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わたしの時間
しおりを挟む美味しくて楽しい夕飯の時間を過ごしたわたしは部屋に戻る。みんなとわいわい和やかにご飯を食べる時間があるので、自室での一人の時間も楽しめる。
今日も楽しかったなと一日を振り返り頬が緩む。トマトがたくさん溢れているお店にシロッコとミケにゃんと出かけた。
そして、シロッコにお揃いのトマトのワンピースを買ってもらった。今、わたしはそのワンピースを着ている。
机に座りノートを開く。トマトイラストを描いて見る。我ながら可愛らしいイラストだなと思った。その隣にトマトのワンピースに身を包んだわたし満里奈とミケにゃん、それからシロッコを描いた。
そして、わたしはトマトのぬいぐるみを抱っこし、ミケにゃんはマリパグちゃんのぬいぐるみを抱っこしている。
「えへへ可愛らしいイラストになったな~」
わたしは笑みを零しながらトマトのイラストを色鉛筆で塗る。トマト色に染まったそのイラストは今日という日が思い出として残る。
そして、そのほっこりイラストの下にシロッコとミケにゃんとお買い物に行ったよと書き、ミケにゃんはお母さんとまた会えるといいねと書いてみた。
ただ、ミケにゃんにとっての幸せはこのもふもふカフェアパートにいることなのだろうか。
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