61 / 132
爺ちゃんの跡を継ぐ第一歩
しおりを挟む
今オレは警察署管轄の射撃訓練場に来ている。正直しくじったかなと思う。一昨日の大荷物運びだ。慶次さんや竹中さんに手伝っては貰ったがトイレから戦国の家まではオレが運ばなくてはならないからだ。
途中、あまりに荷物が多いため慶次さんは上半身裸になり運んでくれた。それに感化されたのか竹中さんも上半身裸になり運んでくれたのだが・・・誰だよ!?竹中さんが軍師や名参謀とか後世に言い伝えたのは!?
バリッバリの武闘派の体付きだったのでオレはビックリしたのだ。着痩せするタイプなのか服を着ている時は気が付かなかったが利家さんより更に引き締まった細マッチョだった。
そして、竹中さんが里志君が購入した物や作った物に興味を持ったのだ。
「これは誰が作ったのですかな?」
「竹中殿!これは武蔵の相棒の里志が作ったのだ!俺も一度しか会えなかったが中々頭のキレる奴だぞ!」
「ふむふむ。実に複雑な機構をしているのは分かる。この水車の回転を生かした発電機に関しては思い浮かぶ者は日の本には居らぬのでは?と思う。こいるなる物を巻いた物とじしゃくなる物を回転させるとは・・・面白い!」
と、慶次さんとのやりとりを聞いたが、竹中さんが頭がキレるとの意味を分かった気がした。まずこの説明書だけで分かる事が異常だ。そりゃ確かに分かりやすいがもっと科学・・・いや、理科から習わないと分からない事だと思うぞ!?
この件に関しては明智さんと竹中さんが話し合って色々設置するとの事。
そして荷物を運んだ日・・・例の田中さんのお肉はあやめさんに渡しみんなで食べるように言ったのだが、昨日いつもの買い出しと人海戦術をした時に信長さんからかなり叱られたのだ。
「貴様は何も分かっておらぬようだな?下々の民が食べる物をワシは食う事はせぬ!それはワシが食えば下々の民が食べにくくなるからじゃ!だが城の者・・・ワシより何故、犬やサル、貴様の家周辺だけ肉を食ろうておるのだ!?」
と、夜にわざわざ怒鳴りに来たのだ。内緒にするつもりはなかったが何故バレたかと言うと、最近の慶次さんは率先して城の掃除を前田組という素行の悪い人達を纏め行っていたみたいで、それを見た信長さんが30日を待たずに禁酒を解除したからだ。
その折に話の中で慶次さんが信長さんに『早くに肉を食らう世界を見たいですな』と言い、信長さんも肉は好きらしいが土産として納めた残り4切れとなった甘辛く炊いたお肉を食べて・・・
「貴様は罰じゃ!!今から登城し遠藤からサイダーを貰ってこい!今宵は貴様の家で飯を食らう!かれーじゃ!あやめ!かれーを作れ!」
と、夜の9時から我が儘を言ってオレが今筋肉痛なのだ。
「全員揃ったからさっそく始めようと思う。岐阜県警生活安全課の権藤という。よろしく」
受講者は中年の人達が多い。多分オレが1番最年少のように思う。
講習会の内容は次の内容だ。
・猟銃の点検及び分解結合
・猟銃の保持及び携行
・模擬弾の装塡及び脱包
・照準及び空撃ち
・不発の場合の処理
・散弾銃…飛しょうする標的(トラップ又はスキート)に対する射撃等
・散弾銃以外の猟銃(ライフル銃等)…固定標的に対する射撃
・射撃姿勢、射撃動作
と、送られてきた書面に書いてある。
猟銃は警察署からの貸し出し品だ。この点検や分解結合に関しては正直できるか分からない。最初の数分、この権藤さんって人が目の前でしてはくれたのだが・・・。
「合田さん!そこはこうやって……」
「合田さん!違う違う!スライドさせて……」
「はぁ~・・・合田さん!だから………」
「合田ッ!!それじゃあ点数を出せないではないか!!」
うん。多分オレはこの権藤さんを怒らせてしまったのだと思う。最初は優しかったが気がつけば呼び捨てで語気まで強くなっている。だが、時間はかかったが撃つまでの動作はなんとかできるようになった。
