15 / 57
わたしと家族と座敷わらし
ナオカちゃん
しおりを挟む
「鞠姉ちゃんどうしてムキになっているんだよ。だって、本当のことだよね。ナオカちゃんはちゃんと就職しなかったからこの家に戻ってきたんだよね?」
鞠助はそう言って鼻でふんと笑う。
「……そうかもしれないけどちゃんと就職してる人や大企業で働いている人だけが偉いってことないもん!」
「ふ~ん、鞠姉ちゃんは将来ナオカちゃんみたいになりそうだね~頭悪いもんね」
鞠助はケタケタ笑う。本当に悪魔みたいな子だよ。
「ほっといてよ。夢はまだはっきりわからないけどわたしはおもいっきり人生を楽しみたいんだよ」
わたしは拳をギュッと握り締め言った。
「好きにしたら。俺には関係ないから。だけど、迷惑かけんなよね。今日だって笑われたし恥ずかしいんだから。それにナオカちゃんのことも笑ってたぜ」
鞠助はケタケタ笑いながら部屋から出て行こうとした。そして一度振り返り扉の前で立ち止まり「ナオカちゃんは大人なのに子供みたいだね」と言ってバカにしたような薄笑いを浮かべている。
「鞠助、うるさいよ! ナオカちゃんは可愛らしい人なんだよ」わたしは大きな声を出して叫んだ。
鞠助はちょっとびっくりしたような表情でわたしの顔を見た。そして、「ふ~ん、可愛らしいね……」と言ってやっぱり鼻でふんと笑う。
なんてムカつく弟なんだろうか。こんな悪魔みたいな子が弟でわたしは悲しいよ。
「ナオカちゃんのことを悪く言わないでよね」
わたしは鞠助の顔を睨み付けた。
「わっ、鞠姉ちゃんのその目めちゃくちゃ怖いな。俺は本当のことを言っただけだよ。だって、そうだろう? ナオカちゃんは夢だけ見て子供みたいでバカみたいだもんな」
鞠助はそう言ってやっぱり意地悪な顔で笑った。
「もう、わたしの部屋から出ていって」
「はいはい、は~い、言われなくても出ていきますよ~だ」
鞠助はクックックックッと笑いながら今度こそは部屋から出ていった行った。
頭にくる。
鞠助はそう言って鼻でふんと笑う。
「……そうかもしれないけどちゃんと就職してる人や大企業で働いている人だけが偉いってことないもん!」
「ふ~ん、鞠姉ちゃんは将来ナオカちゃんみたいになりそうだね~頭悪いもんね」
鞠助はケタケタ笑う。本当に悪魔みたいな子だよ。
「ほっといてよ。夢はまだはっきりわからないけどわたしはおもいっきり人生を楽しみたいんだよ」
わたしは拳をギュッと握り締め言った。
「好きにしたら。俺には関係ないから。だけど、迷惑かけんなよね。今日だって笑われたし恥ずかしいんだから。それにナオカちゃんのことも笑ってたぜ」
鞠助はケタケタ笑いながら部屋から出て行こうとした。そして一度振り返り扉の前で立ち止まり「ナオカちゃんは大人なのに子供みたいだね」と言ってバカにしたような薄笑いを浮かべている。
「鞠助、うるさいよ! ナオカちゃんは可愛らしい人なんだよ」わたしは大きな声を出して叫んだ。
鞠助はちょっとびっくりしたような表情でわたしの顔を見た。そして、「ふ~ん、可愛らしいね……」と言ってやっぱり鼻でふんと笑う。
なんてムカつく弟なんだろうか。こんな悪魔みたいな子が弟でわたしは悲しいよ。
「ナオカちゃんのことを悪く言わないでよね」
わたしは鞠助の顔を睨み付けた。
「わっ、鞠姉ちゃんのその目めちゃくちゃ怖いな。俺は本当のことを言っただけだよ。だって、そうだろう? ナオカちゃんは夢だけ見て子供みたいでバカみたいだもんな」
鞠助はそう言ってやっぱり意地悪な顔で笑った。
「もう、わたしの部屋から出ていって」
「はいはい、は~い、言われなくても出ていきますよ~だ」
鞠助はクックックックッと笑いながら今度こそは部屋から出ていった行った。
頭にくる。
0
あなたにおすすめの小説
独占欲強めの最強な不良さん、溺愛は盲目なほど。
猫菜こん
児童書・童話
小さな頃から、巻き込まれで絡まれ体質の私。
中学生になって、もう巻き込まれないようにひっそり暮らそう!
そう意気込んでいたのに……。
「可愛すぎる。もっと抱きしめさせてくれ。」
私、最強の不良さんに見初められちゃったみたいです。
巻き込まれ体質の不憫な中学生
ふわふわしているけど、しっかりした芯の持ち主
咲城和凜(さきしろかりん)
×
圧倒的な力とセンスを持つ、負け知らずの最強不良
和凜以外に容赦がない
天狼絆那(てんろうきずな)
些細な事だったのに、どうしてか私にくっつくイケメンさん。
彼曰く、私に一目惚れしたらしく……?
「おい、俺の和凜に何しやがる。」
「お前が無事なら、もうそれでいい……っ。」
「この世に存在している言葉だけじゃ表せないくらい、愛している。」
王道で溺愛、甘すぎる恋物語。
最強不良さんの溺愛は、独占的で盲目的。
9日間
柏木みのり
児童書・童話
サマーキャンプから友達の健太と一緒に隣の世界に迷い込んだ竜(リョウ)は文武両道の11歳。魔法との出会い。人々との出会い。初めて経験する様々な気持ち。そして究極の選択——夢か友情か。
(also @ なろう)
14歳で定年ってマジ!? 世界を変えた少年漫画家、再起のノート
谷川 雅
児童書・童話
この世界、子どもがエリート。
“スーパーチャイルド制度”によって、能力のピークは12歳。
そして14歳で、まさかの《定年》。
6歳の星野幸弘は、将来の夢「世界を笑顔にする漫画家」を目指して全力疾走する。
だけど、定年まで残された時間はわずか8年……!
――そして14歳。夢は叶わぬまま、制度に押し流されるように“退場”を迎える。
だが、そんな幸弘の前に現れたのは、
「まちがえた人間」のノートが集まる、不思議な図書室だった。
これは、間違えたままじゃ終われなかった少年たちの“再スタート”の物語。
描けなかった物語の“つづき”は、きっと君の手の中にある。
アリアさんの幽閉教室
柚月しずく
児童書・童話
この学校には、ある噂が広まっていた。
「黒い手紙が届いたら、それはアリアさんからの招待状」
招かれた人は、夜の学校に閉じ込められて「恐怖の時間」を過ごすことになる……と。
招待状を受け取った人は、アリアさんから絶対に逃れられないらしい。
『恋の以心伝心ゲーム』
私たちならこんなの楽勝!
夜の学校に閉じ込められた杏樹と星七くん。
アリアさんによって開催されたのは以心伝心ゲーム。
心が通じ合っていれば簡単なはずなのに、なぜかうまくいかなくて……??
『呪いの人形』
この人形、何度捨てても戻ってくる
体調が悪くなった陽菜は、原因が突然現れた人形のせいではないかと疑いはじめる。
人形の存在が恐ろしくなって捨てることにするが、ソレはまた家に現れた。
陽菜にずっと付き纏う理由とは――。
『恐怖の鬼ごっこ』
アリアさんに招待されたのは、美亜、梨々花、優斗。小さい頃から一緒にいる幼馴染の3人。
突如アリアさんに捕まってはいけない鬼ごっこがはじまるが、美亜が置いて行かれてしまう。
仲良し3人組の幼馴染に一体何があったのか。生き残るのは一体誰――?
『招かれざる人』
新聞部の七緒は、アリアさんの記事を書こうと自ら夜の学校に忍び込む。
アリアさんが見つからず意気消沈する中、代わりに現れたのは同じ新聞部の萌香だった。
強がっていたが、夜の学校に一人でいるのが怖かった七緒はホッと安心する。
しかしそこで待ち受けていたのは、予想しない出来事だった――。
ゾクッと怖くて、ハラハラドキドキ。
最後には、ゾッとするどんでん返しがあなたを待っている。
美少女仮面とその愉快な仲間たち(一般作)
ヒロイン小説研究所
児童書・童話
未来からやってきた高校生の白鳥希望は、変身して美少女仮面エスポワールとなり、3人の子ども達と事件を解決していく。未来からきて現代感覚が分からない望みにいたずらっ子の3人組が絡んで、ややコミカルな一面をもった年齢指定のない作品です。
まぼろしのミッドナイトスクール
木野もくば
児童書・童話
深夜0時ちょうどに突然あらわれる不思議な学校。そこには、不思議な先生と生徒たちがいました。飼い猫との最後に後悔がある青年……。深い森の中で道に迷う少女……。人間に恋をした水の神さま……。それぞれの道に迷い、そして誰かと誰かの想いがつながったとき、暗闇の空に光る星くずの方から学校のチャイムが鳴り響いてくるのでした。
こわモテ男子と激あま婚!? 〜2人を繋ぐ1on1〜
おうぎまちこ(あきたこまち)
児童書・童話
お母さんを失くし、ひとりぼっちになってしまったワケアリ女子高生の百合(ゆり)。
とある事情で百合が一緒に住むことになったのは、学校で一番人気、百合の推しに似ているんだけど偉そうで怖いイケメン・瀬戸先輩だった。
最初は怖くて仕方がなかったけれど、「好きなものは好きでいて良い」って言って励ましてくれたり、困った時には優しいし、「俺から離れるなよ」って、いつも一緒にいてくれる先輩から段々目が離せなくなっていって……。
先輩、毎日バスケをするくせに「バスケが嫌い」だっていうのは、どうして――?
推しによく似た こわモテ不良イケメン御曹司×真面目なワケアリ貧乏女子高生との、大豪邸で繰り広げられる溺愛同居生活開幕!
※じれじれ?
※ヒーローは第2話から登場。
※5万字前後で完結予定。
※1日1話更新。
※noichigoさんに転載。
※ブザービートからはじまる恋
クールな幼なじみの許嫁になったら、甘い溺愛がはじまりました
藤永ゆいか
児童書・童話
中学2年生になったある日、澄野星奈に許嫁がいることが判明する。
相手は、頭が良くて運動神経抜群のイケメン御曹司で、訳あって現在絶交中の幼なじみ・一之瀬陽向。
さらに、週末限定で星奈は陽向とふたり暮らしをすることになって!?
「俺と許嫁だってこと、絶対誰にも言うなよ」
星奈には、いつも冷たくてそっけない陽向だったが……。
「星奈ちゃんって、ほんと可愛いよね」
「僕、せーちゃんの彼氏に立候補しても良い?」
ある時から星奈は、バスケ部エースの水上虹輝や
帰国子女の秋川想良に甘く迫られるようになり、徐々に陽向にも変化が……?
「星奈は可愛いんだから、もっと自覚しろよ」
「お前のこと、誰にも渡したくない」
クールな幼なじみとの、逆ハーラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる