一心不乱

なゆか

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押し付けられる

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谷部「海沢、俺
海沢の事好きになっちゃったんだけど」

河江「僕も海沢さんの事が好きです」

意味が分からない。

部活終わり教室に戻りたくなかったのに、
この二人が呼んでると強制的に戻らされ
何故か告白された。

海沢「水越さんが退学になった腹いせでしょ。
私はバラしてない!」

私はこの2人が放課後に水越さんを想って
自慰をしていた事を注意してきた。

だから、私がバラしたって勘違いされて
それで水越さんは退学になったんだと
思ったんだろう。

河江「水越さんの件は関係ありませんよ。
ただ、今は海沢さんの事が好きなんです。
好きだという証明が欲しいなら、
どんな事でも…海沢さんを想って
オナニーでもなんでもしますよ」

谷部「俺も証明すっからな」

海沢「私は水越さんの代わりには
ならないでしょ。
とにかく、私はバラしてないから」

谷部「何勘違いしてんだよ。
河江も言ってただろ、水越は関係ねぇって」

勘違いしてるのはそっちだろと、
ジリジリ近づいて来る2人に距離を取る。

河江「…ふふッ」

すると、何故か河江が笑い出した。

河江「…可愛いッ…そんなに怯えないでくださいよ」

谷部「何ツボってんだよ、河江」

河江「海沢さんがあまりにも可愛くて」

谷部「それは否定出来ねぇ」

海沢「意味分かんない…」

なんなんだよコイツら…

怒りよりも、何かされそうで怖い。

河江「海沢さん」

怖いせいで身体が強張った瞬間、
目の前に河江が飛び込んで来た。

河江「可愛いな…欲しいな…」

海沢「…ひ」

河江「怖くないですよ…」

河江に抱き締められ、
怖すぎて悲鳴も出ない。

谷部「河江ー、俺も海沢の事
好きなんだからな」

河江「分かってますよ。
独り占めはしませんよ」

海沢「な…何言ってんの」

谷部「そんな怖がんなよ。
襲ったりしねーから」

海沢「あははっ…海沢さん、
心臓バクバクですね」

海沢「放してッ」

谷部「暴れんなって、
本当襲うとかしねぇから」

あの時、注意なんかしなければ良かった…

河江「可愛いな…凄く可愛い過ぎて、
力入っちゃいます」

ギリギリ

谷部「おーい、海沢が苦しそうじゃん。
それに河江ばっかずりーよ」

幻滅して構わなければ良かった…

谷部「好きだよ、海沢」

河江「愛してますよ、海沢さん」

谷部「あっなんかずりーな、
俺も愛してるからな」

幸せそうな顔をする2人。

海沢「…」

私はそんな2人を見て、
自分の行動に後悔した。

そして、水越さんが退学にならなければ
こんな事にはならなかったのにと
思ってしまった。

海沢「嫌な奴だな…私」

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