次は実際の射撃だが、また別の人が担当となった。
「よろしくね。生活安全課の室井だ。君が友蔵さんの孫だよね?友蔵さんにはお世話になったよ」
「合田武蔵と申します。爺ちゃんがお世話になりました」
「いやいやお世話になったのはこっだよ。いくら友蔵さんの親族でも八百長はできないからごめんね?」
「いやいや大丈夫です!お願いします!」
射撃の方は初めて撃ったが意外にも普通に目標物に当たったのだ。クレー射撃かな?オリンピックやなんかの競技にあるような事を最初やらされたのだが5発中5発当たったのだ。
パチパチパチパチ
「さすが友蔵さんの血筋だ!撃ち方といい、構え方がまんま友蔵さんと同じだよ?教えてもらってたの?」
「え?いやいや僕が学生の頃に亡くなったので全然です!むしろ初めて撃ちましたよ!」
「へぇ~!凄い上手だね?じゃあ次は………」
「よし!射撃はこの辺にしよう!えっとね~・・・本当は絶対に言えない事なんだけど・・・射撃に関しては満点だよ」
「本当すか!?ありがとうございます!」
「うん。全弾命中なんて初めてでは中々できないよ?操作講習の方は分からないけど、まぁまず安心していいと思うよ!」
室井さんは親しみやすい警察の人だ。それに本来言ってはいけない事を平然とオレに教えてくれるいけない人でもある。だが・・・嬉しいぞ!!!
そして待つ事更に1時間・・・部屋で待たされオレの名前が呼ばれ手渡される書類・・・公安委員会からの技能講習講習修了証明書を渡された。
「よくやった!合田君!本当はもっと優しくしたかったんだが私もこの仕事の手前上な?分かってくれ!私も友蔵さんにはお世話になったんだよ」
そう言ってきたのは権藤さんだ。この人も爺ちゃんの知り合いだったのか!?
「そうなのですね。今日はお世話になりました!」
「うむ。この書類を警察署に提出し渡して後は待っているといいよ。少し時間はかかるかもしれないけど普通に待っててくれれば後日また書面が届くよ」
「分かりました!ありがとうございます!」
「自分の腕で仕留めた獲物を捌き、命のありがたみを知る事は大切な事だ。害獣駆除もあるだろう。友蔵さんもよく言ってた事だ」
確かに小さい時言われた事がある。確かいつもはおちゃらけな爺ちゃんだったがあの時だけは真剣だった。
『武蔵?この肉は爺ちゃんが仕留めた肉だ。どうだ?美味いだろう?食べるという事は命を頂くという事だ。可哀想だからとか残酷だと言うのはお門違いだ。毛皮や剥製のための狩猟や乱獲はよくない。分かるな?命を頂いた事に深く謝して食べるのだぞ?この肉が武蔵の糧となり肉となる。よく食べて大きくなるのだぞ?』
小学生の時だったと思うが今でも覚えている。命とはなんぞや?と思った事だ。学校の道徳の授業より為になったと今では思う。
だが確かこの事を言ったあと・・・
「爺さん!?この弥生って人は誰ね!?何で写真がチョッキのポケットに入っている!?」
「武蔵!男には逃げなくてはならない事もある!まぁゆっくり食べていけ!母さんにも残してやれよ?」
「あっ!?爺さん!?どこへ行く!?」
「婆さん!弥生さんはワシが教えた猟友会の子じゃ!初めての獲物をワシも狩った!その時の写真じゃ!パチンコ行ってくるぞ!」
「あ!待ちな!何で手を繋いでる!?爺さん!2度と帰ってくるな!!!」
オレは昨日の事のように思い出すこの光景を婆ちゃん爺ちゃんの写真の前で思い出した。講習会が終わったこの日の夕方・・・オレはようやっと爺ちゃんの跡を継げる一歩を踏み出したような気がした。
婆ちゃんも爺ちゃんも笑ってるように見える。
「武蔵!おめでとう!」
「合田君!おめでとう!」
里志君、有沙さんからも嬉しい事を言われる。
「多分身辺調査になると思うから暫くラボは稼働させないようにするから安心していいよ!」
は!?身辺調査だと!?
