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第5話
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正直に言うと、僕は今、そんなにお付き合いを求めてはいない。
僕らはあれから時々「抜きっこ」を続けている。スキルレベルが上がったからとか、もっと「抜きっこ」したら何か変化が起こるだろうかとか、いろんな理由をつけて「抜きっこ」を繰り返しているうちに、いつの間にか「抜きっこ」が習慣になってしまった。でもベンが言うには、こうやってお互いの欲を発散することは、騎士団や警邏隊ではよくあることみたいだ。確かに自分でするよりも気持ちいいし、不用意に女の人と深い仲になるリスクも避けられる。欲もちゃんと発散できるし、良いことずくめだ。
そして何より、僕は気付いてしまった。
「ねえ。今夜は僕の番だよ?」
「バっ…ベル。番って何だよ。大体俺とお前じゃ、お前が突っ込まれる方に決まってんだろ?俺の方がガタイ良いしよ」
「何で決まってんのさ。それを言うなら、あそこに挿れるんだったら、僕の方が小さくていいでしょ」
「そういう意味じゃねぇ。俺が何年お前を慎重に囲って来たか…おい!」
「?」
ベンは時々意味の分からないことを言う。だけどそんなの気にしない。何度か「抜きっこ」してて、分かっちゃったんだ。僕よりも遥かに屈強で、男らしい身体つきをしていて、でも彼は快楽にとっても弱い。
「だから、やめろってッ…ん…ふ…」
僕を押しやろうとする彼の腕を掻い潜り、僕は彼の脇腹をつつっと撫でる。一瞬怯んだ彼の唇を奪い、舌で優しく割り開いて、中をゆっくりあやすように味わう。
殺す気で抵抗すれば、僕なんか簡単に振り解けるはずだけど、彼は決してそうしない。なのに顔を真っ赤にしながら、無駄な抵抗を繰り返す。僕、知ってる。こういうの、ツンデレって言うんだって。兄上秘蔵の艶本で読んだ。
キスに気を取られた彼の膝を割り、内腿をそろりと撫で上げて、それから下履きと一緒に部屋着をずり下ろす。すると、ゆるく勃ち上がった彼の分身が、ボロリと飛び出る。ほうら、もうすっかり期待しちゃってるじゃないか。
やわやわとそれを握ると、彼は弱々しく身体を捩りながら、ゆらゆらと腰を揺らす。柔らかい皮膚を使ってくびれを責めてあげると、あっという間に硬くして、先がぬめる。
「う…くッ…!」
唇を塞がれたベンの喘ぎ声が跳ね上がる。初心な女の子みたいなベンが可愛い。
筋肉が発達しているせいか、ベンのあそこはいつも固く閉じて慎ましい。
「お、前ッ、ねちっこいん、だ、よッ…」
口を押さえながら、ベンが抗議する。だけど、熱っぽく潤んだ瞳で睨まれても、ちっとも怖くない。
「仕方ないだろ。しっかり解さないといけないんだから」
僕は彼のペニスをぺろりと舌で舐め上げる。そろそろ指を増やしてもいいかな。
何度か抜きっこして、ベンの良いところは覚えた。僕は筋肉の付きにくい体質だけど、記憶力は良い方だ。彼の身体はあっちもこっちも弱点だらけだけど、一番弱いのは、ナカにある、ここ。
「ひぁッ!」
びくん、と身体をしならせて、指をぎゅんと締めつける。汗で湿った見事な肉体が、ひどく艶かしい。僕は確かに女の人が好きなはずなんだけど、ベンの痴態はひどく唆る。最初は正直、男同士で抜きっこなんてと戸惑ったものだけど、もしかしたら僕、無自覚でそういう嗜好があったのかも知れない。
