ガランドゥ『仮想現代戦記』

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ガランドゥ 14話 『復讐に意味はなく……』

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【5】

 古めかしい明かりが照らす電話ボックス。そこで武道を待っていた粳部と、急な連絡に全速力でやって来た武道。彼女が大きく手を振って位置を伝えると彼は減速し、息を切らしながら彼女の前に止まった。
「遅いっすよ!」
「お前、今時PHSとかないって……おかしいだろ……」
「しょうがないじゃないですか!来てください!」
 息が上がっている武道を横目に、粳部は既に男が去っていった夜道を指差す。既に、電話を掛けてからこうして三十分以上の時が流れてしまっていた。とは言え、彼女はその男を見逃したわけではない。こうして武道を呼んだことには理由があった。
 彼の呼吸が落ち着く。
「急いで来たが……もう大分離れただろ」
「いえ、ここから二百メートル先の新聞配達店に入りました」
「そうは言っても今頃はもう出てるかも……」
 その心配は粳部にはなかった。彼女がうっすらと集中すると、二百メートル先に居る海坊主の視界と接続する。武道が追っている南條という男が入った新聞配達店から少し離れた場所で、物陰に海坊主の頭だけが飛び出して監視を続けていたのだ。
 粳部の意識が戻る。
「大丈夫です!まだ出てないので行きましょう!」
「根拠よ……まあ、そう遠くには行ってないだろうし行くか」
 そう彼が言ったのを合図に粳部が先頭を歩き出し、彼がその後を付いて行く。一人では心細い夜道ではあったが、誰かに背中を預けて歩く事ができるのは幸いだった。粳部は巡回の業務にそれなりに慣れているとはいえ、この世界は何が起きても不思議ではない。
 結局のところ心細いのである。
「こんな時間に呼んですぐ来るって……相当暇なんですか?」
「まあ、働いたり働かなかったりだからな……時間はあるぜ」
 少し肌寒い夏の夜。虫の鳴き声すらも聞こえない静かな大気に、二人の硬質な足音が響く。他に通行人の居ない夜道を二人が少し大きい歩幅で進み、粳部は武道の顔色を見ながら不意に足を止めた。遅れて武道が彼女の方を見る。
「……何で、武道さんは彼を追ってるんですか?」
 それが、彼女の一番聞きたかったことだ。四年前のことについても聞きたかったのだが、彼を待っている間にずっと『理由』を考えていた。どうして南條という男を追っているのか、どうして表情が噓っぽかったのか。そして、三十分で駆け付ける程に執着している理由は何か。
 それは決して、煙草代を払っていないだけではない。
「ムカつくからって、言ったら?」
 少し考えた後に、言葉を選びながら彼はそう言った。その瞳に嘘はなく、まだ明かしていないことはあれど正しいことを言っていたのだ。粳部は全てが分からないことにやきもきしながら、俯きがちに歩き出す。
「まあ、何も言いませんけど……ほどほどにした方がいいですよ」
「……ごめんな、変なことに巻き込んじまって」
「大丈夫です。慣れてますから」
 この仕事のせいで、彼女は荒事に随分と慣れてきた。だが、物理的な痛みに耐えることはできたとしても、剥き出しの生の心には未だに耐性がついていない。そして、彼女は相手を理解できてもそれをどうにかする術までは知らないのだ。
 つまり、不器用に足掻くしかない。
「なんか……人でも死にました?」
「人なら世界中で毎日死んでるさ」
「……」
「俺はただ、支払う物を支払って欲しいだけなんだ」
 粳部はその声に耳を傾け、心を澄ます。彼の中にある怒りにも似た感情は、本当に彼女が口出しをすべき事柄なのか。理解できるようで理解できない人の心。粳部が人付き合いを苦手とする理由は、この理解できても理解したくない感情を恐れているからである。
 次第に彼らの進む先に新聞配達店が見えてくる。
「物を取ったなら対価は払わなきゃな」
「払うつもりはないって言ったらどうするんすか?」
「どうしたものかな……その時決めるよ」
 随分と行き当たりばったりだと思う粳部。実際、武道は自分がどうしたいのかが分からなくなっていた。それを見ている彼女も曖昧な彼の心を測りかねて、自分にできることはないと思っていた。彼女に、破裂寸前のクジラをつつくような度胸はない。
「……解決できそうですかね」
「さあな……俺には分からない」
 新聞配達店の前で二人が足を止める。彼女は物陰に待機させていた海坊主をこっそりと引っ込め、煌々と輝いていた明かりが消えるのを眺める。南條という男はこの中に入ってまだ出ていない。
「ここです」
「確かだな?今電気消えたんだけど」
「でも入ってから出てきてないですよ」
 そんな会話をしていると暗くなった新聞配達店の出入り口が開き、中から見覚えのある顔の人物が出てくる。それは彼女が昼間に写真で見せられた南條という男だ。彼はもう一人の男に何かを話すと手を振ってその場を去り、夜道をトボトボと歩き始める。
 その途端、武道の目が大きく見開かれた。
「当たりみたいだ。助かったよ粳部」
「ほら、言った通りじゃないですか」
「助かったよ。ここからは一人で良い、ありがとな」
 そう感謝を伝えると武道は男を追って一人歩き出す。だが、取り残された彼女は咄嗟に彼に話しかける。その孤独な背に、声を掛けずにはいられなかったのだ。
「あの!昔の話聞きたいんで、また会いましょうよ」
「……おう!近いうちに飲みに行こうな」
 武道は彼女に笑顔を見せて答えると夜道の闇に消えていき、取り残された粳部は心配に思う気持ちを抑えながら踵を返す。そのまま元の巡回の業務に戻ると、粳部は頼りない街灯の明かりの中へ入っていった。

