陽のあたる場所【加筆訂正中】

たまゆらりん

文字の大きさ
81 / 134

78※

  ピッとスマホから、録画の開始音が聞こえた。
  それが何を意味するか即座に理解し、捕まえようとする柊の手を、引っ掻いたり叩いたりしてはね除けた。

  迫り来る鋼のような逞しい腕から、ひ弱な俺が抗える訳がなくて……

  強引に捉えられ、正面から抱き竦められる。
  檻のような腕の中に、再び閉じ込められた。 



「やめろっ!離せっ!」

「そういえばさ……おまえ、随分モテるんだな……おまえから、誘ってるんだろ?シメた連中が、みんな口々に言ってたぜ。その事も結構、頭にきてるんだよ」

「違っ……!誘ってなんか、ない!」



  体が軋むくらい、強い力で抱き締められる。その力の強さからも、柊の怒りが感じられ、益々怖くなり力が入らなくなる。



「口答えすんなよ……これでも飲んで、最初みたいに可愛くなれよ」



  あの時飲まされた、ショッキングピンクの錠剤、“Love Candy”を口に入れられそうになる。
  こんなドラッグ飲まされたら、また自分がどうなってしまうかわからない。



  ーー嫌だ……絶対に、飲まない……!



  口を固く結び、顔を左右に振って拒絶する。
  俺が暴れて嫌がった為、柊は手間取っていた。カッとなった柊は薬を投げ捨てて、よりきつく抱き竦め、尻臀を痛いくらい鷲掴みにした。



「ここだって……何人とシた……?陽人とは、何回ヤッたんだよ?」



  ボクサーパンツをズラされ、後孔へ指を強引に入れられる。



「やめてぇ!挿れんなっ!」

「俺とヤッたの随分前なのに、柔らかいな……ヤリまくってたんだろ?」

「うっ、い゛っ…うぅっ………や、めっ……」



  濡れてない指を抜き差しされ、その痛みと陽人とは違う指への嫌悪感に、再び涙が込み上げる。



「泣かせて、悪かったな……柚希は痛いの、嫌いだったよな?だったら、気持ち悦くしてやるよ」



  柊は指を抜くと携帯用のローションを指に付けて、優しくも的確に前立腺を集中的に攻め、無理矢理に性感を高めてくる。

  痛みより、快楽を与えられる方が、何倍も辛かった。



「止めてぇ!動かさないで!いやだぁ!」

「嫌がってるのに、勃起してるじゃん。本当におまえ、淫乱だよな。ほら、こいつの淫乱な所、しっかり撮って」

「あぁ、違う……やめて!やだっ!」



  身体の向きをカメラの方に変えられ、ワンピースの裾を捲り上げられる。
  カメラが近付き、膨らむ股間を撮影された。
  そのまま、柊はカメラに映るように、厭らしい音を立てながら指を出し入れし続けた。


「アナルもヒクヒクさせて……欲しくて仕方ないんだろ……?そんなに強請るんじゃ、柚希の欲しいもの、挿れてあげるよ」



  さっきよりもグイっとパンツをずらし、後孔に柊のペニスが宛がわれた。



「いやだーーー!はるとーーー!はるとーーー!助けてーーー!はると、はるとじゃなきゃ、いやだーーー!!!」



「……おまえの気持ちなんて、どうだって良いんだよ……その胸糞悪ぃ名前、口にするなよ……これでも咥えて、大人しくしてろ……」



  左手に巻いていた赤いバンダナを、口に詰め込まれた。
  陽人に救いを求め叫ぶ声は、バンダナが全て吸収してしまう。



  逃げようと暴れる身体を羽交い締めにし、立ったまま後ろから、杭を打つよう深く穿たれた。
  パンッと肌と肌が、勢い良くぶつかり合う音が、狭い個室に木霊した。



「うぐっ……うっ……うぅ……ぅぐっ…………」

「ふっ……すげぇな……泣いてるのに、挿れただけで、トコロテンしてるぜ……やっぱおまえ、才能あるわ」



  カメラが股間に近付き、精液が漏れ出し滲むパンツを、舐めるように撮っていた。



  そのまま、バックから激しく突かれ、
  体位を変えて、奥まで穿たれ、
  何度も、何度も連続で絶頂し、

  涙と涎とザーメンと……
  いろんな体液で汚れたトロ顔を
  アップで撮られた所で……



  俺の意識は無くなった。





感想 9

あなたにおすすめの小説

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)

ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。 そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

甘々彼氏

すずかけあおい
BL
15歳の年の差のせいか、敦朗さんは俺をやたら甘やかす。 攻めに甘やかされる受けの話です。 〔攻め〕敦朗(あつろう)34歳・社会人 〔受け〕多希(たき)19歳・大学一年

元カレに追い出された専門学生がネカフェでP活相手のパパちんぽに理解らせられてトロトロのメロメロになっちゃう話

ルシーアンナ
BL
既婚子持ちバイ×専門学生 Pixiv https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=27436158 ムーンライトノベルズ https://novel18.syosetu.com/n1512ls/ fujossy https://fujossy.jp/books/31185

鬼上司と秘密の同居

なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳 幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ… そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた… いったい?…どうして?…こうなった? 「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」 スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか… 性描写には※を付けております。

BL 男達の性事情

蔵屋
BL
 漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。 漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。  漁師の仕事は多岐にわたる。 例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。  陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、 多彩だ。  漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。  漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。  養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。  陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。  漁業の種類と言われる仕事がある。 漁師の仕事だ。  仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。  沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。  日本の漁師の多くがこの形態なのだ。  沖合(近海)漁業という仕事もある。 沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。  遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。  内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。  漁師の働き方は、さまざま。 漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。  出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。  休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。  個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。  漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。  専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。  資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。  漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。  食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。  地域との連携も必要である。 沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。  この物語の主人公は極楽翔太。18歳。 翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。  もう一人の主人公は木下英二。28歳。 地元で料理旅館を経営するオーナー。  翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。 この物語の始まりである。  この物語はフィクションです。 この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。