342 / 399
第11部
第四章 炎と風の姫③
しおりを挟む
一方、その頃。
グラウンドは、静寂に包まれていた。
とは言え、人が少ない訳ではない。
むしろ、普段よりも、さらに多くの人間が集まっていた。
グラウンドの中央に立つのは、二人の少女だ。
アンジェリカと、リーゼである。
互いに劣らぬ美貌を持つ二人だが、その雰囲気は対照的だった。
絢爛たる姫君。
それは、燃え上がる炎のごとく。
右手に長剣型の木剣を。腰左手を当てて佇むアンジェリカ=コースウッド。
煌めく心の姫。
その立ち姿は、涼やかなる風のよう。
切っ先を下に、両手で細剣型の木剣を握りしめるリーゼ=レイハート。
二人の姫君は、共に制服姿だった。
彼女たちに限らず、この場にいる生徒たちは全員が制服姿だ。
多くの騎士学校がそうなのだが、対人戦闘訓練には専用の衣服はない。
常在戦場が、各校共通の方針だからだ。
まあ、汚れた場合の代えの制服はあるのだが。
ともあれ、二人は互いを見据えて、静かに対峙していた。
「……ふむ」
彼女たちの中央には、四十代の男性がいた。
アノースログ学園側の教師の一人だ。
「では、そろそろ始めるか」
これから行うのは、アンジェリカとリーゼによる一対一の模擬戦闘だ。
初めての合同実技。
両校の力量を知るためにも、代表生徒たちの模擬戦闘を許可したのである。
まあ、リーゼの方はともかく、アンジェリカの方にはそれ以外の思惑もあったが。
(……リーゼ=レイハート)
アンジェリカは、双眸を細めた。
数セージルほど先で、静かに佇む少女。
エリーズ国騎士学校の代表生徒。
確かに、その佇まいは実に洗練されている。
自分に次ぐ実力者であるアヤメには届かないかもしれないが、三番手のフラン相手ならば、互角に渡り合えるかもしれない。
(……中々の実力者みたいね)
これは侮れない相手だ。それを肌で感じた。
しかし、それ以上に気になるのは、やはり彼女の美貌だった。
まるで黄金を思わせるような、蜂蜜色の髪と瞳。
顔立ちは精緻な人形のように整っている。
両腕、特に両足は腰辺りからすらりとしており、まさに美脚だった。
それに、何よりも胸だ。
運動をほとんど阻害しないであろう胸。
しかし、ぺったんこではない。
アヤメよりも少し大きいぐらいのサイズ。ギリギリ手の平に納まるぐらいか。
確実に女性としての膨らみはあるサイズだ。
あの聖女さまと同じである。
(……むむ)
一瞬だけ足元を遮る自分の胸に視線を落とし、アンジェリカは呻いた。
自分とは、明らかに違うタイプの胸だった。
アルフレッドが気に掛ける女。
まさに、彼好みの容姿の少女であった。
どうして、アルフレッドが異国の公爵令嬢と面識があったのか。
そこまではまだ調べきれてはいないが、剣は、時に言葉よりも遥かに雄弁に相手のことを教えてくれるものだ。
――そう。恋敵を知るために、あえてこの試合を申し出たのである。
それに気付いているのは、フランとアヤメだけだった。
フランは青ざめており、アヤメは相変わらずの無表情だった。
いや、時折、別の方向に視線を向けている。
(……アヤメ?)
たまたまそれに気付き、アンジェリカは微かに眉をひそめた。
珍しい。アヤメが、ほんの少しだけそわそわしているように見える。
アンジェリカは、彼女の視線の先を追った。
そこには、黒髪の少年の姿があった。
(えっと、彼は……)
見覚えがある。確か、リーゼ=レイハートの補佐という生徒だ。
今日も彼女の隣にいた。
ただ、アンジェリカとしては、
(アヤメと同じ、アロンの出身者かしら?)