途中、あまりに荷物が多いため慶次さんは上半身裸になり運んでくれた。それに感化されたのか竹中さんも上半身裸になり運んでくれたのだが・・・誰だよ!?竹中さんが軍師や名参謀とか後世に言い伝えたのは!?
バリッバリの武闘派の体付きだったのでオレはビックリしたのだ。着痩せするタイプなのか服を着ている時は気が付かなかったが利家さんより更に引き締まった細マッチョだった。
そして、竹中さんが里志君が購入した物や作った物に興味を持ったのだ。
「これは誰が作ったのですかな?」
「竹中殿!これは武蔵の相棒の里志が作ったのだ!俺も一度しか会えなかったが中々頭のキレる奴だぞ!」
「ふむふむ。実に複雑な機構をしているのは分かる。この水車の回転を生かした発電機に関しては思い浮かぶ者は日の本には居らぬのでは?と思う。こいるなる物を巻いた物とじしゃくなる物を回転させるとは・・・面白い!」
と、慶次さんとのやりとりを聞いたが、竹中さんが頭がキレるとの意味を分かった気がした。まずこの説明書だけで分かる事が異常だ。そりゃ確かに分かりやすいがもっと科学・・・いや、理科から習わないと分からない事だと思うぞ!?
この件に関しては明智さんと竹中さんが話し合って色々設置するとの事。
そして荷物を運んだ日・・・例の田中さんのお肉はあやめさんに渡しみんなで食べるように言ったのだが、昨日いつもの買い出しと人海戦術をした時に信長さんからかなり叱られたのだ。
「貴様は何も分かっておらぬようだな?下々の民が食べる物をワシは食う事はせぬ!それはワシが食えば下々の民が食べにくくなるからじゃ!だが城の者・・・ワシより何故、犬やサル、貴様の家周辺だけ肉を食ろうておるのだ!?」
と、夜にわざわざ怒鳴りに来たのだ。内緒にするつもりはなかったが何故バレたかと言うと、最近の慶次さんは率先して城の掃除を前田組という素行の悪い人達を纏め行っていたみたいで、それを見た信長さんが30日を待たずに禁酒を解除したからだ。
その折に話の中で慶次さんが信長さんに『早くに肉を食らう世界を見たいですな』と言い、信長さんも肉は好きらしいが土産として納めた残り4切れとなった甘辛く炊いたお肉を食べて・・・
「貴様は罰じゃ!!今から登城し遠藤からサイダーを貰ってこい!今宵は貴様の家で飯を食らう!かれーじゃ!あやめ!かれーを作れ!」
と、夜の9時から我が儘を言ってオレが今筋肉痛なのだ。
「全員揃ったからさっそく始めようと思う。岐阜県警生活安全課の権藤という。よろしく」
受講者は中年の人達が多い。多分オレが1番最年少のように思う。
講習会の内容は次の内容だ。
・猟銃の点検及び分解結合
・猟銃の保持及び携行
・模擬弾の装塡及び脱包
・照準及び空撃ち
・不発の場合の処理
・散弾銃…飛しょうする標的(トラップ又はスキート)に対する射撃等
・散弾銃以外の猟銃(ライフル銃等)…固定標的に対する射撃
・射撃姿勢、射撃動作
と、送られてきた書面に書いてある。
猟銃は警察署からの貸し出し品だ。この点検や分解結合に関しては正直できるか分からない。最初の数分、この権藤さんって人が目の前でしてはくれたのだが・・・。
「合田さん!そこはこうやって……」
「合田さん!違う違う!スライドさせて……」
「はぁ~・・・合田さん!だから………」
「合田ッ!!それじゃあ点数を出せないではないか!!」
うん。多分オレはこの権藤さんを怒らせてしまったのだと思う。最初は優しかったが気がつけば呼び捨てで語気まで強くなっている。だが、時間はかかったが撃つまでの動作はなんとかできるようになった。
次は実際の射撃だが、また別の人が担当となった。
「よろしくね。生活安全課の室井だ。君が友蔵さんの孫だよね?友蔵さんにはお世話になったよ」
