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入学・決意編

【第三章 ルミナスの苦悩】

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“何でこんな力を持ってしまったのだろう。”

“あの時、言わなければ良かった。”

“あの時、力が欲しいなんて言わなければ…”

“僕が力を求めたのがいけなかった。”

“僕なんかが手にしてはいけない代物だったんだ。”

“なのに…なのに…。”

“僕が…分不相応な力を求めたばかりに…。”

“人が…多くの人が…守れずに死んでしまった…。”

“いっそ、自分がいなくなってしまおうか。”

“でも、今度は自分の夢が叶えなくなる。”

“この汚れた世界を変えるんじゃなかったのか。”

“そうだよ、自分の夢を忘れてはならない。”

“何を言ってるんだ、ルミナス。”

“自分には、果たさなければならない夢がある。”

“それまで、この力の責任を持たなきゃならない。”

―――それまで待つのだ。時を待つのだ。―――
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