といったぐらいの印象しかなかった。
見たところ、貴族出身とは思えないので、アノースログ学園でおける、従生徒のような立場なのかもしれない。
(あ、もしかして)
無表情、無感情を貫くアヤメだが、少女であることには変わらない。
珍しい同郷の少年に、強い興味を抱いたのかもしれない。
それこそ、恋心にも似た想いを。
(もし、そうなら応援しなくちゃね)
そんなことを考えて、微かに口元を綻ばせる。
アヤメは友人だ。もし初恋ならば成就させてあげたい。
(後で聞いてみましょう。けど、今は……)
アンジェリカは、グッと木剣を握りしめた。
改めて、リーゼ=レイハートを見据える。
彼女は、ゆっくりと木剣を動かし、刺突の構えを取った。
それだけで覇気が大きく変わる。
(……へえ)
アンジェリカは、炎が揺れるように双眸を細めた。
(これは凄いわね)
――隙がまるでない。
切っ先は、真っ直ぐアンジェリカの喉元に。
重心は揺らがず、余計な力みもない。このまま棒立ちのままならば、あの刺突は最速の動きで、アンジェリカの喉を捉えることだろう。
それが、強くイメージさせられる。
(これは前言撤回だわ。フラン以上、もしかするとアヤメにだって届くかも。ただのお嬢さまじゃないって訳ね)
まあ、家柄と美貌だけで代表生徒になれるはずもない。
それ以前に、アルフレッドに見初められるほどの女が、只者であるはずがなかったか。
(けどね)
――すうっと。
アンジェリカは、木剣を横に薙いだ。
その動作に、リーゼが、ピクリと片眉を上げた。
今の動きだけで、リーゼもアンジェリカの力量を理解したのだろう。
油断できない相手だと。
わずかだが、切っ先に緊張が宿るのを感じ取った。
(私は、アンジェリカ=コースウッド)
炎のごとき、双眸を細める。
(アノースログ学園生徒会長。そして――)
アンジェリカは、一歩踏み出した。
(《七星》が第七座。アルフレッド=ハウル。私はアル君の妻となる女なのよ)
静かな足取りで、間合いを詰めていく。
「……リーゼ」
彼女は告げる。
「それじゃあ始めよっか」
「ええ。そうですわね」
リーゼも、不敵な笑みを見せて答えた。
「……ふむ。では」
審判である教師が、おもむろに腕を上げて、
「これより模擬戦を行う!」
振り下ろす!
同時に、アンジェリカが駆け出した。
リーゼはそれを迎え撃つ。
かくして。
炎と風の姫君たち。
武芸を誇る二人の令嬢の戦いが始まった――。
グラウンドは、静寂に包まれていた。
とは言え、人が少ない訳ではない。
むしろ、普段よりも、さらに多くの人間が集まっていた。
グラウンドの中央に立つのは、二人の少女だ。
アンジェリカと、リーゼである。
互いに劣らぬ美貌を持つ二人だが、その雰囲気は対照的だった。
絢爛たる姫君。
それは、燃え上がる炎のごとく。
右手に長剣型の木剣を。腰左手を当てて佇むアンジェリカ=コースウッド。
煌めく心の姫。
その立ち姿は、涼やかなる風のよう。
切っ先を下に、両手で細剣型の木剣を握りしめるリーゼ=レイハート。
二人の姫君は、共に制服姿だった。
彼女たちに限らず、この場にいる生徒たちは全員が制服姿だ。
多くの騎士学校がそうなのだが、対人戦闘訓練には専用の衣服はない。
常在戦場が、各校共通の方針だからだ。
まあ、汚れた場合の代えの制服はあるのだが。
ともあれ、二人は互いを見据えて、静かに対峙していた。
「……ふむ」
彼女たちの中央には、四十代の男性がいた。
アノースログ学園側の教師の一人だ。
「では、そろそろ始めるか」
これから行うのは、アンジェリカとリーゼによる一対一の模擬戦闘だ。
初めての合同実技。
両校の力量を知るためにも、代表生徒たちの模擬戦闘を許可したのである。
まあ、リーゼの方はともかく、アンジェリカの方にはそれ以外の思惑もあったが。
(……リーゼ=レイハート)
アンジェリカは、双眸を細めた。
数セージルほど先で、静かに佇む少女。
エリーズ国騎士学校の代表生徒。
確かに、その佇まいは実に洗練されている。
自分に次ぐ実力者であるアヤメには届かないかもしれないが、三番手のフラン相手ならば、互角に渡り合えるかもしれない。
(……中々の実力者みたいね)
これは侮れない相手だ。それを肌で感じた。
しかし、それ以上に気になるのは、やはり彼女の美貌だった。
まるで黄金を思わせるような、蜂蜜色の髪と瞳。
顔立ちは精緻な人形のように整っている。
両腕、特に両足は腰辺りからすらりとしており、まさに美脚だった。
それに、何よりも胸だ。
運動をほとんど阻害しないであろう胸。
しかし、ぺったんこではない。
アヤメよりも少し大きいぐらいのサイズ。ギリギリ手の平に納まるぐらいか。
確実に女性としての膨らみはあるサイズだ。
あの聖女さまと同じである。
(……むむ)
一瞬だけ足元を遮る自分の胸に視線を落とし、アンジェリカは呻いた。
自分とは、明らかに違うタイプの胸だった。
アルフレッドが気に掛ける女。
まさに、彼好みの容姿の少女であった。
どうして、アルフレッドが異国の公爵令嬢と面識があったのか。
そこまではまだ調べきれてはいないが、剣は、時に言葉よりも遥かに雄弁に相手のことを教えてくれるものだ。
――そう。恋敵を知るために、あえてこの試合を申し出たのである。
それに気付いているのは、フランとアヤメだけだった。
フランは青ざめており、アヤメは相変わらずの無表情だった。
いや、時折、別の方向に視線を向けている。
(……アヤメ?)
