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ガランドゥ 14話 『復讐に意味はなく……』
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【11】
「……遺骨、少なかったね」
「南條の一派に吹っ飛ばされて、これだけ残ってるだけ良い方さ」
小さな事務所の二階、机の上に乗っている骨壺を見つめて二人が会話をする。冷静に語る老人は腰が少し曲がっているもののしっかりとした体付きをしており、まだまだ長生きしそうな風貌だった。
机に座る南米系の青年が話す。
「まあ、これで報復合戦も終わったらしいし、浮かばれるよね」
「ダニー、殺し殺されなんてやってる連中が浮かばれることはない」
「じゃあ、じいちゃんは何で復讐に参加したの?」
「道理を通す為だ。それ以外はない」
冷静に答える老人の言葉に、特に何の感慨もないダニー。老人程に遺骨になった人物への想いがなかったのか、ダニーは気の抜けた顔でコーヒーを取りにコーヒーメーカーへと向かう。老人は遺骨を見ながら話を続ける。
「殺したんだから殺された。それだけだよ」
「ふーん、ヤクザって大変だね」
「まあ、一般人のダニーには無縁の世界だよ」
ダニーがカップにコーヒーを注ぐと、砂糖とミルクを加えて混ぜ合わせる。一度口に付けるが熱過ぎたのかすぐに離れ、何度も息を吹きかけて熱を冷ましていく。まだマシな温度になったところで一口飲んだ。
「ううん、温度は良いけど味が悪いな」
その時だった。一階でけたたましい音と振動と共に何かが起きた。衝撃で思わずダニーはカップを落としてしまい、せっかくの熱いコーヒーは床の上で冷めていく。椅子に座っていた老人は少しよろけた後、階段へ向かうと下へ駆け下りる。
「何があったあ!?」
「く、車が突っ込んで!」
老人が覗き込んだ先には窓を突き破ってワンボックスカーが中に入ってきており、粉塵の舞う中で故障の煙が立ち上っている。どう考えてもスピードの出し過ぎによる事故ではなく、これは故意に行われたものだ。周囲で老人の部下が呆然としている。
運転席のエアバックから要が起き上がると、鬼の形相でライターを取り出す。
「兄さんの仇ぃ!」
老人は助手席と後部座席に積まれているポリタンクの山を見て全てを察する。ガソリンや灯油のポリタンクを大量に積み込み、車で突っ込んできた。何が起きるかは火を見るよりも明らかだ。
老人が階段を駆け上がり、ダニーの下へ走る。
「ダニー!窓から逃げろ!」
異常事態を察したダニーはすぐに開いた窓から飛び出し、地面で受け身を取って着地する。二階の高さだったことが幸いで怪我は重いものではなかった。
だが、その瞬間に車が積み込んでいたガソリンなどが爆発し事務所が吹き飛ぶ。地面に横たわっていたことで爆炎と瓦礫が頭上を通過していき、即死することはなかったが肩にコンクリート片が突き刺さった。
周囲が火の海に包まれる中、ダニーは瓦礫を押しのけてゆっくりと立ち上がる。
「いつっ……じいちゃん……?」
二階建ての事務所は完全に吹き飛んでおり、瓦礫と化した鉄骨が一部残っているだけだった。爆心地である車は殆ど原型を留めておらず、死体は瓦礫に埋もれてしまっている。
軽度の火傷と怪我を負いながら、ダニーは一人立ち尽くしていた。そして、叫んだ。
「ああああああああ!殺してやる!皆殺しにしてやる!」
【12】
蓮向かいのデータベースにて、パソコンに向かう谷口と印刷された資料を読む粳部。目に悪い薄暗い照明の中、二人は一連の事件を追っていた。谷口のモニターに事件についての新聞記事が表示される。
「これだ。まず、武道を殺害した妻を武道の組織の車が突っ込んで殺害」
「で、その後に南條の一派の人が報復で銃撃事件を起こしたと」
