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Bonne nuit mes chéris!
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依子34歳は普通の主婦
難産の末初めて腕に抱いた息子の政明
まーちゃんのお祝いにと送られてきた
差出人不明のプレゼントの箱の中に
双子の赤ちゃんの人形が入っていた。
素敵なメッセージが添えられた
双子の赤ちゃん人形は
お腹を押すと泣き
背中をトントンすると笑う
不思議な人形で
最初は誰か分からない贈り物なんて怖くない?って
ちょっと困惑したけど
双子の赤ちゃんがあんまり可愛くて
しかもまーちゃんも手を握って離さないくらい気に入ったので
よく分からないけど
ありがたく受け取る事にした。
人形の異変に気がついたのは
すぐの事だった。
パパが仕事に出た後
台所で片付けしていると、ベビーベットで寝ていたまーちゃんの鳴き声が何故か重複して聞こえてきた。
気のせいか?
慌ててまーちゃんの側に行くと2つの赤ちゃん人形が一緒に泣いてるではないか
最初はまーちゃんが寝返りして
人形のお腹でも蹴ったのかな?
そう思ったので
慌ててまーちゃんを抱きあげると
片手で人形の背中をトントンしてみたのだけど、おかしな事に2つの人形が火をつけたみたいに泣き出した。
ある意味ホラーのはずなのだけど
何故か気味が悪いとは感じず
逆に、なんとかしなきゃ、という気持ちしか浮かばなかった。。
ベビーベットの中から人形を下ろすと
まーちゃんに母乳をあげながら
もう片方は人形を抱く
もう1つは足でトントン背中を
まーちゃんが満足したら交代に抱き上げ母乳をあげる。
すると不思議な事に赤ちゃん人形達は母乳を飲んで安心したように眠りについた。
まるで3つ子を育てているような気分だった。
自分の感情がどこから来るのか
分からなくても
何故か赤ちゃん達は等しく愛おしくて仕方ない。
まーちゃんと私の時だけ、双子の人形は生きた人間の赤ちゃんのようになる。
パパに相談した方がよかったかもしれないけど
ノイローゼ扱いされるのが嫌で黙っていた。
不思議な事に3人はすくすく育って、遊びもイタズラも反省もずっと一緒にするもんだから、洗濯物の量やおやつの量も増えるけど、パパがいる時や、家を空ける時はちゃんと人形に戻る。立ったり歩いたりおしゃべりする喜びは3倍だったかもしれない。
双子の赤ちゃんのうち男の子の人形には
あーちゃん、女の子の人形は
はーちゃんと呼んだ。
次第にどこかに行く時も連れて行く様になった。
3歳の誕生日の時、パパの前で初めてあーちゃんとはーちゃんのお話をしてみた。主人は笑うと、まーちゃん、あーちゃん、はーちゃんの頭を撫で、僕の前でも話してくれて良んだよって声をかけると、赤ちゃん人形の姿から子供の姿に戻って、もじもじしていたけどパパって甘えて抱きついた。
パパは最初はほんとに驚いたみたい。
何となくまーちゃんの話や私の態度から
赤ちゃん人形には特別な何かあるんじゃないかと思ってはいたみたいだ。
何となく罪悪感、あーちゃんとはーちゃんの成長を私しか味わえなかったから、パパから後々散々ずるいって言われた。
ほんとごめんなさい。
それからはどこに行くのも一緒になった。
あーちゃんは3人の中で誰よりお兄ちゃんで、なんでも最初に出来る。
まーちゃんやはーちゃんを引っ張ってくれるタイプだった。
はーちゃんはお姉ちゃんなんだろうなぁ
何かに気がつくのは、いつもはーちゃんでみんなに優しかった。可愛いものには目がないみたいで怒り方が女の子だなぁと思った。
誰よりママが好きでお手伝いしたくてたまらないタイプだった。
家族5人の不思議で優しい時間だった。
4歳を過ぎた頃から
あーちゃんとはーちゃんが
何故かみんなにベタベタと甘えてくる様になった。
まーちゃんと
ヒソヒソと3人で話している姿も良く見た。
ないしょ話?ママにも教えて?
混ぜてもらおうとすると
ないしょ話だからダメっだって
反抗期なのか
寂しいなぁ
5歳の誕生日
みんなで大きなケーキを囲んで
素敵な時間を過ごすことが出来た。
それぞれにプレゼントを渡す
ニコニコしてくれるのに
何故かまーちゃんが最初に
ポロポロと泣き出した。
あーちゃんとはーちゃんも
我慢していたみたいだったのに
みんなで火がついたみたいにわんわんと泣き始めた。
どうしたの?
大好きなハンバーグだし
大きなケーキもあるのに
誕生日プレゼントは
みんながそれぞれ欲しがってた物だよ?
パパと私はオロオロするばかりで
みんなが泣き止んで
落ち着くまで抱きしめてあげた。
あーちゃんとはーちゃん
2人はぽつりと
あのねママ、パパ
僕達2人は神様と約束の時までしか
ここに居られないんだ。
前からまーちゃんには言ってたけど
僕達は5年前にパパとママの元に来るはずだったんだ。
でもママとパパの元に生まれて来れなくて
僕達ずっと泣いてたの。
ママ達の側にいたくて、空に還れなくて、ただ泣くことしかできなくて
ずっと泣いてたの
そしたら、神様が、まーちゃんが生まれる時に
人形の中に入るなら
まーちゃんと共に
一緒に少しの間だけ行っていいって
特別に
ママ達の側に居ていいって
その代わり
まーちゃんが5歳になる時までだからねって
誕生日の日が終わる時
僕達行かなきゃ行けないの
ずっと側に居たかったけど
もう、行かなきゃいけない
だから...本当は今日で最後の日なんだ。
私もパパも何となく、わかっていたんだ。
もしかしたら、そうかなのもしれない
最初に妊娠して流産した時
双子だったから…。
もう言葉が出なくてパパも私も涙か止まらなかった。
しょっぱくなったケーキをみんなで食べて一緒にお風呂に入って
5人で川の字
真ん中にまーちゃん
今日は早く寝なさいなんて言わない
ずっと泣き笑いおしゃべりした。
ママ、パパ僕達の事
大切にしてくれてありがとう。
側に居られて嬉しかった。
まーちゃん、まーちゃんは僕たちの
大切な弟だからね。
ずっと空から見てるから
ママとパパのお手伝いするんだよ。
時計の針が0時を刻む時
あーちゃんとはーちゃんが
光出した。
辺りにたくさんの、色とりどりの光が飛び回って
まるで迎えに来たみたい。
2人の身体から光が抜けて行く
嫌だ2人を連れてかないで
涙か止まらないよ。
しばらくの間
ふわふわとした光が辺りを漂って
静かに空へと消えて逝った。
残ったのは、赤ちゃんの人形だけだった。
大丈夫、きっとまたいつか会えるからね。
胸の中に響く2人の声
残された3人は
人形を抱きしめて号泣した。
朝になると、なんで泣いていたのか思い出すことが出来ず
人形を抱きしめ
胸の中にボッカり穴か空いた気持ちの理由も分からまま
3人で訳もなく泣いた。
不思議な5歳の誕生日から20年たった。
春の先の暖かい日
去年結婚した政明はソワソワドキドキしていた。
人生初の父親になるからだ。
妻は初産しかも双子だ。
分娩室から産声か聞こえ、
元気な男の子と女の子だと聞いた時
感極まって涙が止まらなかった。
奥さんの笑顔と2人の赤ちゃんの寝顔に
自分もまだまだ頑張らないとな。
すくすくと育って子供たちが5歳の誕生日を迎える頃
何となく実家に置いてある双子の
赤ちゃん人形を思い出した。
田舎の母に連絡してみた。
大切に飾ってるわよ
ほら、赤ちゃん人形って
母性をくすぐるのよね。
母の言葉になんか泣きそうな気分になった。
今度、碧と葉月連れてく時良かったらくれないか?
いいわよだって元々貴方の出産祝いで頂いた物なんだから…。
何となく、幼い頃ずっと大切だった
人形を子供たちに見せてやりたくて、
大型連休に家族を連れて
新幹線で実家に帰ると
父と母が出迎えてくれた。
1番大好きなハンバーグの匂いがする。
ケーキもあるって
母が子供たちのために作ったみたいだ。
赤ちゃん人形を見せたら
突然2人は、
碧があーちゃんを葉月がはーちゃんを抱きしめながら
子供たちがにっこり笑って
みんなとの約束守れたでしょ
ほら、またいつか会えるからって
そういうと父と母に抱きついた。
なぜか理由はわからないけど
涙が止まらなくて
しょっぱいハンバーグとケーキの味が
懐かしい気がした。
難産の末初めて腕に抱いた息子の政明
まーちゃんのお祝いにと送られてきた
差出人不明のプレゼントの箱の中に
双子の赤ちゃんの人形が入っていた。
素敵なメッセージが添えられた
双子の赤ちゃん人形は
お腹を押すと泣き
背中をトントンすると笑う
不思議な人形で
最初は誰か分からない贈り物なんて怖くない?って
ちょっと困惑したけど
双子の赤ちゃんがあんまり可愛くて
しかもまーちゃんも手を握って離さないくらい気に入ったので
よく分からないけど
ありがたく受け取る事にした。
人形の異変に気がついたのは
すぐの事だった。
パパが仕事に出た後
台所で片付けしていると、ベビーベットで寝ていたまーちゃんの鳴き声が何故か重複して聞こえてきた。
気のせいか?
慌ててまーちゃんの側に行くと2つの赤ちゃん人形が一緒に泣いてるではないか
最初はまーちゃんが寝返りして
人形のお腹でも蹴ったのかな?
そう思ったので
慌ててまーちゃんを抱きあげると
片手で人形の背中をトントンしてみたのだけど、おかしな事に2つの人形が火をつけたみたいに泣き出した。
ある意味ホラーのはずなのだけど
何故か気味が悪いとは感じず
逆に、なんとかしなきゃ、という気持ちしか浮かばなかった。。
ベビーベットの中から人形を下ろすと
まーちゃんに母乳をあげながら
もう片方は人形を抱く
もう1つは足でトントン背中を
まーちゃんが満足したら交代に抱き上げ母乳をあげる。
すると不思議な事に赤ちゃん人形達は母乳を飲んで安心したように眠りについた。
まるで3つ子を育てているような気分だった。
自分の感情がどこから来るのか
分からなくても
何故か赤ちゃん達は等しく愛おしくて仕方ない。
まーちゃんと私の時だけ、双子の人形は生きた人間の赤ちゃんのようになる。
パパに相談した方がよかったかもしれないけど
ノイローゼ扱いされるのが嫌で黙っていた。
不思議な事に3人はすくすく育って、遊びもイタズラも反省もずっと一緒にするもんだから、洗濯物の量やおやつの量も増えるけど、パパがいる時や、家を空ける時はちゃんと人形に戻る。立ったり歩いたりおしゃべりする喜びは3倍だったかもしれない。
双子の赤ちゃんのうち男の子の人形には
あーちゃん、女の子の人形は
はーちゃんと呼んだ。
次第にどこかに行く時も連れて行く様になった。
3歳の誕生日の時、パパの前で初めてあーちゃんとはーちゃんのお話をしてみた。主人は笑うと、まーちゃん、あーちゃん、はーちゃんの頭を撫で、僕の前でも話してくれて良んだよって声をかけると、赤ちゃん人形の姿から子供の姿に戻って、もじもじしていたけどパパって甘えて抱きついた。
パパは最初はほんとに驚いたみたい。
何となくまーちゃんの話や私の態度から
赤ちゃん人形には特別な何かあるんじゃないかと思ってはいたみたいだ。
何となく罪悪感、あーちゃんとはーちゃんの成長を私しか味わえなかったから、パパから後々散々ずるいって言われた。
ほんとごめんなさい。
それからはどこに行くのも一緒になった。
あーちゃんは3人の中で誰よりお兄ちゃんで、なんでも最初に出来る。
まーちゃんやはーちゃんを引っ張ってくれるタイプだった。
はーちゃんはお姉ちゃんなんだろうなぁ
何かに気がつくのは、いつもはーちゃんでみんなに優しかった。可愛いものには目がないみたいで怒り方が女の子だなぁと思った。
誰よりママが好きでお手伝いしたくてたまらないタイプだった。
家族5人の不思議で優しい時間だった。
4歳を過ぎた頃から
あーちゃんとはーちゃんが
何故かみんなにベタベタと甘えてくる様になった。
まーちゃんと
ヒソヒソと3人で話している姿も良く見た。
ないしょ話?ママにも教えて?
混ぜてもらおうとすると
ないしょ話だからダメっだって
反抗期なのか
寂しいなぁ
5歳の誕生日
みんなで大きなケーキを囲んで
素敵な時間を過ごすことが出来た。
それぞれにプレゼントを渡す
ニコニコしてくれるのに
何故かまーちゃんが最初に
ポロポロと泣き出した。
あーちゃんとはーちゃんも
我慢していたみたいだったのに
みんなで火がついたみたいにわんわんと泣き始めた。
どうしたの?