 一方、武道は南條を追っていく内に路地裏に入り、狭い道の中で徐々に距離を詰めていった。月明かりのない夜に、街灯も室内の明かりもない路地は殆どが闇だった。しかし、建物の裏口にある古い白熱電球が点滅し南條の顔を照らす。
「……」
 武道が更に彼へ近付いていく。南條は階段を上ってマンションの裏口の鍵を開けようと止まり、ポケットの中にある鍵を探る。武道は階段に足を掛けて彼を見据えると、少し息を吸ってから話を始めた。それはまるで覚悟を決めるような仕草だった。
 武道がズボンの中にしまっていたサイレンサー付きの拳銃を取り出すと、彼の背中に三発撃ち込む。
「ぐおっ!?」
 命中したのは二発のみであったが彼は崩れ、階段に倒れ込んで武道の下まで滑り落ちていく。
「お前が殺した近藤ってチンピラ、覚えてるか?」
「はあはあ……あの……馬鹿か?」
「そうか」
 異質で淡白な声が響いて一秒、耳を劈く音が大気を揺らす。追い打ちの弾丸が南條の胸に三発撃ち込まれると絶え絶えだった息が消え、彼は拳銃をズボンに突っ込んだ。そうやって路地裏の奥へ歩き出すと彼は手袋を脱いでポケットに入れた。
「……はあ」
 彼は大きなため息を吐き、歩きながら昔のことを考える。まだ、気が楽だった頃のことを。


『そんなに不機嫌になるなよ早苗』
『……近藤さん。俺、やっぱり納得いかないです』
 ケーキ屋のテラス席に座る武道と近藤。陽光が差す中、日陰でお茶を飲む二人。武道は不満を隠しきれない表情で静かに抗議し、彼よりも九歳ほど年上の近藤は余裕の表情で彼を見ている。
『俺達はヤクザじゃねえんだ。悪い奴見たら通報するもんだろ』
『そうは言っても警察なんて……』
『……まあ、お前があの災害以降警察を疑ってるのは分かってるが』
 不満気な表情の武道が背もたれに背中を預ける。
『あの災害、ガスも地震もなかったですよ!』
『まあ、それについてはお前が見てたわけだしな』
『だって、ガスが出たってなってる場所に俺居たんすから!』
『分かってるよ!』
 武道は警察をあまり信用していない。四年前の災害時、彼の住む地域は局所的な地震と有毒ガスに襲われた。しかし、有毒ガスが出たとされる場所に武道は居た。ガスの被害を受けることなく、彼は今こうしてここに居る。
『悲鳴が聞こえて、警報に従って逃げたら……災害があったことにされてて』
『うーん……』
『霧の中で化け物も見たんすよ!人殺してたっす!』
『とは言えだ。大麻売ってる奴らを通報するのはそう悪くねえだろ?』
 近藤の言葉にぐうの音も出ず黙り込んでしまう武道。彼が見たものの是非は置いておいて、確かに犯罪の通報は市民の義務だ。町のチンピラとして生きている彼が警察に頼りたくないという心情は近藤にも理解できたが、これは仕方のない話だ。
 武道が勢いよくアイスティーを飲み干した。
『まあ、そりゃそうですけど……俺達でどうにかできなかったんすかね』
『俺達みたいなチンピラは、問題起こさず社会貢献してりゃいいんだよ』
『……情けない話っすね』
『情けなくて十分さ。じゃあ、もう出るぞ』
 近藤が席を立ちあがると、それに従って武道も席を立ちあがりケーキ屋のテラス席から二人が去る。先頭を歩いて行く近藤は車の鍵をポケットから取り出すと、その後ろで停車していた車が動き始めた。近藤が自分の車の前で止まる。
『いつも思いますけど俺が運転しますよ』
『兄貴分が運転しないでどうするよ』
『普通逆じゃないですかね……』
 近藤が車の鍵を差し込んだその時、後ろから前進してきた車の助手席の窓が開く。そして、すれ違い様にサイレンサー付きの銃を発砲した。チンピラと呼ぶには威厳の大き過ぎる背中、とても簡単なことでは死にそうにない。だが、何発も撃ち込まれた体は糸の切れた人形のように倒れる。
『兄貴!?』
 車は急発進して武道の視界の端から消えていき、彼は急いで近藤に駆け寄る。既に彼は即死しており、物言わぬ肉塊となった彼はもう二度と喋らない。もう二度と笑わない。
 大麻の売買に関する情報を警察に伝えたことで、近藤はヤクザの報復で銃撃されたのだ。


