイアが対応するってことだろ?さすがに悪い」
「いや。おそらくだが、誰も来なくなるだろうな。
私は正直、宮廷貴族の間では評判が悪い。わざわざ会おうとするものは皆無だろう。
まあ、軍事を司る貴族や武官は別だが、彼らは無駄を嫌うので必要な案件以外ではここへ来ないだろうしな。」
「……薄々思ってはいたが、まさかそこまでだったとは。
また悪評が増えそうだが、本当にいいのか?」
「いいさ。武人は高みを目指すものだ」
そうレイアは笑顔で言い放った。
初対面の時に比べて本当に柔らかい反応になった。
今では時たま冗談のようなことを言うこともあり、距離が近づいたようですごく嬉しい。
おそらく、一番の要因はカエデのおかげかもしれんが。
あの子は、最初レイアにずっと恐縮していたが、そういうのは不要と切って捨てられてからはかなり積極的に関わるようになった。
それと同時に、レイアのダメなところをまるで世話好き女房のように面倒見ている。
レイアも最初は、ロボットのような反応を繰り返していたが、だんだんと人間味を感じさせる返答を見せるようになってきている。
しかし、一番その恩恵を受けているのは使用人達のようで、最初は獣人ということもあってよく思っていなかった者もいたが、今では貴重な主の通訳として日々感謝しているらしい。
いろいろなことがいい方向に回り始めている。
あとはしばらく会っていないエルフの姫様と和解できれば完璧なんだが、とため息をついた。
◆
翌日、レイアに案内してもらってコロッセオに向かう。
多くの人が入口から中に入っていくが、そこを通り過ぎ、警備の立っている別の通用口に向かった。
警備の番の者達はどうやらレイアの顔を知っているようで、敬礼をしつつ、中に入れてくれた。
今日のレイアは鎧姿ではなく、貴族風の普段着だ。
「ここって貴族なら誰でもはいれるのか?」
「いや、大貴族だけだ」
「それにしては、さっき顔パスだったみたいだけど。お前ってほとんど外に顔出さないのにそんな知られてるのか?」
「ああ。それはあれが騎士団の兵士だからだろう。コロッセオは大貴族の出資により王家が運営するいわば国営の施設なのだ。
建国時に強い兵を見出すことを目的に始まったのが起源のようでな。これも大貴族の責務の一つと定められている。」
「そうだったのか。相変わらず俺には縁のない世界だな」
「そうでもないぞ?もともと建国時の王は時の勇者様だ。最初は投票制なる制度で決めていたようだから、血は引き継がれていないが。
いつの時代からか世襲制となり、今の王家の治世が八代ほど続いている。」
民主制から王制への移行か、前世の歴史の流れに逆行しているな。
まあ、世界的に見たらそう珍しい話でもないのだろうが
話していると、コロッセオ全体が見下ろせる観覧席にたどり着いた。
控えていたスタッフが飲み物やらなんやらを運んでくる。
豪華な毛皮張りのソファに腰掛けると下の方で剣闘士が二人入場してくるのが見えた。
しかし、凄い客の数だ。
これは、ここに連れてきてもらって正解だったな。
「どうやら始まるようだな」
レイアが呟く。それぞれこちらに一礼すると武器を構えるのが見える。
片方は短槍に丸盾、もう片方は曲剣の二刀使いのようだ。
二刀使いが駆けだす。短槍使いは腰を落として迎撃の姿勢を取っている。
二刀使いは相手の周囲を走って周りつつ、様子を伺っているようだ。そして、足で土をすくい上げ、相手の方に放った。
短槍使いは焦らず盾を構えて目を守ると、迫りくる相手の二刀を槍と盾で防いだ。
一度後退する二刀使い。
観客からブーイングが鳴り響く。そのままいけだのなんだの無責任な言葉が鳴り響く。
二刀使いは再度同じように相手の周囲を走って周りつつ、そして、同じように足で土をすくい上げると、またもや相手の方に放った。
先ほどと同じく、短槍使いは焦らず盾を構えて目を守ると、迎撃を行うため動き出した。
俺は、ワンパターンな攻撃に少し不思議に思った。しかし、気づく。先ほどよりも二刀使いの動きが明らかに早い。
目の前の短槍使いには、離れた距離から眺める俺以上に速度の落差を感じられたのだろう。
一瞬迎撃に遅れると防戦一方になる。
そして、焦ったのか途中で少し大ぶりの突きがその右手から放たれると、二刀使いは左の半身を大きく回すように回転させ、その勢いを活かして左の剣で攻撃
これも盾で防がれると、盾の上を転がるような動きで後ろに回り込んだ。
首元に刀が添わされる。両手を挙げて短槍使いが降参の意を示した。
一瞬の静寂の後、大きな歓声が観客席から響く。そして、それに対して二刀使いも手を振って応えている。
二人が元来た道を戻るようにして控室に帰ると、俺は先ほどの動きを反芻する。
普通の人から見れば負えないほどに早いのだろう。だが、この体の動体視力のおかげで細かいところ、それこそ筋肉の動きさえ追えた。
おそらく、重要なのは緩急、そして動きの繋がりだろう。
俺の動きは最大速度を単発で放つことが多い。
だが、あの動きは違った、スピードに緩急をつけ、相手のタイミングをずらす。そして、一つの動作で完結せず、それぞれの動きを状況に合わせて繋げていく。
静と動を繰り返すのではない、一つの動の中で戦うのだ。
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