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やって来た2人。激しく爆ぜろ!
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駅に迎えに来たわけだがまさかの・・・
「やぁ!武蔵!久しぶり!!!少し身体付きがよくなったんじゃないのか!?筋トレでも始めたのか!?」
「初めまして!里志の彼女の有沙と申します!」
チッ。騙されたぜ。まさか彼女を連れて帰ってくるとはな・・・。
しかも、どうやって乗せればいいんだよ!?オレのではないが会社の軽トラは2シーターだぞ!?
「初めまして。里志君と幼馴染の合田武蔵と申します」
「武蔵悪いな。彼女も時間が空いたから一緒に連れて帰って来たんだ。荷物を荷台に乗せるからオレが荷台に乗るよ。荷物があれば1人なら荷台に乗っても大丈夫だろ?しかも田舎だし車通りも少ないから大丈夫そうだしな!」
いやいつから里志君はこんなリア充みたいになったんだ!?まさか都会かぶれになってしまったんか!?
「では合田君?お邪魔します!」
いやいや、彼女もお邪魔します!じゃねーよ!?里志君の彼女だろうけど女乗せて運転するの初めてなんだぞ!?しかもめっちゃ、いい匂いがするんだが!?
「ってかその前に連れて行きたいところがあったんだけど・・・彼女さんはその・・・」
「え!?まさか・・・」
彼女の有沙さんが深読みしてるような感じだが断じて違う!戦国時代に女連れてって大丈夫なのか!?襲われたりしないよな!?信長さんはそんなつまらん人じゃないよな!?
「違う!違いますよ!あぁ~もう!!どうにでもなれ!!里志君!ちゃんと彼女さん守ってやれよ!!」
「え!?どういうこと!?」
そんな里志君の言葉を無視しながら飛ばしはしないが家に向かう。一度、里志君の家に寄ろうか聞いたがオレとの約束を守るため家には明日帰ると伝えているそうだ。
まぁ、もし危なくなればこちらに帰して家で待ってもらえればいいし。
あ!?やべ!?例のアイドルの本・・・あやめさん!?どこに片付けたんだよ!?
程なくして家に到着した。
「ここは・・・」
「オレの婆ちゃんの家なんだ。ここで今は一人暮らししてるんだよ。気にせず上がってほしい。理由を言うから」
オレは2人の荷物を家に運びコーヒーを出した。
「へぇ~?いい家じゃないか!俺はこういう歴史のある家好きだよ?おっ!そういえば小説はどうなったんだい!?上手くいってるかい!?」
「え!?合田君小説書いてるのですか!?私小説大好きなんですよ!!」
痛い・・・心が痛い・・・そんな期待する眼差しを向けないでほしい・・・。
婆ちゃんの写真を見るがいつもと変わらない優しい微笑みのように見える。爺ちゃんは心なしか目がいやらしい目付きのようだ。
「単刀直入に言うよ。この家のトイレのドアが戦国時代に繋がったんだ。そこに招待しようと思っている。織田信長の岐阜城城下に今は住んでいる。時代は1572年だと思う。三方ヶ原の戦いの少し前くらいだ」
「「へ???」」
ふん。2人は予想通りの反応だが、反応まで以心伝心かよ!?もげろ!!激しくもげろ!!
あやめさん!!早く帰ってきてくれ!!!オレのライフは0に近いよ・・・。
「信じられないよな?本当なんだ。だから女性の彼女は・・・って事だったんだよ」
「まあ信じられないよ。けど何かあっても有沙は俺が守るから連れて行きたい。しかもあの信長だろ!?会ってみたいんだけど!!」
「ちょ、ちょっと里志!?」
チッ。呼び捨てかよ!爆ぜろ!!激しく爆ぜろ!!
あやめさん!早く帰って来てくれ!オレは状態異常になりそうだよ・・・。
「彼女さんは不安なら待っててほしい。少し里志君を連れて行きたい。むしろ信長さんに会ってもらう約束してるんだ。あ、くれぐれも名前で呼ばないようにね!?織田様でいいと思うよ!信長さんの拳骨痛いから!」
「嘘!?マジかよ!?俺、嘘かと思って乗ってたんだけど本当に繋がったのか!?小説のネタとして言ってるのかと思ったんだが?」
いや最初から真面目に言ってるじゃん!?何が思ったんだが?だよ!?陽キャになりやがって!