「あなた!ねえ!あっ、ああっ!」
 遠くで誰かの哀叫が響き渡り、その声で武道の意識がハッキリとする。彼の復讐は既に果たされた。後のことはもうどうでも良く、死んだ男についてこれ以上考えるつもりはない。叫んでいるのは恐らく男の家族だろうなと武道は思いながら、彼は曲がり角を曲がって路地裏を抜けようと進む。
「……やっとだ……やっと」
 これで、ここから先はもうエンディングだ。
 しかし、誰かの走る足音が聞こえたかと思うと不意に大声が武道を止める。
「武道さんッ!何をしたんですか!?」
 振り返らなくても彼には背後に粳部が居ることが分かっていた。事件を目撃していない彼女は何が起きたのかを正確には理解していないが、その惨状と武道の顔色で殆どを理解していた。
 彼女は夜に叫ぶ。
「……さあな、俺は帰る」
「何であなたが追ってた人が死んで!あなたはそそくさと帰るんです!」
「煙草代を回収できないからな、仕方ないさ」
「殺しておいて……そんな!」
 法の執行者である粳部のような公権力からすれば分からない話だ。彼が人を殺したのは明白で、調べればすぐにでも証拠が出るだろう。だが、その動機について納得がいかないのは当然だ。
「さっき走り去っていく奴を見たぞ。そいつじゃないか」
「しらばっくれて……!」
「なあ粳部、多分そいつ大麻の売人に殺された仲間の仇を討ったのかもな」
 自らのことを客観的に、遠くの灯台の灯りを見るように語る武道。彼の虚ろで力の抜けた瞳は粳部ではなくどこかの誰かを見つめており、既に彼の魂は俗世から離れていた。
「酷い話だよな、逆恨みで殺されて……だから奴はその対価を支払ったんだ」
「こ、こんな……こんなことの為に……私は」
 彼女が彼に連絡しなければ、あの時彼に付いて行くと言えていればこうはならなかった。最後の学友を人殺しにはさせなかった。しかし、全てはもう過去の話だ。失われた命はもう二度と裁くことはできない。
「……もう、俺は帰る」
「っ!……待てっ!逮捕……」
 前を向いて歩き出した武道を追いかけて彼女が走り出す。だが、突然海坊主が地中から現れると彼女の足を掴み、下へ引きずり込んでいく。あまりにも急な反乱に粳部は対応できず、頭の中が真っ白になった。
「えっ?」
 武道は何にも気が付かず前に進み、粳部は一瞬にして地中に引きずり込まれる。彼女の視界が真っ白になったその次には青空と白い雲が映り、全身が浮いているような感覚に襲われる。まるで空に投げ出されたようだった。
 実際、彼女は空を落ちている。
「なっ!?何これ!?はえっ!?」
 海坊主は空に開いた裂け目から彼女を見下ろしており、粳部が落ちることで遠ざかり消えていく。現在の高度は一万メートルだ。
「お前ええええ!」
 邪魔をした怪物に怒っても意味はない。そのまま彼女は空中で藻掻きながら降下して、エメラルドグリーンの海に落ちていった。
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