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暁から柊の過去の話を聞いたからーーー
多分、それだけじゃないんだと思う。
何度も身体を重ねたり、一緒に寝食を共にしたり、俺の為に甲斐甲斐しく世話を焼く姿を見たり……
情がわいたとか、同情とか、絆されたとか……
そういう事も、多分あるんだろう。
今まではただ怖くて、柊に従っていただけだけど。
俺の方から少しずつ、柊に近付くようになっていった。
「やけに、積極的だな……まさか、浮気なんてしてねーよなぁ?」
「たまってたし、シたい気分なんだよ……」
「最近忙しくて、構ってやれなかったからな……いつもより敏感で、柚希可愛い……」
「んなことねーしっ…………アァッ……!」
覆い被さるように抱きしめられたまま、焦らすように動きを止めていた腰を、柊は再び動かし始めた。
当たり前のように性感帯へ、鬼頭を擦りつけて、俺を苦しいほど感じさせる。
過ぎる快楽に、後ろ手でシーツを掴み、口からは甘い声しか出なくなる。
「感じてる顔……可愛い……もっと蕩けさせてやるからな……」
「腰…まわすの……やめ……ぁあん……」
「柚希、回して突かれるの好きだろ……」
「ダメ……なる……って……ンア、あぁっ……イク……」
リズミカルに回しながら、前立腺や奥にと、ねっとりと擦り付けながら穿たれ、イクのが止まらなくなる。
「……もっと奥まで、挿れてやるよ……しっかり捕まってろよ……」
「やっ、それ……あぁ……深っ……」
挿入したまま軽々と立ち上がり、抱き抱えられ駅弁の体位になる。
ずり落ちないように、柊の首に手を回してしっかり抱きつく。
俺の双丘を鷲掴みながら揉みしだき、穿ち始めた。
揉まれた臀部が緩やかに快楽を拾い、いつもより奥深くまで激しく挿入されて、腸液が溢れ中が濡れてきた。
「ゥウッ……揉むの……やらっ……や、奥……ダメ……挿入ってる……あっ、アァ…………イッちゃ……」
「……女みたいに、濡れてヌルヌルだな……柚希の身体、ますますエッチになってる……」
腸液の滑りで、いつもより奥深く柊が挿入ってる。
本来は挿入ってはいけない場所までペニスが侵入し、気持ちが悦すぎて意識がとびそうになる。
柊の首に回していた腕を、更にきつく巻きつけ、柊に強請るように唇を近付ける。
それに気付いた柊は、かぶりつくように、激しくキスしてきた。
「……ゆずきからキス強請ってくれて……マジで嬉しい……」
「ンンッ……しゅう……きもち…いっ……あっ、アゥ……イク……止まんなっ……」
舌を絡める音と接合部の厭らしい音が、より感度を高め、何度目かわからない絶頂を迎える。
「すげぇ……すき……ゆずき……すきだよ……いっぱい……中に…出すからな…………ンゥッ……」
「ァアん……あついので……おなか……いっぱい……」
抱き終えると、いつもみたいに煙草を吸い、逞しい腕で俺を腕枕する。
柊の匂いと体温に包まれ、心地いい。
気だるさで瞼が重くなって、トロンとしてきた。
俺が目を潰ると、腕を優しく抜いて、フェザーケットをそっとかけてくれる。
微睡む俺の頭を撫でると、ベッドから立ち上がり、ドアノブに手をかけた。
「柊……待って」
「眠れなかったか?寝付くまで、いてやるからな」
柊は引き返しベッドに腰掛ける。
「そう……じゃ…なくて……あの…………一緒に、寝よ……」
「えっ……?」
「ここで、一緒に……」
「……俺、夢遊病でうるせぇよ?……それに…部屋じゃないと寝つけないから……」
困惑しながら断ってくる柊に「持ってきたから」って、クマのヌイグルミを見せる。
「変……、だよな……大人にもなって、こんなの……」
目を逸らし、頬を赤らめて恥ずかしそうにしている柊が、なんだか可愛かった。
夜中に目を覚ました柊は、いつもみたいに幼い柊で。
隣で添い寝する俺を見て、すごく喜んでいた。
「知らないお部屋だけど……母さんとクマちゃんがいるから、怖くないよっ」
いつもひとりで寝ていたから、怖くて寂しくて……
亡くなった母親を想いながら、泣いていたのだろう……
俺を見つめ、屈託のない笑顔で笑う、柊が愛らしくて……
ギュッと抱きしめた。
ーー柊が……愛しい……
抱きしめた時に、自分の中にある特別な気持ちに、ハッキリと気が付いた。
陽人への愛とは違う……
小さきものを、愛しく思うような……
母親のような、“愛”だった。
◇
「柊、おはよ……」
「おはよう……珍しく、早ぇな……」
「早起きして、ご飯作った。ついでに弁当も。ありあわせで作ったから、簡単な物ばかりだけど……」
「すげぇ、美味そう。食うの楽しみだな」
「ご飯、沢山炊いたし。おかわりいっぱいして、いいから」
「……ありがとう、柚希」
ーー…………………柊が……笑った……
大人の柊が嬉しそうに笑った顔を、初めて見た気がする。
その笑顔はぎこちなくて、少し照れてる感じだった。
柊のお母さんが生きていて、
お父さんにも愛されていたら……
きっと、柊は
こんなに優しい顔で、
普通に笑ってたのかもしれない……
今までとは違う俺の変化に、柊は気付いたみたいで……
冷たかった表情は少しずつ柔らかくなり、
どことなく優しい顔で、笑うようになってきた。
そんな柊を見る度……