大好きなハンバーグだし
大きなケーキもあるのに
誕生日プレゼントは
みんながそれぞれ欲しがってた物だよ?
パパと私はオロオロするばかりで
みんなが泣き止んで
落ち着くまで抱きしめてあげた。
あーちゃんとはーちゃん
2人はぽつりと
あのねママ、パパ
僕達2人は神様と約束の時までしか
ここに居られないんだ。
前からまーちゃんには言ってたけど
僕達は5年前にパパとママの元に来るはずだったんだ。
でもママとパパの元に生まれて来れなくて
僕達ずっと泣いてたの。
ママ達の側にいたくて、空に還れなくて、ただ泣くことしかできなくて
ずっと泣いてたの
そしたら、神様が、まーちゃんが生まれる時に
人形の中に入るなら
まーちゃんと共に
一緒に少しの間だけ行っていいって
特別に
ママ達の側に居ていいって
その代わり
まーちゃんが5歳になる時までだからねって
誕生日の日が終わる時
僕達行かなきゃ行けないの
ずっと側に居たかったけど
もう、行かなきゃいけない
だから...本当は今日で最後の日なんだ。
私もパパも何となく、わかっていたんだ。
もしかしたら、そうかなのもしれない
最初に妊娠して流産した時
双子だったから…。
もう言葉が出なくてパパも私も涙か止まらなかった。
しょっぱくなったケーキをみんなで食べて一緒にお風呂に入って
5人で川の字
真ん中にまーちゃん
今日は早く寝なさいなんて言わない
ずっと泣き笑いおしゃべりした。
ママ、パパ僕達の事
大切にしてくれてありがとう。
側に居られて嬉しかった。
まーちゃん、まーちゃんは僕たちの
大切な弟だからね。
ずっと空から見てるから
ママとパパのお手伝いするんだよ。
時計の針が0時を刻む時
あーちゃんとはーちゃんが
光出した。
辺りにたくさんの、色とりどりの光が飛び回って
まるで迎えに来たみたい。
2人の身体から光が抜けて行く
嫌だ2人を連れてかないで
涙か止まらないよ。
しばらくの間
ふわふわとした光が辺りを漂って
静かに空へと消えて逝った。
残ったのは、赤ちゃんの人形だけだった。
大丈夫、きっとまたいつか会えるからね。
胸の中に響く2人の声
残された3人は
人形を抱きしめて号泣した。
朝になると、なんで泣いていたのか思い出すことが出来ず
人形を抱きしめ
胸の中にボッカり穴か空いた気持ちの理由も分からまま
3人で訳もなく泣いた。
不思議な5歳の誕生日から20年たった。
春の先の暖かい日
去年結婚した政明はソワソワドキドキしていた。
人生初の父親になるからだ。
妻は初産しかも双子だ。
分娩室から産声か聞こえ、
元気な男の子と女の子だと聞いた時
感極まって涙が止まらなかった。
奥さんの笑顔と2人の赤ちゃんの寝顔に
自分もまだまだ頑張らないとな。
すくすくと育って子供たちが5歳の誕生日を迎える頃
何となく実家に置いてある双子の
赤ちゃん人形を思い出した。
田舎の母に連絡してみた。
大切に飾ってるわよ
ほら、赤ちゃん人形って
母性をくすぐるのよね。
母の言葉になんか泣きそうな気分になった。
今度、碧と葉月連れてく時良かったらくれないか?
いいわよだって元々貴方の出産祝いで頂いた物なんだから…。
何となく、幼い頃ずっと大切だった
人形を子供たちに見せてやりたくて、
大型連休に家族を連れて
新幹線で実家に帰ると
父と母が出迎えてくれた。
1番大好きなハンバーグの匂いがする。
ケーキもあるって
母が子供たちのために作ったみたいだ。
赤ちゃん人形を見せたら
突然2人は、
碧があーちゃんを葉月がはーちゃんを抱きしめながら
子供たちがにっこり笑って
みんなとの約束守れたでしょ
ほら、またいつか会えるからって
そういうと父と母に抱きついた。
なぜか理由はわからないけど
涙が止まらなくて
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懐かしい気がした。
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