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3人でお出掛けです!
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雨の日が3日続いた次の日。
気持ちの良い小春日和です。
し、か、も、待ちに待ったグドさんから連絡が来ました。
ひゃっほ~い♪
早速、出掛ける準備中です!
この日の為に動きやすい服をチクチク作っていたのです。
刺繍もレース編みも飽き気味だったので~。
1から作るのは面倒だったので、この王都にある学園の制服をセバスさんに頼んで取り寄せて貰いました。(マイマネー!!)
男物の1番小さいサイズです。
動きやすい服となれば、ズボンでしょう。
膝の部分からバッサリいかせて貰いました!
布ジョッキン!!
気持ち良い~♪
大きめに折り返してチクチク。
ブレザーの装飾品や刺繍も取っ払って、襟は丸みを持たせて~♪
後ろが燕尾服みたいになってたので、コレもジョッキン!!
臍位の位置になったけど気にしな~い♪
新たな刺繍を施して、ネクタイをリボンに替えたら出来上がり!
ズボンの上から白シャツを出し、ブレザーを羽織って腕捲り。
リボンを結んで、茶色のロングブーツを履きます。
元が制服とは誰も思うまい。ふひひ!
両サイドの髪を少し残して、1つに纏めてアップにしました。
おさげだとグドさんとおそろになっちゃうので。
後はこの前の灰色のフード付きマントを羽織ればOKです。
「まぁ、奥様。とても可愛らしいですわ!作られてる時は余りにもバッサリ切られるので不安でしたけど。」
ふふふ、セリナさんに褒められました。
やったね!
まぁ、この世界だと普通の女性はスカートです。
でも全く居ない訳ではないので問題無いです。
今日のお供はチェリエとルメインです。
晴れたら出掛ける約束だったので丁度良いです。
ドアがノックされチェリエとルメインが入ってきました。
「はい!気合い入り過ぎ!化粧が厚い!やり直し!!」
直ぐにダメ出ししました。
顔変わってる!!
怖!!
出掛けるのはもう少し先になりそうです(苦笑)
チェリエが濃い青の袖無しワンピに白のレースのカーディガン。
ルメインはオレンジ色のワンピに首元に長いリボン。
普段のメイクでいざ(やっと)お出掛けです!
あ!酒場の壁は既にぶち抜いてドアが付けられてるそうです。
本当に伯爵家の使用人、仕事早いですな。
ついでなので、カッツェに進捗状況でも聞いていこうとしたら、チェリエとルメインから無言の圧が!?
時間掛かったの君らだからね!
仕方無いのでカッツェはスルーで、後でカリナにでも聞くよ。
ちょっと急ぎ足でグドさんの所へ。
「私がグドさんと会ってる間どうする?近場のお店にでも行ってる?」
「興味有るからついてくわよ。」
「私もですぅ。でも、時間掛かる様なら出掛けようかなぁです。」
「ここからは友人として接してよ?「ミント」で敬語も無し!」
「「分かってる!」」
しつこく言い聞かせて、グドさんのお店に入ります。
今日は正面から堂々と!
ドアを開くと、カランカラン……。
重めの鐘の音がしました。
店内は…………一般的な部屋2つ分位の広さかな?
大きな樽に無造作に剣や槍が入ってたり、壁には種類別に武器が飾られてます。
木のカウンターに木の丸椅子。
うん、これぞファンタジー世界の武器屋!!です。
さ、触ってみたい!!
物珍しくって、3人でキョロキョロしてしまいました。
カウンターの奥からグドさんが顔だけ出して、
「おう、来たんだな。ちょっと待つんだな。」
そう言って、奥からカート(モドキ!)を押して出てきました。
カートには箱が有って、その中に私が頼んだ物が有るみたいです。
「嬢ちゃん、このカートだが凄く便利だな。武器も素材も重い物が多くてよ、運ぶのが大変だったんだな。楽になったんだな。」
取り敢えず、カートはグドさんの太鼓判が貰えました!
凄く嬉しい!
顔が勝手ににやけてしまいます。
「お役に立つものが出来て良かったです!」
「ああ。コレは絶対売れるんだな!」
「ええ!売れますね!」
2人でふひひ(私)ぐひひ(グドさん)と笑います。
後ろでメイド2人が引いてるけど、気にしな~い。
「と、後は奴が来てからなんだな。悪いな、もうすぐ来ると思うんだな。」
「?」
私達以外も呼んでるみたいですね。
誰だろうと思っていたら、カランカランと音がして…………。
「ああ、やっと会えましたね。お久し振りです。ミント。」
うひゃ~!
リュートさん、来ちゃったよ~!!