はっ、はっと荒い息を繰り返しながら、快感を逃して耐えようとするベン。僕の前で乱れるのは、彼の矜持に反するみたいだ。だけど一方で、身体は貪欲に快楽を求める。
「う…アッ…ベルっ…」
彼が本当に弱いのは、与えられた快楽を取り上げられることだ。良いところを掠めたあと、わざとそこを避け続けると、彼はいやらしく身体をくねらせて、そこに僕の指を擦り付けようとする。だけど僕は知らんぷりをして、くちくちと音を立てながら周りばかり責める。
「ベンはいつもキツくて硬いね。痛くないように、ゆっくり準備してあげるから…」
「…ッ…」
彼はもう涙目でぐずぐずだ。イけそうでイけないのをじりじりと甚振るの、すごく楽しい。そして
「拡げるの辛いなら、ちょっとイっとこうか?」
「ヒッ、嫌ッ」
僕はばらばらに動かしていた指を揃えて、そこを撫でた。同時に、彼の先端を咥えて、舌を絡めながら吸ってあげる。
「ああああ!!」
彼はあっという間に達してしまった。僕は彼の精液を口で受け止め、唾液で薄めてゴクリと飲み込む。
「の、飲むなよッ!」
彼は慌てて半身を起こす。精液は苦くて生臭いが、ベンが真っ赤になって恥じらうのがめちゃくちゃ可愛い。
「ベンだって飲むじゃない? ああ、まだ元気だね。もうちょっと出しとこうか」
「え、あ、馬ッ」
イったばかりのペニスを刺激されると、どれだけ辛いか、僕だって知ってる。だけどベンも知っててわざと責めて来るんだ。お返ししてあげなきゃね。
「や”ッ、やめッ、ふぅンッ…!」
ちゅるちゅるとペニスを吸いながら、前立腺をくりくり刺激してあげると、彼はまた呆気なく吐精した。あんまり意地悪く前戯を続けると、明日口を利いてくれなくなるから、そろそろ挿入してあげないとね。
くちゅっ、くちゅっ。
「あ♡ は♡ ヒ、ぐッ♡」
四つん這いになったベンの背後から、ゆっくりと内側を抉る。僕のペニスは、先だけが少し太くて、後はベンよりも細め。だけどこの先でベンの良いところを丁寧に擦ってあげると、彼はとっても喜んでくれる。
「んグッ…!!!♡♡♡」
ビクビクと背中をしならせて、彼はまたアクメした。中の刺激だけでイっちゃうことを「メスイキ」って言うんだって教えてくれたんだけど、僕が「メスイキした?」って訊くと、ベンは「イってねぇ」と否定して、烈火の如く激怒する。僕には何度も訊く癖に。まぁいいや。彼は極度のツンデレで、恥ずかしがりやさんだ。今も枕に顔を押し付けて、必死で声を押し殺そうとしている。お尻がキュンキュン締め付けてきて、イったのなんか丸分かりなのに。可愛い。
じゃあそろそろ、僕もイかせてもらおうかな。
ずんっ
「ヒあッ!!!」
メスイキしてヒクヒクしているベンのメス穴を、奥まで一気にこじ開ける。ビクンと跳ねる彼の腰をがっしり捕まえて、最後の追い込みピストンだ。ああ、抜きっこって気持ちいい。
「あ”ッ!!♡ あ”ッ!!♡ や”!!♡ イグ!!♡」
ずこずこパンパンしていると、嗚咽のような嬌声を上げて、彼はベッドの上の方に逃げようとする。嫌じゃないだろ。顔は枕を抱えて隠しながら、でもお尻だけ高く上げて、僕の抽送に合わせてフリフリしている。彼の立派なペニスは透明な液体を撒き散らしながら、前でふるふると揺れて。男らしくてかっこいいベンが、まるでメス犬みたいに感じまくってるの、たまらない。
あ、昇ってきた。出る。
「くぁあああッ!!!♡♡♡」
一番奥を、先っぽでゴツッ、ゴツッと抉りながら射精すると、ベンはたまらず背中を逸らして、悩ましい声で吠えた。