「私も行く!里志1人にさせられない!」
「有沙・・・お前・・・」
いや、おま・・・1人にさせられないってオレが居るんだが!?オレは居ない扱いかよ!?
まずは2人が本当にドアを潜れるか試さないといけない。トイレを潜る時、里志君が急に・・・
「手土産がないんだけどどうしよう!?」
とか言っていた。確かに何かあったほうが機嫌もよくなるだろうと思う。
「ケーキとかチョコとか甘い物大好きな感じだね。信長さんは」
「これなんかどうかな?東京ばな○なんだけど武蔵のために買っていたんだけど・・・」
「あっ!それ美味いよな!それでいいと思うよ!」
「でも武蔵のお土産がーー」
「いいから!いいから!さぁ行こう!」
里志君は片手に東京ばな○を持ち、彼女と手を繋ぎオレに着いて来る。まさか親友だと思っていた里志君がここまでオレを殺しに来るとは思わなかったぜ。本当に女と手を繋ぐとは・・・。
里志君は変わった・・・。時代は変わった・・・。
そんな事を思いながら後ろを向くと・・・
「え!?ここは!?」「嘘でしょ!?」
「ほ~ら!やっぱり来れたよ!!」
何で母ちゃんが来れなく里志君達は来れるのか謎だけどこればかりは分からない。
「おう!武蔵!来たのか?おっと?客人か?手前、合田武蔵 支配内 前田慶次郎利益と申す」
「え!?前田慶次って・・・本物!?」
「いや、彼女さん!?呼び捨て!呼び捨て気をつけて!!」
「あっ、すいません!!前田様!いや慶次様!!大ファンなんです!握手お願いします!!!」
え!?何で!?
「前田様、俺は漆原里志と申します。彼女がすいません」
「良い。未来では諱で呼ぶのが普通と聞いている。好きに呼んでくれ。それにお嬢ちゃん?オレが未来で何を成すかは分からぬが今は禁酒中のただのつまらぬ男故その手を下げなさい。漆原殿とは恋仲であろう?無闇に他の男に触れてはいけない」
いやいや慶次さんこんなカッコいい事言う人だっけ!?
「すいません!けど、あの漫画みたいな人だよ!ねぇ!里志!!あっ!私は一ノ瀬有沙です!よろしくお願いします!」
「確かにまさかとは思うけど似ているね」
「えっとね?里志君も彼女さんも慶次さんはとある事で禁酒中なんだ。昨日ーー」
「おい!馬鹿!武蔵!それを言うな!せっかく格好つけて喋ってるのがバレてしまうではないか!!」
うん。やっぱ慶次さんは慶次さんだ。
「まあこんな感じの人だから!オレの家臣?みたいな感じらしいんだ。とりあえずお隣さんに紹介するよ。その後登城しようか」
「お隣さんって誰だい?」
「おーい!武蔵君!来たのか?キレ者の里志君とやらが来るのだろーーおぉ!!其方が例の里志君か!!噂は武蔵君から聞いている!!」
「キレ者!?だ、だ、誰ですか!?」
「すまんすまん!俺は前田又左衞門利家!又左衞門でも又左でも利家でも好きに呼んでくれ!して、その女子は?」
「は、はい!私は一ノ瀬有沙と申します!まさか前田利家様まで居るとは・・・」
なんか彼女がプルプル震えているんだけど!?
すると里志君が耳打ちしてきた。
「ごめん、まさか本当とは思わず言ってなかったんだけど有沙は・・・無類の歴史好きなんだ。所謂、歴女ってやつだ。武蔵が小説に書けそうな事言えるかなと思って内緒にして連れて来たんだけど・・・」
「そうだったんだ・・・なら今彼女さんは・・・」
「喜びまくりだろうね。俺もかなりびっくりしているよ。だって前田利家さんって言えば加賀100万石だろう?」
「それは秘密にしておこう。今はまだ1572年だから」
「あっ、そうだったね。了解」
「おーう!武蔵!昨日はありがとうな!楽しかったな!今度は狭いがアッシの家に来ーーお嬢ちゃん!?どこの子かな!?名前は!?アッシは織田軍で少し有名な木下藤吉郎っちゅう者なんだがよければお茶でもしないか!?」
は!?木下さんは会った瞬間からナンパか!?しかも人の彼女だぞ!?
