幼馴染達と一緒に異世界召喚、だけど僕だけ別な場所に飛ばされた先は異世界の不思議な無人島だった。

アノマロカリス

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第一章

第十一話 畑を作ります…(肉ばかりでは栄養が…)

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 「どうも、ダンです。 僕は現在、憤りを感じています。」

 …あれから、何匹かのうさぎを狩りました。
 その数は、約27匹…だが何故かレベルは上がらず、経験値も入らず。
 じゃあ、ギルドカードに書かれている経験値は、一体何をして入った物なんだ?
 まぁ、とりあえずは一度保留にしよう。

 「さてと、まずは畑を耕したいが…?」

 最近では、うさぎ肉が結構な量を手に入れているので、食事にはことは欠かない。
 …が、流石に肉ばかりでは飽きる上に身体にはあまり良くは無い。
 最初の3日間は、うさぎ肉だけを食べていたが、それ以降はワカメを一緒に食べるようにしている。
 だが、根本的な解決にはなっていない。
 昔…こんな名言を残した野球選手がいた。
 その人は牛肉ばかり食べていて、野菜を一切食べない人が言った名言…

 「安心しろ! 野菜なら牛が喰っている‼︎」

 その人の理論では、牛は野菜牧草で育っているから、野菜を無理に食べなくても問題無いという。
 その人はそれでも良いかも知れないが、僕には野菜を摂りたいと思っている。
 草原の草を切って食べてみたが…?
 これは人間のアゴでは無理で、草食動物のアゴで無いと噛み切れないだろう。
 そこで考えたのが、うさぎが密集していた森の近くにあった木の実だった。
 その木の近くに、ムカゴらしき植物があったから…もしかしたら自然薯みたいな物もあるのかと思って、ダガーで土を掘ってみたけど?
 あったのは木の根っこだけだった。

 「これって、ムカゴだよなぁ? ムカゴを植えれば自然薯が生えるか?」

 でも、成長する為にはかなりの時間を要するという現実が待っている。
 地上の草原を耕してから植えた所で、出来るまでに日数が掛かるのもなぁ?
 まぁ、最悪は…ムカゴを蒸して喰えば問題は無いだろう。
 ちょっと変わった芋みたいな食感だし。

 「他にも何か食材は……ん? ひっつき虫?」

 ひっつき虫があるという事は、ゴボウがあるんだろうなぁ…?
 だけどゴボウかぁ、植物繊維は豊富だけど、アクを抜かないと喰えたもんじゃ無いからなぁ。
 鍋なんか無い訳だし…それにしても、マニアックな食材ばかり見つかるなぁ?
 大根や人参とかで良いんだよ、そう言った普通の野菜は無いもんかねぇ?

 「腰が痛くなりそうな案件だけど、こればかりはやるしかないよなぁ…」

 僕はまず、5m×5mの正方形を草むらを刈った。
 そして次に、ダガーを使って土を掘り始めた。
 クワが無いからね、ダガーで掘り進めて行くという方法しか無かった。
 刃先に物凄く負荷が掛かってしまい、普通のダガーなら折れるだろうけど?
 女神様から与えられた【魔剣】と名の付く逸品なので、刃先が折れることはないだろう。
 
 「あぁ…クワが欲しい。」

 クワがあれば、こんな面倒な作業はなくなる。
 まぁ、無い者ねだりをした所で虚しいだけだし、ただひたすら地味に掘り進めて行くしか無かった。
 畑が完成し、ムカゴとひっつき虫…ゴボウの苗を植えた。
 ペットボトルにダンジョンの扉の前にある噴水から水を汲んで、畑全体に行き渡る様に何度も往復した。
 そして…仕事が終わった僕は、その場に疲労でぶっ倒れた。

 「残りは明日になったら………」

 僕は眠りに落ちたのだった。

 【経験値を100ポイント得ました。 レベルを上昇します!】

 僕の知らない所でレベルが上がったみたいです。
 それに気付くのは…?
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