ペニスを引き抜くと、シーツの上に力無くぺしゃんとなるベン。僕は汗まみれの身体を裏返し、髪にキスを降らせる。
「…も…おま…この、遅漏野郎…」
「ふふ。ベンの中、気持ち良かった」
彼は恨めしそうに悪態をつくけども、僕のキスを拒んだりしない。唇の端を何度か啄むと、うっすらと唇を開いて僕の舌を迎え入れる。彼は案外甘えん坊だ。最初に男同士で抜きっこって聞いて、騎士や警邏隊のおじさんたちってお互いにちゃんと興奮できるのか疑問だったんだけど、僕は今、ベンを可愛いとすら感じている。
「ん…んくッ…」
汗と涙と唾液にまみれて、ぐったりしたベンが、僕のキスに応えていじらしく舌を絡めてくる。そんなことするから、ほら。
「え、あ、おまっ…くァッ…!!」
僕はさっさと彼の脚を持ち上げて、再び彼と繋がった。さっきまで僕を受け入れていたベンのアナルは、僕を簡単に飲み込む。
「もっ、やめろよッ…馬鹿ァッ…!」
凛々しい彼が、泣きそうな顔を覆い隠す。余韻も冷めやらない胎内は、すぐに快感を拾って、僕をいやらしく包み込む。
「ごめんね、ベン。あと一回」
「一回、じゃ、終わんね、だろッ…この、絶倫野郎…っ」
ベンが何と言おうと、挿れちゃったら終わりだ。恨み言も、鼻に通った甘い声で囁かれたら、「もっと」としか聞こえない。うん、もっと可愛がってあげるね。彼がべしょべしょになって、泣きながら許しを乞うのをコテンパンに追い込むのが、僕の最近のお気に入り。
「オぐッ!♡ オぐら”めッ!♡ ゆ”るぢッ!♡ い”ァ”あ!♡」
ああ、こんなにすると、明日は口を利いてくれない感じかなぁ。だけど、そんな恥ずかしがり屋さんのベンも可愛い。どうせ怒られるなら、いっぱい楽しんどこう。僕、ベンと一緒に冒険者になって良かったな。
僕らはあれから時々「抜きっこ」を続けている。スキルレベルが上がったからとか、もっと「抜きっこ」したら何か変化が起こるだろうかとか、いろんな理由をつけて「抜きっこ」を繰り返しているうちに、いつの間にか「抜きっこ」が習慣になってしまった。でもベンが言うには、こうやってお互いの欲を発散することは、騎士団や警邏隊ではよくあることみたいだ。確かに自分でするよりも気持ちいいし、不用意に女の人と深い仲になるリスクも避けられる。欲もちゃんと発散できるし、良いことずくめだ。
そして何より、僕は気付いてしまった。
「ねえ。今夜は僕の番だよ?」
「バっ…ベル。番って何だよ。大体俺とお前じゃ、お前が突っ込まれる方に決まってんだろ?俺の方がガタイ良いしよ」
「何で決まってんのさ。それを言うなら、あそこに挿れるんだったら、僕の方が小さくていいでしょ」
「そういう意味じゃねぇ。俺が何年お前を慎重に囲って来たか…おい!」
「?」
ベンは時々意味の分からないことを言う。だけどそんなの気にしない。何度か「抜きっこ」してて、分かっちゃったんだ。僕よりも遥かに屈強で、男らしい身体つきをしていて、でも彼は快楽にとっても弱い。
「だから、やめろってッ…ん…ふ…」
僕を押しやろうとする彼の腕を掻い潜り、僕は彼の脇腹をつつっと撫でる。一瞬怯んだ彼の唇を奪い、舌で優しく割り開いて、中をゆっくりあやすように味わう。
殺す気で抵抗すれば、僕なんか簡単に振り解けるはずだけど、彼は決してそうしない。なのに顔を真っ赤にしながら、無駄な抵抗を繰り返す。僕、知ってる。こういうの、ツンデレって言うんだって。兄上秘蔵の艶本で読んだ。
キスに気を取られた彼の膝を割り、内腿をそろりと撫で上げて、それから下履きと一緒に部屋着をずり下ろす。すると、ゆるく勃ち上がった彼の分身が、ボロリと飛び出る。ほうら、もうすっかり期待しちゃってるじゃないか。
やわやわとそれを握ると、彼は弱々しく身体を捩りながら、ゆらゆらと腰を揺らす。柔らかい皮膚を使ってくびれを責めてあげると、あっという間に硬くして、先がぬめる。
「う…くッ…!」
唇を塞がれたベンの喘ぎ声が跳ね上がる。初心な女の子みたいなベンが可愛い。
筋肉が発達しているせいか、ベンのあそこはいつも固く閉じて慎ましい。
「お、前ッ、ねちっこいん、だ、よッ…」
口を押さえながら、ベンが抗議する。だけど、熱っぽく潤んだ瞳で睨まれても、ちっとも怖くない。
「仕方ないだろ。しっかり解さないといけないんだから」
僕は彼のペニスをぺろりと舌で舐め上げる。そろそろ指を増やしてもいいかな。
何度か抜きっこして、ベンの良いところは覚えた。僕は筋肉の付きにくい体質だけど、記憶力は良い方だ。彼の身体はあっちもこっちも弱点だらけだけど、一番弱いのは、ナカにある、ここ。
「ひぁッ!」
びくん、と身体をしならせて、指をぎゅんと締めつける。汗で湿った見事な肉体が、ひどく艶かしい。僕は確かに女の人が好きなはずなんだけど、ベンの痴態はひどく唆る。最初は正直、男同士で抜きっこなんてと戸惑ったものだけど、もしかしたら僕、無自覚でそういう嗜好があったのかも知れない。
はっ、はっと荒い息を繰り返しながら、快感を逃して耐えようとするベン。僕の前で乱れるのは、彼の矜持に反するみたいだ。だけど一方で、身体は貪欲に快楽を求める。
「う…アッ…ベルっ…」
彼が本当に弱いのは、与えられた快楽を取り上げられることだ。良いところを掠めたあと、わざとそこを避け続けると、彼はいやらしく身体をくねらせて、そこに僕の指を擦り付けようとする。だけど僕は知らんぷりをして、くちくちと音を立てながら周りばかり責める。
「ベンはいつもキツくて硬いね。痛くないように、ゆっくり準備してあげるから…」
「…ッ…」
彼はもう涙目でぐずぐずだ。イけそうでイけないのをじりじりと甚振るの、すごく楽しい。そして
「拡げるの辛いなら、ちょっとイっとこうか?」
「ヒッ、嫌ッ」
僕はばらばらに動かしていた指を揃えて、そこを撫でた。同時に、彼の先端を咥えて、舌を絡めながら吸ってあげる。
「ああああ!!」
彼はあっという間に達してしまった。僕は彼の精液を口で受け止め、唾液で薄めてゴクリと飲み込む。
「の、飲むなよッ!」
彼は慌てて半身を起こす。精液は苦くて生臭いが、ベンが真っ赤になって恥じらうのがめちゃくちゃ可愛い。
「ベンだって飲むじゃない? ああ、まだ元気だね。もうちょっと出しとこうか」
「え、あ、馬ッ」
イったばかりのペニスを刺激されると、どれだけ辛いか、僕だって知ってる。だけどベンも知っててわざと責めて来るんだ。お返ししてあげなきゃね。
「や”ッ、やめッ、ふぅンッ…!」
ちゅるちゅるとペニスを吸いながら、前立腺をくりくり刺激してあげると、彼はまた呆気なく吐精した。あんまり意地悪く前戯を続けると、明日口を利いてくれなくなるから、そろそろ挿入してあげないとね。
くちゅっ、くちゅっ。
「あ♡ は♡ ヒ、ぐッ♡」
四つん這いになったベンの背後から、ゆっくりと内側を抉る。僕のペニスは、先だけが少し太くて、後はベンよりも細め。だけどこの先でベンの良いところを丁寧に擦ってあげると、彼はとっても喜んでくれる。