たまたまそれに気付き、アンジェリカは微かに眉をひそめた。
珍しい。アヤメが、ほんの少しだけそわそわしているように見える。
アンジェリカは、彼女の視線の先を追った。
そこには、黒髪の少年の姿があった。
(えっと、彼は……)
見覚えがある。確か、リーゼ=レイハートの補佐という生徒だ。
今日も彼女の隣にいた。
ただ、アンジェリカとしては、
(アヤメと同じ、アロンの出身者かしら?)
といったぐらいの印象しかなかった。
見たところ、貴族出身とは思えないので、アノースログ学園でおける、従生徒のような立場なのかもしれない。
(あ、もしかして)
無表情、無感情を貫くアヤメだが、少女であることには変わらない。
珍しい同郷の少年に、強い興味を抱いたのかもしれない。
それこそ、恋心にも似た想いを。
(もし、そうなら応援しなくちゃね)
そんなことを考えて、微かに口元を綻ばせる。
アヤメは友人だ。もし初恋ならば成就させてあげたい。
(後で聞いてみましょう。けど、今は……)
アンジェリカは、グッと木剣を握りしめた。
改めて、リーゼ=レイハートを見据える。
彼女は、ゆっくりと木剣を動かし、刺突の構えを取った。
それだけで覇気が大きく変わる。
(……へえ)
アンジェリカは、炎が揺れるように双眸を細めた。
(これは凄いわね)
――隙がまるでない。
切っ先は、真っ直ぐアンジェリカの喉元に。
重心は揺らがず、余計な力みもない。このまま棒立ちのままならば、あの刺突は最速の動きで、アンジェリカの喉を捉えることだろう。
それが、強くイメージさせられる。
(これは前言撤回だわ。フラン以上、もしかするとアヤメにだって届くかも。ただのお嬢さまじゃないって訳ね)
まあ、家柄と美貌だけで代表生徒になれるはずもない。
それ以前に、アルフレッドに見初められるほどの女が、只者であるはずがなかったか。
(けどね)
――すうっと。
アンジェリカは、木剣を横に薙いだ。
その動作に、リーゼが、ピクリと片眉を上げた。
今の動きだけで、リーゼもアンジェリカの力量を理解したのだろう。
油断できない相手だと。
わずかだが、切っ先に緊張が宿るのを感じ取った。
(私は、アンジェリカ=コースウッド)
炎のごとき、双眸を細める。
(アノースログ学園生徒会長。そして――)
アンジェリカは、一歩踏み出した。
(《七星》が第七座。アルフレッド=ハウル。私はアル君の妻となる女なのよ)
静かな足取りで、間合いを詰めていく。
「……リーゼ」
彼女は告げる。
「それじゃあ始めよっか」
「ええ。そうですわね」
リーゼも、不敵な笑みを見せて答えた。
「……ふむ。では」
審判である教師が、おもむろに腕を上げて、
「これより模擬戦を行う!」
振り下ろす!
同時に、アンジェリカが駆け出した。
リーゼはそれを迎え撃つ。
かくして。
炎と風の姫君たち。
武芸を誇る二人の令嬢の戦いが始まった――。
0
あなたにおすすめの小説
クラスの陰キャボッチは現代最強の陰陽師!?~長らく継承者のいなかった神器を継承出来た僕はお姉ちゃんを治すために陰陽師界の頂点を目指していたら
リヒト
ファンタジー
現代日本。人々が平和な日常を享受するその世界の裏側では、常に陰陽師と人類の敵である妖魔による激しい戦いが繰り広げられていた。
そんな世界において、クラスで友達のいない冴えない陰キャの少年である有馬優斗は、その陰陽師としての絶大な才能を持っていた。陰陽師としてのセンスはもちろん。特別な神具を振るう適性まであり、彼は現代最強の陰陽師に成れるだけの才能を有していた。
その少年が願うのはただ一つ。病気で寝たきりのお姉ちゃんを回復させること。
お姉ちゃんを病気から救うのに必要なのは陰陽師の中でも本当にトップにならなくては扱えない特別な道具を使うこと。
ならば、有馬優斗は望む。己が最強になることを。
お姉ちゃんの為に最強を目指す有馬優斗の周りには気づけば、何故か各名門の陰陽師家のご令嬢の姿があって……っ!?
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
少しの間、家から追い出されたら芸能界デビューしてハーレム作ってました。コスプレのせいで。
昼寝部
キャラ文芸
俺、日向真白は義妹と幼馴染の策略により、10月31日のハロウィンの日にコスプレをすることとなった。
その日、コスプレの格好をしたまま少しの間、家を追い出された俺は、仕方なく街を歩いていると読者モデルの出版社で働く人に声をかけられる。
とても困っているようだったので、俺の写真を一枚だけ『読者モデル』に掲載することを了承する。
まさか、その写真がキッカケで芸能界デビューすることになるとは思いもせず……。
これは真白が芸能活動をしながら、義妹や幼馴染、アイドル、女優etcからモテモテとなり、全国の女性たちを魅了するだけのお話し。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる