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「――マーガレット様! 決裁を! 東方貿易の関税率変更についてです!」
「却下。その料率ではこちらの利益が〇・五パーセント目減りします。再計算!」
「アデレード公爵夫人! 隣国から『激辛饅頭』の追加発注が!」
「承認。生産ラインを二本増やして対応なさい。納期厳守で!」
王城の廊下を、私はカツカツとヒールを鳴らして歩いていた。
私の背後には、数十人の文官たちが金魚のフンのように列をなし、書類を差し出しては私がバッサバッサと切り捨てていく。
これが、ここ数年の私の日常だ。
「……ふぅ。一五分で二〇件処理しました。ペースが落ちていますね」
私は懐中時計をパチンと閉じた。
「お疲れ様、マーガレット。少し歩幅が狭かったからな」
隣を歩くのは、夫であり、現在は『宰相』の地位にあるサイラス様だ。
数年経っても、その切れ味鋭い眼鏡と、私に向ける甘い(他人には分かりづらい)視線は変わっていない。
ただ一つ変わったことといえば――。
「パパ、ママ。歩く速度が標準より一・二倍速いです。僕の脚力では追いつくのにエネルギーを浪費します」
私たちの足元で、小さな男の子が冷静に抗議していた。
息子のアルフレッド(四歳)だ。
手にはおもちゃの剣ではなく、子供用の『そろばん』を持っている。
「おや、すまないアルフレッド。君の歩幅を計算に入れていなかった」
サイラス様が抱き上げる。
「ですがパパ、抱っこは甘えです。移動コストとしては最適ですが、僕の筋力発達にはマイナスです」
「ふふっ、この子は本当に貴方に似ましたね、サイラス様」
「いや、その減らず口……いや、論理的な切り返しは君にそっくりだ」
私たちは苦笑し合った。
最強の遺伝子は、確実に次世代へと受け継がれているようだ。
◇
私たちは国王の執務室へと向かった。
重厚な扉を開けると、そこには本の山に埋もれた国王テオドール陛下の姿があった。
「あ、マーガレットさん! サイラスさん! 待ってました!」
テオドール陛下は眼鏡をズレさせながら飛び出してきた。
背は伸びたが、オタク特有の猫背は変わらない。
しかし、その瞳には自信が宿っている。
「どうしました? また『古代地下水路のロマン』について語りたくなったのですか? 今日は五分しか時間を取れませんよ」
「ち、違います! これを見てください!」
陛下が広げたのは、一枚の地図だった。
「先日発見した古文書のおかげで、砂漠地帯の地下水脈の位置が特定できました! ここを掘れば、不毛の大地が農地に変わります!」
「ほう?」
サイラス様が身を乗り出した。
「それは素晴らしい。耕作面積が増えれば、食料自給率が三〇パーセント向上する」
「さらに、そこから出土する鉱石には魔力伝導率が高いものが含まれています。これを輸出すれば……」
「莫大な外貨獲得になりますね」
私は即座に電卓(アルフレッドのおもちゃを借りた)を叩いた。
「陛下、お手柄です。これこそ『知識の勝利』ですね」
「えへへ……。僕、王様になってよかったです。引きこもって本を読んでるだけで、みんなが褒めてくれるなんて」
テオドール陛下は照れくさそうに笑った。
彼は今や『賢王』と呼ばれ、国民からの支持も厚い。
「難しいことは宰相夫婦に任せ、自分は研究に没頭する」というスタイルが、逆に安心感を与えているようだ。
「さて、朗報も聞いたことですし、次の予定へ……」
私が時計を見ようとした時、窓の外から賑やかな音楽が聞こえてきた。
『じゃがいも~♪ ほくほく~♪ 人生も~あつあつ~♪』
「……このふざけたリズム感。まさか」
私たちがバルコニーに出ると、城門の前の広場が黒山の人だかりになっていた。
その中心にいるのは、派手な衣装をまとった二人組。
「やあ! 王都のみんな! 世界ツアーから帰ってきたよ!」
「お土産話とお野菜がいっぱいあるよー!」
ジェラルドとミミだ。
数年ぶりに見る彼らは、以前よりもさらに逞しく、そして日焼けしていた。
ジェラルドの腕には筋肉がつき、ミミの笑顔には大物感が漂っている。
「おーい! マーガレットー! サイラスー!」
ジェラルドがバルコニーの私たちに気づき、大きく手を振った。
「見てくれ! 僕たち、ついに『世界野菜大使』に任命されたんだ!」
「は?」
「各国の王様に、僕たちの歌と農業指導が大ウケしてね! 今じゃどこの国でも顔パスさ!」
「へえ……」
私は感心した。
あの「イモの歌」が、まさか外交カードになる日が来るとは。
やはり、人生は何が起こるかわからない。
「マーガレット様ー! これ、お土産!」
ミミが下から何かを投げた。
ヒュンッ!