「だが、武道の組織と協力関係にあった江南会が銃撃に巻き込まれた」
谷口が次の事件についての記事を表示する。写真では高速道路に車が停車しており、次の写真では車と壁の間に遺体が倒れていた。状態的にとても轢かれたようには見えない。
「江南会は南條の一派と高速道路で衝突。車から降ろさせると刺殺」
「そんな人目に付くところで殺すんですか……」
次の写真が表示される。
「で、江南会の事務所は遺族に襲撃されて放火だ」
「次は遺族に江南会が報復するも、親戚の十龍の構成員が居て返り討ちに」
「十龍は江南会に襲撃され、拷問の末に全滅。生き残りは逮捕された」
だが、事はそう単純ではなかった。それで終わってくれるのであれば話はすぐに終わったのだが、続いているから問題なのだ。決して、続けさせてはいけないというのに。
粳部が拷問された被害者の写真から目を逸らし、気を散らしたいのかシュレッダーに書類を突っ込む。
「だが、二時間前に江南会の残党のセーフハウスが爆発した」
「えっ、ついさっきに起きたんですか?」
『現場の報告では車が建物に突っ込んだ後に爆発が起きたよ』
「あっ、ラジオさん」
誰かが忘れて置いていった携帯ゲーム機からラジオの声が聞こえる。数十年前の機種だからかノイズが酷く音質はかなり悪かった。二人が机の上のゲーム機の方を向く。
『音質悪い……で、積まれてたガソリンと灯油で建物が吹き飛んだ』
「やったのは誰です?」
『ナンバープレートが吹き飛んでて、持ち主は南條要』
「南條というと、最初に近藤を殺した売人だな」
二時間前にすら殺し殺されを繰り返しているわけである。恨みを持つ誰かと恨まれる誰かが消えない限り、必ず誰かが立ち上がって不当に殺す。例えその過程で関係のない誰かを巻き込んだとしても。
「せ、生存者は?」
『ゼロ……でも、一つ謎がある』
「と言うと?」
谷口がそれを問う。
『現場から立ち去る火傷した青年が目撃されてる』
「……生存者だな」
それだけ言うと谷口は腕時計を見て時間を確認し、パソコンに表示されているウィンドウを全て閉じる。彼はパソコンに繋がっているカードリーダーから自分のカードを引き抜くと、ポケットにしまって立ち上がった。
「もう時間だ。俺は仕事に行く」
「えーもうちょっと手伝ってくださいよ」
「お前、パソコンの操作を俺にやらせるな」
「面倒なんですもん。この等級では閲覧できませんってうるさいし」
機密を安全に管理する為にデータベースの規則は設けられている。印刷し持ち出せる資料はα+未満の物と制限が掛けられており、必ず処分する義務がある。部隊の隊長の許可、またはγ+以上の職員の許可で閲覧が許可される場合があるが、そう上手くいくことはない。
立ち去ろうとした谷口が足を止め、彼女の方に振り向く。
「最近、γ-に昇格しただろ。そう制限は掛からない筈だ」
「……えっ、私昇格してたんですか?」
『うわ……二階級も昇格って……』
「は、早いですね……嬉しくはあるんですが」
等級が上がれば上がる程、粳部が求める情報に辿り着ける確率が上がっていく。とは言え、粳部の戦う目的は宙ぶらりんになりつつある。不死身も海坊主もランダム過ぎる点はあれど便利ではある。元に戻らなくてもそこまで苦労しないのだ。
それに、今はそれ以上に気になることがある。
「俺はもう行く」
「あ、ありがとうございました」
そう言って立ち去る谷口を彼女が見送りポツンと取り残される。だが、γ-まで昇格したと聞かされたことで何か気になることがあったのか、粳部はポケットからカードを取り出すとカードリーダーに差し込む。
そして、検索ボックスに入力した。
『八王子市ガス地盤問題』
それは全ての始まり。何かが起きた、分からなくても今まで考えないようにしていたあの災害。詳細が分からないまま報道されなくなった災害だが、蓮向かいのデータベースになら情報があるかもしれない。