セバス居ないのに!!
気持ちの良い小春日和です。
し、か、も、待ちに待ったグドさんから連絡が来ました。
ひゃっほ~い♪
早速、出掛ける準備中です!
この日の為に動きやすい服をチクチク作っていたのです。
刺繍もレース編みも飽き気味だったので~。
1から作るのは面倒だったので、この王都にある学園の制服をセバスさんに頼んで取り寄せて貰いました。(マイマネー!!)
男物の1番小さいサイズです。
動きやすい服となれば、ズボンでしょう。
膝の部分からバッサリいかせて貰いました!
布ジョッキン!!
気持ち良い~♪
大きめに折り返してチクチク。
ブレザーの装飾品や刺繍も取っ払って、襟は丸みを持たせて~♪
後ろが燕尾服みたいになってたので、コレもジョッキン!!
臍位の位置になったけど気にしな~い♪
新たな刺繍を施して、ネクタイをリボンに替えたら出来上がり!
ズボンの上から白シャツを出し、ブレザーを羽織って腕捲り。
リボンを結んで、茶色のロングブーツを履きます。
元が制服とは誰も思うまい。ふひひ!
両サイドの髪を少し残して、1つに纏めてアップにしました。
おさげだとグドさんとおそろになっちゃうので。
後はこの前の灰色のフード付きマントを羽織ればOKです。
「まぁ、奥様。とても可愛らしいですわ!作られてる時は余りにもバッサリ切られるので不安でしたけど。」
ふふふ、セリナさんに褒められました。
やったね!
まぁ、この世界だと普通の女性はスカートです。
でも全く居ない訳ではないので問題無いです。
今日のお供はチェリエとルメインです。
晴れたら出掛ける約束だったので丁度良いです。
ドアがノックされチェリエとルメインが入ってきました。
「はい!気合い入り過ぎ!化粧が厚い!やり直し!!」
直ぐにダメ出ししました。
顔変わってる!!
怖!!
出掛けるのはもう少し先になりそうです(苦笑)
チェリエが濃い青の袖無しワンピに白のレースのカーディガン。
ルメインはオレンジ色のワンピに首元に長いリボン。
普段のメイクでいざ(やっと)お出掛けです!
あ!酒場の壁は既にぶち抜いてドアが付けられてるそうです。
本当に伯爵家の使用人、仕事早いですな。
ついでなので、カッツェに進捗状況でも聞いていこうとしたら、チェリエとルメインから無言の圧が!?
時間掛かったの君らだからね!
仕方無いのでカッツェはスルーで、後でカリナにでも聞くよ。
ちょっと急ぎ足でグドさんの所へ。
「私がグドさんと会ってる間どうする?近場のお店にでも行ってる?」
「興味有るからついてくわよ。」
「私もですぅ。でも、時間掛かる様なら出掛けようかなぁです。」
「ここからは友人として接してよ?「ミント」で敬語も無し!」
「「分かってる!」」
しつこく言い聞かせて、グドさんのお店に入ります。
今日は正面から堂々と!
ドアを開くと、カランカラン……。
重めの鐘の音がしました。
店内は…………一般的な部屋2つ分位の広さかな?
大きな樽に無造作に剣や槍が入ってたり、壁には種類別に武器が飾られてます。
木のカウンターに木の丸椅子。
うん、これぞファンタジー世界の武器屋!!です。
さ、触ってみたい!!
物珍しくって、3人でキョロキョロしてしまいました。
カウンターの奥からグドさんが顔だけ出して、
「おう、来たんだな。ちょっと待つんだな。」
そう言って、奥からカート(モドキ!)を押して出てきました。
カートには箱が有って、その中に私が頼んだ物が有るみたいです。
「嬢ちゃん、このカートだが凄く便利だな。武器も素材も重い物が多くてよ、運ぶのが大変だったんだな。楽になったんだな。」
取り敢えず、カートはグドさんの太鼓判が貰えました!
凄く嬉しい!
顔が勝手ににやけてしまいます。
「お役に立つものが出来て良かったです!」
「ああ。コレは絶対売れるんだな!」
「ええ!売れますね!」
2人でふひひ(私)ぐひひ(グドさん)と笑います。
後ろでメイド2人が引いてるけど、気にしな~い。
「と、後は奴が来てからなんだな。悪いな、もうすぐ来ると思うんだな。」
「?」
私達以外も呼んでるみたいですね。
誰だろうと思っていたら、カランカランと音がして…………。
「ああ、やっと会えましたね。お久し振りです。ミント。」
うひゃ~!
リュートさん、来ちゃったよ~!!
セバス居ないのに!!
応援ありがとうございます!
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