「え!?まさか!?とよとーー木下藤吉郎様なのですか!?」
一瞬、豊臣秀吉と名前が出そうだったのだろう。言い直したな。
「アッシは有名なのかな?それでどうかな!?」
いや気付けよ!?オレならとよとってなんだ!?って思うぞ!?
「俺は漆原里志と申します。彼女と結婚前提に付き合っているのですが?」
静かに怒りを込み上げているのは里志君だ。おぉ~怖っ!!
「おぉ~!其方が例の里志殿か!武蔵から聞いておるぞ!いや~!すまんすまん!里志殿の女子とは知らなんだ!許せ!」
木下さんはそういうと軽く彼女さんの尻をパンと叩いたがその瞬間、木下さんがクルッと反転して転けた。
「いくらこの時代は女が侮蔑される時代と言っても私は許しませんよ!」
投げたのは彼女の有沙さんだ。まさに電光石火。
「里志君・・・」
「いや大丈夫だ。あぁ見えて有沙は今の年齢で上がれる柔道の最高段位の5段なんだ」
ヤバっ!オレも言動に気を付けよう・・・。
「いたた・・・」
「藤吉郎様・・・見ましたよ?今、また女にちょっかいを出そうとーー」
「いや、ねね!違う!違うのだ!今のは踵を返そうとその癖で・・・」
「黙らっしゃい!!そこらへんの女子とは違う合田様の御客人の許嫁様ではありませんか!!」
「いや違うのだ!本当に違うのだ!!ねね!分かってくれ!!」
「許しません!!すぐに頭を床に付けて謝りなさい!!でないと、今度の馬揃えの時の銭は渡しません!!」
「そ、そんな・・・有沙様!!今のは本当に手違いじゃった!!許してください!!」
「許しますけど二度としないでくださいね?私ではなく里志を怒らせると長生きできないかもしれませんよ?」
いやいや戦国武将にタメ張ってるんだが!?しかも木下さんもビクついているんだが!?
「ははは!藤吉郎も土下座してるんだ!水に流してやってくれ!里志君?良いな?有沙君!君も良いな?それに女に投げられたなんぞ知られればどうなるかだな?藤吉郎?」
「又左殿!勘弁してくれ!」
これが本来のみんななんだろうな。木下さんはどうかと思うけどいい雰囲気だ。なんなら2人とも既に馴染んでいるように思う。
「やぁ!武蔵!久しぶり!!!少し身体付きがよくなったんじゃないのか!?筋トレでも始めたのか!?」
「初めまして!里志の彼女の有沙と申します!」
チッ。騙されたぜ。まさか彼女を連れて帰ってくるとはな・・・。
しかも、どうやって乗せればいいんだよ!?オレのではないが会社の軽トラは2シーターだぞ!?
「初めまして。里志君と幼馴染の合田武蔵と申します」
「武蔵悪いな。彼女も時間が空いたから一緒に連れて帰って来たんだ。荷物を荷台に乗せるからオレが荷台に乗るよ。荷物があれば1人なら荷台に乗っても大丈夫だろ?しかも田舎だし車通りも少ないから大丈夫そうだしな!」
いやいつから里志君はこんなリア充みたいになったんだ!?まさか都会かぶれになってしまったんか!?
「では合田君?お邪魔します!」
いやいや、彼女もお邪魔します!じゃねーよ!?里志君の彼女だろうけど女乗せて運転するの初めてなんだぞ!?しかもめっちゃ、いい匂いがするんだが!?
「ってかその前に連れて行きたいところがあったんだけど・・・彼女さんはその・・・」
「え!?まさか・・・」
彼女の有沙さんが深読みしてるような感じだが断じて違う!戦国時代に女連れてって大丈夫なのか!?襲われたりしないよな!?信長さんはそんなつまらん人じゃないよな!?
「違う!違いますよ!あぁ~もう!!どうにでもなれ!!里志君!ちゃんと彼女さん守ってやれよ!!」
「え!?どういうこと!?」
そんな里志君の言葉を無視しながら飛ばしはしないが家に向かう。一度、里志君の家に寄ろうか聞いたがオレとの約束を守るため家には明日帰ると伝えているそうだ。
まぁ、もし危なくなればこちらに帰して家で待ってもらえればいいし。
あ!?やべ!?例のアイドルの本・・・あやめさん!?どこに片付けたんだよ!?