不意に魔が差して調べてしまった。
『閲覧できません。Ω+以上の権限が必要です』
「えっ?……何でΩ+も?」
その時、暫く黙っていたラジオが急に喋り始める。
『粳部、緊急事態。谷口と一緒にD32ゲートに向かって』
「……遺骨、少なかったね」
「南條の一派に吹っ飛ばされて、これだけ残ってるだけ良い方さ」
小さな事務所の二階、机の上に乗っている骨壺を見つめて二人が会話をする。冷静に語る老人は腰が少し曲がっているもののしっかりとした体付きをしており、まだまだ長生きしそうな風貌だった。
机に座る南米系の青年が話す。
「まあ、これで報復合戦も終わったらしいし、浮かばれるよね」
「ダニー、殺し殺されなんてやってる連中が浮かばれることはない」
「じゃあ、じいちゃんは何で復讐に参加したの?」
「道理を通す為だ。それ以外はない」
冷静に答える老人の言葉に、特に何の感慨もないダニー。老人程に遺骨になった人物への想いがなかったのか、ダニーは気の抜けた顔でコーヒーを取りにコーヒーメーカーへと向かう。老人は遺骨を見ながら話を続ける。
「殺したんだから殺された。それだけだよ」
「ふーん、ヤクザって大変だね」
「まあ、一般人のダニーには無縁の世界だよ」
ダニーがカップにコーヒーを注ぐと、砂糖とミルクを加えて混ぜ合わせる。一度口に付けるが熱過ぎたのかすぐに離れ、何度も息を吹きかけて熱を冷ましていく。まだマシな温度になったところで一口飲んだ。
「ううん、温度は良いけど味が悪いな」
その時だった。一階でけたたましい音と振動と共に何かが起きた。衝撃で思わずダニーはカップを落としてしまい、せっかくの熱いコーヒーは床の上で冷めていく。椅子に座っていた老人は少しよろけた後、階段へ向かうと下へ駆け下りる。
「何があったあ!?」
「く、車が突っ込んで!」
老人が覗き込んだ先には窓を突き破ってワンボックスカーが中に入ってきており、粉塵の舞う中で故障の煙が立ち上っている。どう考えてもスピードの出し過ぎによる事故ではなく、これは故意に行われたものだ。周囲で老人の部下が呆然としている。
運転席のエアバックから要が起き上がると、鬼の形相でライターを取り出す。
「兄さんの仇ぃ!」
老人は助手席と後部座席に積まれているポリタンクの山を見て全てを察する。ガソリンや灯油のポリタンクを大量に積み込み、車で突っ込んできた。何が起きるかは火を見るよりも明らかだ。
老人が階段を駆け上がり、ダニーの下へ走る。
「ダニー!窓から逃げろ!」
異常事態を察したダニーはすぐに開いた窓から飛び出し、地面で受け身を取って着地する。二階の高さだったことが幸いで怪我は重いものではなかった。
だが、その瞬間に車が積み込んでいたガソリンなどが爆発し事務所が吹き飛ぶ。地面に横たわっていたことで爆炎と瓦礫が頭上を通過していき、即死することはなかったが肩にコンクリート片が突き刺さった。
周囲が火の海に包まれる中、ダニーは瓦礫を押しのけてゆっくりと立ち上がる。
「いつっ……じいちゃん……?」
二階建ての事務所は完全に吹き飛んでおり、瓦礫と化した鉄骨が一部残っているだけだった。爆心地である車は殆ど原型を留めておらず、死体は瓦礫に埋もれてしまっている。
軽度の火傷と怪我を負いながら、ダニーは一人立ち尽くしていた。そして、叫んだ。
「ああああああああ!殺してやる!皆殺しにしてやる!」
【12】
蓮向かいのデータベースにて、パソコンに向かう谷口と印刷された資料を読む粳部。目に悪い薄暗い照明の中、二人は一連の事件を追っていた。谷口のモニターに事件についての新聞記事が表示される。
「これだ。まず、武道を殺害した妻を武道の組織の車が突っ込んで殺害」
「で、その後に南條の一派の人が報復で銃撃事件を起こしたと」
「だが、武道の組織と協力関係にあった江南会が銃撃に巻き込まれた」
谷口が次の事件についての記事を表示する。写真では高速道路に車が停車しており、次の写真では車と壁の間に遺体が倒れていた。状態的にとても轢かれたようには見えない。
「江南会は南條の一派と高速道路で衝突。車から降ろさせると刺殺」
「そんな人目に付くところで殺すんですか……」
次の写真が表示される。
「で、江南会の事務所は遺族に襲撃されて放火だ」
「次は遺族に江南会が報復するも、親戚の十龍の構成員が居て返り討ちに」
「十龍は江南会に襲撃され、拷問の末に全滅。生き残りは逮捕された」
だが、事はそう単純ではなかった。それで終わってくれるのであれば話はすぐに終わったのだが、続いているから問題なのだ。決して、続けさせてはいけないというのに。
粳部が拷問された被害者の写真から目を逸らし、気を散らしたいのかシュレッダーに書類を突っ込む。
「だが、二時間前に江南会の残党のセーフハウスが爆発した」
「えっ、ついさっきに起きたんですか?」
『現場の報告では車が建物に突っ込んだ後に爆発が起きたよ』
「あっ、ラジオさん」
誰かが忘れて置いていった携帯ゲーム機からラジオの声が聞こえる。数十年前の機種だからかノイズが酷く音質はかなり悪かった。二人が机の上のゲーム機の方を向く。
『音質悪い……で、積まれてたガソリンと灯油で建物が吹き飛んだ』
「やったのは誰です?」
『ナンバープレートが吹き飛んでて、持ち主は南條要』
「南條というと、最初に近藤を殺した売人だな」
二時間前にすら殺し殺されを繰り返しているわけである。恨みを持つ誰かと恨まれる誰かが消えない限り、必ず誰かが立ち上がって不当に殺す。例えその過程で関係のない誰かを巻き込んだとしても。
「せ、生存者は?」
『ゼロ……でも、一つ謎がある』
「と言うと?」
谷口がそれを問う。
『現場から立ち去る火傷した青年が目撃されてる』
「……生存者だな」
それだけ言うと谷口は腕時計を見て時間を確認し、パソコンに表示されているウィンドウを全て閉じる。彼はパソコンに繋がっているカードリーダーから自分のカードを引き抜くと、ポケットにしまって立ち上がった。
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機密を安全に管理する為にデータベースの規則は設けられている。印刷し持ち出せる資料はα+未満の物と制限が掛けられており、必ず処分する義務がある。部隊の隊長の許可、またはγ+以上の職員の許可で閲覧が許可される場合があるが、そう上手くいくことはない。
立ち去ろうとした谷口が足を止め、彼女の方に振り向く。
「最近、γ-に昇格しただろ。そう制限は掛からない筈だ」
「……えっ、私昇格してたんですか?」
『うわ……二階級も昇格って……』
「は、早いですね……嬉しくはあるんですが」
等級が上がれば上がる程、粳部が求める情報に辿り着ける確率が上がっていく。とは言え、粳部の戦う目的は宙ぶらりんになりつつある。不死身も海坊主もランダム過ぎる点はあれど便利ではある。元に戻らなくてもそこまで苦労しないのだ。
それに、今はそれ以上に気になることがある。
「俺はもう行く」
「あ、ありがとうございました」
そう言って立ち去る谷口を彼女が見送りポツンと取り残される。だが、γ-まで昇格したと聞かされたことで何か気になることがあったのか、粳部はポケットからカードを取り出すとカードリーダーに差し込む。
そして、検索ボックスに入力した。
『八王子市ガス地盤問題』
それは全ての始まり。何かが起きた、分からなくても今まで考えないようにしていたあの災害。詳細が分からないまま報道されなくなった災害だが、蓮向かいのデータベースになら情報があるかもしれない。
不意に魔が差して調べてしまった。
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