「んグッ…!!!♡♡♡」
ビクビクと背中をしならせて、彼はまたアクメした。中の刺激だけでイっちゃうことを「メスイキ」って言うんだって教えてくれたんだけど、僕が「メスイキした?」って訊くと、ベンは「イってねぇ」と否定して、烈火の如く激怒する。僕には何度も訊く癖に。まぁいいや。彼は極度のツンデレで、恥ずかしがりやさんだ。今も枕に顔を押し付けて、必死で声を押し殺そうとしている。お尻がキュンキュン締め付けてきて、イったのなんか丸分かりなのに。可愛い。
じゃあそろそろ、僕もイかせてもらおうかな。
ずんっ
「ヒあッ!!!」
メスイキしてヒクヒクしているベンのメス穴を、奥まで一気にこじ開ける。ビクンと跳ねる彼の腰をがっしり捕まえて、最後の追い込みピストンだ。ああ、抜きっこって気持ちいい。
「あ”ッ!!♡ あ”ッ!!♡ や”!!♡ イグ!!♡」
ずこずこパンパンしていると、嗚咽のような嬌声を上げて、彼はベッドの上の方に逃げようとする。嫌じゃないだろ。顔は枕を抱えて隠しながら、でもお尻だけ高く上げて、僕の抽送に合わせてフリフリしている。彼の立派なペニスは透明な液体を撒き散らしながら、前でふるふると揺れて。男らしくてかっこいいベンが、まるでメス犬みたいに感じまくってるの、たまらない。
あ、昇ってきた。出る。
「くぁあああッ!!!♡♡♡」
一番奥を、先っぽでゴツッ、ゴツッと抉りながら射精すると、ベンはたまらず背中を逸らして、悩ましい声で吠えた。
ペニスを引き抜くと、シーツの上に力無くぺしゃんとなるベン。僕は汗まみれの身体を裏返し、髪にキスを降らせる。
「…も…おま…この、遅漏野郎…」
「ふふ。ベンの中、気持ち良かった」
彼は恨めしそうに悪態をつくけども、僕のキスを拒んだりしない。唇の端を何度か啄むと、うっすらと唇を開いて僕の舌を迎え入れる。彼は案外甘えん坊だ。最初に男同士で抜きっこって聞いて、騎士や警邏隊のおじさんたちってお互いにちゃんと興奮できるのか疑問だったんだけど、僕は今、ベンを可愛いとすら感じている。
「ん…んくッ…」
汗と涙と唾液にまみれて、ぐったりしたベンが、僕のキスに応えていじらしく舌を絡めてくる。そんなことするから、ほら。
「え、あ、おまっ…くァッ…!!」
僕はさっさと彼の脚を持ち上げて、再び彼と繋がった。さっきまで僕を受け入れていたベンのアナルは、僕を簡単に飲み込む。
「もっ、やめろよッ…馬鹿ァッ…!」
凛々しい彼が、泣きそうな顔を覆い隠す。余韻も冷めやらない胎内は、すぐに快感を拾って、僕をいやらしく包み込む。
「ごめんね、ベン。あと一回」
「一回、じゃ、終わんね、だろッ…この、絶倫野郎…っ」
ベンが何と言おうと、挿れちゃったら終わりだ。恨み言も、鼻に通った甘い声で囁かれたら、「もっと」としか聞こえない。うん、もっと可愛がってあげるね。彼がべしょべしょになって、泣きながら許しを乞うのをコテンパンに追い込むのが、僕の最近のお気に入り。
「オぐッ!♡ オぐら”めッ!♡ ゆ”るぢッ!♡ い”ァ”あ!♡」
ああ、こんなにすると、明日は口を利いてくれない感じかなぁ。だけど、そんな恥ずかしがり屋さんのベンも可愛い。どうせ怒られるなら、いっぱい楽しんどこう。僕、ベンと一緒に冒険者になって良かったな。
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