程なくして家に到着した。
「ここは・・・」
「オレの婆ちゃんの家なんだ。ここで今は一人暮らししてるんだよ。気にせず上がってほしい。理由を言うから」
オレは2人の荷物を家に運びコーヒーを出した。
「へぇ~?いい家じゃないか!俺はこういう歴史のある家好きだよ?おっ!そういえば小説はどうなったんだい!?上手くいってるかい!?」
「え!?合田君小説書いてるのですか!?私小説大好きなんですよ!!」
痛い・・・心が痛い・・・そんな期待する眼差しを向けないでほしい・・・。
婆ちゃんの写真を見るがいつもと変わらない優しい微笑みのように見える。爺ちゃんは心なしか目がいやらしい目付きのようだ。
「単刀直入に言うよ。この家のトイレのドアが戦国時代に繋がったんだ。そこに招待しようと思っている。織田信長の岐阜城城下に今は住んでいる。時代は1572年だと思う。三方ヶ原の戦いの少し前くらいだ」
「「へ???」」
ふん。2人は予想通りの反応だが、反応まで以心伝心かよ!?もげろ!!激しくもげろ!!
あやめさん!!早く帰ってきてくれ!!!オレのライフは0に近いよ・・・。
「信じられないよな?本当なんだ。だから女性の彼女は・・・って事だったんだよ」
「まあ信じられないよ。けど何かあっても有沙は俺が守るから連れて行きたい。しかもあの信長だろ!?会ってみたいんだけど!!」
「ちょ、ちょっと里志!?」
チッ。呼び捨てかよ!爆ぜろ!!激しく爆ぜろ!!
あやめさん!早く帰って来てくれ!オレは状態異常になりそうだよ・・・。
「彼女さんは不安なら待っててほしい。少し里志君を連れて行きたい。むしろ信長さんに会ってもらう約束してるんだ。あ、くれぐれも名前で呼ばないようにね!?織田様でいいと思うよ!信長さんの拳骨痛いから!」
「嘘!?マジかよ!?俺、嘘かと思って乗ってたんだけど本当に繋がったのか!?小説のネタとして言ってるのかと思ったんだが?」
いや最初から真面目に言ってるじゃん!?何が思ったんだが?だよ!?陽キャになりやがって!
「私も行く!里志1人にさせられない!」
「有沙・・・お前・・・」
いや、おま・・・1人にさせられないってオレが居るんだが!?オレは居ない扱いかよ!?
まずは2人が本当にドアを潜れるか試さないといけない。トイレを潜る時、里志君が急に・・・
「手土産がないんだけどどうしよう!?」
とか言っていた。確かに何かあったほうが機嫌もよくなるだろうと思う。
「ケーキとかチョコとか甘い物大好きな感じだね。信長さんは」
「これなんかどうかな?東京ばな○なんだけど武蔵のために買っていたんだけど・・・」
「あっ!それ美味いよな!それでいいと思うよ!」
「でも武蔵のお土産がーー」
「いいから!いいから!さぁ行こう!」
里志君は片手に東京ばな○を持ち、彼女と手を繋ぎオレに着いて来る。まさか親友だと思っていた里志君がここまでオレを殺しに来るとは思わなかったぜ。本当に女と手を繋ぐとは・・・。
里志君は変わった・・・。時代は変わった・・・。
そんな事を思いながら後ろを向くと・・・
「え!?ここは!?」「嘘でしょ!?」
「ほ~ら!やっぱり来れたよ!!」
何で母ちゃんが来れなく里志君達は来れるのか謎だけどこればかりは分からない。
「おう!武蔵!来たのか?おっと?客人か?手前、合田武蔵 支配内 前田慶次郎利益と申す」
「え!?前田慶次って・・・本物!?」
「いや、彼女さん!?呼び捨て!呼び捨て気をつけて!!」
「あっ、すいません!!前田様!いや慶次様!!大ファンなんです!握手お願いします!!!」
え!?何で!?
「前田様、俺は漆原里志と申します。彼女がすいません」
「良い。未来では諱で呼ぶのが普通と聞いている。好きに呼んでくれ。それにお嬢ちゃん?オレが未来で何を成すかは分からぬが今は禁酒中のただのつまらぬ男故その手を下げなさい。漆原殿とは恋仲であろう?無闇に他の男に触れてはいけない」
いやいや慶次さんこんなカッコいい事言う人だっけ!?
