幼馴染探偵

なゆか

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コレはまさにミステリー

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今、私はミステリーを体感している。

酉野「一体全体どう言う事なの?
教えてよ、さぁ!」

私の目の前に、
小学1年からの幼馴染3人がいる。

蛙谷マキハ

蛙谷「なんか舞台の人みたいだぞ」

井森ミズ

井森「スポットライト当ててあげよっか?」

大三ショウ

大三「声デカい」

私は3人に問いかけている。

酉野「何故、今まで女子だと偽っていた!」

井森「偽ってないよね~?」

大三「うん」

蛙谷「聞かれなかったからじゃね?」

井森「確かに」

酉野「いや、確かにじゃない!
普通に今まで女子の服装で
立ち振る舞いも女そのものでッ
それで、その顔してたら
紛うことなく女子だと思うわ!」

この3人は、先日まで女子制服を着て
同じ中学に通っていたのに、
高校に上がるや否や男子制服を着て来た。

何故、男子制服を身に纏っているんだと
聞いた所、男だと判明したのだ。

酉野「私は悲しいよッ
仲良し4人組だったのに…
私以外男って…信じられない」

大三「大根役者」

井森「スポットライト、スポットライト!」

ミズに、スマホのライトを当てられる。

蛙谷「俺らが男だったら
仲良くしてなかったって事みたいだな」

井森「酷いな~、僕の方が悲しいよ」

酉野「いや、そこまでは言ってない!」

大三「言ってる」

酉野「言ってない!」

大三「自分の胸に聞いてみな」

私は自分の胸に手を当て頷いた。

酉野「言ってない!」

井森「無い胸に聞いても分かんないでしょ」

蛙谷「絶壁だもんな」

ミズとマキハは笑っていて、
中学の時も、よく胸の事を馬鹿にされ…

酉野「セクハラじゃったんか!」

大三「仙人口調」

酉野「セクハラだ!
レディに失礼だから!」

井森「レディッ!」

蛙谷「…や…まじ…腹痛い…ッ…」

ミズは吹き出し、マキハは膝から崩れ落ち
腹を抱えて笑い出した。

大三「レディ…?」

ショウは、首を傾げている。

酉野「私はレディです」

大三「違います。貴方はレディには、
ほど遠いです」

酉野「いいえ、私はレディの中の
レディです」

大三「貴方がレディだという事を証明しなさい」

酉野「何のノリだよっ!
私はレディなの!見りゃ分かるでしょ!
見よ、この迸るプリティレディ」

大三「You are not a pretty lady」

酉野「英語は止めて!」

蛙谷「ははっ…腹痛いって…
つか、酉野が馬鹿なのは知ってたが
まじで俺らが女だと思ってた事に引くわ」

井森「やばいよね、行き過ぎの馬鹿は
もう神だよ、神」

大三「You are god」

酉野「英語は止めてって!
あのさ、私に非があるみたいな言い方だけど
違うでしょ!そもそも、何で女装してたのさ!」

やっと、冒頭に戻る。

井森「戻ってないよ、進んでる」

蛙谷「ミステリー体感してんだろ?
それに舞台の人みたいだし、
俺らが女の格好をしてた謎を自力で解いてみな」

大三「The story begins」

かくして、私は幼馴染3人が中学まで
女装していた謎を解く事になった。
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