「合田武蔵と申します。爺ちゃんがお世話になりました」
「いやいやお世話になったのはこっだよ。いくら友蔵さんの親族でも八百長はできないからごめんね?」
「いやいや大丈夫です!お願いします!」
射撃の方は初めて撃ったが意外にも普通に目標物に当たったのだ。クレー射撃かな?オリンピックやなんかの競技にあるような事を最初やらされたのだが5発中5発当たったのだ。
パチパチパチパチ
「さすが友蔵さんの血筋だ!撃ち方といい、構え方がまんま友蔵さんと同じだよ?教えてもらってたの?」
「え?いやいや僕が学生の頃に亡くなったので全然です!むしろ初めて撃ちましたよ!」
「へぇ~!凄い上手だね?じゃあ次は………」
「よし!射撃はこの辺にしよう!えっとね~・・・本当は絶対に言えない事なんだけど・・・射撃に関しては満点だよ」
「本当すか!?ありがとうございます!」
「うん。全弾命中なんて初めてでは中々できないよ?操作講習の方は分からないけど、まぁまず安心していいと思うよ!」
室井さんは親しみやすい警察の人だ。それに本来言ってはいけない事を平然とオレに教えてくれるいけない人でもある。だが・・・嬉しいぞ!!!
そして待つ事更に1時間・・・部屋で待たされオレの名前が呼ばれ手渡される書類・・・公安委員会からの技能講習講習修了証明書を渡された。
「よくやった!合田君!本当はもっと優しくしたかったんだが私もこの仕事の手前上な?分かってくれ!私も友蔵さんにはお世話になったんだよ」
そう言ってきたのは権藤さんだ。この人も爺ちゃんの知り合いだったのか!?
「そうなのですね。今日はお世話になりました!」
「うむ。この書類を警察署に提出し渡して後は待っているといいよ。少し時間はかかるかもしれないけど普通に待っててくれれば後日また書面が届くよ」
「分かりました!ありがとうございます!」
「自分の腕で仕留めた獲物を捌き、命のありがたみを知る事は大切な事だ。害獣駆除もあるだろう。友蔵さんもよく言ってた事だ」
確かに小さい時言われた事がある。確かいつもはおちゃらけな爺ちゃんだったがあの時だけは真剣だった。
『武蔵?この肉は爺ちゃんが仕留めた肉だ。どうだ?美味いだろう?食べるという事は命を頂くという事だ。可哀想だからとか残酷だと言うのはお門違いだ。毛皮や剥製のための狩猟や乱獲はよくない。分かるな?命を頂いた事に深く謝して食べるのだぞ?この肉が武蔵の糧となり肉となる。よく食べて大きくなるのだぞ?』
小学生の時だったと思うが今でも覚えている。命とはなんぞや?と思った事だ。学校の道徳の授業より為になったと今では思う。
だが確かこの事を言ったあと・・・
「爺さん!?この弥生って人は誰ね!?何で写真がチョッキのポケットに入っている!?」
「武蔵!男には逃げなくてはならない事もある!まぁゆっくり食べていけ!母さんにも残してやれよ?」
「あっ!?爺さん!?どこへ行く!?」
「婆さん!弥生さんはワシが教えた猟友会の子じゃ!初めての獲物をワシも狩った!その時の写真じゃ!パチンコ行ってくるぞ!」
「あ!待ちな!何で手を繋いでる!?爺さん!2度と帰ってくるな!!!」
オレは昨日の事のように思い出すこの光景を婆ちゃん爺ちゃんの写真の前で思い出した。講習会が終わったこの日の夕方・・・オレはようやっと爺ちゃんの跡を継げる一歩を踏み出したような気がした。
婆ちゃんも爺ちゃんも笑ってるように見える。
「武蔵!おめでとう!」
「合田君!おめでとう!」
里志君、有沙さんからも嬉しい事を言われる。
「多分身辺調査になると思うから暫くラボは稼働させないようにするから安心していいよ!」
は!?身辺調査だと!?