「すいません!けど、あの漫画みたいな人だよ!ねぇ!里志!!あっ!私は一ノ瀬有沙です!よろしくお願いします!」
「確かにまさかとは思うけど似ているね」
「えっとね?里志君も彼女さんも慶次さんはとある事で禁酒中なんだ。昨日ーー」
「おい!馬鹿!武蔵!それを言うな!せっかく格好つけて喋ってるのがバレてしまうではないか!!」
うん。やっぱ慶次さんは慶次さんだ。
「まあこんな感じの人だから!オレの家臣?みたいな感じらしいんだ。とりあえずお隣さんに紹介するよ。その後登城しようか」
「お隣さんって誰だい?」
「おーい!武蔵君!来たのか?キレ者の里志君とやらが来るのだろーーおぉ!!其方が例の里志君か!!噂は武蔵君から聞いている!!」
「キレ者!?だ、だ、誰ですか!?」
「すまんすまん!俺は前田又左衞門利家!又左衞門でも又左でも利家でも好きに呼んでくれ!して、その女子は?」
「は、はい!私は一ノ瀬有沙と申します!まさか前田利家様まで居るとは・・・」
なんか彼女がプルプル震えているんだけど!?
すると里志君が耳打ちしてきた。
「ごめん、まさか本当とは思わず言ってなかったんだけど有沙は・・・無類の歴史好きなんだ。所謂、歴女ってやつだ。武蔵が小説に書けそうな事言えるかなと思って内緒にして連れて来たんだけど・・・」
「そうだったんだ・・・なら今彼女さんは・・・」
「喜びまくりだろうね。俺もかなりびっくりしているよ。だって前田利家さんって言えば加賀100万石だろう?」
「それは秘密にしておこう。今はまだ1572年だから」
「あっ、そうだったね。了解」
「おーう!武蔵!昨日はありがとうな!楽しかったな!今度は狭いがアッシの家に来ーーお嬢ちゃん!?どこの子かな!?名前は!?アッシは織田軍で少し有名な木下藤吉郎っちゅう者なんだがよければお茶でもしないか!?」
は!?木下さんは会った瞬間からナンパか!?しかも人の彼女だぞ!?
「え!?まさか!?とよとーー木下藤吉郎様なのですか!?」
一瞬、豊臣秀吉と名前が出そうだったのだろう。言い直したな。
「アッシは有名なのかな?それでどうかな!?」
いや気付けよ!?オレならとよとってなんだ!?って思うぞ!?
「俺は漆原里志と申します。彼女と結婚前提に付き合っているのですが?」
静かに怒りを込み上げているのは里志君だ。おぉ~怖っ!!
「おぉ~!其方が例の里志殿か!武蔵から聞いておるぞ!いや~!すまんすまん!里志殿の女子とは知らなんだ!許せ!」
木下さんはそういうと軽く彼女さんの尻をパンと叩いたがその瞬間、木下さんがクルッと反転して転けた。
「いくらこの時代は女が侮蔑される時代と言っても私は許しませんよ!」
投げたのは彼女の有沙さんだ。まさに電光石火。
「里志君・・・」
「いや大丈夫だ。あぁ見えて有沙は今の年齢で上がれる柔道の最高段位の5段なんだ」
ヤバっ!オレも言動に気を付けよう・・・。
「いたた・・・」
「藤吉郎様・・・見ましたよ?今、また女にちょっかいを出そうとーー」
「いや、ねね!違う!違うのだ!今のは踵を返そうとその癖で・・・」
「黙らっしゃい!!そこらへんの女子とは違う合田様の御客人の許嫁様ではありませんか!!」
「いや違うのだ!本当に違うのだ!!ねね!分かってくれ!!」
「許しません!!すぐに頭を床に付けて謝りなさい!!でないと、今度の馬揃えの時の銭は渡しません!!」
「そ、そんな・・・有沙様!!今のは本当に手違いじゃった!!許してください!!」
「許しますけど二度としないでくださいね?私ではなく里志を怒らせると長生きできないかもしれませんよ?」
いやいや戦国武将にタメ張ってるんだが!?しかも木下さんもビクついているんだが!?
「ははは!藤吉郎も土下座してるんだ!水に流してやってくれ!里志君?良いな?有沙君!君も良いな?それに女に投げられたなんぞ知られればどうなるかだな?藤吉郎?」
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