サイラス様が片手でキャッチする。
それは、見たこともない色の宝石……ではなく、新種の『虹色ジャガイモ』だった。
「……食べるのか、これ?」
サイラス様が引きつった顔で見る。
「茹でると七色に光るの! 味は普通のイモだよ!」
「……商品開発部に回しましょう。七色に光るポテトサラダ、流行るかもしれません」
私は手帳にメモをした。
転んでもただでは起きない。
それがアデレード流だ。
「パパ、ママ。あのおじさんとおばさんは誰ですか? とても非効率な動きをしていますが、民衆の幸福度指数を上げています」
アルフレッドが不思議そうに見下ろしている。
「ああ。あれはね、アルフレッド」
私は息子に教えた。
「『愛すべきバカ』という、絶滅危惧種よ。観察しておきなさい。計算だけでは割り切れない、人間の面白さが詰まっているわ」
「了解しました。サンプルとして記録します」
◇
騒がしい再会(彼らはこの後、城に乱入して宴会を始めた)を終え、夕暮れ時。
私とサイラス様は、ようやく一息ついて廊下を歩いていた。
「……退屈しないな、この国は」
サイラス様が苦笑する。
「ええ。問題は山積み、トラブルは日常茶飯事。効率化しても効率化しても、次から次へと新しい仕事が湧いてきます」
「嫌か?」
「いいえ」
私は立ち止まり、窓から見える王都の景色を眺めた。
煙突から煙が上がり、市場には活気があり、広場からはジェラルドたちの歌声と笑い声が聞こえてくる。
「最高に楽しいですわ。……暇を持てあまして、ポエムを添削していた頃に比べれば」
「同感だ」
サイラス様が私の肩を抱いた。
「君と一緒なら、どんなトラブルも極上のパズルだ。……一生、解き続けてもいい」
「あら、一生では足りませんよ。来世まで予約しておいてください」
「強欲だな」
「商売人ですから」
私たちは笑い合い、そして自然とキスをした。
三秒ルール?
そんなものは、とっくの昔に廃止された。
今は「満足するまで(ただし次の会議に遅れない範囲で)」がルールだ。
「――おーい! マーガレット! サイラス! 早く来ないと酒がなくなるぞー!」
遠くからジェラルドの声がする。
「陛下も来てください! キノコの話聞かせてー!」
ミミの声もする。
「……やれやれ。行きますか」
私は懐中時計を見た。
本日の業務終了時刻。
これからは、プライベートな(そして騒がしい)宴の時間だ。
「行きましょう、サイラス様。飲み代は、きっちりジェラルドたちに請求しますからね」
「期待しているよ、私の最強のパートナー」
私はドレスの裾を翻し、愛する夫と共に歩き出した。
カツカツという足音が、未来へと続いていく。
婚約破棄から始まった私の物語。
悪役令嬢マーガレットは、今日も、明日も、その先も。
愛と仕事と、少しのトラブルに追われて、忙しくも幸せな日々を駆け抜けていくことだろう。
「却下。その料率ではこちらの利益が〇・五パーセント目減りします。再計算!」
「アデレード公爵夫人! 隣国から『激辛饅頭』の追加発注が!」
「承認。生産ラインを二本増やして対応なさい。納期厳守で!」
王城の廊下を、私はカツカツとヒールを鳴らして歩いていた。
私の背後には、数十人の文官たちが金魚のフンのように列をなし、書類を差し出しては私がバッサバッサと切り捨てていく。
これが、ここ数年の私の日常だ。
「……ふぅ。一五分で二〇件処理しました。ペースが落ちていますね」
私は懐中時計をパチンと閉じた。
「お疲れ様、マーガレット。少し歩幅が狭かったからな」
隣を歩くのは、夫であり、現在は『宰相』の地位にあるサイラス様だ。
数年経っても、その切れ味鋭い眼鏡と、私に向ける甘い(他人には分かりづらい)視線は変わっていない。
ただ一つ変わったことといえば――。
「パパ、ママ。歩く速度が標準より一・二倍速いです。僕の脚力では追いつくのにエネルギーを浪費します」
私たちの足元で、小さな男の子が冷静に抗議していた。
息子のアルフレッド(四歳)だ。
手にはおもちゃの剣ではなく、子供用の『そろばん』を持っている。
「おや、すまないアルフレッド。君の歩幅を計算に入れていなかった」
サイラス様が抱き上げる。
「ですがパパ、抱っこは甘えです。移動コストとしては最適ですが、僕の筋力発達にはマイナスです」
「ふふっ、この子は本当に貴方に似ましたね、サイラス様」
「いや、その減らず口……いや、論理的な切り返しは君にそっくりだ」
私たちは苦笑し合った。
最強の遺伝子は、確実に次世代へと受け継がれているようだ。
◇
私たちは国王の執務室へと向かった。
重厚な扉を開けると、そこには本の山に埋もれた国王テオドール陛下の姿があった。
「あ、マーガレットさん! サイラスさん! 待ってました!」
テオドール陛下は眼鏡をズレさせながら飛び出してきた。
背は伸びたが、オタク特有の猫背は変わらない。
しかし、その瞳には自信が宿っている。
「どうしました? また『古代地下水路のロマン』について語りたくなったのですか? 今日は五分しか時間を取れませんよ」
「ち、違います! これを見てください!」
陛下が広げたのは、一枚の地図だった。
「先日発見した古文書のおかげで、砂漠地帯の地下水脈の位置が特定できました! ここを掘れば、不毛の大地が農地に変わります!」
「ほう?」
サイラス様が身を乗り出した。
「それは素晴らしい。耕作面積が増えれば、食料自給率が三〇パーセント向上する」
「さらに、そこから出土する鉱石には魔力伝導率が高いものが含まれています。これを輸出すれば……」
「莫大な外貨獲得になりますね」
私は即座に電卓(アルフレッドのおもちゃを借りた)を叩いた。
「陛下、お手柄です。これこそ『知識の勝利』ですね」
「えへへ……。僕、王様になってよかったです。引きこもって本を読んでるだけで、みんなが褒めてくれるなんて」
テオドール陛下は照れくさそうに笑った。
彼は今や『賢王』と呼ばれ、国民からの支持も厚い。
「難しいことは宰相夫婦に任せ、自分は研究に没頭する」というスタイルが、逆に安心感を与えているようだ。
「さて、朗報も聞いたことですし、次の予定へ……」
私が時計を見ようとした時、窓の外から賑やかな音楽が聞こえてきた。
『じゃがいも~♪ ほくほく~♪ 人生も~あつあつ~♪』
「……このふざけたリズム感。まさか」
私たちがバルコニーに出ると、城門の前の広場が黒山の人だかりになっていた。
その中心にいるのは、派手な衣装をまとった二人組。
「やあ! 王都のみんな! 世界ツアーから帰ってきたよ!」
「お土産話とお野菜がいっぱいあるよー!」
ジェラルドとミミだ。
数年ぶりに見る彼らは、以前よりもさらに逞しく、そして日焼けしていた。
ジェラルドの腕には筋肉がつき、ミミの笑顔には大物感が漂っている。
「おーい! マーガレットー! サイラスー!」
ジェラルドがバルコニーの私たちに気づき、大きく手を振った。
「見てくれ! 僕たち、ついに『世界野菜大使』に任命されたんだ!」
「は?」
「各国の王様に、僕たちの歌と農業指導が大ウケしてね! 今じゃどこの国でも顔パスさ!」
「へえ……」
私は感心した。
あの「イモの歌」が、まさか外交カードになる日が来るとは。
やはり、人生は何が起こるかわからない。
「マーガレット様ー! これ、お土産!」
ミミが下から何かを投げた。
ヒュンッ!
サイラス様が片手でキャッチする。
それは、見たこともない色の宝石……ではなく、新種の『虹色ジャガイモ』だった。
「……食べるのか、これ?」
サイラス様が引きつった顔で見る。
「茹でると七色に光るの! 味は普通のイモだよ!」
「……商品開発部に回しましょう。七色に光るポテトサラダ、流行るかもしれません」
私は手帳にメモをした。
転んでもただでは起きない。
それがアデレード流だ。
「パパ、ママ。あのおじさんとおばさんは誰ですか? とても非効率な動きをしていますが、民衆の幸福度指数を上げています」
アルフレッドが不思議そうに見下ろしている。
「ああ。あれはね、アルフレッド」
私は息子に教えた。
「『愛すべきバカ』という、絶滅危惧種よ。観察しておきなさい。計算だけでは割り切れない、人間の面白さが詰まっているわ」
「了解しました。サンプルとして記録します」
◇
騒がしい再会(彼らはこの後、城に乱入して宴会を始めた)を終え、夕暮れ時。
私とサイラス様は、ようやく一息ついて廊下を歩いていた。
「……退屈しないな、この国は」
サイラス様が苦笑する。
「ええ。問題は山積み、トラブルは日常茶飯事。効率化しても効率化しても、次から次へと新しい仕事が湧いてきます」
「嫌か?」
「いいえ」
私は立ち止まり、窓から見える王都の景色を眺めた。
煙突から煙が上がり、市場には活気があり、広場からはジェラルドたちの歌声と笑い声が聞こえてくる。
「最高に楽しいですわ。……暇を持てあまして、ポエムを添削していた頃に比べれば」
「同感だ」
サイラス様が私の肩を抱いた。
「君と一緒なら、どんなトラブルも極上のパズルだ。……一生、解き続けてもいい」
「あら、一生では足りませんよ。来世まで予約しておいてください」
「強欲だな」
「商売人ですから」
私たちは笑い合い、そして自然とキスをした。
三秒ルール?
そんなものは、とっくの昔に廃止された。
今は「満足するまで(ただし次の会議に遅れない範囲で)」がルールだ。
「――おーい! マーガレット! サイラス! 早く来ないと酒がなくなるぞー!」
遠くからジェラルドの声がする。
「陛下も来てください! キノコの話聞かせてー!」
ミミの声もする。
「……やれやれ。行きますか」
私は懐中時計を見た。
本日の業務終了時刻。
これからは、プライベートな(そして騒がしい)宴の時間だ。
「行きましょう、サイラス様。飲み代は、きっちりジェラルドたちに請求しますからね」
「期待しているよ、私の最強のパートナー」
私はドレスの裾を翻し、愛する夫と共に歩き出した。
カツカツという足音が、未来へと続いていく。
婚約破棄から始まった私の物語。
悪役令嬢マーガレットは、今日も、明日も、その先も。
愛と仕事と、少しのトラブルに追われて、忙しくも幸せな日々を駆け抜けていくことだろう。
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