10
あなたにおすすめの小説
帰国した王子の受難
ユウキ
恋愛
庶子である第二王子は、立場や情勢やら諸々を鑑みて早々に隣国へと無期限遊学に出た。そうして年月が経ち、そろそろ兄(第一王子)が立太子する頃かと、感慨深く想っていた頃に突然届いた帰還命令。
取り急ぎ舞い戻った祖国で見たのは、修羅場であった。
崩壊寸前のどん底冒険者ギルドに加入したオレ、解散の危機だろうと仲間と共に友情努力勝利で成り上がり
イミヅカ
ファンタジー
ハートとお気に入り登録、ぜひぜひお願いいたします!
↓簡単なあらすじは''もっと見る''へ!↓
ここは、剣と魔法の異世界グリム。
……その大陸の真ん中らへんにある、荒野広がるだけの平和なスラガン地方。
近辺の大都市に新しい冒険者ギルド本部が出来たことで、辺境の町バッファロー冒険者ギルド支部は無名のままどんどん寂れていった。
そんな所に見習い冒険者のナガレという青年が足を踏み入れる。
無名なナガレと崖っぷちのギルド。おまけに巨悪の陰謀がスラガン地方を襲う。ナガレと仲間たちを待ち受けている物とは……?
チートスキルも最強ヒロインも女神の加護も何もナシ⁉︎ ハーレムなんて夢のまた夢、無双もできない弱小冒険者たちの成長ストーリー!
努力と友情で、逆境跳ね除け成り上がれ!
(この小説では数字が漢字表記になっています。縦読みで読んでいただけると幸いです!)
おっさん料理人と押しかけ弟子達のまったり田舎ライフ
双葉 鳴
ファンタジー
真面目だけが取り柄の料理人、本宝治洋一。
彼は能力の低さから不当な労働を強いられていた。
そんな彼を救い出してくれたのが友人の藤本要。
洋一は要と一緒に現代ダンジョンで気ままなセカンドライフを始めたのだが……気がつけば森の中。
さっきまで一緒に居た要の行方も知れず、洋一は途方に暮れた……のも束の間。腹が減っては戦はできぬ。
持ち前のサバイバル能力で見敵必殺!
赤い毛皮の大きなクマを非常食に、洋一はいつもの要領で食事の準備を始めたのだった。
そこで見慣れぬ騎士姿の少女を助けたことから洋一は面倒ごとに巻き込まれていく事になる。
人々との出会い。
そして貴族や平民との格差社会。
ファンタジーな世界観に飛び交う魔法。
牙を剥く魔獣を美味しく料理して食べる男とその弟子達の田舎での生活。
うるさい権力者達とは争わず、田舎でのんびりとした時間を過ごしたい!
そんな人のための物語。
5/6_18:00完結!
再婚相手の連れ子は、僕が恋したレンタル彼女。――完璧な義妹は、深夜の自室で「練習」を強いてくる
まさき
恋愛
「初めまして、お兄さん。これからよろしくお願いしますね」
父の再婚によって現れた義理の妹・水瀬 凛(みなせ りん)。
清楚なワンピースを纏い、非の打ち所がない笑顔で挨拶をする彼女を見て、僕は息が止まるかと思った。
なぜなら彼女は、僕が貯金を叩いて一度だけレンタルし、その圧倒的なプロ意識と可憐さに――本気で恋をしてしまった人気No.1レンタル彼女だったから。
学校では誰もが憧れる高嶺の花。
家では親も感心するほど「理想の妹」を演じる彼女。
しかし、二人きりになった深夜のキッチンで、彼女は冷たい瞳で僕を射抜く。
「……私の仕事のこと、親に言ったらタダじゃおかないから」
秘密を共有したことで始まった、一つ屋根の下の奇妙な生活。
彼女は「さらなるスキルアップ」を名目に、僕の部屋を訪れるようになる。
「ねえ、もっと本気で抱きしめて。……そんなんじゃ、次のデートの練習にならないでしょ?」
これは、仕事(レンタル)か、演技(家族)か、それとも――。
完璧すぎる義妹に翻弄され、理性が溶けていく10日間の物語。
『著者より』
もしこの話が合えば、マイページに他の作品も置いてあります。
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/658724858
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
盾の間違った使い方
KeyBow
ファンタジー
その日は快晴で、DIY日和だった。
まさかあんな形で日常が終わるだなんて、誰に想像できただろうか。
マンションの屋上から落ちてきた女子高生と、運が悪く――いや、悪すぎることに激突して、俺は死んだはずだった。
しかし、当たった次の瞬間。
気がつけば、今にも動き出しそうなドラゴンの骨の前にいた。
周囲は白骨死体だらけ。
慌てて武器になりそうなものを探すが、剣はすべて折れ曲がり、鎧は胸に大穴が空いたりひしゃげたりしている。
仏様から脱がすのは、物理的にも気持ち的にも無理だった。
ここは――
多分、ボス部屋。
しかもこの部屋には入り口しかなく、本来ドラゴンを倒すために進んできた道を、逆進行するしかなかった。
与えられた能力は、現代日本の商品を異世界に取り寄せる
【異世界ショッピング】。
一見チートだが、完成された日用品も、人が口にできる食べ物も飲料水もない。買えるのは素材と道具、作業関連品、農作業関連の品や種、苗等だ。
魔物を倒して魔石をポイントに換えなければ、
水一滴すら買えない。
ダンジョン最奥スタートの、ハード・・・どころか鬼モードだった。
そんな中、盾だけが違った。
傷はあっても、バンドの残った盾はいくつも使えた。
両手に円盾、背中に大盾、そして両肩に装着したL字型とスパイク付きのそれは、俺をリアルザクに仕立てた。
盾で殴り
盾で守り
腹が減れば・・・盾で焼く。
フライパン代わりにし、竈の一部にし、用途は盛大に間違っているが、生きるためには、それが正解だった。
ボス部屋手前のセーフエリアを拠点に、俺はひとりダンジョンを生き延びていく。
――そんなある日。
聞こえるはずのない女性の悲鳴が、ボス部屋から響いた。
盾のまちがった使い方から始まる異世界サバイバル、ここに開幕。
【AIの使用について】
本作は執筆補助ツールとして生成AIを使用しています。
主な用途は「誤字脱字のチェック」「表現の推敲」「壁打ち(アイデア出しの補助)」です。
ストーリー構成および本文の執筆は作者自身が行っております。
異世界帰りのハーレム王
ぬんまる兄貴
ファンタジー
俺、飯田雷丸。どこにでもいる普通の高校生……だったはずが、気づいたら異世界に召喚されて魔王を倒してた。すごいだろ?いや、自分でもびっくりしてる。異世界で魔王討伐なんて人生のピークじゃねぇか?でも、そのピークのまま現実世界に帰ってきたわけだ。
で、戻ってきたら、日常生活が平和に戻ると思うだろ?甘かったねぇ。何か知らんけど、妖怪とか悪魔とか幽霊とか、そんなのが普通に見えるようになっちまったんだよ!なんだこれ、チート能力の延長線上か?それとも人生ハードモードのお知らせか?
異世界で魔王を倒した俺が、今度は地球で恋と戦いとボールを転がす!最高にアツいハーレムバトル、開幕!
異世界帰りのハーレム王
朝7:00/夜21:00に各サイトで毎日更新中!
俺は、こんな力を望んでいなかった‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
俺の名は、グレン。
転移前の名は、紅 蓮(くれない 蓮)という。
年齢は26歳……だった筈なのだが、異世界に来たら若返っていた。
魔物を倒せばレベルが上がるという話だったのだが、どうみてもこれは…オーバーキルの様な気がする。
もう…チートとか、そういうレベルでは無い。
そもそも俺は、こんな力を望んではいなかった。
何処かの田舎で、ひっそりとスローライフを送りたかった。
だけど、俺の考えとは対照的に戦いの日々に駆り出される事に。
………で、俺はこの世界で何をすれば良いんだ?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる