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第26話 久しぶりの接触1

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先生と話をしてから数日。

ゆうまからのLINEはこないが、私が連絡した事に対してはすぐにではないものの返答をくれてる。

あの日に送った洗濯機の使い方も丁寧に教えてくれた。



「洗濯機の上の棚に洗剤と柔軟剤があるから、それを投入口に入れてね」
「その後はおすすめコースを選べば乾燥までしてくれるよ」

「うん、ありがと」
「探してやってみるよ」
「ゆうま体調とか崩してたりしてない?大丈夫?」

「なんとか大丈夫だよ、ありがとね」



返信はくれる。
けど、どことなく他人行儀な感じもした。
電話とかで声を聞いていないから余計にそう感じてしまうのかもしれない。

それからも私からLINEするようにしていた。

今日食べたものとか、初めて作った料理のことなど。
ゆうまはすぐにではないものの、ちゃんと返信をしてくれている。

けど…けど……
ゆうまからのLINEはこない。

元々LINEでたくさん話すタイプではなかったけど、それでもゼロではなかった。

でもこない。

…私が傷つけたから。。


「ゆうま…もうだめなのかな…」
誰もいない1人の家で口にだす。

あれから一ヶ月くらい経ち、なんとか自分で生活はできるようになってきた。
困った事があったら、ゆうまに聞いてなんとかやれている。

でも、1人では大きすぎる家は辛い。。
仕事以外で人と話す事がまったくない。

いつもは、横にゆうまがいてくれた。
聞いてくれた。
でもいない…

それからもゆうまからLINEを送ってくれていない。

「…それがもう答えなのかな。。」
「…ゆうまは今どうしているのかな…」

今ゆうまがなにをしていて、どんなこと考えていて、どんな気持ちなのか分からない。

ずっとゆうまの事を考えてしまう。
まだちゃんと謝れていない。
言わなきゃ言わなきゃって思うけど、言い出せない。
LINEに書けない…

冷静になって思う。
今更なにを言ってるって…

でも早く謝らなきゃって思うけど、ゆうまの答えを聞くのが怖い。

でも…でも…


そう思いながら毎日が過ぎちゃう。。


「…」

「でも、このままじゃ…」






プルルルッ
プルルルッ…

…ガチャ

「…ゆうま私です、はるかです…」


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