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第2章 東雲学園編 新生活とオリエンテーション
055 国疫軍ロシア支部(下)
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ロシア支部の事務所に響く、鈴の鳴るような声。
「ねぇ、ユーリイ。蝶のお世話は貴方に任せて、私はハイエンドのお方、シンヤ様の元へ行きたいのだけど?」
その声は、誰も注目していなかった、開けっ放しだった事務所のドアの横に立つ、銀髪の美少女が発したものだった。
緑色の瞳は銀色のまつ毛に縁取られ、人間離れした美しさを演出している。
少女は丁寧に巻かれた長い銀髪をたなびかせながら、凍りついた事務所の雰囲気とは裏腹に、軽い足取りでユーリイへと近づいてくる。
「こら、ソフィア。レオノフ少将の前でそんなことを言うな」
ユーリイは内心冷や汗をかきながら、まるで花畑でも歩いているような足取りの少女を窘めた。
ソフィア・サーヴィシュナ・スミルニツカヤ。
それが、この怖いもの知らずな少女の名前だった。彼女もまた、ユーリイと同じブレスク士官学校に通っている。
ユーリイからの指摘を受けて、はじめてレオノフの存在に気づいたソフィアは、それでもなお萎縮する事なく、「あら、少将、ごきげんよう」とレオノフに揚々しく礼をした。
レオノフは、ソフィアがレイラの護衛……本当は単なる共同授業だが、レオノフにとっては娘の護衛という案件を嫌がるソフィアに、顔をしかめ、眉を釣り上げる。
「ソフィア、本気で言っているのか?」
「ええ。シンヤ様とお会いできるチャンスを不意にするくらいなら、軍を抜けますわ」
「しかし、未だ軍族であるのだから、レーリャの護衛を離れることは許されんな」
軍にいるのならば護衛をしろ、というのはあまりにも暴論であるが、それに異を唱えられるものは、この場には居なかった。
ただ1人を除いて。
「申し訳ございませんが、少将。私はシンヤ様の元へ、行かなければなりませんの」
ソフィアのはっきりとした態度に、さすがのレオノフも思案する。
これがただの小娘ならその通りに軍を追い出すかもしれない。
しかしこの少女は軍から放逐するにはあまりにも惜しい上に、彼女は国際特別部隊であるアンノウン大隊のロシア部隊『赤の広場』のメンバーでもある。
流石に、少将とはいえレオノフの一存で除籍するには問題がある。
「ハイエンド…シンヤ・マミヤとか言ったな。15歳で急に異能登録された、かの少年か」
「その通りですわ、少将。私、とても気になるんですの」
2メートルを越す筋骨隆々の大男と、少女は睨み合う。少女の表情は未だ穏やかであったが、目は笑っていない。
「……本当に、レーリャを護衛する気は無いんだな?」
「いえ、そうではありません。シンヤ様のもとへ行きたいだけですわ」
とうとうこの世の終わりか、と外野は逃走を視野に入れ、音を鳴らさぬように動き出す。
大事なデータが失われては困る、と保存する者、とかく逃げるため、と靴を脱ぐ者。中には、遺書をしたため始める者すらいた。
しかし、ユーリイの言葉でその睨み合いは終了した。
「安心して、ソフィア。彼は青い蝶と一緒の小隊だからさ。
レオノフ少将も、我々2人の他に、護衛にはかのハイエンドがいるのです。ご安心を」
その言葉に、2人は一斉に破顔する。
「ははは! なんだ! ならそう早く言え、ユーリイ!」
「そうだったの? それはとても良い知らせですわ!
もうすでに同じ小隊なら、あなたが追い出したヨランダを追いかけて脅す必要がなくなったのですもの!」
それぞれに安堵を口にする2人。
しかし、一番安堵したのはユーリイだった。
ユーリイは少将に対して、『怒られない程度』にフランクに接しているが、彼女は……いまの彼女はそんなことをできる精神状態ではない。
「……ソフィア、そこまでして彼に会いたかったのかい?」
「ええ! 彼は私のザラトーイですもの! 運命の人なのよ?」
ザラトーイ。それは大切な相手を指す時に使う言葉だ。主に、恋人に対してだが。
「ザラトーイ……ソフィア、かのハイエンドを君の婿にしようとでも言うのか?」
レオノフの言葉に、ソフィアは可愛らしく頬に手を当て、赤い顔で言葉を返す。
「あら、レオノフ少将ったら! そんな風に言われたら恥ずかしいです!
……でも、その通りです。
シンヤ・スミルニツキー。いい名前だと思わない? ああ、どんな人なのかしら?」
「スミルニツキー、って……ソフィア、彼を婿入りさせるつもりかい?」
「ええ。うちの家の者も、その方がいいだろう、って」
スミルニツキー家はロシアでも有数の名家であり、たしかにその一人娘が婿を欲しがっているのなら、相手にはスミルニツキーを名乗らせるだろう。
それが無名の家の出である『ハイエンド』の異能者であれば、なおさらのことだ。
ユーリイは、ソフィアが家の力まで使っている事に一つため息をつく。
この少女が色恋の話をするなど、幼馴染のユーリイはいままで聞いたことがなかったが、ここまで盲目になるのか、と苦笑いをこぼすが、この程度は序の口だった。
「でも、私としてはソフィア・マミヤとして嫁ぐのもまた良いものと思っているのですけれど。
そう! ですから私、最近、裁縫を始めましたのよ! 今までメイドたちにやらせていたのですけれど、やはり妻として、その手の事はできなければいけないと思いませんこと?
まあ、男性であられる少将やユーリイには、少し伝わりにくいかもしれませんけれど。
裁縫がひと段落しましたら、次はお料理、お洗濯、お掃除。あ、家計簿もつけなければいけませんから、簿記資格も取らないと!
でしたら、栄養管理士もとった方がいいのかしら……でも、私としては栄養よりもむしろ、シンヤ様が食べたいと思うものをお出しできるようになりたいですし……調理師免許かしら?
日本語だって、いま勉強してますのよ! シンヤ様にはご両親がいらっしゃらないみたいですけど、それでも後見人の方にご挨拶しなければいけませんし。
それに何より、相手の文化を知る為には、その国の言葉を知る、というのは何より大切な事だと、私はそう思いますの!」
ソフィアの起こす言葉と愛の洪水に、レオノフとユーリイどころか、事務所内にいた人間達全てが呆気にとられた。
表情は恋する乙女、といった様子だが、口数と速度が異常である。
「ソフィア。変に期待したら幻滅するかもしれないよ?」
ユーリイは、あまりにも盲目なソフィアに対して、あらかじめ予防線を張っておく。
ハイエンドのオーバードがどうなろうと構わないが、ソフィアが幻滅したせいで癇癪でも起こそうものなら、と背筋が凍る。
その際、彼女の『あの異能』に巻き込まれるのは勘弁だった。
そんなユーリイの予防線も、当の本人には一切伝わらず、ソフィアは恍惚の表情を浮かべて呟く。
「そんな事、決して無いですわ! 待ってて下さいませね、私のザラトーイ……」
ソフィアの手の中には、大切そうに、写真が握られていた。
その写真は、日本の繁華街で盗撮されたであろうものだった。丁寧に、真也以外の人間全ての顔がペンで塗りつぶされたものである。
その中でも、金髪ロングの少女と、栗色のサイドテールの少女の顔は、入念に塗りつぶされていた。
「ねぇ、ユーリイ。蝶のお世話は貴方に任せて、私はハイエンドのお方、シンヤ様の元へ行きたいのだけど?」
その声は、誰も注目していなかった、開けっ放しだった事務所のドアの横に立つ、銀髪の美少女が発したものだった。
緑色の瞳は銀色のまつ毛に縁取られ、人間離れした美しさを演出している。
少女は丁寧に巻かれた長い銀髪をたなびかせながら、凍りついた事務所の雰囲気とは裏腹に、軽い足取りでユーリイへと近づいてくる。
「こら、ソフィア。レオノフ少将の前でそんなことを言うな」
ユーリイは内心冷や汗をかきながら、まるで花畑でも歩いているような足取りの少女を窘めた。
ソフィア・サーヴィシュナ・スミルニツカヤ。
それが、この怖いもの知らずな少女の名前だった。彼女もまた、ユーリイと同じブレスク士官学校に通っている。
ユーリイからの指摘を受けて、はじめてレオノフの存在に気づいたソフィアは、それでもなお萎縮する事なく、「あら、少将、ごきげんよう」とレオノフに揚々しく礼をした。
レオノフは、ソフィアがレイラの護衛……本当は単なる共同授業だが、レオノフにとっては娘の護衛という案件を嫌がるソフィアに、顔をしかめ、眉を釣り上げる。
「ソフィア、本気で言っているのか?」
「ええ。シンヤ様とお会いできるチャンスを不意にするくらいなら、軍を抜けますわ」
「しかし、未だ軍族であるのだから、レーリャの護衛を離れることは許されんな」
軍にいるのならば護衛をしろ、というのはあまりにも暴論であるが、それに異を唱えられるものは、この場には居なかった。
ただ1人を除いて。
「申し訳ございませんが、少将。私はシンヤ様の元へ、行かなければなりませんの」
ソフィアのはっきりとした態度に、さすがのレオノフも思案する。
これがただの小娘ならその通りに軍を追い出すかもしれない。
しかしこの少女は軍から放逐するにはあまりにも惜しい上に、彼女は国際特別部隊であるアンノウン大隊のロシア部隊『赤の広場』のメンバーでもある。
流石に、少将とはいえレオノフの一存で除籍するには問題がある。
「ハイエンド…シンヤ・マミヤとか言ったな。15歳で急に異能登録された、かの少年か」
「その通りですわ、少将。私、とても気になるんですの」
2メートルを越す筋骨隆々の大男と、少女は睨み合う。少女の表情は未だ穏やかであったが、目は笑っていない。
「……本当に、レーリャを護衛する気は無いんだな?」
「いえ、そうではありません。シンヤ様のもとへ行きたいだけですわ」
とうとうこの世の終わりか、と外野は逃走を視野に入れ、音を鳴らさぬように動き出す。
大事なデータが失われては困る、と保存する者、とかく逃げるため、と靴を脱ぐ者。中には、遺書をしたため始める者すらいた。
しかし、ユーリイの言葉でその睨み合いは終了した。
「安心して、ソフィア。彼は青い蝶と一緒の小隊だからさ。
レオノフ少将も、我々2人の他に、護衛にはかのハイエンドがいるのです。ご安心を」
その言葉に、2人は一斉に破顔する。
「ははは! なんだ! ならそう早く言え、ユーリイ!」
「そうだったの? それはとても良い知らせですわ!
もうすでに同じ小隊なら、あなたが追い出したヨランダを追いかけて脅す必要がなくなったのですもの!」
それぞれに安堵を口にする2人。
しかし、一番安堵したのはユーリイだった。
ユーリイは少将に対して、『怒られない程度』にフランクに接しているが、彼女は……いまの彼女はそんなことをできる精神状態ではない。
「……ソフィア、そこまでして彼に会いたかったのかい?」
「ええ! 彼は私のザラトーイですもの! 運命の人なのよ?」
ザラトーイ。それは大切な相手を指す時に使う言葉だ。主に、恋人に対してだが。
「ザラトーイ……ソフィア、かのハイエンドを君の婿にしようとでも言うのか?」
レオノフの言葉に、ソフィアは可愛らしく頬に手を当て、赤い顔で言葉を返す。
「あら、レオノフ少将ったら! そんな風に言われたら恥ずかしいです!
……でも、その通りです。
シンヤ・スミルニツキー。いい名前だと思わない? ああ、どんな人なのかしら?」
「スミルニツキー、って……ソフィア、彼を婿入りさせるつもりかい?」
「ええ。うちの家の者も、その方がいいだろう、って」
スミルニツキー家はロシアでも有数の名家であり、たしかにその一人娘が婿を欲しがっているのなら、相手にはスミルニツキーを名乗らせるだろう。
それが無名の家の出である『ハイエンド』の異能者であれば、なおさらのことだ。
ユーリイは、ソフィアが家の力まで使っている事に一つため息をつく。
この少女が色恋の話をするなど、幼馴染のユーリイはいままで聞いたことがなかったが、ここまで盲目になるのか、と苦笑いをこぼすが、この程度は序の口だった。
「でも、私としてはソフィア・マミヤとして嫁ぐのもまた良いものと思っているのですけれど。
そう! ですから私、最近、裁縫を始めましたのよ! 今までメイドたちにやらせていたのですけれど、やはり妻として、その手の事はできなければいけないと思いませんこと?
まあ、男性であられる少将やユーリイには、少し伝わりにくいかもしれませんけれど。
裁縫がひと段落しましたら、次はお料理、お洗濯、お掃除。あ、家計簿もつけなければいけませんから、簿記資格も取らないと!
でしたら、栄養管理士もとった方がいいのかしら……でも、私としては栄養よりもむしろ、シンヤ様が食べたいと思うものをお出しできるようになりたいですし……調理師免許かしら?
日本語だって、いま勉強してますのよ! シンヤ様にはご両親がいらっしゃらないみたいですけど、それでも後見人の方にご挨拶しなければいけませんし。
それに何より、相手の文化を知る為には、その国の言葉を知る、というのは何より大切な事だと、私はそう思いますの!」
ソフィアの起こす言葉と愛の洪水に、レオノフとユーリイどころか、事務所内にいた人間達全てが呆気にとられた。
表情は恋する乙女、といった様子だが、口数と速度が異常である。
「ソフィア。変に期待したら幻滅するかもしれないよ?」
ユーリイは、あまりにも盲目なソフィアに対して、あらかじめ予防線を張っておく。
ハイエンドのオーバードがどうなろうと構わないが、ソフィアが幻滅したせいで癇癪でも起こそうものなら、と背筋が凍る。
その際、彼女の『あの異能』に巻き込まれるのは勘弁だった。
そんなユーリイの予防線も、当の本人には一切伝わらず、ソフィアは恍惚の表情を浮かべて呟く。
「そんな事、決して無いですわ! 待ってて下さいませね、私のザラトーイ……」
ソフィアの手の中には、大切そうに、写真が握られていた。
その写真は、日本の繁華街で盗撮されたであろうものだった。丁寧に、真也以外の人間全ての顔がペンで塗りつぶされたものである。
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