心音が早まり、胸が苦しくなった。
多分、それだけじゃないんだと思う。
何度も身体を重ねたり、一緒に寝食を共にしたり、俺の為に甲斐甲斐しく世話を焼く姿を見たり……
情がわいたとか、同情とか、絆されたとか……
そういう事も、多分あるんだろう。
今まではただ怖くて、柊に従っていただけだけど。
俺の方から少しずつ、柊に近付くようになっていった。
「やけに、積極的だな……まさか、浮気なんてしてねーよなぁ?」
「たまってたし、シたい気分なんだよ……」
「最近忙しくて、構ってやれなかったからな……いつもより敏感で、柚希可愛い……」
「んなことねーしっ…………アァッ……!」
覆い被さるように抱きしめられたまま、焦らすように動きを止めていた腰を、柊は再び動かし始めた。
当たり前のように性感帯へ、鬼頭を擦りつけて、俺を苦しいほど感じさせる。
過ぎる快楽に、後ろ手でシーツを掴み、口からは甘い声しか出なくなる。
「感じてる顔……可愛い……もっと蕩けさせてやるからな……」
「腰…まわすの……やめ……ぁあん……」
「柚希、回して突かれるの好きだろ……」
「ダメ……なる……って……ンア、あぁっ……イク……」
リズミカルに回しながら、前立腺や奥にと、ねっとりと擦り付けながら穿たれ、イクのが止まらなくなる。
「……もっと奥まで、挿れてやるよ……しっかり捕まってろよ……」
「やっ、それ……あぁ……深っ……」
挿入したまま軽々と立ち上がり、抱き抱えられ駅弁の体位になる。
ずり落ちないように、柊の首に手を回してしっかり抱きつく。
俺の双丘を鷲掴みながら揉みしだき、穿ち始めた。
揉まれた臀部が緩やかに快楽を拾い、いつもより奥深くまで激しく挿入されて、腸液が溢れ中が濡れてきた。
「ゥウッ……揉むの……やらっ……や、奥……ダメ……挿入ってる……あっ、アァ…………イッちゃ……」
「……女みたいに、濡れてヌルヌルだな……柚希の身体、ますますエッチになってる……」
腸液の滑りで、いつもより奥深く柊が挿入ってる。
本来は挿入ってはいけない場所までペニスが侵入し、気持ちが悦すぎて意識がとびそうになる。
柊の首に回していた腕を、更にきつく巻きつけ、柊に強請るように唇を近付ける。
それに気付いた柊は、かぶりつくように、激しくキスしてきた。
「……ゆずきからキス強請ってくれて……マジで嬉しい……」
「ンンッ……しゅう……きもち…いっ……あっ、アゥ……イク……止まんなっ……」
舌を絡める音と接合部の厭らしい音が、より感度を高め、何度目かわからない絶頂を迎える。
「すげぇ……すき……ゆずき……すきだよ……いっぱい……中に…出すからな…………ンゥッ……」
「ァアん……あついので……おなか……いっぱい……」
抱き終えると、いつもみたいに煙草を吸い、逞しい腕で俺を腕枕する。
柊の匂いと体温に包まれ、心地いい。
気だるさで瞼が重くなって、トロンとしてきた。
俺が目を潰ると、腕を優しく抜いて、フェザーケットをそっとかけてくれる。
微睡む俺の頭を撫でると、ベッドから立ち上がり、ドアノブに手をかけた。
「柊……待って」
「眠れなかったか?寝付くまで、いてやるからな」
柊は引き返しベッドに腰掛ける。
「そう……じゃ…なくて……あの…………一緒に、寝よ……」
「えっ……?」
「ここで、一緒に……」
「……俺、夢遊病でうるせぇよ?……それに…部屋じゃないと寝つけないから……」
困惑しながら断ってくる柊に「持ってきたから」って、クマのヌイグルミを見せる。
「変……、だよな……大人にもなって、こんなの……」
目を逸らし、頬を赤らめて恥ずかしそうにしている柊が、なんだか可愛かった。
夜中に目を覚ました柊は、いつもみたいに幼い柊で。
隣で添い寝する俺を見て、すごく喜んでいた。
「知らないお部屋だけど……母さんとクマちゃんがいるから、怖くないよっ」
いつもひとりで寝ていたから、怖くて寂しくて……
亡くなった母親を想いながら、泣いていたのだろう……
俺を見つめ、屈託のない笑顔で笑う、柊が愛らしくて……
ギュッと抱きしめた。
ーー柊が……愛しい……
抱きしめた時に、自分の中にある特別な気持ちに、ハッキリと気が付いた。
陽人への愛とは違う……
小さきものを、愛しく思うような……
母親のような、“愛”だった。
◇
「柊、おはよ……」
「おはよう……珍しく、早ぇな……」
「早起きして、ご飯作った。ついでに弁当も。ありあわせで作ったから、簡単な物ばかりだけど……」
「すげぇ、美味そう。食うの楽しみだな」
「ご飯、沢山炊いたし。おかわりいっぱいして、いいから」
「……ありがとう、柚希」
ーー…………………柊が……笑った……
大人の柊が嬉しそうに笑った顔を、初めて見た気がする。
その笑顔はぎこちなくて、少し照れてる感じだった。
柊のお母さんが生きていて、
お父さんにも愛されていたら……
きっと、柊は
こんなに優しい顔で、
普通に笑ってたのかもしれない……
今までとは違う俺の変化に、柊は気付いたみたいで……
冷たかった表情は少しずつ柔らかくなり、
どことなく優しい顔で、笑うようになってきた。
そんな柊を見る度……
心音が早まり、胸が苦しくなった。
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